ソは、そのかの「ソ」。@TCAスペシャル2007・7
2007年9月13日 タカラヅカ 『TCAスペシャル2007 アロー!レビュー!−「モン・パリ」80周年記念−』初回とラストの東宝組中継有りスペシャル回との感想が混在してます、感想、その7。
東宝との生中継、生のやりとり。
意気込みはわかるが、やりたいこともわかるが、技術が追いついていない。いや、足りなかったのは資金だろうか?
会話にならないほどの時差があるんだ。
地球の裏側とでも会話しているのか? 最近のニュース番組とかでここまでの時差は見たことないぞ。昭和時代の『ザ・ベストテン』の海外中継か?てなノリ。
あまりの時差に場が引きまくるんだが、それをマミさんが力尽くで引っ張る。まとめる。
相方を務めるのは我らがトウコ。
マミさんもわかってるよな。寿美礼ちゃんが挨拶をしているっつーに、横から時差についてぼそりと突っ込んだトウコのひとことを逃がさず、ソコに食いついた。
ムラにいる4人の中で、この「企画自体まちがってる、光回線中継ってなんだよソレ、クオリティに問題ありすぎ」場面を盛り上げる、つなぎとめることができるのはトウコのみ。
エンターティナー・マミさんと、お笑いテイスト・トウコが力業を披露。
このふたりがいなかったら、どーなってたんだほんと。台本があったって会話が成り立たないほどの時差なんて、21世紀の中継技術ではありえないだろ。
よほど経費節約して、通常の中継方法を取らなかった結果だろうか。
あと、すげーなつかしかったのは、トドの、トウコへの冷たい言葉。
う・わー。
トド様相変わらず、トウコにはキツイなー。
トド様基本気ィ使いィさんだと思うんだが、昔からトウコには容赦がない。
淡々とキツイ言葉を投げかける。
トウコも別に、気にした様子はない。なにしろ「なつかしい」と思うくらいには見慣れた光景(笑)。
機会があったら、『スターの小部屋』の『アナジ』座談会を見てやって。あれほど空気の凍った座談会はめずらしいから。トドとトウコの関係にミステリを感じることができますわよ。
このふたりの仲がいいのか悪いのか、かれこれ10年は謎のままだニャ(笑)。
仲がいいから容赦がないのだと、信じておこう。
それはともかく。
あまりの時差に会話が出来ないくらいなのに、最後はムラと東宝で一緒に歌うんだそうですよ。
無理。
すげー素で、突っ込んだ。
ソレ、無理だから。ありえないから。
企画段階では、ここまで時差があるってわかってなかったんだろう。
わかった段階で、プログラムを変更しようよ……。現場でフレキシブルに指揮を執れるだけの人がいないのかねえ、タカラヅカ。
もう「音が合わない」ことはどうしようもないので、ムラと東宝で合唱、なんて無理だとムラの出演者たちはまるっとあきらめていたと思う。
実際どのへんが合唱になっているのかわからなかった。
寿美礼サマたち出演者は、ふつーに歌って客席に微笑みかけていました。
中継が終わってほっとしたなあ。ストレス溜まるもんよ、時差で空白の出来る会話や、白くぼやけて見たいモノが見えない映像なんて。
それと、東宝オケのトランペットの、信じられない雑音ぶりを、スピーカを通して聴かされるのはつらいっす。ほんとにヘタやなー。ナマでなく、時差つきで聴かされたらたまらんわー。
盛り下がりがちだった中継を乗り切り、舞台上のスターたちで微妙だったテンションを盛り返し、なんとか幕。
がんばった、がんばったねみんなっ(笑)。
コレに懲りてもう二度と、光回線とやらで同時中継はしないと思う……しないでくれよ、歌劇団。
時差のあまり生じない、ふつーの中継ならしてヨシ。
さて、2幕はディスコ・メドレーでスタート。
蛍光ピンクとイエローまぶしいロングコート姿の2番手が4人、銀橋にて歌い出す。
そう、参加しているのは4組、だから2番手も4人。数は合っている。
合っている……が。あれ?
まとぶ、きりやん、ゆうひ、ゆみこ……花・月・雪……星は?
星組は、2番手不在。
なんてあからさまな……。
イカレた配色の衣装を着こなし、絵になっているのは、なんつってもビジュアル系のゆーひくん、そして美形のまとぶん。
熱量で着こなすきりやんはいいとして、……ごめん、やっぱりどーしても微妙だ、ゆみこ……。だがゆみこはその微妙っぷりがいいのだ(笑)。
ディスコだディスコだ、つーことで、髪型がえらいことになっている人たち多数。髪の毛が三日月のように曲線描いてハネてますよ。超人ロックとかサイボーグ009とか、アレ系です。
3番手4人、ということで、組順に壮・キムが並んで歌い踊ることがみょーにうれしい。
このふたり、ついこの間までふつーに同じ組で対で踊っていたんだよ。こうやって。
しい・すずはいつもコンビ売り。この安定感がいいよね。
ラストの回はしいちゃんに隠れてまっつがまったく見えないてなことになって大ウケしたりしていたが、よく知っているノリのいい曲のメドレーと、各組期待のスターがバックダンサー全員集合状態、つーのは無駄に豪華ですばらしいです。
「あさこー」「まさちゃーん」ではじまったオサあさコーナーは、初回よりさらにぐだぐだになっていた。
ほんとに3回ともちがう話題だったようだが、ラストの回がいちばんつまんなかったような。
や、だって「私のことどう思ってる?」という、オサとあさこの告白タイムでしかなかったのな。
や、それはもうわかってる(笑)から、それよりもっと「会話」が聞きたかったなー。
ほんとのとこ、会話より「ショー」が見たかったんだけどな。
寿美礼サマが目を線にして笑っているから、それだけでファンとしては幸福なんだけど。
いつもまで経ってもだらだらぐたぐたしているトークコーナーに、終了を示す雷が何度か鳴る。
そしてついには、トウコ様の、冷めた声@マミさんお墨付き、が降る。
名乗らないけど、この声はもちろんトウコ様。カミナリ様より強烈。
トウコはもう、「こーゆーキャラ」として確立しているんだねええ。
次は「ヒロイン競演」というテーマで、各組娘役トップスターが、自組の男役たちと有名ミュージカルナンバーを歌う、という場面。
花組が『ME AND MY GIRL』、月組が『サウンド・オブ・ミュージック』、雪組が『マイ・フェア・レディ』、星組が『キス・ミー・ケイト』。
月組が、謎です。
何故ラテン黄色フリフリ衣装で「ドレミの歌」?? てか、よりによって「ソは、そのかのソ!」なの? 客席、静まりかえってましたよ?
かなみちゃんは超ブリブリ演技。や、かわいいからこそ、そーゆーことをさせたくなるのはわかるが、せっかく今の公演で素敵な大人の等身大女性を演じているのに、またこのワンパタ・イメージをかなみんに押しつけますか、演出家よ。
1部のアラビアンに引き続き、衣装が謎のままだ、月組さん。
雪組はここでもやはり大人っぽく、星組はここでもやはり、何故なのかあすかちゃんがいまいち目立たない作りになっているよーな気がする……。
組ごとに演出家が同じなのか? なんか1幕も2幕も組ごとに同じよーなことをやっている印象。
統一感を狙っているのかなあ?
まだ続く〜〜。
東宝との生中継、生のやりとり。
意気込みはわかるが、やりたいこともわかるが、技術が追いついていない。いや、足りなかったのは資金だろうか?
会話にならないほどの時差があるんだ。
地球の裏側とでも会話しているのか? 最近のニュース番組とかでここまでの時差は見たことないぞ。昭和時代の『ザ・ベストテン』の海外中継か?てなノリ。
あまりの時差に場が引きまくるんだが、それをマミさんが力尽くで引っ張る。まとめる。
相方を務めるのは我らがトウコ。
マミさんもわかってるよな。寿美礼ちゃんが挨拶をしているっつーに、横から時差についてぼそりと突っ込んだトウコのひとことを逃がさず、ソコに食いついた。
ムラにいる4人の中で、この「企画自体まちがってる、光回線中継ってなんだよソレ、クオリティに問題ありすぎ」場面を盛り上げる、つなぎとめることができるのはトウコのみ。
エンターティナー・マミさんと、お笑いテイスト・トウコが力業を披露。
このふたりがいなかったら、どーなってたんだほんと。台本があったって会話が成り立たないほどの時差なんて、21世紀の中継技術ではありえないだろ。
よほど経費節約して、通常の中継方法を取らなかった結果だろうか。
あと、すげーなつかしかったのは、トドの、トウコへの冷たい言葉。
う・わー。
トド様相変わらず、トウコにはキツイなー。
トド様基本気ィ使いィさんだと思うんだが、昔からトウコには容赦がない。
淡々とキツイ言葉を投げかける。
トウコも別に、気にした様子はない。なにしろ「なつかしい」と思うくらいには見慣れた光景(笑)。
機会があったら、『スターの小部屋』の『アナジ』座談会を見てやって。あれほど空気の凍った座談会はめずらしいから。トドとトウコの関係にミステリを感じることができますわよ。
このふたりの仲がいいのか悪いのか、かれこれ10年は謎のままだニャ(笑)。
仲がいいから容赦がないのだと、信じておこう。
それはともかく。
あまりの時差に会話が出来ないくらいなのに、最後はムラと東宝で一緒に歌うんだそうですよ。
無理。
すげー素で、突っ込んだ。
ソレ、無理だから。ありえないから。
企画段階では、ここまで時差があるってわかってなかったんだろう。
わかった段階で、プログラムを変更しようよ……。現場でフレキシブルに指揮を執れるだけの人がいないのかねえ、タカラヅカ。
もう「音が合わない」ことはどうしようもないので、ムラと東宝で合唱、なんて無理だとムラの出演者たちはまるっとあきらめていたと思う。
実際どのへんが合唱になっているのかわからなかった。
寿美礼サマたち出演者は、ふつーに歌って客席に微笑みかけていました。
中継が終わってほっとしたなあ。ストレス溜まるもんよ、時差で空白の出来る会話や、白くぼやけて見たいモノが見えない映像なんて。
それと、東宝オケのトランペットの、信じられない雑音ぶりを、スピーカを通して聴かされるのはつらいっす。ほんとにヘタやなー。ナマでなく、時差つきで聴かされたらたまらんわー。
盛り下がりがちだった中継を乗り切り、舞台上のスターたちで微妙だったテンションを盛り返し、なんとか幕。
がんばった、がんばったねみんなっ(笑)。
コレに懲りてもう二度と、光回線とやらで同時中継はしないと思う……しないでくれよ、歌劇団。
時差のあまり生じない、ふつーの中継ならしてヨシ。
さて、2幕はディスコ・メドレーでスタート。
蛍光ピンクとイエローまぶしいロングコート姿の2番手が4人、銀橋にて歌い出す。
そう、参加しているのは4組、だから2番手も4人。数は合っている。
合っている……が。あれ?
まとぶ、きりやん、ゆうひ、ゆみこ……花・月・雪……星は?
星組は、2番手不在。
なんてあからさまな……。
イカレた配色の衣装を着こなし、絵になっているのは、なんつってもビジュアル系のゆーひくん、そして美形のまとぶん。
熱量で着こなすきりやんはいいとして、……ごめん、やっぱりどーしても微妙だ、ゆみこ……。だがゆみこはその微妙っぷりがいいのだ(笑)。
ディスコだディスコだ、つーことで、髪型がえらいことになっている人たち多数。髪の毛が三日月のように曲線描いてハネてますよ。超人ロックとかサイボーグ009とか、アレ系です。
3番手4人、ということで、組順に壮・キムが並んで歌い踊ることがみょーにうれしい。
このふたり、ついこの間までふつーに同じ組で対で踊っていたんだよ。こうやって。
しい・すずはいつもコンビ売り。この安定感がいいよね。
ラストの回はしいちゃんに隠れてまっつがまったく見えないてなことになって大ウケしたりしていたが、よく知っているノリのいい曲のメドレーと、各組期待のスターがバックダンサー全員集合状態、つーのは無駄に豪華ですばらしいです。
「あさこー」「まさちゃーん」ではじまったオサあさコーナーは、初回よりさらにぐだぐだになっていた。
ほんとに3回ともちがう話題だったようだが、ラストの回がいちばんつまんなかったような。
や、だって「私のことどう思ってる?」という、オサとあさこの告白タイムでしかなかったのな。
や、それはもうわかってる(笑)から、それよりもっと「会話」が聞きたかったなー。
ほんとのとこ、会話より「ショー」が見たかったんだけどな。
寿美礼サマが目を線にして笑っているから、それだけでファンとしては幸福なんだけど。
いつもまで経ってもだらだらぐたぐたしているトークコーナーに、終了を示す雷が何度か鳴る。
そしてついには、トウコ様の、冷めた声@マミさんお墨付き、が降る。
名乗らないけど、この声はもちろんトウコ様。カミナリ様より強烈。
トウコはもう、「こーゆーキャラ」として確立しているんだねええ。
次は「ヒロイン競演」というテーマで、各組娘役トップスターが、自組の男役たちと有名ミュージカルナンバーを歌う、という場面。
花組が『ME AND MY GIRL』、月組が『サウンド・オブ・ミュージック』、雪組が『マイ・フェア・レディ』、星組が『キス・ミー・ケイト』。
月組が、謎です。
何故ラテン黄色フリフリ衣装で「ドレミの歌」?? てか、よりによって「ソは、そのかのソ!」なの? 客席、静まりかえってましたよ?
かなみちゃんは超ブリブリ演技。や、かわいいからこそ、そーゆーことをさせたくなるのはわかるが、せっかく今の公演で素敵な大人の等身大女性を演じているのに、またこのワンパタ・イメージをかなみんに押しつけますか、演出家よ。
1部のアラビアンに引き続き、衣装が謎のままだ、月組さん。
雪組はここでもやはり大人っぽく、星組はここでもやはり、何故なのかあすかちゃんがいまいち目立たない作りになっているよーな気がする……。
組ごとに演出家が同じなのか? なんか1幕も2幕も組ごとに同じよーなことをやっている印象。
統一感を狙っているのかなあ?
まだ続く〜〜。