彼らは素敵な漫才師。
2007年1月13日 タカラヅカ 植爺の自称コメディ『パリの空よりも高く』を遠く眺めながら、心は別のことを考える。
ゆーひでコメディ、ゆーひでお笑いモノ、というと。
『血と砂』を思い出す。
物語のトンデモさはともかく、とにかくドシリアスで大悲劇だったあの『血と砂』。
主人公が死ぬのはとーぜん、主要キャラも皆殺し状態、生き残った者も生き地獄必至の究極悲劇作品なのにお笑いとゆーキーワードで思い出す。
ええ。
W主演のケロとゆーひが、日替わり漫才をやっていたから。
幕が下りたあとの挨拶で。
ケロゆひは毎日毎回、漫才やりーの一発ギャグやりーのと、飛ばしまくっていた。
カーテンコールの挨拶は主演者がつとめる。通常主演はひとりだから、漫才はできない。ふつーに挨拶するのみ。
だが、W主演ならふたりが挨拶することになる。ふたりで掛け合いができる。
そうか、W主演の場合は、日替わりで漫才をするものなんだわ!
そう、思い込んだよ。
主演がふたりだとオイシイなー、幕が下りたあともおたのしみがあるわけかー、わくわく。
おかげで、その後に観た他の人たちのW主演作品で漫才がなくて、ひどく落胆した。
ええっ、なんで漫才しないの?! 主演ふたりが「本日は」「ご観劇」「(声を合わせて)ありがとうございました!」で終わりなんて、そんなバカな!
芝居の台詞を使って寸劇したり、ポーズ決めたり、なにかしらネタを披露するのがW主演の挨拶なんじゃないのおおぉぉ?!!
……誤解でした。
「W主演は日替わりで漫才披露」って、そんなルールはなかったです。はい。
しょぼん。
アレはケロゆひだからだったんだ……。
カテコ挨拶で次はなにをやってくれるのか、それもたのしみにしてバウホールへ通ったわ。
その直後の大劇場公演『ガイズ&ドールズ』でも、ケロゆひは毎日アドリブでじゃれてたしなー。
「日替わりギャグ」を堪能するのがケロゆひクオリティ。
それまでもクールなイメージのあるゆーひくんだったが、当時はなんか吹っ切れたかのよーな、素敵な体当たりのコメディアンぶりだった……。
そして今。
『パリの空よりも高く』が笑えないのがつらい。
や、その、ファン的にな。……植爺め……。
ゆーひでコメディ、ゆーひでお笑いモノ、というと。
『血と砂』を思い出す。
物語のトンデモさはともかく、とにかくドシリアスで大悲劇だったあの『血と砂』。
主人公が死ぬのはとーぜん、主要キャラも皆殺し状態、生き残った者も生き地獄必至の究極悲劇作品なのにお笑いとゆーキーワードで思い出す。
ええ。
W主演のケロとゆーひが、日替わり漫才をやっていたから。
幕が下りたあとの挨拶で。
ケロゆひは毎日毎回、漫才やりーの一発ギャグやりーのと、飛ばしまくっていた。
カーテンコールの挨拶は主演者がつとめる。通常主演はひとりだから、漫才はできない。ふつーに挨拶するのみ。
だが、W主演ならふたりが挨拶することになる。ふたりで掛け合いができる。
そうか、W主演の場合は、日替わりで漫才をするものなんだわ!
そう、思い込んだよ。
主演がふたりだとオイシイなー、幕が下りたあともおたのしみがあるわけかー、わくわく。
おかげで、その後に観た他の人たちのW主演作品で漫才がなくて、ひどく落胆した。
ええっ、なんで漫才しないの?! 主演ふたりが「本日は」「ご観劇」「(声を合わせて)ありがとうございました!」で終わりなんて、そんなバカな!
芝居の台詞を使って寸劇したり、ポーズ決めたり、なにかしらネタを披露するのがW主演の挨拶なんじゃないのおおぉぉ?!!
……誤解でした。
「W主演は日替わりで漫才披露」って、そんなルールはなかったです。はい。
しょぼん。
アレはケロゆひだからだったんだ……。
カテコ挨拶で次はなにをやってくれるのか、それもたのしみにしてバウホールへ通ったわ。
その直後の大劇場公演『ガイズ&ドールズ』でも、ケロゆひは毎日アドリブでじゃれてたしなー。
「日替わりギャグ」を堪能するのがケロゆひクオリティ。
それまでもクールなイメージのあるゆーひくんだったが、当時はなんか吹っ切れたかのよーな、素敵な体当たりのコメディアンぶりだった……。
そして今。
『パリの空よりも高く』が笑えないのがつらい。
や、その、ファン的にな。……植爺め……。