節目の年は大変だ。@宝塚音楽学校第100期生文化祭
2014年2月16日 タカラヅカ 宝塚音楽学校第100期生文化祭に行ってきました。
すみません、ちょっと邪道な感想かもしれません。
とゆーのもだ、本来素直に感動すべき「文化祭」の初っぱなから、わたしは内心アタマを抱えてました。
だってさ。
100期生のみなさん、すげートンデモソングを歌わされ、踊らされてたんだもの!!(笑)
文化祭のオープニングっつーと日舞ですよ、歌ウマ娘役ちゃんがソロで「清く正しく美しく」を朗々と歌い、歌ウマコーラス隊がハモり、その歌声の中、厳粛に全員で舞う……そういう場面ですよ。
通常なら。
なのに今年のみなさんは。
「100周年おめでとうソング」を歌わされていた!!(笑)
ノリは、『タカラヅカスペシャル』とかのオープニングで歌わされるアレです。
自画自賛をすげーダサいワード満載で洪水のように垂れ流し。
「百年(ももとせ)の道~~♪(ああ~~)明日へ続く道~~♪(ああ~~)」とか、このテイストなんですよ!!
いちばんツボにはまったのは、
「♪乙女たちの瞳の奥に~~、たぎる思い 叶うまで~~」
叶う日だったかな? 多少チガウかもしんないが、「乙女たちの瞳の奥」と「たぎる思い」はたしかだ!
何度も繰り返すから、耳に残った……つか、クリティカルだったもんで、忘れられん!!(笑)
文化祭は毎年観に行っているから、100期生だからどう、とは特に思ってなかったんだけど……。
幕開きからコレでしょ?
100期生って、大変だな!! と、痛感した。
端正に「清く正しく美しく」で済む場面が、こんなトンデモソングにされちゃって……。
ひょっとしてプログラムにナニか書いてあるかも、と今確認したら、「宝塚音楽学校創立100周年記念讃歌」作詞・植田紳爾と堂々と書いてあった!!
ギャフン!(笑)
……ダサいわけだ……わたしの耳は間違ってなかった……。
えーと、そういや去年、音校の100周年行事を大劇場でやってたっけ? このトンデモソング、すでにそこで披露されてたのかしら?
そして、毎年観てる、と言いながら、実は去年の99期生は観ていない(あの1週間は東京在住だった・笑)ので、去年からもう「清く正しく美しく」は廃止になったのかしら? ……と、プログラムを確認したら(観てないけど、プログラムは買ってある)、ちゃんと「清く正しく美しく」だった。
…………重ね重ね、100期生、乙。がんばれ。
幕開きからガツンとやられてたわけですが。
次に、演劇でもまた、ツボ直撃された。
第2部の演劇、演出は正塚晴彦。ワンパターンのバックステージ物。ある劇団が舞台で、そこの俳優たちが、自分たちの演じる役だの舞台だの、素の人間関係などであーだこーだやっている。
またコレですか。正塚せんせ、コレしかないんですか。
で、過去のどのパターン? 『ロミジュリ』モノ? それとも銀行強盗?
と、うがって観ていたら。
いちお、はじめて観るパターンでした。
が。
『BourbonStreet Blues』かよ!!(笑)
すみません、客席で吹き出しかけました。
まさか『BourbonStreet Blues』の再演を、ここで観るとは思わなくて。
ハリーの文化祭演劇の定番、バックステージ物。
100期生たちの演じる「舞台俳優」たちが、「次の公演の出し物」として、『BourbonStreet Blues』のお稽古をしているの。
だから、素の「劇団員」として喋ったかと思うと、次の場面では「『BourbonStreet Blues』の登場人物」として喋っている、という二面性がある、わけだ。
えーと、『BourbonStreet Blues』は2005年の月組のバウ作品です。あ、初舞台が月組だから? と、途中で思う。
でもさ、『BourbonStreet Blues』自体も、当時の92期生文化祭と同じ演出手法で作られていた、つーか、「正塚、コレがマイブーム? それとも手抜き……?」という印象の作品だったような?
それをさらに焼き直して文化祭で使うとか。
重ね重ねすげーなと。
あのW主演バウで後半日程主演していたみっちゃんが今は専科さんで、前半日程で3番手だったみりおくんが花組次期トップで、みりおくんのさらに下、番手もナニもないただのその他大勢・脇役だったまさおが月組トップなんだもんな。
みっちゃんの相手役だったねねちゃんは星組トップ娘役、前半日程のヒロインだったれみちゃんは別格スターとして退団。
なんかいろいろ思い出したさ。
……とまあ、わたしはいいよ。いろいろ思うところあるし。知ってる話だから、ぶつ切りダイジェストでもついて行ける。
しかし。
プロのジェンヌが演じてもいろいろ苦しい正塚芝居を、素人の学生たちでやると、どうなるか。
文化祭なのに、客席からいびきが聞こえる……。
後ろの人、いびきはまずいよ、起きて、起きて!
隣の人、背もたれに後頭部を載せて、真上を向いて寝落ちるのはやめて、舞台から見えちゃうよ~~!!
いらんところで、ハラハラしました。
正塚ならではの、不親切なふたり芝居をえんえん、やるんですよ……。
そりゃきついわ……気が遠くなる人、続出するわ……。
100期生、おつかれ。
100期生、がんばれ。
演出サイドのアレさにアタマを抱えた。ツボ直撃、あきれたり笑えたり、忙しかった。
だけど、どんな目に遭ったって、誠心誠意がんばって、汗を流し前向きに輝いている、100期生たちに癒されました。
劇団に入ったあとも、アレな歌を、アレな演出を、それでも力尽くでモノにしていくことになるんだ、文化祭はその練習だよね。
がんばれ。
初舞台は初日から観に行くよ。
すみません、ちょっと邪道な感想かもしれません。
とゆーのもだ、本来素直に感動すべき「文化祭」の初っぱなから、わたしは内心アタマを抱えてました。
だってさ。
100期生のみなさん、すげートンデモソングを歌わされ、踊らされてたんだもの!!(笑)
文化祭のオープニングっつーと日舞ですよ、歌ウマ娘役ちゃんがソロで「清く正しく美しく」を朗々と歌い、歌ウマコーラス隊がハモり、その歌声の中、厳粛に全員で舞う……そういう場面ですよ。
通常なら。
なのに今年のみなさんは。
「100周年おめでとうソング」を歌わされていた!!(笑)
ノリは、『タカラヅカスペシャル』とかのオープニングで歌わされるアレです。
自画自賛をすげーダサいワード満載で洪水のように垂れ流し。
「百年(ももとせ)の道~~♪(ああ~~)明日へ続く道~~♪(ああ~~)」とか、このテイストなんですよ!!
いちばんツボにはまったのは、
「♪乙女たちの瞳の奥に~~、たぎる思い 叶うまで~~」
叶う日だったかな? 多少チガウかもしんないが、「乙女たちの瞳の奥」と「たぎる思い」はたしかだ!
何度も繰り返すから、耳に残った……つか、クリティカルだったもんで、忘れられん!!(笑)
文化祭は毎年観に行っているから、100期生だからどう、とは特に思ってなかったんだけど……。
幕開きからコレでしょ?
100期生って、大変だな!! と、痛感した。
端正に「清く正しく美しく」で済む場面が、こんなトンデモソングにされちゃって……。
ひょっとしてプログラムにナニか書いてあるかも、と今確認したら、「宝塚音楽学校創立100周年記念讃歌」作詞・植田紳爾と堂々と書いてあった!!
ギャフン!(笑)
……ダサいわけだ……わたしの耳は間違ってなかった……。
えーと、そういや去年、音校の100周年行事を大劇場でやってたっけ? このトンデモソング、すでにそこで披露されてたのかしら?
そして、毎年観てる、と言いながら、実は去年の99期生は観ていない(あの1週間は東京在住だった・笑)ので、去年からもう「清く正しく美しく」は廃止になったのかしら? ……と、プログラムを確認したら(観てないけど、プログラムは買ってある)、ちゃんと「清く正しく美しく」だった。
…………重ね重ね、100期生、乙。がんばれ。
幕開きからガツンとやられてたわけですが。
次に、演劇でもまた、ツボ直撃された。
第2部の演劇、演出は正塚晴彦。ワンパターンのバックステージ物。ある劇団が舞台で、そこの俳優たちが、自分たちの演じる役だの舞台だの、素の人間関係などであーだこーだやっている。
またコレですか。正塚せんせ、コレしかないんですか。
で、過去のどのパターン? 『ロミジュリ』モノ? それとも銀行強盗?
と、うがって観ていたら。
いちお、はじめて観るパターンでした。
が。
『BourbonStreet Blues』かよ!!(笑)
すみません、客席で吹き出しかけました。
まさか『BourbonStreet Blues』の再演を、ここで観るとは思わなくて。
ハリーの文化祭演劇の定番、バックステージ物。
100期生たちの演じる「舞台俳優」たちが、「次の公演の出し物」として、『BourbonStreet Blues』のお稽古をしているの。
だから、素の「劇団員」として喋ったかと思うと、次の場面では「『BourbonStreet Blues』の登場人物」として喋っている、という二面性がある、わけだ。
えーと、『BourbonStreet Blues』は2005年の月組のバウ作品です。あ、初舞台が月組だから? と、途中で思う。
でもさ、『BourbonStreet Blues』自体も、当時の92期生文化祭と同じ演出手法で作られていた、つーか、「正塚、コレがマイブーム? それとも手抜き……?」という印象の作品だったような?
それをさらに焼き直して文化祭で使うとか。
重ね重ねすげーなと。
あのW主演バウで後半日程主演していたみっちゃんが今は専科さんで、前半日程で3番手だったみりおくんが花組次期トップで、みりおくんのさらに下、番手もナニもないただのその他大勢・脇役だったまさおが月組トップなんだもんな。
みっちゃんの相手役だったねねちゃんは星組トップ娘役、前半日程のヒロインだったれみちゃんは別格スターとして退団。
なんかいろいろ思い出したさ。
……とまあ、わたしはいいよ。いろいろ思うところあるし。知ってる話だから、ぶつ切りダイジェストでもついて行ける。
しかし。
プロのジェンヌが演じてもいろいろ苦しい正塚芝居を、素人の学生たちでやると、どうなるか。
文化祭なのに、客席からいびきが聞こえる……。
後ろの人、いびきはまずいよ、起きて、起きて!
隣の人、背もたれに後頭部を載せて、真上を向いて寝落ちるのはやめて、舞台から見えちゃうよ~~!!
いらんところで、ハラハラしました。
正塚ならではの、不親切なふたり芝居をえんえん、やるんですよ……。
そりゃきついわ……気が遠くなる人、続出するわ……。
100期生、おつかれ。
100期生、がんばれ。
演出サイドのアレさにアタマを抱えた。ツボ直撃、あきれたり笑えたり、忙しかった。
だけど、どんな目に遭ったって、誠心誠意がんばって、汗を流し前向きに輝いている、100期生たちに癒されました。
劇団に入ったあとも、アレな歌を、アレな演出を、それでも力尽くでモノにしていくことになるんだ、文化祭はその練習だよね。
がんばれ。
初舞台は初日から観に行くよ。