真矢みきの美貌はハンパねぇなと思いました。

 『ハウ・トゥー・サクシード』制作発表会、初演キャストからのビデオレターを見て。

 バウホールの舞台に、大きなスクリーンが設置され、そこに映像が映し出されるわけですよ。
 ミキちゃん、純名、タモさん、タータン、ガイチ、あきちゃん、オサ様、コム姫……だっけ。
 この中ではミキちゃんがいちばん年長なのかな? 実年齢と学年の関係性、すでに忘却の彼方なんだけど。
 なのにいちばん美しいのは、間違いなくミキちゃんだー。
 初演『H2$』の映像も流れたけど、ミキちゃん、若返ってる……。
 フィンチ@ミキちゃんは、けっこうシワが……目の下とか……ハードだったんだろうなあ、トップスター人生。

 OGの中では若いはずのオサ様とコム姫がなかなか微妙な映像写りで、77期ファンとしてはちと微妙だったり(笑)。

 さて、このビデオレターを見ている間は、出演者は上手側下手側に別れて坐っているわけなんだけど。
 上手側がキムみみヲヅキ澄夫ちゃん、下手側がちぎまっつコマ。

 ヲヅキ可哀想。と思った(笑)。

 新婚カップルと同席してしまった独り身男。
 隣のみみちゃん、キムしか見てねええ(笑)。
 キムみみがふたりでくすくすやっている横で、ヲヅキさんは直立不動。反対側の隣が先生だからヘタに話しかけられないのか、孤高にいらっしゃいます。

 そしてまた、ヲヅキ氏の坐り方が。

 素顔のトーク番組ならば、男役でも女性である。しかし、ヅカメイクをして、しかもコスプレとかじゃないスーツ姿というリアル男性な格好で、どう過ごせばいいのか。居住まいの難しさハンパない。『ガラスの仮面』の「若草物語」のオーディション場面とか思い出しちゃったよ(笑)。

 ええ、スーツ姿の男6人(ひとりは酒井せんせですが)で、ただひとり膝をぴっちり揃え、女子坐りをしているヲヅキさん。
 スーツ姿の男6人(だから、ひとりは酒井せんせ)で、もっとも男らしい姿の、ヲヅキさん。

 このギャップ……(笑)。

 ちなみに、もっとも自然に男らしい坐り方をしているのは、まっつでした。

 まっつ……膝も足も開いてる……。

 他のみんなは膝は閉じてない+足を閉じる感じにしてるんですね。男役がよくやる、完全に男でもないけど女らしくない坐り方。
 ただひとりまっつだけ、膝も足も開いた完全な男坐り。ヲヅキさんだけが膝も足もぴったり閉じた女子坐り。そして、このふたりのおっさん度は、極めて高い。

 際立っておっさんなふたりがとても対照的で、ひそかにウケてました。

 で、まっつは隣のちぎくんとなにやらひそひそくすくすやっていて、とても眼福だったです。
 ええ、ビデオレターは所詮映像のビデオレターを見るモノではなく、それを見ているナマのスターたちを見るモノでしょう?
 まっつの横顔スキーとしては、これだけ長いまとまった時間ずーっと横顔を見られるなんて幸福です。

 
 そのあと、マスコミ関係者からの質疑応答……なんだけど、浜村淳オンリーステージ。ひとりで時間フルに使っちゃって、他の記者が質問する時間がなかったという。
 浜村淳が客席にいることは気付いてたけど、あの人は「マスコミ」の人だったのか。肩書きは「毎日放送の浜村淳」だった。
 さすがに彼ひとりで質疑応答を終わらせたらそれは「マスコミ関係者の質疑応答コーナー」ではなく、「浜村淳のパフォーマンスコーナー」になってしまうので、無理矢理もうひとり、「月刊ミュージカル」さんかな、記者さんの質問を入れて、制作発表は終了になった。ミュージカルの記者さんは出演者全員への質問で、実に空気の読める人だった(笑)。

 さてその浜村淳パフォーマンスコーナー。
 人の話を聞くというより、自分が喋る、ツッコミを入れる、ことを主眼とした自己主張の場なので、トークの誘導っぷりがすごいです。
 自分がした質問に対し、相手の答えを誘導するのね、自分の思い通りに。勝手に話をまとめたり、決めつけたり。
 酒井先生はうまく喋れない人だからしどろもどろ、ちゃんとした答えを出せないままに、勝手に浜村淳にまとめられて終了。
 「初演と変わった場面はありますか」「ありますけど……」「企業秘密で教えられない、そうですね」「いや、あの、少しぐらいは……」「コーヒーブレイクの群舞はありますか」「はい、ありますけど、振付が……」「あるんですね!」「いやそのだから、あるけど、振付を新しく……」みたいな。
 澄夫ちゃんに喋らせてやれよ!!(笑) 新しい場面、澄夫ちゃんはもっと喋りたそうだったのに、浜村淳が流してしまった。アンタなんのために質問してんのよー。フィンチと社長の場面が新しくなった? つっこんで欲しいところをスルーされて、ストレス(笑)。

 そして、浜村淳の次のターゲットは、バド@ちぎ。
 ちぎに質問したかったというよりは、バドというキャラがいじりやすいため、パフォーマンスしやすいという判断か。ちぎくんは真面目に答えているんだけど、浜村淳、聞いてねえ。ちぎが話していることを、自分で決めていた方向へねじ曲げていく。
「バドって早霧さん地のままでしょ?」「いえ、そういうわけでは……」「地のままですね、はい、地のままだ」「あの……」てな勢い。
 もちろん、地のままだっつーことにした方が、話が盛り上がるので客席の笑いは取れてるんだけど。それは質問者が決めつけることではなくて、ちぎくんが自分の言葉で語るところだろう。

 ちぎへの質問……というか、まさにちぎをいじって浜村淳が楽しそうにワンマンショーやっている時間がやたら長かったので、この作品の主役がちぎくんみたいでした。
 や、楽しかったけどね(笑)。
 キムくんは向かいで爆笑しているし、みみちゃんといちゃついてるし、ヲヅキさんはオトメのまま直立不動だし。
 あまりにいじられまくるのでちぎが取り乱し、隣で大笑いしているまっつになついたのが萌え。
 彼らの椅子はそれなりに間を取って設置されていて、隣の人に触れるのは「あ、触っちゃった」とか「当たっちゃった」レベルではなく、触るつもりで行かないと触れない、くらい離れている。
 のに、ちぎくんがまっつの肩にしなだれかかるよーに手を置いたのは、「憎しみ」のベンマーコンビのようで萌えでした。うわー、わざわざ触りにいったよ、下級生から触ってヨシなくらい、ふつーに気安いわけかー。と。
 それが見られたので、浜村淳GJ! ということにしておきます(笑)。

 浜村淳はあとコマに質問していたけれど、彼はどうも『ロミオとジュリエット』のあとに全国ツアーがあったのは知らない模様。コマが乳母役だった、女役だったことにこだわっていた印象。あのー、そのあとにもうちゃんと男役やってますから。
 ヒメの名前まちがったり、知識の半端さが耳につく。

 そのあとだから、ミュージカルの記者さんはまともにいい人だったなあ(笑)。

 
 まっつはよーっく見ると茶髪なんだけど、6人ずらりと並んで「あの黒髪の人」と言われるくらいには、ふつーに黒髪です。
 ブラックまっつ記録更新中(笑)。

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