最端席から見えるモノ。@君を愛してる/ミロワール
2008年1月27日 タカラヅカ その昔、友会抽選にて、わたしは雪組だけは運がよかった。けっこー当たるし、これまた良席が来たりする。
それが、水くんが雪にやって来るなり、わたしの雪組運は消滅した。かわりに、水くんがいなくなった宙組が当たり出した。
そう。ケロと水くんの出演する公演のチケットは、手に入らない。
それがわたしの背負うカルマだった。
愛の深さとチケ運は反比例するのかしら。運命の女神が嫉妬するのかしら。と、真面目に考えたもんさ。
で、友会で手に入らないもんだから、一般発売でがんばったり、チケット掲示板やオークションで入手すべく努力したりする。
友会で手に入っていればしなくていい苦労なので、一般発売以降に入手するのは、わたし的に「敗者復活戦」だ。
友会はただの運頼みだけど、この「敗者復活戦」は努力(使う時間も金も含めて)によって左右できる。
そーやっていつもぎりぎり綱渡り、いったん敗北したのちに這い上がってくる日々。
はー。
そーやって今回もまた、最前列のすみっこチケットを入手しておりました。
いつもの下手端、みんなの大嫌いなタケノコ席っすよ。タケノコでも最前列ならわたしは好きなんだけど、それでも「キライ」って言う人すげー多い(笑)。
あたしゃミーハーファンなので、水しぇん含めジェンヌさんたちの顔を間近で見ていられるだけでシアワセなんだもんっ。
つーことで『君を愛してる−Je t’aime−』『ミロワール』で、下手タケノコ1列目にて観劇時、いちばんウケたのは、なんつっても苦悩全開アルセストだ。
下手袖から登場するアルセスト@かなめ。
「♪ボクはこわいんだ。だから決められない」
どよどよ〜〜ん。
く、暗いっ。
空気が暗いっ。
この人からなんか出てますよ。
『ちびまるこちゃん』みたいに、顔に縦線入りまくってますよ。つか、背景に黒い人魂が飛んでますよ。
かなめくん、ハマってるなあ。
ヘタレ役だとこんなに生き生きするんだ。
ヘタレてはいけないルドルフ役@『エリザベート』だとあんなにダメダメだったのに、ヘタレ役ならちゃんとできるんだ。
ルドルフのときは、彼自身なんか迷いとか自信のなさとかがまんま透けて見えて、んな半端な姿を舞台で見せられても観客としては困惑するよなあ、状態だったんだが、今回はチガウ。
かなめくん自身が、すげーたのしそうだ。リラックスして「アルセスト」であることをたのしんでる。
どよどよ落ち込みアルセストが、かわいくて。
役者がほんとにその役を愛し、自然に息づいている姿を見るのは、たのしい。うれしい。
アルセストがこんなにかわいいのは、かなめくんが前を向いているからだろう。や、アルセストは下を向いてるんだけど(笑)。
臆病でなにもできない、そんな自分を変えたくても、それすらできない。
悩むために悩んでいるよーな、どうしようもない泥沼。
ほぼ同じ席に2回坐って観劇したんだけど、1回はnanaタンと一緒で。
ふたりしてこのどよどよーんかなめくんに大ウケしたなー(笑)。
でもってさらにステキなのは。
顔に縦線、背景にも縦線と人魂背負っているアルセストが、
「悩むだけなんてつらいなあ」
なーんてことをつぶやいたときに。
上手から、フィラント@キムが登場する。
「♪悩むことはナっニっも、ない〜〜っ!!」
その対比。コントラスト。
キムと一緒に、太陽がぺかーっと照りつける。
うっ・わー……。
雨雲を一気に吹っ飛ばす太陽。
晴天。
雲ひとつない青空の、アホっぽさ。
かなめくんの生き生きしたヘタレっぷりと、キムの力強いお気楽さ。
ああもお、こいつら好きだ。
なんかもお、いとしくてわくわくして、涙が出る。
この物語のやさしさ、あまさ、あたたかさ。
ひとりずつのキャラクタの輝き。
それを間近で味わって、幸福感でいっぱいだった。
ショー『ミロワール』ではキムかなめはえんえん2個イチで使われるので(ワンパターン過ぎ、中村A)下手はまさに、かなめ席。
かなめくん登場率高し。
うおお、なんて美しいんだ凰稀かなめ。お肌もつるつるっすよ。若いっていいなあ。
あと、下手端のたのしさは、なんつってもヲヅキ、ヲヅキ。
芝居で本舞台のハマコ氏についうっかり注目していると、真横にヲヅキがいてびびる。
やー、気分的に真横ですから。下手花道。
クレアント@ヲヅキが、アンジェリック@かおりちゃんのおなかに耳をあてている、あの場面。
うおお、ヲヅキだヲヅキだ。うひょー、オトコマエ〜〜。センターパーツだよ、若作り〜〜(笑)。
わたしはヲヅキ氏の「温度」や「厚み」が好き。
体格だけでなく、その演技から感じるの。
そのヲヅキが、全霊をあげて妻を愛しているのですよ。ソレが間近ですよ。
うわーん、どきどきするぅ。
ヲヅキはショーでも油断すると、登場する。
「メドゥーサの鏡」にて、いきなり下手花道から現れるんだもん、彼。
それが黒尽くめでオールバックでニヒルでクールなんだってば。
あまりの色男ぶりに、息が止まります。ぜえはあ。今回下手端大当たりだニャ。
水しぇん的にはあまり下手端は関係なくて残念なんだが、芝居でアルガン様@ゆみこがマルキーズ@となみちゃんの誕生パーティに乱入して来たのちから「サーカス魂」の歌の途中まで、ジョルジュ@水、フィラント、アルセストの3人が下手花道でずーーっとなにかしらもつれてるのね。
歌のボリュームが大きいため、彼らがナニいってんのか聞き取れないんだけど、たしかになにか言いながらじたばたしてるのよ、ぼっちゃんトリオったら(笑)。
それがもー、かわいくてかわいくて。
「サーカス魂」そっちのけで、花道ガン見しちゃったわ。
でもって水くんはほんとマメに目線くれる人なので。
ショーでは最初の銀橋で目線と笑顔(あ、目があった、と思った瞬間「にこっ」とヤラレる)をくらい、一発で撃沈。
や、最初だよ、これからはじまるんだよ。
なのにこんなとこで「ぷしゅ〜〜」ってアタマから煙出しちゃったら、もう保たないよ、最後まで。アタマもカラダも、なによりハァトが。ヲトメゴコロがズッキュンですよ。ぜえはあ。
んで、席が端っこゆえにメドゥーサ様のスタンバイ姿もガン見だ(笑)。
銀橋中央でパフォーマンスする大男3人組の後ろで、水先輩が地道にスタンバッていらっしゃいます(笑)。
あとは白雪姫@ひろみくんのかわいらしさを堪能……。うわー、すごいハイヒール履いてる〜〜。(ドレスの中が微妙にのぞけます)
かわりに、シンデレラ@かなめくんは遠い〜〜(笑)。
でもって雪組イケメン集団の破壊力を、身を持って知る。
つか、どこ見ていいかわかんないよ。中詰めとかフィナーレとか。
銀橋に出て来られたら。
つか、そらくんの美貌はナニモノ?!
あまりに美しくて、目の前に立たれても正視できず、目を泳がしちゃうんだけど、そしたら今度はラギくんと目があったりして、これまたその美貌にうろたえて、あわてて目をそらす。
だってだって、美しすぎてこまるんだよお。どこ見ればいいの?
はー。
あ、ちなみに客席降りはキング席でした。笑顔いっぱいくれるよー。きゃー。
たしかに最端席なんで舞台は見切れるとこがあったり、遠かったりすることもあるんだけどさ。
やっぱ好きだよタケノコ席。
これからもがんばる。努力だ根性だ。
友会に見放されてもカルマを背負っていても、がんばって水くんを間近で見られる席を取るわっっ。
……や、ケロと水くんだけ取れないもんだから、「愛が深いと友会ははずれる」というジンクスなのかと思ってたんだけど。
その後、見事にすこーんとまっつにハマり、わたしのご贔屓はまっつなわけだけど、花組チケットは適度に当たるんだよなー、友会。
「愛の深さ」ではなく、たんに「水くんチケットは当たらない」ということらしい。
……何故。
それが、水くんが雪にやって来るなり、わたしの雪組運は消滅した。かわりに、水くんがいなくなった宙組が当たり出した。
そう。ケロと水くんの出演する公演のチケットは、手に入らない。
それがわたしの背負うカルマだった。
愛の深さとチケ運は反比例するのかしら。運命の女神が嫉妬するのかしら。と、真面目に考えたもんさ。
で、友会で手に入らないもんだから、一般発売でがんばったり、チケット掲示板やオークションで入手すべく努力したりする。
友会で手に入っていればしなくていい苦労なので、一般発売以降に入手するのは、わたし的に「敗者復活戦」だ。
友会はただの運頼みだけど、この「敗者復活戦」は努力(使う時間も金も含めて)によって左右できる。
そーやっていつもぎりぎり綱渡り、いったん敗北したのちに這い上がってくる日々。
はー。
そーやって今回もまた、最前列のすみっこチケットを入手しておりました。
いつもの下手端、みんなの大嫌いなタケノコ席っすよ。タケノコでも最前列ならわたしは好きなんだけど、それでも「キライ」って言う人すげー多い(笑)。
あたしゃミーハーファンなので、水しぇん含めジェンヌさんたちの顔を間近で見ていられるだけでシアワセなんだもんっ。
つーことで『君を愛してる−Je t’aime−』『ミロワール』で、下手タケノコ1列目にて観劇時、いちばんウケたのは、なんつっても苦悩全開アルセストだ。
下手袖から登場するアルセスト@かなめ。
「♪ボクはこわいんだ。だから決められない」
どよどよ〜〜ん。
く、暗いっ。
空気が暗いっ。
この人からなんか出てますよ。
『ちびまるこちゃん』みたいに、顔に縦線入りまくってますよ。つか、背景に黒い人魂が飛んでますよ。
かなめくん、ハマってるなあ。
ヘタレ役だとこんなに生き生きするんだ。
ヘタレてはいけないルドルフ役@『エリザベート』だとあんなにダメダメだったのに、ヘタレ役ならちゃんとできるんだ。
ルドルフのときは、彼自身なんか迷いとか自信のなさとかがまんま透けて見えて、んな半端な姿を舞台で見せられても観客としては困惑するよなあ、状態だったんだが、今回はチガウ。
かなめくん自身が、すげーたのしそうだ。リラックスして「アルセスト」であることをたのしんでる。
どよどよ落ち込みアルセストが、かわいくて。
役者がほんとにその役を愛し、自然に息づいている姿を見るのは、たのしい。うれしい。
アルセストがこんなにかわいいのは、かなめくんが前を向いているからだろう。や、アルセストは下を向いてるんだけど(笑)。
臆病でなにもできない、そんな自分を変えたくても、それすらできない。
悩むために悩んでいるよーな、どうしようもない泥沼。
ほぼ同じ席に2回坐って観劇したんだけど、1回はnanaタンと一緒で。
ふたりしてこのどよどよーんかなめくんに大ウケしたなー(笑)。
でもってさらにステキなのは。
顔に縦線、背景にも縦線と人魂背負っているアルセストが、
「悩むだけなんてつらいなあ」
なーんてことをつぶやいたときに。
上手から、フィラント@キムが登場する。
「♪悩むことはナっニっも、ない〜〜っ!!」
その対比。コントラスト。
キムと一緒に、太陽がぺかーっと照りつける。
うっ・わー……。
雨雲を一気に吹っ飛ばす太陽。
晴天。
雲ひとつない青空の、アホっぽさ。
かなめくんの生き生きしたヘタレっぷりと、キムの力強いお気楽さ。
ああもお、こいつら好きだ。
なんかもお、いとしくてわくわくして、涙が出る。
この物語のやさしさ、あまさ、あたたかさ。
ひとりずつのキャラクタの輝き。
それを間近で味わって、幸福感でいっぱいだった。
ショー『ミロワール』ではキムかなめはえんえん2個イチで使われるので(ワンパターン過ぎ、中村A)下手はまさに、かなめ席。
かなめくん登場率高し。
うおお、なんて美しいんだ凰稀かなめ。お肌もつるつるっすよ。若いっていいなあ。
あと、下手端のたのしさは、なんつってもヲヅキ、ヲヅキ。
芝居で本舞台のハマコ氏についうっかり注目していると、真横にヲヅキがいてびびる。
やー、気分的に真横ですから。下手花道。
クレアント@ヲヅキが、アンジェリック@かおりちゃんのおなかに耳をあてている、あの場面。
うおお、ヲヅキだヲヅキだ。うひょー、オトコマエ〜〜。センターパーツだよ、若作り〜〜(笑)。
わたしはヲヅキ氏の「温度」や「厚み」が好き。
体格だけでなく、その演技から感じるの。
そのヲヅキが、全霊をあげて妻を愛しているのですよ。ソレが間近ですよ。
うわーん、どきどきするぅ。
ヲヅキはショーでも油断すると、登場する。
「メドゥーサの鏡」にて、いきなり下手花道から現れるんだもん、彼。
それが黒尽くめでオールバックでニヒルでクールなんだってば。
あまりの色男ぶりに、息が止まります。ぜえはあ。今回下手端大当たりだニャ。
水しぇん的にはあまり下手端は関係なくて残念なんだが、芝居でアルガン様@ゆみこがマルキーズ@となみちゃんの誕生パーティに乱入して来たのちから「サーカス魂」の歌の途中まで、ジョルジュ@水、フィラント、アルセストの3人が下手花道でずーーっとなにかしらもつれてるのね。
歌のボリュームが大きいため、彼らがナニいってんのか聞き取れないんだけど、たしかになにか言いながらじたばたしてるのよ、ぼっちゃんトリオったら(笑)。
それがもー、かわいくてかわいくて。
「サーカス魂」そっちのけで、花道ガン見しちゃったわ。
でもって水くんはほんとマメに目線くれる人なので。
ショーでは最初の銀橋で目線と笑顔(あ、目があった、と思った瞬間「にこっ」とヤラレる)をくらい、一発で撃沈。
や、最初だよ、これからはじまるんだよ。
なのにこんなとこで「ぷしゅ〜〜」ってアタマから煙出しちゃったら、もう保たないよ、最後まで。アタマもカラダも、なによりハァトが。ヲトメゴコロがズッキュンですよ。ぜえはあ。
んで、席が端っこゆえにメドゥーサ様のスタンバイ姿もガン見だ(笑)。
銀橋中央でパフォーマンスする大男3人組の後ろで、水先輩が地道にスタンバッていらっしゃいます(笑)。
あとは白雪姫@ひろみくんのかわいらしさを堪能……。うわー、すごいハイヒール履いてる〜〜。(ドレスの中が微妙にのぞけます)
かわりに、シンデレラ@かなめくんは遠い〜〜(笑)。
でもって雪組イケメン集団の破壊力を、身を持って知る。
つか、どこ見ていいかわかんないよ。中詰めとかフィナーレとか。
銀橋に出て来られたら。
つか、そらくんの美貌はナニモノ?!
あまりに美しくて、目の前に立たれても正視できず、目を泳がしちゃうんだけど、そしたら今度はラギくんと目があったりして、これまたその美貌にうろたえて、あわてて目をそらす。
だってだって、美しすぎてこまるんだよお。どこ見ればいいの?
はー。
あ、ちなみに客席降りはキング席でした。笑顔いっぱいくれるよー。きゃー。
たしかに最端席なんで舞台は見切れるとこがあったり、遠かったりすることもあるんだけどさ。
やっぱ好きだよタケノコ席。
これからもがんばる。努力だ根性だ。
友会に見放されてもカルマを背負っていても、がんばって水くんを間近で見られる席を取るわっっ。
……や、ケロと水くんだけ取れないもんだから、「愛が深いと友会ははずれる」というジンクスなのかと思ってたんだけど。
その後、見事にすこーんとまっつにハマり、わたしのご贔屓はまっつなわけだけど、花組チケットは適度に当たるんだよなー、友会。
「愛の深さ」ではなく、たんに「水くんチケットは当たらない」ということらしい。
……何故。