永遠を夢見る記憶。@Ever green
2010年4月14日 タカラヅカ わたしは、遅れてきた花組ファンなんだ。
と、思った。
わたしは長いこと雪組ファンで、雪組を中心にタカラヅカを観ていた。考えていた。
贔屓の組替えと共に「よし、今日から星組ファンだっ」とキモチを入れ替え、そっからは星組に全力投球だった。
花組には、そこまでの切り替えがないまま、ファンになっていた。
贔屓は退団したものの、ホームは星組。あとはまったりタカラヅカ全体を眺めていよう……と思っていたのに、気が付いたら花組のために大阪-博多を3週間で4往復して、東京まで追いかけていっていた。
いちおう、観念した2005年末からは、「わたしは花組」と自覚したけれど。
自覚する前から、かなり花組に傾いてはいた。実際、観ていた。
好きで観ていたのに、キモチは追いついてなかった。
『La Esperanza』何回観たっけ? けっこーな回数通ってたよな? 『マラケシュ』は東宝行って、さらに博多に通い詰めたよな? オサコン『I got music』何回観たっけ、東西合わせて。
花組ファンである、と自覚するのが遅かった。現実と感覚のズレ。
それゆえに、わたしはなんか「遅れてきた」感を持っている、ようだ。
ナニに遅れたというのか、さっぱりわからないが。
桜乃彩音ミュージック・サロン『Ever green』-春風のように-初日に行ってきました。
彩音ちゃんは押しも押されもせぬ花組の娘役トップスター。
任期的にもこなしてきた主演作品的にも、就任サイクルの短くなった昨今では少ない部類に入る、長期スターさん。
わたしが自覚もないまま花組に通っていたときから、急速に目立つよーになっていた……そして、花組ファンになると決めたころにトップになると発表された。
わたしの、花組担当人生に、きれーにかぶる人だったんだ。
や、そんなこと特に考えたこともなかったが。
ミュージック・サロンにて、彼女の歴史を振り返るよーなタカラヅカ・ソングの数々を聴いて、自分でもびびるくらい、動揺した。
心臓ばくばく。
脳裏に再生される、過去の思い出。
ハルノスミレは、わたしのGOD。……てなことを、改めて思い出した(笑)。
オサ様が好きで好きで、神とあがめていて(笑)、アホみたいに公演に通っていたことを、思い出した。や、忘れていたわけじゃないけど。
音楽ってのは、タイムマシンだ。
一気に時間を飛び越える。
そしてわたしの神の横には、いつも彩音ちゃんがいた。
夢中で通った、オサコン。
『アパシネ』、『ファントム』、『うたかた』……。
わたしがしあわせだったころ。音神の歌声に抱かれていたころ。
その記憶に、いつもいつも彩音ちゃんがいる。
過去の記憶と、現在の姿が重なって、
もお、心拍数上がりっぱなし。か、からだにわるいきがする、こんなじょうたい。
わたしの神、オサ様の役を、まっつが、やっているのですよ。
これがもお、二重の意味でわたしを追いつめる(笑)。
わざわざタキシードに着替えたまっつが、『TUXEDO JAZZ』を歌い出したときから、涙腺決壊。
ヅカメドレーの最初がコレか、オギーからか、オギーファンの稲葉くん!!
でもって、『うたかたの恋』、ルドルフ@まっつ!!
…………わたし、彩音ちゃんのMSにまっつが出るとわかったときから、いや、わかってなくても立場的に出そうだなと思っていたときから、実は悲願だった、まっつで『うたかたの恋』っ!!
「マリー、来週の月曜、旅に出よう」……からはじまるあの歌を、ぜひぜひまっつでっ!! お願いします、オサ様なまっつを!!
ルドルフの端正さ正統派のクラシカル男役っぷり、ドラマティックでコテコテな『うたかた』は、オサ様の役でまっつで見たい、聴きたいナンバー1なんですよぉ。
『うたかた』まっつを見られただけで、チケット代元取った気満々でしたが、さらに、まさかの「アランフェス」がっ。
まっつ×だいもんで、モナムー!!
や、キスシーンはないですよ、アレはオサゆみ仕様です(笑)。
まっつもだが、だいもんもほんとに歌ウマ。
ふたりのハーモニーのすげーこと。
で、キハ@『太王四神記』の三重唱、まさかの、ヨン・ホゲ@まっつ!!
まっつなんだ、ココ歌うのまっつなんだっ?!
でもって女豹サマ再び……三度……? の、『EXCITER!!』。
えーと、何回やるんだ『EXCITER!!』、たしか2日前もサヨナラショーで見たような。そして再演も決まっているような(笑)。
でもやっぱりこの歌好き、女豹な彩音ちゃん大好き。
『EXCITER!!』で客席降りなんて、テンションぶっちぎりでどうしよう。あの恥ずかしい歌詞、アーとかウーとかギラっギラっをまっつとだいもんが客席歩きながら歌ってますが。や、主旋律彩音ちゃんなんで、男たちは合いの手係だから、そんな歌詞(笑)。
ピアノ演奏はきっとあるだろうなと思っていたら、「HOME」は弾き語りでした。
ここまでは想定内。
問題は、次。
教養のないわたしは、ヅカメドレー以外、英語の曲名がずらりと並んでいるとそれだけでのーみそを使うのをやめてしまい、それがどんな曲かはまったく考えていなかったの、最初に曲目一覧を見ても。
ピアノ演奏曲が、まさかの。
まさかの、オサコン、『I got music』の曲だった。
オサダくん@オサ様が、片想いのピアニストへ向けて歌う、アレ。
彩音ちゃんのピアノに合わせて歌っていた、あのラヴソング。
それを、まっつが、歌う。
彩音ちゃんは伴奏。まっつが、1曲。
主役が伴奏って、そんな。
あやねちゃん……。
そこまで、この曲を、あのコンサートを、大切にしているんだね。
わたしにとっても、特別すぎる思い出。オサ様の相手役としての彩音ちゃんを、最初に見た、公演。オサ様があまりにやわらかい、しあわせな顔をしていて、この子が相手役になって欲しいと心から思った……。
あのコンサートがなければわたしは花担になっていないし、まっつファンにもなっていない。
まっつがオサダくんみたいに、ピアノを弾く彩音ちゃんに語りかけるようにして、歌う。
……すみません、別物(笑)。
オサ様の自由自在な歌と、まっつの生真面目な歌声では、まーーったく別物。別物過ぎてウケたが、でもたしかに同じ曲。
まっつ、とりあえず高音がんばれ。
はぁ。
大人っぽいタンゴではじまり、ジャズで終わるミューサロ。
花担の自覚はなかったが、アホみたく通っていた『TAKARAZUKA舞夢』、「アイガッチャ」がたのしすぎる。
かっこいい彩音ちゃん満載。娘役のパンツスーツ姿好きだ~~。
最後はもちろんさわやかに、清楚に。
つか、彩音ちゃんひとりで締めるのかと思ったら、男ふたりもガチで活躍、すごいハーモニー。
なんなのこのハイクオリティぶり。
お遊び・お笑いのまったくない、正面突破で真っ向勝負なコンサート。
トークはぐたぐだで大変そうでしたが。(まっつに喋らせちゃイカンよ・笑)
……東京も行きたい……まっつがあの高音曲をどう歌いこなすよーになるのか、知りたい……(笑)。
と、思った。
わたしは長いこと雪組ファンで、雪組を中心にタカラヅカを観ていた。考えていた。
贔屓の組替えと共に「よし、今日から星組ファンだっ」とキモチを入れ替え、そっからは星組に全力投球だった。
花組には、そこまでの切り替えがないまま、ファンになっていた。
贔屓は退団したものの、ホームは星組。あとはまったりタカラヅカ全体を眺めていよう……と思っていたのに、気が付いたら花組のために大阪-博多を3週間で4往復して、東京まで追いかけていっていた。
いちおう、観念した2005年末からは、「わたしは花組」と自覚したけれど。
自覚する前から、かなり花組に傾いてはいた。実際、観ていた。
好きで観ていたのに、キモチは追いついてなかった。
『La Esperanza』何回観たっけ? けっこーな回数通ってたよな? 『マラケシュ』は東宝行って、さらに博多に通い詰めたよな? オサコン『I got music』何回観たっけ、東西合わせて。
花組ファンである、と自覚するのが遅かった。現実と感覚のズレ。
それゆえに、わたしはなんか「遅れてきた」感を持っている、ようだ。
ナニに遅れたというのか、さっぱりわからないが。
桜乃彩音ミュージック・サロン『Ever green』-春風のように-初日に行ってきました。
彩音ちゃんは押しも押されもせぬ花組の娘役トップスター。
任期的にもこなしてきた主演作品的にも、就任サイクルの短くなった昨今では少ない部類に入る、長期スターさん。
わたしが自覚もないまま花組に通っていたときから、急速に目立つよーになっていた……そして、花組ファンになると決めたころにトップになると発表された。
わたしの、花組担当人生に、きれーにかぶる人だったんだ。
や、そんなこと特に考えたこともなかったが。
ミュージック・サロンにて、彼女の歴史を振り返るよーなタカラヅカ・ソングの数々を聴いて、自分でもびびるくらい、動揺した。
心臓ばくばく。
脳裏に再生される、過去の思い出。
ハルノスミレは、わたしのGOD。……てなことを、改めて思い出した(笑)。
オサ様が好きで好きで、神とあがめていて(笑)、アホみたいに公演に通っていたことを、思い出した。や、忘れていたわけじゃないけど。
音楽ってのは、タイムマシンだ。
一気に時間を飛び越える。
そしてわたしの神の横には、いつも彩音ちゃんがいた。
夢中で通った、オサコン。
『アパシネ』、『ファントム』、『うたかた』……。
わたしがしあわせだったころ。音神の歌声に抱かれていたころ。
その記憶に、いつもいつも彩音ちゃんがいる。
過去の記憶と、現在の姿が重なって、
もお、心拍数上がりっぱなし。か、からだにわるいきがする、こんなじょうたい。
わたしの神、オサ様の役を、まっつが、やっているのですよ。
これがもお、二重の意味でわたしを追いつめる(笑)。
わざわざタキシードに着替えたまっつが、『TUXEDO JAZZ』を歌い出したときから、涙腺決壊。
ヅカメドレーの最初がコレか、オギーからか、オギーファンの稲葉くん!!
でもって、『うたかたの恋』、ルドルフ@まっつ!!
…………わたし、彩音ちゃんのMSにまっつが出るとわかったときから、いや、わかってなくても立場的に出そうだなと思っていたときから、実は悲願だった、まっつで『うたかたの恋』っ!!
「マリー、来週の月曜、旅に出よう」……からはじまるあの歌を、ぜひぜひまっつでっ!! お願いします、オサ様なまっつを!!
ルドルフの端正さ正統派のクラシカル男役っぷり、ドラマティックでコテコテな『うたかた』は、オサ様の役でまっつで見たい、聴きたいナンバー1なんですよぉ。
『うたかた』まっつを見られただけで、チケット代元取った気満々でしたが、さらに、まさかの「アランフェス」がっ。
まっつ×だいもんで、モナムー!!
や、キスシーンはないですよ、アレはオサゆみ仕様です(笑)。
まっつもだが、だいもんもほんとに歌ウマ。
ふたりのハーモニーのすげーこと。
で、キハ@『太王四神記』の三重唱、まさかの、ヨン・ホゲ@まっつ!!
まっつなんだ、ココ歌うのまっつなんだっ?!
でもって女豹サマ再び……三度……? の、『EXCITER!!』。
えーと、何回やるんだ『EXCITER!!』、たしか2日前もサヨナラショーで見たような。そして再演も決まっているような(笑)。
でもやっぱりこの歌好き、女豹な彩音ちゃん大好き。
『EXCITER!!』で客席降りなんて、テンションぶっちぎりでどうしよう。あの恥ずかしい歌詞、アーとかウーとかギラっギラっをまっつとだいもんが客席歩きながら歌ってますが。や、主旋律彩音ちゃんなんで、男たちは合いの手係だから、そんな歌詞(笑)。
ピアノ演奏はきっとあるだろうなと思っていたら、「HOME」は弾き語りでした。
ここまでは想定内。
問題は、次。
教養のないわたしは、ヅカメドレー以外、英語の曲名がずらりと並んでいるとそれだけでのーみそを使うのをやめてしまい、それがどんな曲かはまったく考えていなかったの、最初に曲目一覧を見ても。
ピアノ演奏曲が、まさかの。
まさかの、オサコン、『I got music』の曲だった。
オサダくん@オサ様が、片想いのピアニストへ向けて歌う、アレ。
彩音ちゃんのピアノに合わせて歌っていた、あのラヴソング。
それを、まっつが、歌う。
彩音ちゃんは伴奏。まっつが、1曲。
主役が伴奏って、そんな。
あやねちゃん……。
そこまで、この曲を、あのコンサートを、大切にしているんだね。
わたしにとっても、特別すぎる思い出。オサ様の相手役としての彩音ちゃんを、最初に見た、公演。オサ様があまりにやわらかい、しあわせな顔をしていて、この子が相手役になって欲しいと心から思った……。
あのコンサートがなければわたしは花担になっていないし、まっつファンにもなっていない。
まっつがオサダくんみたいに、ピアノを弾く彩音ちゃんに語りかけるようにして、歌う。
……すみません、別物(笑)。
オサ様の自由自在な歌と、まっつの生真面目な歌声では、まーーったく別物。別物過ぎてウケたが、でもたしかに同じ曲。
まっつ、とりあえず高音がんばれ。
はぁ。
大人っぽいタンゴではじまり、ジャズで終わるミューサロ。
花担の自覚はなかったが、アホみたく通っていた『TAKARAZUKA舞夢』、「アイガッチャ」がたのしすぎる。
かっこいい彩音ちゃん満載。娘役のパンツスーツ姿好きだ~~。
最後はもちろんさわやかに、清楚に。
つか、彩音ちゃんひとりで締めるのかと思ったら、男ふたりもガチで活躍、すごいハーモニー。
なんなのこのハイクオリティぶり。
お遊び・お笑いのまったくない、正面突破で真っ向勝負なコンサート。
トークはぐたぐだで大変そうでしたが。(まっつに喋らせちゃイカンよ・笑)
……東京も行きたい……まっつがあの高音曲をどう歌いこなすよーになるのか、知りたい……(笑)。