こんなはずではなかったのに……まだ続いちゃったよ、『IAAF世界陸上2007大阪 開会式』に行ってきました〜〜話、その7。今度こそ最終回!
開会式は無事終了、そのあと自由解散、寿美礼サマとAQUA5はわたしたちのいる方向へフィールドをはるばる渡ってくる。
きゃあああっ、何故、何故にこちらに?
フィールド横断ってなんのために? だから、けっこう距離あるんですけど、それでも歩いてきてくれるの?!
わたしもこうめさんもきゃーきゃー言いながらオペラグラスかじりつき。
寿美礼サマとAQUA5がにこやかに、たのしそーに歩いている。
なにを話しているんだろう。晴れ晴れとした顔。
フィールド横断最終あたりで、寿美礼サマと水くんが肩を組んだ。なになに、オサ×水?! ちょっと待て、なんのサービスなのそれわっ。
寿美礼サマは袴姿、水しぇんはアイドル調衣装のまま。
世界観はちがっても、色男なのは同じ。や、素顔の彼らは性別を超えた美しい存在です。
ベニート×カルロスだぁ。
と、『La Esperanza』ダイスキなわたしは即座に反応。ベニート@水はカルロス@オサがダイスキで、素敵な爆裂片想いしてたなあ。カルロスは魔性の男で、老若男女問わずタラシまくってたなあ。
オサ様と水しぇんの肩組み(素顔)なんて、もー、もー、コレをナマで見られただけで、ここまで来た甲斐あったよ!!と、感涙ものだったんですが。
水くんがゆみこを呼び寄せる。
ゆみこもやってきて、水先輩と肩を組む。
ベニート×カルロス×フアンだああぁぁ!!
カルロス@オサにベタ惚れのベニート@水。そして初恋の人カルロスのために生命懸けで彼の夢を叶えようとするフアン@ゆみこ18歳!!
究極のタラシ男、魔性のローレライ、カルロスを中心に、「♪楽しみはそこにある♪」と銀橋で歌う3人。カルロス、ベニート、フアン。
肩を組み、手を取り合い、叩き合い(笑)。
あの、3人だ。
あの、トリオだ。
肩を組んで笑っていた、あの3人だ。
どうしよう。
ああもお、どうしよう。
どきどきする。うれしくてうれしくて、叫び出しそうだ。……って、なんかずっと口は動いていた気もするけど。
2004年8月16日、水くんの18歳(笑)のお誕生日に観たんだった。3年前に18歳ってことは、今21歳か、オイシイお年頃だね、水しぇん。(ちならみに、元ネタはこちらhttp://koalatta.blog48.fc2.com/blog-entry-742.html)
主人公とヒロインが恋愛していない、ということをのぞけば、ほんとうに素敵な、大好きな作品だ、『La Esperanza』。マヤさんの役いらないとか、「それでどんな映画ができるっつーのよ、こんなつまんねー展開で」とか、骨組みに関するツッコミも後を絶たないが、それでも根っこにある「人生肯定」がダイスキだった。
春野寿美礼の魔性っぷり全開で、ゆみこのけなげさ、水くんの熱血空回りとか、きりやんの男前さとかあすかのうまさ、いちかのキュートさ、まっつの医者(どさくさにまぎれて言ってみる)とか、ステキだらけだった。
しあわせだった。
春野寿美礼と出会えて、しあわせだった。
今、目の前にある光景が、想い出と二重映しになって、しあわせで、切なくて、かなしくて、うれしくて、苦しくて、黙ってなんていられなかった。
なんかずっと、喋っていた気がする。
オペラグラス握りしめ、誰も聞いていない実況をしていた気がする。
オサ様がどーした、水しぇんがどーした、ただ目に映っているものを、実況しつづけた。
アウトプットしないと、パンクする。
たくさんのものが流れ込んできて、壊れちゃうよぅ。
大好きで、うれしくて。
今、ここにいることが、あの人をたちを見ていられることが。
いつか終わってしまう、今この瞬間でさえもう終わってしまうことが、こわくて。
急き立てられるように、声を出していた。
肩を組んでいた3人は、さらに仲間を呼ぶ。ゆみこが他のメンバーを手招きし、AQUA5全員がつながった。
反対側のオサ様は、近くを歩いていたドラムの石川さんを見つけて、水しぇんと肩を組んだまま石川さんと握手していた。そのあと彼も肩を組むよーになる。
そーやって、愛しい人たちは退場していく。北東あたりの出口へみんなばらばらと吸い込まれていく。
終わっていく。
最後まで、背中を追いかけた。
見えなくなるまで見送った。
こうして、わたしの『IAAF世界陸上2007大阪 開会式』は終わった。
彼らを見送ったあと、しばらく座席でこうめさんと話していた。
イベントは終わってしまったけれど、すぐに動く気になれなくて。
「ねえさっき、握手してましたよね、あれって誰だろう」
と、こうめさん。
「石川さんでしょ、ドラムの」
「そうじゃなくて、大会の役員みたいな人と」
「えー? そんな人と握手してたかなあ? いつ?」
「だからさっき……」
いくら話しても平行線です。
だってわたしたち、主語がチガウもの。
こうめさんの主語は、ゆみこちゃん。
「ねえさっき、ゆみこが握手してましたよね、あれって誰だろう」
わたしの主語は、寿美礼ちゃん。
「オサ様が握手していたのは石川さんでしょ、ドラムの」
途中でお互いの主語がチガウことに気づいたんだけど。
「……ごめん、ゆみこ見てない」
ので、誰と握手していたとかわかんない。
こうめさんも、視界がゆみこONLYだから、寿美礼サマの話題わかんないし。
うわー、情報の確認・補完ができないわたしらって。
同じ場所で同じモノを視ていたって、視界も感じ方も記憶も、ナニもかもチガウんだもんなあ。
統一な見方はテレビカメラに任せよう。
わたしたちは、ひとりずつか見たいモノを視る。
そのために、苦労してここまで来たんだものね。
そのあとあった午前の部の表彰式に拍手をして、一段落したあたりで競技場をあとにした。
人混みはもうたくさん、交通機関が混まないうちに帰ることにしよう。
たのしかったよ、開会式。
オサ様の歌声、AQUA5の美しさ。
こうめさんときゃーきゃーするのも、たのしかった(笑)。運動会でもそうだったけれど、こういう「声を出していい」イベントって、タカラヅカでは特異だから、たまには新鮮でいいよね。
運動会も立ち見1000円で観たんだっけか。今回も5000円の価値ありまくりだ、うん。(びんぼー人なので、高いチケットは買えない・笑)
次にオサ様の歌声を聴くことが出来るのはTCAか……そして次はついに、退団公演初日。
現実はいつだってヘヴィで、だからこそ、大切で、愛しいのだと思う。
開会式は無事終了、そのあと自由解散、寿美礼サマとAQUA5はわたしたちのいる方向へフィールドをはるばる渡ってくる。
きゃあああっ、何故、何故にこちらに?
フィールド横断ってなんのために? だから、けっこう距離あるんですけど、それでも歩いてきてくれるの?!
わたしもこうめさんもきゃーきゃー言いながらオペラグラスかじりつき。
寿美礼サマとAQUA5がにこやかに、たのしそーに歩いている。
なにを話しているんだろう。晴れ晴れとした顔。
フィールド横断最終あたりで、寿美礼サマと水くんが肩を組んだ。なになに、オサ×水?! ちょっと待て、なんのサービスなのそれわっ。
寿美礼サマは袴姿、水しぇんはアイドル調衣装のまま。
世界観はちがっても、色男なのは同じ。や、素顔の彼らは性別を超えた美しい存在です。
ベニート×カルロスだぁ。
と、『La Esperanza』ダイスキなわたしは即座に反応。ベニート@水はカルロス@オサがダイスキで、素敵な爆裂片想いしてたなあ。カルロスは魔性の男で、老若男女問わずタラシまくってたなあ。
オサ様と水しぇんの肩組み(素顔)なんて、もー、もー、コレをナマで見られただけで、ここまで来た甲斐あったよ!!と、感涙ものだったんですが。
水くんがゆみこを呼び寄せる。
ゆみこもやってきて、水先輩と肩を組む。
ベニート×カルロス×フアンだああぁぁ!!
カルロス@オサにベタ惚れのベニート@水。そして初恋の人カルロスのために生命懸けで彼の夢を叶えようとするフアン@ゆみこ18歳!!
究極のタラシ男、魔性のローレライ、カルロスを中心に、「♪楽しみはそこにある♪」と銀橋で歌う3人。カルロス、ベニート、フアン。
肩を組み、手を取り合い、叩き合い(笑)。
あの、3人だ。
あの、トリオだ。
肩を組んで笑っていた、あの3人だ。
どうしよう。
ああもお、どうしよう。
どきどきする。うれしくてうれしくて、叫び出しそうだ。……って、なんかずっと口は動いていた気もするけど。
2004年8月16日、水くんの18歳(笑)のお誕生日に観たんだった。3年前に18歳ってことは、今21歳か、オイシイお年頃だね、水しぇん。(ちならみに、元ネタはこちらhttp://koalatta.blog48.fc2.com/blog-entry-742.html)
主人公とヒロインが恋愛していない、ということをのぞけば、ほんとうに素敵な、大好きな作品だ、『La Esperanza』。マヤさんの役いらないとか、「それでどんな映画ができるっつーのよ、こんなつまんねー展開で」とか、骨組みに関するツッコミも後を絶たないが、それでも根っこにある「人生肯定」がダイスキだった。
春野寿美礼の魔性っぷり全開で、ゆみこのけなげさ、水くんの熱血空回りとか、きりやんの男前さとかあすかのうまさ、いちかのキュートさ、まっつの医者(どさくさにまぎれて言ってみる)とか、ステキだらけだった。
しあわせだった。
春野寿美礼と出会えて、しあわせだった。
今、目の前にある光景が、想い出と二重映しになって、しあわせで、切なくて、かなしくて、うれしくて、苦しくて、黙ってなんていられなかった。
なんかずっと、喋っていた気がする。
オペラグラス握りしめ、誰も聞いていない実況をしていた気がする。
オサ様がどーした、水しぇんがどーした、ただ目に映っているものを、実況しつづけた。
アウトプットしないと、パンクする。
たくさんのものが流れ込んできて、壊れちゃうよぅ。
大好きで、うれしくて。
今、ここにいることが、あの人をたちを見ていられることが。
いつか終わってしまう、今この瞬間でさえもう終わってしまうことが、こわくて。
急き立てられるように、声を出していた。
肩を組んでいた3人は、さらに仲間を呼ぶ。ゆみこが他のメンバーを手招きし、AQUA5全員がつながった。
反対側のオサ様は、近くを歩いていたドラムの石川さんを見つけて、水しぇんと肩を組んだまま石川さんと握手していた。そのあと彼も肩を組むよーになる。
そーやって、愛しい人たちは退場していく。北東あたりの出口へみんなばらばらと吸い込まれていく。
終わっていく。
最後まで、背中を追いかけた。
見えなくなるまで見送った。
こうして、わたしの『IAAF世界陸上2007大阪 開会式』は終わった。
彼らを見送ったあと、しばらく座席でこうめさんと話していた。
イベントは終わってしまったけれど、すぐに動く気になれなくて。
「ねえさっき、握手してましたよね、あれって誰だろう」
と、こうめさん。
「石川さんでしょ、ドラムの」
「そうじゃなくて、大会の役員みたいな人と」
「えー? そんな人と握手してたかなあ? いつ?」
「だからさっき……」
いくら話しても平行線です。
だってわたしたち、主語がチガウもの。
こうめさんの主語は、ゆみこちゃん。
「ねえさっき、ゆみこが握手してましたよね、あれって誰だろう」
わたしの主語は、寿美礼ちゃん。
「オサ様が握手していたのは石川さんでしょ、ドラムの」
途中でお互いの主語がチガウことに気づいたんだけど。
「……ごめん、ゆみこ見てない」
ので、誰と握手していたとかわかんない。
こうめさんも、視界がゆみこONLYだから、寿美礼サマの話題わかんないし。
うわー、情報の確認・補完ができないわたしらって。
同じ場所で同じモノを視ていたって、視界も感じ方も記憶も、ナニもかもチガウんだもんなあ。
統一な見方はテレビカメラに任せよう。
わたしたちは、ひとりずつか見たいモノを視る。
そのために、苦労してここまで来たんだものね。
そのあとあった午前の部の表彰式に拍手をして、一段落したあたりで競技場をあとにした。
人混みはもうたくさん、交通機関が混まないうちに帰ることにしよう。
たのしかったよ、開会式。
オサ様の歌声、AQUA5の美しさ。
こうめさんときゃーきゃーするのも、たのしかった(笑)。運動会でもそうだったけれど、こういう「声を出していい」イベントって、タカラヅカでは特異だから、たまには新鮮でいいよね。
運動会も立ち見1000円で観たんだっけか。今回も5000円の価値ありまくりだ、うん。(びんぼー人なので、高いチケットは買えない・笑)
次にオサ様の歌声を聴くことが出来るのはTCAか……そして次はついに、退団公演初日。
現実はいつだってヘヴィで、だからこそ、大切で、愛しいのだと思う。