まっつと『TUXEDO JAZZ』その3。
2007年4月11日 タカラヅカ まだ続いてます、まっつ語り。
……読んでる人、いるんだろうか。
★★こあらった目線の、見どころまっつ。★★
『TUXEDO JAZZ』その3。
気怠い大人の雰囲気ではじまる「ナイト・ジャズ」。
まっつは中央大セリを使ったジャズ・バーの中にいる。白スーツの男たち、下手からふたり目。帽子をテーブルに置いて、同じ白スーツのかりやんと飲んでいる。あとから現れるのは王子。上手テーブルにも同じ衣装の男たちがいるが、帽子をかぶっているので顔は見えない。(見てない、が正しい。まっつガン見中)
まっつの前に現れる人たちは目に入る。だから、世にも珍しい大伴さんのソロダンスも初日から見ていたし、ハッチ組長のソロも視認済み。
……なのに、壮くんのセリ上がりは見ていない。だって下手花道のセリなんだもん。まっつ見てると気づかないよ、そんなとこに出て来てんの。
歌声が聞こえてはじめて、壮くんがいることを知る。
銀橋の壮くんは、どえりゃあかっこいい。この1シーンがあるだけで、他は全部吹っ飛ぶくらいに。
歌も声もダイスキだ。
しかし。
ソレは目の端に入るのみで、結局まっつのかっこよさに見惚れている。
白スーツ+帽子のまっつ!!
全編通していちばんかっこいいよね。ここがいちばんオトコマエだよね。
壮くん登場あたりから、バーの男たちは店を出てそれぞれ本舞台でキメ、壮くんが銀橋センターでキメキメしてるときに銀橋へ出てくる。
まっつは下手先頭きって銀橋へ、壮くんの下手横にたどり着く。
脇ファンやってると、「銀橋を先頭きって歩く」ということに過剰に反応してしまう。『ドルチェ・ヴィータ!』でケロが下手先頭で銀橋に出てきたとき、それだけで号泣したもんな。先頭にしない選択肢だっていくらでもあるのに、あえて先頭にしてくれたんだとわかるから。
まっつもなんか立ち位置がいい。今までではありえないところにいる。グループで移動するとき必ず先頭をきるように配置されていることも、大勢口でもセンターにいるスターの後ろに立つようにされていることも。
ささやかだけど、ひとつひとつがとてもうれしい。
銀橋で踊る白スーツの男たちの美しさ。
壮くんの美貌が正しく開花。
なんだよ、シリアスでもイケんじゃん壮一帆。(壮くんをなんだと思って……)
まっつガン見基本だが、東宝4列目で観劇していたとき、つい目の前にいたふみかを眺めてたら、ウインクされたなー。わわわ。
ふみかにはこのあと、ブルーのロングコートのときにも再度ウインクをもらった。こっちのウインクは音がしそーなくらい派手なヤツ……ふみか、わたしをオトそうとしている?!(うろたえ)
まっつは見てくれないよなー。
なんとなく目線は来ている気はするんだが。はっきりと「今彼、わたしを見たわ!」てな感じはしない。ムラの0列に坐ったときがいちばん「なんとなく目線」が来た気はするが。(今回緑野、かなり散財してます、びんぼー一直線)
本舞台中央に白スーツ(ポスターバージョン)の寿美礼サマがせり上がってくるのに合わせて、銀橋の男たちも本舞台へ戻る。
寿美礼サマの斜め後ろ下手側がまっつ位置、対の上手は壮くん。
「アンタッチャブル」の黒スーツまっつはクール、「ナイト・ジャズ」の白スーツまっつもクールはクールだけど激しいの。冷えてない。
その差がいいんだ。
かっこいい〜〜。まっつなのにかっこいい〜〜。なんかソレって落ち着かない〜〜。(ヲイ)
寿美礼サマ中心にどんどん温度が上がり、上がりきる前に白スーツ男たちは消える。寿美礼サマの「現実」である男たちが消え、それと入れ替わりに「幻想」の女たち男たちが現れるのな。
次に白スーツまっつが登場するのはカオスシーン。
彩音ちゃんを失った寿美礼サマのもとへわらわら現れるところ。毒の美女@みわっちが妖艶に嗤うあの場面ね。
まっつのポジは「歌手」。渦となったカオスシーンだけど、歌手とダンサーにポジション分けしてあるから。
寿美礼サマの斜め後ろあたりで歌いまくっている。一緒にいるのはいちか。
まっつも狂気っぷりが上がっている。
最初のうちはわりと淡白に声を合わせているんだけど、寿美礼サマがカオスをたのしむようになってからはなんか突き抜けたみたいだ。
コーラスのなか、ときおりまっつの声がぽんと耳に飛び込んでくる。あ、歌ってる。カオスのひとりとして、歌ってるんだ。
客席に背を向ける勢いで、エビ反りして歌い上げてますよ。
このショーで、まっつは「きれいな歌」しか歌わせてもらっていない。
小さくまとまって「きれい」なのは、まっつの持ち味であり、限界であるのかもしれない。「ヨゴレ」部分は彼には与えられないの。
「役割」が決められているのがオギーショーだから、今回は「きれいな部分」だけと役割分担されているだけかもしれないが……「ヨゴレ」を歌うまっつも見てみたかった。
歌えるのかどうか、殻を破れるのかどうか、見極めたかった気もする。(で、ヘコんでいそうな気も……ゲフンゲフン)
渦が巻きはじめるとまっつも移動する。初日はわからなかったが、舞台中央よりちょい下手奧を芯とする渦(ダンサーチーム)の周りを、時計回りにぐるりと一周しているんだな。
そして上手奧の袖の手前あたりに着地。
「♪止めた時計の針……」と歌うオサ様を見守ったあと、上手袖へ消える。
次の狂乱には、参加していない。
同じ白スーツチーム(壮くん他)がみんな残っているから、まっつもいそうに見えるけれど、実はもういないの。
まっつは「きれい」担当だから。「夢」や「愛」を歌う人だから。
真の狂気には存在していないの。
で、フィナーレ突入。
……どうしよう……まだ終わらないなんて……。2日分くらいのテキスト量のつもりだったのに。
……読んでる人、いるんだろうか。
★★こあらった目線の、見どころまっつ。★★
『TUXEDO JAZZ』その3。
気怠い大人の雰囲気ではじまる「ナイト・ジャズ」。
まっつは中央大セリを使ったジャズ・バーの中にいる。白スーツの男たち、下手からふたり目。帽子をテーブルに置いて、同じ白スーツのかりやんと飲んでいる。あとから現れるのは王子。上手テーブルにも同じ衣装の男たちがいるが、帽子をかぶっているので顔は見えない。(見てない、が正しい。まっつガン見中)
まっつの前に現れる人たちは目に入る。だから、世にも珍しい大伴さんのソロダンスも初日から見ていたし、ハッチ組長のソロも視認済み。
……なのに、壮くんのセリ上がりは見ていない。だって下手花道のセリなんだもん。まっつ見てると気づかないよ、そんなとこに出て来てんの。
歌声が聞こえてはじめて、壮くんがいることを知る。
銀橋の壮くんは、どえりゃあかっこいい。この1シーンがあるだけで、他は全部吹っ飛ぶくらいに。
歌も声もダイスキだ。
しかし。
ソレは目の端に入るのみで、結局まっつのかっこよさに見惚れている。
白スーツ+帽子のまっつ!!
全編通していちばんかっこいいよね。ここがいちばんオトコマエだよね。
壮くん登場あたりから、バーの男たちは店を出てそれぞれ本舞台でキメ、壮くんが銀橋センターでキメキメしてるときに銀橋へ出てくる。
まっつは下手先頭きって銀橋へ、壮くんの下手横にたどり着く。
脇ファンやってると、「銀橋を先頭きって歩く」ということに過剰に反応してしまう。『ドルチェ・ヴィータ!』でケロが下手先頭で銀橋に出てきたとき、それだけで号泣したもんな。先頭にしない選択肢だっていくらでもあるのに、あえて先頭にしてくれたんだとわかるから。
まっつもなんか立ち位置がいい。今までではありえないところにいる。グループで移動するとき必ず先頭をきるように配置されていることも、大勢口でもセンターにいるスターの後ろに立つようにされていることも。
ささやかだけど、ひとつひとつがとてもうれしい。
銀橋で踊る白スーツの男たちの美しさ。
壮くんの美貌が正しく開花。
なんだよ、シリアスでもイケんじゃん壮一帆。(壮くんをなんだと思って……)
まっつガン見基本だが、東宝4列目で観劇していたとき、つい目の前にいたふみかを眺めてたら、ウインクされたなー。わわわ。
ふみかにはこのあと、ブルーのロングコートのときにも再度ウインクをもらった。こっちのウインクは音がしそーなくらい派手なヤツ……ふみか、わたしをオトそうとしている?!(うろたえ)
まっつは見てくれないよなー。
なんとなく目線は来ている気はするんだが。はっきりと「今彼、わたしを見たわ!」てな感じはしない。ムラの0列に坐ったときがいちばん「なんとなく目線」が来た気はするが。(今回緑野、かなり散財してます、びんぼー一直線)
本舞台中央に白スーツ(ポスターバージョン)の寿美礼サマがせり上がってくるのに合わせて、銀橋の男たちも本舞台へ戻る。
寿美礼サマの斜め後ろ下手側がまっつ位置、対の上手は壮くん。
「アンタッチャブル」の黒スーツまっつはクール、「ナイト・ジャズ」の白スーツまっつもクールはクールだけど激しいの。冷えてない。
その差がいいんだ。
かっこいい〜〜。まっつなのにかっこいい〜〜。なんかソレって落ち着かない〜〜。(ヲイ)
寿美礼サマ中心にどんどん温度が上がり、上がりきる前に白スーツ男たちは消える。寿美礼サマの「現実」である男たちが消え、それと入れ替わりに「幻想」の女たち男たちが現れるのな。
次に白スーツまっつが登場するのはカオスシーン。
彩音ちゃんを失った寿美礼サマのもとへわらわら現れるところ。毒の美女@みわっちが妖艶に嗤うあの場面ね。
まっつのポジは「歌手」。渦となったカオスシーンだけど、歌手とダンサーにポジション分けしてあるから。
寿美礼サマの斜め後ろあたりで歌いまくっている。一緒にいるのはいちか。
まっつも狂気っぷりが上がっている。
最初のうちはわりと淡白に声を合わせているんだけど、寿美礼サマがカオスをたのしむようになってからはなんか突き抜けたみたいだ。
コーラスのなか、ときおりまっつの声がぽんと耳に飛び込んでくる。あ、歌ってる。カオスのひとりとして、歌ってるんだ。
客席に背を向ける勢いで、エビ反りして歌い上げてますよ。
このショーで、まっつは「きれいな歌」しか歌わせてもらっていない。
小さくまとまって「きれい」なのは、まっつの持ち味であり、限界であるのかもしれない。「ヨゴレ」部分は彼には与えられないの。
「役割」が決められているのがオギーショーだから、今回は「きれいな部分」だけと役割分担されているだけかもしれないが……「ヨゴレ」を歌うまっつも見てみたかった。
歌えるのかどうか、殻を破れるのかどうか、見極めたかった気もする。(で、ヘコんでいそうな気も……ゲフンゲフン)
渦が巻きはじめるとまっつも移動する。初日はわからなかったが、舞台中央よりちょい下手奧を芯とする渦(ダンサーチーム)の周りを、時計回りにぐるりと一周しているんだな。
そして上手奧の袖の手前あたりに着地。
「♪止めた時計の針……」と歌うオサ様を見守ったあと、上手袖へ消える。
次の狂乱には、参加していない。
同じ白スーツチーム(壮くん他)がみんな残っているから、まっつもいそうに見えるけれど、実はもういないの。
まっつは「きれい」担当だから。「夢」や「愛」を歌う人だから。
真の狂気には存在していないの。
で、フィナーレ突入。
……どうしよう……まだ終わらないなんて……。2日分くらいのテキスト量のつもりだったのに。