朝のスカステニュースを見て、いそいそと「宝塚GRAPH」2011年1月号を買いに、近所の書店へ行きました。

 「GRAPH」の発売日を忘れて久しいですが(キャトレへ行ってはじめて「あ、出てる」と認識する程度)、今回は「新生雪組」を意識して待ちわびてました。

 ちぎ&まさお、美しー!!

 表紙の美人さんコンビにドッキドキですわ。
 ちぎくんはほんとに端正。よくぞここまでってくらい整った美形。
 まさおくんは、デフォルト装備で瞳が潤んでて、ウケる(笑)。ナニその必殺技。ちぎと見開きで脚絡めてるとこ以外は、みんな瞳うるうるって、すごすぎ。この瞳が狙ってできるなら、どんどん極めて欲しい。

 この美しいふたりが存分に輝ける舞台を観たいと、心から思い、また、今後が楽しみだと思う。

 でもってこの美形の片方、ちぎくんが雪組2番手。
 わたしのご贔屓のいる組の2番手さんなんだ。うわー、あらためて考えるとテンション上がるなー。

 てことで、わたしのお目当てはもちろんまっつまっつ、我がご贔屓さんの記事であります。


 きらきらキムくんと、超美形ちぎくんと一緒に写る……。
 すげーハードル高い話だなヲイと、3人写りだと聞いたときは思いました。
 「雪組新トップ音月桂特集」

 雪組1・2・3とゆー意味なんでしょう、このトリオの写真を最初に見たときの最初の感想は。

 よかった、ふつーだ。

 いやその、美人なふたりに比べ我がご贔屓だけあきらかに失敗していたり、老けていたりしたら、つらいぢゃないですか。バリ路線人生のふたりに比べ撮影慣れしてないし、実際ひとりだけ年上なわけだし。キムちぎが同い年で、まっつは2つ上だっけ?(ジェンヌはフェアリーです、年齢などありません)

 でもよかった、ふつーだ。ひとりだけあきらかに変!って感じぢゃないっ。
 てゆーかさ、すごくない? この美人なふたりと並んで「ふつー」って。
 ああ、まっつってほんとに美人さんなのかもだわ!!

 や、わたしの目にはオールウェイズ美人さんですが、世間的にどうなのかわかってなくて(笑)。

 んで、個別撮影でキムくんを語っているとこのまっつ写真は、マジにきれいだし。
 まっつのいかにもまっつな顔で、とてもきれい。

 雪組1・2・3つってもまあ、まっつの場合は「3番目」ってやつなんだろうけど、それでも今こうして雪組の3番手格で『タカラヅカスペシャル2010』のプログラムや「GRAPH」に載っているのはうれしい。
 まだ実際の舞台(本公演)観てないからわかんないにしろ。

 そんでもって、まっつのキムくんへの呼び方は「ケイ」なんだ。

 その昔、「TAKARAZUKA REVUE 2007」とゆー雑誌において、まっつがキムくんを「桂」呼びしていた。
 そのときはなんとなく、「芸名でそのまま呼んでるなんて、ほんとに親しくないんだな」と思った。
 んでそのあとになってふと、「あ、桂って考えてみりゃキムの本名じゃん」と気付いた。

 まっつって、キムのファーストネーム呼び捨てにしてるんだ。

 と思うとなんか突然、萌えましたね(笑)。
 特に接点もなさそうで、仲良くもなさそうなのに、本名のファーストネーム呼び捨て。
 また雑誌の表記も良かったのよ、なんの愛想もなく「桂」って漢字で書かれてて。
 カナで「ケイ」にすると愛称っぽいけど、漢字だとまさに「名前」って感じでしょ?
 名字さん付け<名字呼び捨て<愛称=名前ちゃん付け<名前呼び捨て の順で親密感が増すというか。
 沖田くんが最期の瞬間に「ナッキー」ではなく「尚子」と呼ぶことに萌えたよーに(笑)、名前を漢字で呼び捨て表記はイイですなっ。

 とはいえ、キムまつはわたしの興味の範囲外だったので(笑)、当時はそれでスルーしてましたが。

 そうか、なまじ親しくなかったおかげで、まっつはずーーっとキムのことは音楽学校時代と同じ、芸名のなかった頃と同じ呼び方なんだ。

 と、キムまっつゆめみの同期鼎談を読んで思った。
 ゆめみちゃんはキムをキムと呼び、まっつはケイと呼ぶ。

 考えてみりゃ、わたしだって最初はキムを「桂ちゃん」と呼んでいた。彼が抜擢・注目されはじめた頃。今はなき、花の道沿いの仮設店舗(震災であのあたりの店舗が全壊していたため)の2階に貼ってあったプリクラシールの美少年ぶりに注目して以来。
 それがあるときから「音月桂の愛称はキムになりました」と発表され、違和感はあったが大衆に従い切り替えた。
 愛称は上級生とかぶってはいけないから、新参者が変更するしかないんだよね? それで「ケイ」は使えなかったと聞いたおぼえがある。

 でもそもそもは本名からきた「ケイ」が愛称だった……。(キムも本名からきてるけどさ・笑)

 ゆめみちゃんもきっと、昔はケイって呼んでたんだろう。でも同じ雪組で「愛称変更する」にも立ち会って、ずーっと一緒にいたから呼び方はキムになった。
 一方、まったく親しくなくて一緒にいなくて、そしてマイペース(笑)なまっつは、世の中がどうあれ最初のケイ呼びのまま通していた。
 07レビュー本のときは、ケイは公式愛称ではなかったために、漢字表記。

 そして、晴れてキムはトップスター。しかも雪組で組長の次の上級生。誰とも愛称かぶりを心配しなくてイイ。

 つーことで、昔の呼び方が復活したのか。
 ちぎくんも「ケイさん」呼びしてるー。

 カタカナ表記だから愛称認定なんだねええ。芸名をそのまま呼んでいるという設定ではなく。

 これから世間的にもキムの呼び方は変わるんだろうか? ……タニちゃんの悠河さん呼びは定着しなかったけどなぁ。

 
 それはともかく、まっつファンとして、キムくんがあちこちで「まっつウェルカム!」という意味のことを、言葉にして発してくれるのがうれしいです。スカステでも、こういう誌面でも。
 なんつーんだ、「居場所」を作ってくれているというか。

 いちばん外側の外側にいる、遠い遠いところでやきもきしている1ファンでしかない身としては、ジェンヌさんたちのことなんてほんとのとこわかんない。
 ナニが起こっているかなんてわかんない。

 だから、わたしにわかるところで、わかるカタチで、こうやって「ウェルカム!」「まっつが来てくれてうれしい」と言ってもらえると、すごく安心する。うれしくなる。
 素直に、ありがたいと思う。
 そうやってファンを安心させてくれるキムくんの心遣いに感謝する。

 ああそして、まっつがたのしそうなのが、ただもおうれしい。
 鼎談のまっつの最後の台詞は「一番になろう!(笑)」ですよ、ナニそのテンション。
 『タカラヅカスペシャル2010』でイイ笑顔で踊っていた姿とか思い出してね。
 彼は前へ進んでいるんだなと思う。

 ……んで、巻末の「はみだしSHOT」のなさけないカオがまた……(笑)。

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