引き続き役替わり公演。@新人公演『金色の砂漠』
2016年11月29日 タカラヅカ 花組新人公演『金色の砂漠』観劇。
面白い作品は、新人公演も楽しみになる。初日を観た段階から、こりゃ新公楽しみだー、絶対観たい!と思った。
作品としてもだが、そこにわたしはもうひとつ「別の人が演じるタルハーミネを見たい」という気持ちが痛烈にあった。
かのちゃん演じるタルハーミネが、どうにもダメで。いや、通常はいいんだけど、タルハーミネの心が大きく動く、鍵になる場面の芝居がどうにも苦手で。違和感で水を差されてしまって。
新公のタルハーミネ@みれいちゃんに、めーっちゃ期待していた。
みれいちゃんはうまいからな。実力安定しているし、主人公体質だ。弱い主演なんか押しのけてしまう強さを持つ。これくらいの子でないと、タルハーミネという役はこなせないだろうと思う。
だから最初からタルハーミネ注視するつもりだった、ん、だけど……。
開演前、座席配布のプログラムを見て首をかしげる。
幼少時代のタルハーミネ……?
子どもの役は子役(下級生とか娘役とか)が演じるのがふつうだ。だが『金色の砂漠』では、主人公ギィとヒロインのタルハーミネは、子ども時代もみりおくんとかのちゃん自身が演じている。幼少時代も重要かつ長いので、コレを別の役者にやらせるわけにいかない作りだからだ。(でも他の役は子役が演じているんだよなー。バランス的に変だよなー、本公演。……というのは置く)
なのに、新人公演は主人公とヒロインの幼少時代を別の役者が演じる。本公演と、配役が変更されている。何故?
新公では脚本を変えて、幼少時代は短くまとめられているとか? いや、短いならなおさら、別の役者を立てる必要がナイ。
ではなにか、演出的な意図があるんだろうか??
ウエクミが新公でそこまで自作を変更するとは、わたしには思えなかった。新公で役者が別になっても、がんとして同じモノ(本脚本にあるモノ)を要求するイメージがある。
じゃあどうして、主人公役とヒロイン役の出番を減らすんだろう?
本来ひとりの役者が演じているひとつの役を、ひとりの役者が全部演じるのではなく、別の子と分け合う、っていうのは、ある意味役替わり公演? ダブルキャスト? 前回の新人公演『ME AND MY GIRL』と同じカテゴリだよね?
「わざわざ子ども時代と役を分けるってことは、子ども時代を演じる子を劇団が推したいってことじゃないかな?」
と、つい思ってしまった。
タルハーミネの幼少時代を演じるのは、音くりちゃんだ。『ME AND MY GIRL』で新公ヒロインをした彼女に、続けてヒロインをやらせたかった、ということでは?
『ミーマイ』新公ヒロは、みれいちゃんと音くりちゃんのダブルキャストだった。そして今回、わたしは単純にみれいちゃんヒロインだと思っていたんだけど、何分の一かは音くりちゃんがヒロインじゃないか。役替わり2連発? しかも、本公演にはない役を作ってまで(HPの配役表には、わざわざ新公のみ幼少時代の配役が別欄で作られている)彼女にヒロインをやらせる?
なにそれこわい。
いやその、音くりちゃん苦手なので、配役知ってびびったんす……。
しかしそんなのはわたしのうがち過ぎってやつでしょう。
「幼少時代のギィ役の子は娘役だし推されてる子でもないし、そんな意図はないんじゃない?」
と、花担友人にはさくっと言われてしまった。
そう、「劇団が推したいから、わざわざ役を作った」と勘ぐるなら、ふつーは主人公のギィ役についてだろう。友人はわたしが音くりちゃんについて言っているとは、思わなかったようだ。
そうだよねえ。タカラヅカは男役中心だから、娘役のためにわざわざトップスター役の出番を減らさないよねえ。
わたしがタルハーミネ役にめっちゃこだわっていたせいです、はい。
でもほんとわたし、タルハーミネが役替わりだと当日まで知らなくて。新公配役はとっくに出てたはずだけど、どの組でもそうなんだけどぜんぜんチェックしてないし。
ああそして、新公を観て本当に、何故本公演で幼少時代までみりおくんとかのちゃんが演じているかの意味を思い知ったのですわ……。
面白い作品は、新人公演も楽しみになる。初日を観た段階から、こりゃ新公楽しみだー、絶対観たい!と思った。
作品としてもだが、そこにわたしはもうひとつ「別の人が演じるタルハーミネを見たい」という気持ちが痛烈にあった。
かのちゃん演じるタルハーミネが、どうにもダメで。いや、通常はいいんだけど、タルハーミネの心が大きく動く、鍵になる場面の芝居がどうにも苦手で。違和感で水を差されてしまって。
新公のタルハーミネ@みれいちゃんに、めーっちゃ期待していた。
みれいちゃんはうまいからな。実力安定しているし、主人公体質だ。弱い主演なんか押しのけてしまう強さを持つ。これくらいの子でないと、タルハーミネという役はこなせないだろうと思う。
だから最初からタルハーミネ注視するつもりだった、ん、だけど……。
開演前、座席配布のプログラムを見て首をかしげる。
幼少時代のタルハーミネ……?
子どもの役は子役(下級生とか娘役とか)が演じるのがふつうだ。だが『金色の砂漠』では、主人公ギィとヒロインのタルハーミネは、子ども時代もみりおくんとかのちゃん自身が演じている。幼少時代も重要かつ長いので、コレを別の役者にやらせるわけにいかない作りだからだ。(でも他の役は子役が演じているんだよなー。バランス的に変だよなー、本公演。……というのは置く)
なのに、新人公演は主人公とヒロインの幼少時代を別の役者が演じる。本公演と、配役が変更されている。何故?
新公では脚本を変えて、幼少時代は短くまとめられているとか? いや、短いならなおさら、別の役者を立てる必要がナイ。
ではなにか、演出的な意図があるんだろうか??
ウエクミが新公でそこまで自作を変更するとは、わたしには思えなかった。新公で役者が別になっても、がんとして同じモノ(本脚本にあるモノ)を要求するイメージがある。
じゃあどうして、主人公役とヒロイン役の出番を減らすんだろう?
本来ひとりの役者が演じているひとつの役を、ひとりの役者が全部演じるのではなく、別の子と分け合う、っていうのは、ある意味役替わり公演? ダブルキャスト? 前回の新人公演『ME AND MY GIRL』と同じカテゴリだよね?
「わざわざ子ども時代と役を分けるってことは、子ども時代を演じる子を劇団が推したいってことじゃないかな?」
と、つい思ってしまった。
タルハーミネの幼少時代を演じるのは、音くりちゃんだ。『ME AND MY GIRL』で新公ヒロインをした彼女に、続けてヒロインをやらせたかった、ということでは?
『ミーマイ』新公ヒロは、みれいちゃんと音くりちゃんのダブルキャストだった。そして今回、わたしは単純にみれいちゃんヒロインだと思っていたんだけど、何分の一かは音くりちゃんがヒロインじゃないか。役替わり2連発? しかも、本公演にはない役を作ってまで(HPの配役表には、わざわざ新公のみ幼少時代の配役が別欄で作られている)彼女にヒロインをやらせる?
なにそれこわい。
いやその、音くりちゃん苦手なので、配役知ってびびったんす……。
しかしそんなのはわたしのうがち過ぎってやつでしょう。
「幼少時代のギィ役の子は娘役だし推されてる子でもないし、そんな意図はないんじゃない?」
と、花担友人にはさくっと言われてしまった。
そう、「劇団が推したいから、わざわざ役を作った」と勘ぐるなら、ふつーは主人公のギィ役についてだろう。友人はわたしが音くりちゃんについて言っているとは、思わなかったようだ。
そうだよねえ。タカラヅカは男役中心だから、娘役のためにわざわざトップスター役の出番を減らさないよねえ。
わたしがタルハーミネ役にめっちゃこだわっていたせいです、はい。
でもほんとわたし、タルハーミネが役替わりだと当日まで知らなくて。新公配役はとっくに出てたはずだけど、どの組でもそうなんだけどぜんぜんチェックしてないし。
ああそして、新公を観て本当に、何故本公演で幼少時代までみりおくんとかのちゃんが演じているかの意味を思い知ったのですわ……。
コメント