いざ、ライブ中継初体験。@タカラヅカスペシャル2016
2016年12月24日 タカラヅカ 前置きうだうだ、はじめての『タカスペ』中継。
『るろ剣』中継楽しかったしらくちんだったから、期待期待。『エリザベート』中継はいまいちだったけど、あれは例外的な作品だし。
なんにもしなくても「見るべき人」を映してくれるライブ中継はありがたいはず。『タカスペ』なんて、スターの顔を見ることを目的としたイベントだもん。作品クオリティは問うな、手抜き演出でもなんでも、ただ豪華キャスト出演をありがたがれ、という。
何人出てても関係ない、真ん中のスターさえ映していればOK、と、TCA発売DVDと同じ意識でカメラは動くはず。
そう理解した上で臨んだ、『タカラヅカスペシャル2016~Music Succession to Next~』ライブ中継。
結論から言うと。
面白くなかった。
自分でもびっくりするくらい、楽しめなかった。
いや、「楽しめなかった」わけじゃない。それなりに、楽しかった。
楽しいか楽しくないかと言えば、楽しいでしょう。タカラヅカは楽しいもの。
それなりに楽しいし、つまらないわけでもない……けど、面白くはなかった。
そう、入り込めなかったんだ。
なんかすごく遠くて。
スクリーンがというか、わたしのキモチの場所が。
ぼーっとしているうちに、どんどん時間だけ過ぎていって。
ちょっとよそのことを考えているだけで、ふと気づくとスクリーンに映っている人が変わっていて。あれ、いつの間に?
全編通して、置いて行かれた。
えええ。なんだこれえ?
…………終わったあとに、なにも残ってない。「見た」というだけで、記憶の引っかかりがない。
なんたることだ。
ついに老化が深刻なレベルになったか。
や、年寄りなのもアタマ悪いのも今にはじまったこっちゃない。
原因を探るとすれば、これが、初体験だからだろう。
考えたんだ。
なんでこうも、入れなかったのか。
すっげー遠い気持ちだったのか。
そうわたし、タカラヅカを「映像」で見たことが、ほとんどナイのよ。
なんてこったい。
スカステ加入してもう10年以上経ってるんですが、トップさんのラストディ中継だって10年以上前から見ているわけなんですが。
それでもなお、映像慣れしてないってナニゴト?!
あー、映像自体は見たことある。当然。
ただし。
自分が実際にナマ舞台を観劇したモノに限る。
わたしにとって「舞台映像」というのは、自分が観劇した「思い出の舞台」を「映像という形に残す」というだけのモノだ。
写真をアルバムに貼るようなもの。自分の思い出だからアルバムに貼る。自分が知りもしない人のスナップ写真は貼らないし、そもそも持ってない。
スカステは入っているけど、録画してメディアにダビングするのが楽しいだけで、見てはいない。収集癖のあるヲタクなので、アーカイブ作りが楽しいの。
たまに見ることはあるけど、自分が観劇した作品を、「あのときの感動をもう一度」という感覚で見直すのみ。
観劇したことのない作品は、見ない。
ライブ中継は昔から見てきたけれど、トップさんの『ラストディ』は、東宝千秋楽がナマ観劇出来ないだけで、通常のムラ公演は観ているわけで。ムラと東宝では多少変化があるかもしんないけど、基本、同じ作品。
『るろ剣』以降『ラストディ』以外の千秋楽も中継するようになったけれど、ムラ公演は全組全公演1回は観る、が日常のわたしは、もちろんナマで観ている。
一度もナマ観劇していない公演の映像を見ることは、長く生きてるけど、ほとんど経験がない。
なんかあったっけ……? 記憶にナイ……。
友人の家でイベント的にきゃーきゃー古いビデオとか見ることはあったけど……それはお喋りするために見るようなもので、また別カテゴリだよな……。
ああそうだ、『はばたけ黄金の翼よ』はテレビで見たのが最初だった、さすがにあの時代は知らなくて。
ターコさんがかっこよすぎて奮えたっけ……。
しかし、それ以外を思い出せない。
そして、ショー作品を見た記憶が発掘出来ない。
ひょっとして、はじめてか……? 今回の『タカスペ』が……。
今まで中継を楽しめたのって、ナマ観劇済み作品だったからか。
もうすでに「知っている」から、カメラがどこを映していても気にならなかった。この場面、わたしは後ろを見ていたけれど、カメラは当然トップさんを撮ってるわよねえ。わたしの見ていたモノは映らないわねえ。うん、知ってた、だからあえて真ん中はあきらめて、見たいところを見ていたわ、映像に残らないから。……てな風に、達観していた。
最初から、「他人の目線(カメラ映像)」だと、わたしの少ないのーみそでは、受け止めきれないらしい……!
なんかすごく、「遠い」。アップで映っていても、ピントが合ってないようなもどかしさを感じる。
世界へ入り込めない。
すごく他人ごとっていうか、「お若い方々はいいわねえ、ほほほ」と遠くから眺めているばーさんハートで、一線を引いて眺めている。
なんてこった……。
わたしこんなに、のーみそ退化してるのか……。
若かったらたぶん、環境の変化にも対応出来たと思うの。
はじめて、でも、スイッチ切り替えることが出来ると思うの。
年寄りだから、どうしたらいいかわかんないという。
しょぼん。
出席カードに判だけもらって、とぼとぼ変える遅刻したラジオ体操の朝みたい。
わざわざ来たから出席印だけ押してもらったけど、参加は出来なかったっていうか。
ナニしに来たんだあたし、っていうか。
それでもいちおー、ニュースで流れてる映像見たら「ああ、コレ見たわねー」とは思った。見たのは確かだから、のーみそには書き込まれたみたい。
ただ、心には書き込まれなかったらしい。
わたしには、そっちが問題。
……ナマ観劇してない舞台は、中継見ても無理かもしんない? わたしには?
いやでも、何回か繰り返したら、そのうち慣れるかしら。
年寄りはなかなか切り替わらないからなー。
『るろ剣』中継楽しかったしらくちんだったから、期待期待。『エリザベート』中継はいまいちだったけど、あれは例外的な作品だし。
なんにもしなくても「見るべき人」を映してくれるライブ中継はありがたいはず。『タカスペ』なんて、スターの顔を見ることを目的としたイベントだもん。作品クオリティは問うな、手抜き演出でもなんでも、ただ豪華キャスト出演をありがたがれ、という。
何人出てても関係ない、真ん中のスターさえ映していればOK、と、TCA発売DVDと同じ意識でカメラは動くはず。
そう理解した上で臨んだ、『タカラヅカスペシャル2016~Music Succession to Next~』ライブ中継。
結論から言うと。
面白くなかった。
自分でもびっくりするくらい、楽しめなかった。
いや、「楽しめなかった」わけじゃない。それなりに、楽しかった。
楽しいか楽しくないかと言えば、楽しいでしょう。タカラヅカは楽しいもの。
それなりに楽しいし、つまらないわけでもない……けど、面白くはなかった。
そう、入り込めなかったんだ。
なんかすごく遠くて。
スクリーンがというか、わたしのキモチの場所が。
ぼーっとしているうちに、どんどん時間だけ過ぎていって。
ちょっとよそのことを考えているだけで、ふと気づくとスクリーンに映っている人が変わっていて。あれ、いつの間に?
全編通して、置いて行かれた。
えええ。なんだこれえ?
…………終わったあとに、なにも残ってない。「見た」というだけで、記憶の引っかかりがない。
なんたることだ。
ついに老化が深刻なレベルになったか。
や、年寄りなのもアタマ悪いのも今にはじまったこっちゃない。
原因を探るとすれば、これが、初体験だからだろう。
考えたんだ。
なんでこうも、入れなかったのか。
すっげー遠い気持ちだったのか。
そうわたし、タカラヅカを「映像」で見たことが、ほとんどナイのよ。
なんてこったい。
スカステ加入してもう10年以上経ってるんですが、トップさんのラストディ中継だって10年以上前から見ているわけなんですが。
それでもなお、映像慣れしてないってナニゴト?!
あー、映像自体は見たことある。当然。
ただし。
自分が実際にナマ舞台を観劇したモノに限る。
わたしにとって「舞台映像」というのは、自分が観劇した「思い出の舞台」を「映像という形に残す」というだけのモノだ。
写真をアルバムに貼るようなもの。自分の思い出だからアルバムに貼る。自分が知りもしない人のスナップ写真は貼らないし、そもそも持ってない。
スカステは入っているけど、録画してメディアにダビングするのが楽しいだけで、見てはいない。収集癖のあるヲタクなので、アーカイブ作りが楽しいの。
たまに見ることはあるけど、自分が観劇した作品を、「あのときの感動をもう一度」という感覚で見直すのみ。
観劇したことのない作品は、見ない。
ライブ中継は昔から見てきたけれど、トップさんの『ラストディ』は、東宝千秋楽がナマ観劇出来ないだけで、通常のムラ公演は観ているわけで。ムラと東宝では多少変化があるかもしんないけど、基本、同じ作品。
『るろ剣』以降『ラストディ』以外の千秋楽も中継するようになったけれど、ムラ公演は全組全公演1回は観る、が日常のわたしは、もちろんナマで観ている。
一度もナマ観劇していない公演の映像を見ることは、長く生きてるけど、ほとんど経験がない。
なんかあったっけ……? 記憶にナイ……。
友人の家でイベント的にきゃーきゃー古いビデオとか見ることはあったけど……それはお喋りするために見るようなもので、また別カテゴリだよな……。
ああそうだ、『はばたけ黄金の翼よ』はテレビで見たのが最初だった、さすがにあの時代は知らなくて。
ターコさんがかっこよすぎて奮えたっけ……。
しかし、それ以外を思い出せない。
そして、ショー作品を見た記憶が発掘出来ない。
ひょっとして、はじめてか……? 今回の『タカスペ』が……。
今まで中継を楽しめたのって、ナマ観劇済み作品だったからか。
もうすでに「知っている」から、カメラがどこを映していても気にならなかった。この場面、わたしは後ろを見ていたけれど、カメラは当然トップさんを撮ってるわよねえ。わたしの見ていたモノは映らないわねえ。うん、知ってた、だからあえて真ん中はあきらめて、見たいところを見ていたわ、映像に残らないから。……てな風に、達観していた。
最初から、「他人の目線(カメラ映像)」だと、わたしの少ないのーみそでは、受け止めきれないらしい……!
なんかすごく、「遠い」。アップで映っていても、ピントが合ってないようなもどかしさを感じる。
世界へ入り込めない。
すごく他人ごとっていうか、「お若い方々はいいわねえ、ほほほ」と遠くから眺めているばーさんハートで、一線を引いて眺めている。
なんてこった……。
わたしこんなに、のーみそ退化してるのか……。
若かったらたぶん、環境の変化にも対応出来たと思うの。
はじめて、でも、スイッチ切り替えることが出来ると思うの。
年寄りだから、どうしたらいいかわかんないという。
しょぼん。
出席カードに判だけもらって、とぼとぼ変える遅刻したラジオ体操の朝みたい。
わざわざ来たから出席印だけ押してもらったけど、参加は出来なかったっていうか。
ナニしに来たんだあたし、っていうか。
それでもいちおー、ニュースで流れてる映像見たら「ああ、コレ見たわねー」とは思った。見たのは確かだから、のーみそには書き込まれたみたい。
ただ、心には書き込まれなかったらしい。
わたしには、そっちが問題。
……ナマ観劇してない舞台は、中継見ても無理かもしんない? わたしには?
いやでも、何回か繰り返したら、そのうち慣れるかしら。
年寄りはなかなか切り替わらないからなー。
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