道程。@壮一帆退団発表
2014年2月12日 タカラヅカ 『Shall we ダンス?』で感動したんだ。
「冴えない中年サラリーマン」という、タカラヅカ的でない役を演じて、きちんと「タカラヅカ・トップスター」として成立させてしまうえりたんに。
大人になったなあと思う。
ほんとうに素晴らしいスターさんだと思う。
それとは別に。
ふと、寂しくもあった。
場の空気も相手の呼吸の関係なく、ぺかーっ、てかーっ、と大暴れしていた、あのやんちゃな壮くんを思い出して。
東宝楽日、長い公演のラストだから、みんないろいろやり過ぎていて、ちょっと芝居を壊すぐらいの勢いだった。
そんななか、えりたんが「芝居を壊す」側でなく、抑える側に回っていることが……違和感。
や、当たり前なんだけど。それが正しいんだけど。
理屈ではわかっているし、感動しているけれど、寂しくもあった。
えりたんはもう、こんなところまで来てしまっているんだなと。
最初は、苦手だった。
共演者が気の毒だったよ、えりたん空気読まないから。好き勝手に存在して、芝居して、光って。へたっぴーのくせに、言動はやたらとえらそうで。
その傍若無人さに閉口した。
だけど次第に惹かれ、ついには救われた。
「現実」を叩き壊す力、それはまぎれもない「フェアリー」としての才能。わたしが「タカラヅカ」に求めるモノ。
壮一帆は、タカラジェンヌだ。
あの無軌道な光には、もう会えないのか……。
今の大人なえりたんももちろん魅力的で、立派なトップさんで、それにはなんの文句もない。
だからこれはただの懐古主義。
ないものねだり。
AとBはこの世に同時に存在しない、Bの良さを認めながらAにも欲を出すなんて無意味だ。未練だ。
そしてわたしは、未練がましい人間(笑)。
千秋楽、立派なトップさんとして輝いているえりたんを見ながら、感動すると同時に寂しかった。
驕りの春は過ぎ、人生は今、実りの秋を迎えているのだと。
ただ。
この「実りの秋」はまだ続くと思っていたよ。せっかく長い時間を掛けてここまで育ったんだ、存分に収穫しなきゃ嘘だろう?!
運動会にえりたんが出ないなんて嘘だ!!
てゆーか、まだキムシン作やってないじゃん!!
「冴えない中年サラリーマン」という、タカラヅカ的でない役を演じて、きちんと「タカラヅカ・トップスター」として成立させてしまうえりたんに。
大人になったなあと思う。
ほんとうに素晴らしいスターさんだと思う。
それとは別に。
ふと、寂しくもあった。
場の空気も相手の呼吸の関係なく、ぺかーっ、てかーっ、と大暴れしていた、あのやんちゃな壮くんを思い出して。
東宝楽日、長い公演のラストだから、みんないろいろやり過ぎていて、ちょっと芝居を壊すぐらいの勢いだった。
そんななか、えりたんが「芝居を壊す」側でなく、抑える側に回っていることが……違和感。
や、当たり前なんだけど。それが正しいんだけど。
理屈ではわかっているし、感動しているけれど、寂しくもあった。
えりたんはもう、こんなところまで来てしまっているんだなと。
最初は、苦手だった。
共演者が気の毒だったよ、えりたん空気読まないから。好き勝手に存在して、芝居して、光って。へたっぴーのくせに、言動はやたらとえらそうで。
その傍若無人さに閉口した。
だけど次第に惹かれ、ついには救われた。
「現実」を叩き壊す力、それはまぎれもない「フェアリー」としての才能。わたしが「タカラヅカ」に求めるモノ。
壮一帆は、タカラジェンヌだ。
あの無軌道な光には、もう会えないのか……。
今の大人なえりたんももちろん魅力的で、立派なトップさんで、それにはなんの文句もない。
だからこれはただの懐古主義。
ないものねだり。
AとBはこの世に同時に存在しない、Bの良さを認めながらAにも欲を出すなんて無意味だ。未練だ。
そしてわたしは、未練がましい人間(笑)。
千秋楽、立派なトップさんとして輝いているえりたんを見ながら、感動すると同時に寂しかった。
驕りの春は過ぎ、人生は今、実りの秋を迎えているのだと。
ただ。
この「実りの秋」はまだ続くと思っていたよ。せっかく長い時間を掛けてここまで育ったんだ、存分に収穫しなきゃ嘘だろう?!
2014/02/12
雪組トップスター・壮 一帆 退団会見のお知らせ
雪組トップスター・壮 一帆が、2014年8月31日の東京宝塚劇場公演『一夢庵風流記 前田慶次』『My Dream TAKARAZUKA』の千秋楽をもって退団することとなり、2014年2月13日(木)に記者会見を行います。
なお、会見の模様は当ホームページでもお知らせ致します。
運動会にえりたんが出ないなんて嘘だ!!
てゆーか、まだキムシン作やってないじゃん!!