こんな『EXCITER!!』が見たかった。
2010年11月11日 タカラヅカ 言うは易く行うは難し。
言うのはタダ。
今だから言える。外野だから言える。後出し、後の祭り、後は野となれ山となれ。
こんな『EXCITER!!』が見たかった!!
前例を作った劇団が悪いのです。
雪組の『ロック・オン!』において、ブルース・バージョンとラテン・バージョン、2種類出演者からしてチガウ、独立した場面を作り、なんの法則性もない抜き打ちで日替わり上演。
1回の観劇ではどちらか片方しか観られないし、たとえ10回観ても運が悪けりゃ片方しか観られない。
なんだよソレ、そんなことがアリなら、花組でもやればいいのに。
ただでさえ客席の人口密度が低……ゲフンゲフン。
少しでもリピーター稼……ゲフンゲフン。
役替わりによって客を釣るにしても、インパクトがなきゃ意味ナイ。
たとえば今さらえりたんとみわっちとまぁくんが役替わりしたって、新鮮味に欠けるんだ。この役替わりは『ME AND MY GIRL』で実践したけど、集客が格段と上がったかどうかはさだかではない。
今の時代、スターがスターだからという理由で主演公演を立て続けにしたり、オイシイ場面を独占したりしても、ダイレクトに人気にはつながらない。
むしろ、ちょっとはずれたあたりを突く方が、観客の興味を引く。
いくら再演でも、場面ひとつまるまる、変更するのは容易ではないだろう。
そこの場面の出演者たち全員がイチからお稽古し直しになる、だけでなく、その前後の場面も関係してくる。役替わり出演したりしたら、その前後場面には出られないものね。
だからいちばん影響が少なく、お稽古も短時間で済む場面。
溜息銀橋を、役替わりにする。
3人しかいない場面なので、何十人と出ている場面のお稽古し直しに比べ、労力は圧倒的に少ないはず。
また、中詰めでほぼ全員の勢いで舞台にいる場面から3人だけ残るので、影響が出るのは溜息銀橋の直後の場面だけで、直前の場面には影響なし。
まとぶん、えりたん、みわっちの3人で銀橋っていうのは、まとぶんがトップになってからずっとやっていることなので、新鮮味が少ないんだ。ゆーひさんがいてもいなくても、このトリオはガチなイメージだもんよ。
だから初演でえんえんこのトリオでやった場面を、再演でも変化無しに上演するのは、バージョンアップになっていない。
もちろん、彼らの男役芸は素晴らしいんだけど。「スター!」である証、さすが花組のトップスターたち!って感じなのはたしかなんだけど。
「いつもの3人」で完結するよりも、役替わりのひとつのパターンにすれば、彼らの格上ぶりもわかるんじゃないかな、他の人たちで溜息するのと比べて。
物理的にいちばん役替わりしやすい、人を動かしやすい、そしてオイシイ場面である、溜息銀橋。
ここを役替わりにするなら、観客に「観たい」と思わせる人選でなくてはダメだ。
まつみつめおにする? まぁだいまゆにする? 直後のハバナは別の人に出てもらうとして?
……甘い。
一定学年・立ち位置以上の人々、全員だっ。
「今日の溜息銀橋、はっち、さおた、王子、まりんのダンディ銀橋だった!」
「今日はまぁくん、めぐむ、しゅん様、らいらい、よっちの88期男銀橋だった!」
「今日はみつる、ふみか、だいもん、あきらのオラオラ野郎銀橋だった!」
「今日はえりたん、まっつ、めおちゃんの個々別物異次元トリオだった!」
テーマを決めた人選で、キザりまくり、客席釣りまくり。
中堅以上なら、ある程度キャラは出来ているので、ソレを活かして釣りまくれ。花開け。
でもってさらに。
「今日はすごいレア! じゅりあ、さあや、きらり、くまくまの肉食系迫力美女銀橋!」
とか、娘役DAYもアリ。
中詰めのドレス姿で戦闘態勢ばりばりに色気振りまけ、客席喰いまくれ。
何パターンあるのか誰も知らない(笑)。
中詰めの銀橋・本舞台勢揃いで主題歌、ばんと決めて暗転!のあと、いったい誰が銀橋に残っているのか、溜息銀橋スタートでライトが点く瞬間までわからないという。
銀橋で少人数でライト浴びて、丸1曲自己アピールするって、タカラヅカスターである以上、経験しておいて損なことはない。
路線スター以外だって、娘役だって。「スター!」スキルはあるに越したことはないんだ。
基礎やキャラクタが出来上がってない下級生だけでやられるとつらいけれど、ある程度の学年と立ち位置と自覚のある人なら、なにかしら自己表現するはず出来なきゃ困る。
自主練も盛んになるだろう、「昨日**ちゃん出が異様に遅かったから、明日の溜息銀橋**ちゃんかも?!」とか、噂がつぶやきまくられる(笑)。
銀橋グループごとに、鏡の前でえんえんうふんあはん自主練習する花男たち! あああよっちとかすげー見てみてえぇぇ!
そんななかで、正統派の溜息トリオ、まとぶんたちもどーんと本家の力を見せつけてくださいまし。
ご贔屓や気になる人の溜息銀橋見たさに、ファンはリピートするしかないという(笑)。
そんな『EXCITER!!』が見てみたかった。
ただの外野の無責任な思いつき、後の祭り。
今さら言ってどうするだけどな。
言うのはタダ。
今だから言える。外野だから言える。後出し、後の祭り、後は野となれ山となれ。
こんな『EXCITER!!』が見たかった!!
前例を作った劇団が悪いのです。
雪組の『ロック・オン!』において、ブルース・バージョンとラテン・バージョン、2種類出演者からしてチガウ、独立した場面を作り、なんの法則性もない抜き打ちで日替わり上演。
1回の観劇ではどちらか片方しか観られないし、たとえ10回観ても運が悪けりゃ片方しか観られない。
なんだよソレ、そんなことがアリなら、花組でもやればいいのに。
ただでさえ客席の人口密度が低……ゲフンゲフン。
少しでもリピーター稼……ゲフンゲフン。
役替わりによって客を釣るにしても、インパクトがなきゃ意味ナイ。
たとえば今さらえりたんとみわっちとまぁくんが役替わりしたって、新鮮味に欠けるんだ。この役替わりは『ME AND MY GIRL』で実践したけど、集客が格段と上がったかどうかはさだかではない。
今の時代、スターがスターだからという理由で主演公演を立て続けにしたり、オイシイ場面を独占したりしても、ダイレクトに人気にはつながらない。
むしろ、ちょっとはずれたあたりを突く方が、観客の興味を引く。
いくら再演でも、場面ひとつまるまる、変更するのは容易ではないだろう。
そこの場面の出演者たち全員がイチからお稽古し直しになる、だけでなく、その前後の場面も関係してくる。役替わり出演したりしたら、その前後場面には出られないものね。
だからいちばん影響が少なく、お稽古も短時間で済む場面。
溜息銀橋を、役替わりにする。
3人しかいない場面なので、何十人と出ている場面のお稽古し直しに比べ、労力は圧倒的に少ないはず。
また、中詰めでほぼ全員の勢いで舞台にいる場面から3人だけ残るので、影響が出るのは溜息銀橋の直後の場面だけで、直前の場面には影響なし。
まとぶん、えりたん、みわっちの3人で銀橋っていうのは、まとぶんがトップになってからずっとやっていることなので、新鮮味が少ないんだ。ゆーひさんがいてもいなくても、このトリオはガチなイメージだもんよ。
だから初演でえんえんこのトリオでやった場面を、再演でも変化無しに上演するのは、バージョンアップになっていない。
もちろん、彼らの男役芸は素晴らしいんだけど。「スター!」である証、さすが花組のトップスターたち!って感じなのはたしかなんだけど。
「いつもの3人」で完結するよりも、役替わりのひとつのパターンにすれば、彼らの格上ぶりもわかるんじゃないかな、他の人たちで溜息するのと比べて。
物理的にいちばん役替わりしやすい、人を動かしやすい、そしてオイシイ場面である、溜息銀橋。
ここを役替わりにするなら、観客に「観たい」と思わせる人選でなくてはダメだ。
まつみつめおにする? まぁだいまゆにする? 直後のハバナは別の人に出てもらうとして?
……甘い。
一定学年・立ち位置以上の人々、全員だっ。
「今日の溜息銀橋、はっち、さおた、王子、まりんのダンディ銀橋だった!」
「今日はまぁくん、めぐむ、しゅん様、らいらい、よっちの88期男銀橋だった!」
「今日はみつる、ふみか、だいもん、あきらのオラオラ野郎銀橋だった!」
「今日はえりたん、まっつ、めおちゃんの個々別物異次元トリオだった!」
テーマを決めた人選で、キザりまくり、客席釣りまくり。
中堅以上なら、ある程度キャラは出来ているので、ソレを活かして釣りまくれ。花開け。
でもってさらに。
「今日はすごいレア! じゅりあ、さあや、きらり、くまくまの肉食系迫力美女銀橋!」
とか、娘役DAYもアリ。
中詰めのドレス姿で戦闘態勢ばりばりに色気振りまけ、客席喰いまくれ。
何パターンあるのか誰も知らない(笑)。
中詰めの銀橋・本舞台勢揃いで主題歌、ばんと決めて暗転!のあと、いったい誰が銀橋に残っているのか、溜息銀橋スタートでライトが点く瞬間までわからないという。
銀橋で少人数でライト浴びて、丸1曲自己アピールするって、タカラヅカスターである以上、経験しておいて損なことはない。
路線スター以外だって、娘役だって。「スター!」スキルはあるに越したことはないんだ。
基礎やキャラクタが出来上がってない下級生だけでやられるとつらいけれど、ある程度の学年と立ち位置と自覚のある人なら、なにかしら自己表現するはず出来なきゃ困る。
自主練も盛んになるだろう、「昨日**ちゃん出が異様に遅かったから、明日の溜息銀橋**ちゃんかも?!」とか、噂がつぶやきまくられる(笑)。
銀橋グループごとに、鏡の前でえんえんうふんあはん自主練習する花男たち! あああよっちとかすげー見てみてえぇぇ!
そんななかで、正統派の溜息トリオ、まとぶんたちもどーんと本家の力を見せつけてくださいまし。
ご贔屓や気になる人の溜息銀橋見たさに、ファンはリピートするしかないという(笑)。
そんな『EXCITER!!』が見てみたかった。
ただの外野の無責任な思いつき、後の祭り。
今さら言ってどうするだけどな。