物語り花盛り。@銀河英雄伝説@TAKARAZUKA
2012年9月7日 タカラヅカ 『銀河英雄伝説@TAKARAZUKA』でいちばんわからなかったことは、実はイゼルローン、どうなったの??です。
ちょ……っ、イゼルローン攻略なしかよっ?!!
いつの間にか、終わってる……。
この「いつの間にか」ぶりに、混乱しました(笑)。
フェザーンの人たち、説明してくれてたったけ? すでに3回観たけど、よくわかってない……。
考えてみれば、わたしが原作を読んだのは遙か昔で、なんつーんだ、別の話ばかり読んでいたもので、ナニが公式だったのか、どこまでが原作設定だったのか、かなりアヤしくなってるんですなー(笑)。
グリーンヒルさんの最期って、どうでしたっけ? わたしの脳内では演説カマしてヤンたちの見守るスクリーンの中で自決するんだけど……とーぜんフレデリカも父の最期を、ヤンの後ろで見ている……という。
あれ? これって原作にあった? なんか別のモノ?
なにしろあのころは、二次創作花盛りで。
いろんな人が書いたいろんな『銀英伝』をむさぼり読んだ。腐ったモノ(笑)も、そうでないモノも。
あまりにたくさん読み過ぎて、わけわかんないわー。
カップリングも花盛りでなー。ジャンプ系もびっくり!なくらい、いろんなパターンが存在したな。
わたしはどこへいっても王道・主流派のちょっと外側、マイナー過ぎもしないけどセンターライトも当たらないあたりが好みだった。好みってほんと変わらないね。
とまあ、いろんなドラマやいろんなキャラクタ、いろんな切り口での『銀英伝』を柔軟に楽しんで生きてきたので。
『@TAKARAZUKA』も、どーんと来い!
ナニがあってもおいしくいただけます。
このタカラヅカ版で、いちばん愉快な変更って、オーベルシュタインぢゃないの?(笑)
ラインハルト@かなめ姫を、キルヒアイス@まぁくん、オーベルシュタイン@ともちんで取り合う、三角関係に昇華するとは、思ってなかった。
天使と悪魔はあらゆる創作に登場するテーマだけど……まさか、キルヒとオベ様が、天使と悪魔となっておハルを翻弄するとはなー。
キルヒアイスは原作のイメージを大事に造形されているけど、オーベルシュタイン、あれいいの? 別人やん(笑)。
あんなに体格良くて強そうで、性欲も強そうなオベ様、オベ様ぢゃない!!(笑)
あれがオーベルシュタインじゃないことはわかる、チガウことはわかる。原作とかけ離れすぎだろ。
キャラクタも役割も。
同人誌並に、別人だ。
でもとりあえず、面白いから、いいや。
ともちんはほんと、ヘンタイ役が似合うなああ。あ、ごめん、間違えた、訂正する、ヘンジンだ、ヘンジン。
ヘンジン役が似合うなあ、ともち。
大好きだともちん。
キルヒとオベの関係性が面白いから、ほんとにここを中心に描ければよかったのにね。
せめてトップコンビのお披露目じゃなければなああ。
もう少し、トップ娘役の出番や比重が低くてもよかったろうに。さすがに今回、お披露目だからなああ。
ヒルダ@みりおんの比重を落として、ラインハルトとキルヒアイスを、どーんと深めて描く。
ふたりの友情を阻むモノ……ラインハルトが進む道の「必然」として、オーベルシュタインが存在する。
もともとイケコは情念を書くのは苦手。
出来事は書けても、心理は書けない。
そんな人が、複数視点の歴史物を「とりあえずまとめました」とやっちゃうと、ほんとに人物描写が薄くなる。
だからその打開策として、「主人公・ラインハルトの一人称にする」。
ほんとに一人称にするわけじゃなく、ストーリー説明はフェザーンの人たちが必要だし、同盟側も登場していいんだけど、主軸をラインハルトに固定する。
物語をラインハルトだけにするのではなく、彼の「心の動き」を追う。
なにか出来事がある、その出来事を描写するのではなく、ラインハルトがどう思ったのか、それによってどう変わったのか、どう次の行動につなげるのかを、丁寧に追う。
それだけで、かなりすっきりすると思うんだが。
物語的にも、感情の盛り上がり的にも。
そうするなかで、キルヒアイスとオーベルシュタインは大きくクローズアップされてくるし、ストーリーとしての出番は少なくても、ヤン@ヲヅキの「イメージ」はなにかとラインハルトを圧迫するだろう。
双璧のふたりももう少し出番と比重が上がるだろうしなあ。
ラインハルト側の物語だけに整理されたら、宮廷描写で娘役の出番も作れるかな?
ヒルダはいっそ、狂言回しにするとか。
聡明なフロイラインは、ラインハルトの価値を知り、まだ彼が「金髪の孺子」としか貴族たちに認識されていない頃からずっと彼のことを高く評価し、調べていた、とか。
フェザーンのナレーターさんたちには、彼らしか知り得ない同盟側のこととかを解説してもらって、帝国側のことはヒルダが解説する。
その過程で、彼女がどんどんラインハルトに惹かれていくのがわかる、と。
みりおん歌ウマだから、歌で盛り上げることが出来るし。
クライマックスはもちろん、キルヒアイスの死とラインハルトの慟哭。
とことん盛り上げて。
客席も一緒に号泣するくらい。
ファンが、観客が、「見たい」と思っているモノを、見せてくれよ。
で、あまりに「To Be Continued」な終わりだとぽかーんになるから、たとえ続編やスピンオフの下心があるにせよ、一旦きちんと終わらせるべきだ。
「彼がその誓いを果たすのはこのあと**年後……」みたいなナレーション入れて、いっそ大階段出してマントひるがえすラインハルトを真ん中に立たせて、幕僚たち勢揃いさせて、派手に終わっちゃえ。
そこではじめて、ナレーションしていたヒルダも本舞台に立ち、ラインハルトの後ろに控える。
あ、この娘もそーゆー場所に落ち着くことになるんだ、とナニも知らない観客にも納得させて、完。
なーんて、わたしも二次創作好きですから、いくらでも原作いじってどうこう言えますわん。
オベ様があまりに面白いキャラなんで、もっとキルヒとの色の差を出して楽しめばいいのに、と(笑)。
双璧がもったいなさ過ぎる、とか。
あ、ちなみにわたし、ハル×キルだったんで、ソレは『@TAKARAZUKA』でも変わりません(笑)。
かなめ姫は攻キャラだ、わたし的に!(誰も聞いてない)
ちょ……っ、イゼルローン攻略なしかよっ?!!
いつの間にか、終わってる……。
この「いつの間にか」ぶりに、混乱しました(笑)。
フェザーンの人たち、説明してくれてたったけ? すでに3回観たけど、よくわかってない……。
考えてみれば、わたしが原作を読んだのは遙か昔で、なんつーんだ、別の話ばかり読んでいたもので、ナニが公式だったのか、どこまでが原作設定だったのか、かなりアヤしくなってるんですなー(笑)。
グリーンヒルさんの最期って、どうでしたっけ? わたしの脳内では演説カマしてヤンたちの見守るスクリーンの中で自決するんだけど……とーぜんフレデリカも父の最期を、ヤンの後ろで見ている……という。
あれ? これって原作にあった? なんか別のモノ?
なにしろあのころは、二次創作花盛りで。
いろんな人が書いたいろんな『銀英伝』をむさぼり読んだ。腐ったモノ(笑)も、そうでないモノも。
あまりにたくさん読み過ぎて、わけわかんないわー。
カップリングも花盛りでなー。ジャンプ系もびっくり!なくらい、いろんなパターンが存在したな。
わたしはどこへいっても王道・主流派のちょっと外側、マイナー過ぎもしないけどセンターライトも当たらないあたりが好みだった。好みってほんと変わらないね。
とまあ、いろんなドラマやいろんなキャラクタ、いろんな切り口での『銀英伝』を柔軟に楽しんで生きてきたので。
『@TAKARAZUKA』も、どーんと来い!
ナニがあってもおいしくいただけます。
このタカラヅカ版で、いちばん愉快な変更って、オーベルシュタインぢゃないの?(笑)
ラインハルト@かなめ姫を、キルヒアイス@まぁくん、オーベルシュタイン@ともちんで取り合う、三角関係に昇華するとは、思ってなかった。
天使と悪魔はあらゆる創作に登場するテーマだけど……まさか、キルヒとオベ様が、天使と悪魔となっておハルを翻弄するとはなー。
キルヒアイスは原作のイメージを大事に造形されているけど、オーベルシュタイン、あれいいの? 別人やん(笑)。
あんなに体格良くて強そうで、性欲も強そうなオベ様、オベ様ぢゃない!!(笑)
あれがオーベルシュタインじゃないことはわかる、チガウことはわかる。原作とかけ離れすぎだろ。
キャラクタも役割も。
同人誌並に、別人だ。
でもとりあえず、面白いから、いいや。
ともちんはほんと、ヘンタイ役が似合うなああ。あ、ごめん、間違えた、訂正する、ヘンジンだ、ヘンジン。
ヘンジン役が似合うなあ、ともち。
大好きだともちん。
キルヒとオベの関係性が面白いから、ほんとにここを中心に描ければよかったのにね。
せめてトップコンビのお披露目じゃなければなああ。
もう少し、トップ娘役の出番や比重が低くてもよかったろうに。さすがに今回、お披露目だからなああ。
ヒルダ@みりおんの比重を落として、ラインハルトとキルヒアイスを、どーんと深めて描く。
ふたりの友情を阻むモノ……ラインハルトが進む道の「必然」として、オーベルシュタインが存在する。
もともとイケコは情念を書くのは苦手。
出来事は書けても、心理は書けない。
そんな人が、複数視点の歴史物を「とりあえずまとめました」とやっちゃうと、ほんとに人物描写が薄くなる。
だからその打開策として、「主人公・ラインハルトの一人称にする」。
ほんとに一人称にするわけじゃなく、ストーリー説明はフェザーンの人たちが必要だし、同盟側も登場していいんだけど、主軸をラインハルトに固定する。
物語をラインハルトだけにするのではなく、彼の「心の動き」を追う。
なにか出来事がある、その出来事を描写するのではなく、ラインハルトがどう思ったのか、それによってどう変わったのか、どう次の行動につなげるのかを、丁寧に追う。
それだけで、かなりすっきりすると思うんだが。
物語的にも、感情の盛り上がり的にも。
そうするなかで、キルヒアイスとオーベルシュタインは大きくクローズアップされてくるし、ストーリーとしての出番は少なくても、ヤン@ヲヅキの「イメージ」はなにかとラインハルトを圧迫するだろう。
双璧のふたりももう少し出番と比重が上がるだろうしなあ。
ラインハルト側の物語だけに整理されたら、宮廷描写で娘役の出番も作れるかな?
ヒルダはいっそ、狂言回しにするとか。
聡明なフロイラインは、ラインハルトの価値を知り、まだ彼が「金髪の孺子」としか貴族たちに認識されていない頃からずっと彼のことを高く評価し、調べていた、とか。
フェザーンのナレーターさんたちには、彼らしか知り得ない同盟側のこととかを解説してもらって、帝国側のことはヒルダが解説する。
その過程で、彼女がどんどんラインハルトに惹かれていくのがわかる、と。
みりおん歌ウマだから、歌で盛り上げることが出来るし。
クライマックスはもちろん、キルヒアイスの死とラインハルトの慟哭。
とことん盛り上げて。
客席も一緒に号泣するくらい。
ファンが、観客が、「見たい」と思っているモノを、見せてくれよ。
で、あまりに「To Be Continued」な終わりだとぽかーんになるから、たとえ続編やスピンオフの下心があるにせよ、一旦きちんと終わらせるべきだ。
「彼がその誓いを果たすのはこのあと**年後……」みたいなナレーション入れて、いっそ大階段出してマントひるがえすラインハルトを真ん中に立たせて、幕僚たち勢揃いさせて、派手に終わっちゃえ。
そこではじめて、ナレーションしていたヒルダも本舞台に立ち、ラインハルトの後ろに控える。
あ、この娘もそーゆー場所に落ち着くことになるんだ、とナニも知らない観客にも納得させて、完。
なーんて、わたしも二次創作好きですから、いくらでも原作いじってどうこう言えますわん。
オベ様があまりに面白いキャラなんで、もっとキルヒとの色の差を出して楽しめばいいのに、と(笑)。
双璧がもったいなさ過ぎる、とか。
あ、ちなみにわたし、ハル×キルだったんで、ソレは『@TAKARAZUKA』でも変わりません(笑)。
かなめ姫は攻キャラだ、わたし的に!(誰も聞いてない)