男は美しく、愛らしくなくては!(笑)@天使のはしご
2012年4月7日 タカラヅカ だから、日記はリアルタイムでなきゃダメなの。
何度後悔したら学習するのわたし。
すずみんの退団発表を知って、後悔したもの。
どうして『天使のはしご』の感想を、ちゃんと書き切っておかなかったの、と。
退団を知ってからでは、内容が変わってしまう。わたしに、別の意識が入るから。どうしても、「すずみん、いなくなっちゃうんだ」というキモチ抜きには、彼を思えなくなるから。
贔屓組公演中なので、日程ぎりぎり、時間なさ過ぎ、それでもなんとかやりくりして、バウホールへ行った。すずみん好きだし、みやるり好きだし、星組を観たいからこそ。
すずみんがタカラヅカを卒業するなんて、まーーったく考えてない。
彼はこの花園に骨を埋めてくれる人だと信じ切っている。他の誰を失っても、彼はここに彼のままいてくれる。
ただ、そうなると今の立ち位置のままではいられないだろうから、華々しいところから少しずつ退いていくのだろう、その布石としてのバウ主演なのかな、とは思った。
ついでに言うと、わたしは劇団を信じていない。「餞別公演」なんてモノは都市伝説だと思っている。
退団するからその前に餞別をあげる、なんて、あの非情な営利企業がするもんか。
餞別公演ってのは、「退団したら観られなくなるよ、さあ劇団に金を落としなさい」公演だと思う。すなわち、退団発表をしたあとにするもの。
だから、退団発表前に主演やいい役が来たって、「餞別」じゃない。いなくなる人に充実した場を与えたって、劇団は儲からないじゃない。いなくなる当人やそのファンにいい思いをさせたって、そのあとも続く劇団の儲けにはつながらないじゃない。
だから、「バウ主演が決まった、餞別公演だ。そのあとの本公演で退団するんだ」とは通常思わない。
劇団は餞別をくれるよーな甘い企業じゃない。ええ、すっかり不信感(笑)。
それでも、主演バウのあとに退団するスターが多いのも事実。
それは生徒自身がバウ主演したことで、自分のジェンヌ人生に区切りを付けるためだと思う。
タカラヅカは永遠にいられるところじゃない。どこかで、自ら幕を下ろさなければならない。
その区切りを、きっかけを、主演公演に置く場合がある……のは、人の意識の流れとして、とても納得できるから。
それで「バウ主演=卒業が近いのかな」と不安になることもある。
しかし、すずみんに関しては、それがなかった。
彼は昔からタカラヅカ愛を語り続け、卒業しない、ずっとずっと劇団にいると公言していると人づてに聞いてきた。
実際彼の舞台やテレビ・雑誌などで垣間見る姿から、その言葉の熱が真実であると伝わってくる。
だからバウ主演したって、それを「区切り」とか「満足」とかにしちゃう人じゃない、これからもずっとずっと続く、タカラジェンヌ涼紫央の歴史の一部でしかないんだわ、と。
安心しきってました。
ひとりだけ空気読まずに豪華な衣装なのも、「さすがすずみん!」と喜んでいられた。
気合い入っててなんぼだもの。
タカラヅカのタカラヅカらしさを愛している人の舞台なんだから!
星組次代のスター構想には入っていなくても、また何年かあとには、こんな風に主演公演を観られるんだと、疑ってなかったんだよ。
と、知ってしまったあとではどうしても感傷的になるけれど。
それはともかく。
ダーシーさん@すずみん、かわいい。
すずみんは、「かわいげのある貴公子」を演じるとピカイチっす!
ダーシーさんのツンデレ具合がたまらんっす。
彼のお貴族様ぶりと、悶々とした部分を眺めているのが、楽しくてならなかった。
あのすました顔で、「バカはキライ」と顔に書いてあるよーな性格で、リジー@はるこにめろめろなのが、もお。
周囲の人が、どんだけニヤニヤしながら、でろでろなダーシーさんを眺めていたんだろうなあとか、想像するだけでごろごろ床を転がりたくなる。
だからこそ、ダーシーさん主役で見たかったんだよなあ。
リジーというキャラクタも、はるこちゃんも大好きだけど、やっぱここはすずみんを主役にしてほしかった。
ところでなんで、ダーシーさんは「ダーシーさん」なの?
リジーはわざわざ愛称と名前と名字と3つもあって、なんでダーシーさんたち男性陣は名字だけなの?
名前で呼ばないのがすごい違和感……。
幼なじみでダーシー家の使用人だったウィカム@ともみんまで、何故共に名字呼び……。ふつー名前で呼び合うだろう……。ジャルジェ家の使用人アンドレが、主家の人間であるオスカルを「ジャルジェ」と呼ぶよーなもん。
原作縛りなの? だとしても、タカラヅカである以上、かなり変だ。
この作品で、いちばん驚いたことって実は、ともみんが悪役をやってる・悪役に見える!ってことだったりする(笑)。
今まで、ナニをやっても悪役に見えなかったともみん。
ダーク・ヒーローのティリアン@『エル・アルコン』を演じてなお、「いい人」でしかなかった彼が……胸熱……。
星担友人曰く「『ノバ・ボサ・ノバ』を半年やったのが大きかった」そうです。
中日あたりでは、ちゃんとワルな顔が出来るようになったとか。……中日って、4都市目にしてよーやくかよ!(笑)
軍服がめちゃ似合うし、今までトホホ感残るところが売りだっただけに、そこを突き抜け上のステージに上がった彼は、とにかくカッコイイ。
しかしウィカムってマジロリコン……。
ダーシーさんの15歳の妹に手を出して、次はリジーの16歳の妹……少女にしか興味がないのか……リジーは彼の守備範囲の年齢ではなかったってことか。
ビングリー@みやるりは、微妙にもったいない役と出番だなあと。
最初だけで、あとは存在忘れられてるし。スズキケイェ……。
こーゆー役はもう、軽々だよなあ。
コリンズ@みっきー、楽しそうだなー。
実力派だからこその役というか。
しかし、脚本のせいなのか、演出のせいなのか、がんばりのわりにあまり笑えないのがつらいかな。
友人曰く、「大阪の人は笑いの沸点が高い」。青年館では笑いを取れていたらしいが、バウではあまり笑いが起こらない。うん、この程度では笑えない……。
でも、タカラヅカにお笑いは求めてないから、別にいいんじゃないかと。
みっきーはアルバイトで踊ってるときがめちゃくちゃ格好良かった。
男たちみんな、美しくてかわいくて、愛すべきキャラクタたちだった。
タカラヅカはこうでなきゃ。
何度後悔したら学習するのわたし。
すずみんの退団発表を知って、後悔したもの。
どうして『天使のはしご』の感想を、ちゃんと書き切っておかなかったの、と。
退団を知ってからでは、内容が変わってしまう。わたしに、別の意識が入るから。どうしても、「すずみん、いなくなっちゃうんだ」というキモチ抜きには、彼を思えなくなるから。
贔屓組公演中なので、日程ぎりぎり、時間なさ過ぎ、それでもなんとかやりくりして、バウホールへ行った。すずみん好きだし、みやるり好きだし、星組を観たいからこそ。
すずみんがタカラヅカを卒業するなんて、まーーったく考えてない。
彼はこの花園に骨を埋めてくれる人だと信じ切っている。他の誰を失っても、彼はここに彼のままいてくれる。
ただ、そうなると今の立ち位置のままではいられないだろうから、華々しいところから少しずつ退いていくのだろう、その布石としてのバウ主演なのかな、とは思った。
ついでに言うと、わたしは劇団を信じていない。「餞別公演」なんてモノは都市伝説だと思っている。
退団するからその前に餞別をあげる、なんて、あの非情な営利企業がするもんか。
餞別公演ってのは、「退団したら観られなくなるよ、さあ劇団に金を落としなさい」公演だと思う。すなわち、退団発表をしたあとにするもの。
だから、退団発表前に主演やいい役が来たって、「餞別」じゃない。いなくなる人に充実した場を与えたって、劇団は儲からないじゃない。いなくなる当人やそのファンにいい思いをさせたって、そのあとも続く劇団の儲けにはつながらないじゃない。
だから、「バウ主演が決まった、餞別公演だ。そのあとの本公演で退団するんだ」とは通常思わない。
劇団は餞別をくれるよーな甘い企業じゃない。ええ、すっかり不信感(笑)。
それでも、主演バウのあとに退団するスターが多いのも事実。
それは生徒自身がバウ主演したことで、自分のジェンヌ人生に区切りを付けるためだと思う。
タカラヅカは永遠にいられるところじゃない。どこかで、自ら幕を下ろさなければならない。
その区切りを、きっかけを、主演公演に置く場合がある……のは、人の意識の流れとして、とても納得できるから。
それで「バウ主演=卒業が近いのかな」と不安になることもある。
しかし、すずみんに関しては、それがなかった。
彼は昔からタカラヅカ愛を語り続け、卒業しない、ずっとずっと劇団にいると公言していると人づてに聞いてきた。
実際彼の舞台やテレビ・雑誌などで垣間見る姿から、その言葉の熱が真実であると伝わってくる。
だからバウ主演したって、それを「区切り」とか「満足」とかにしちゃう人じゃない、これからもずっとずっと続く、タカラジェンヌ涼紫央の歴史の一部でしかないんだわ、と。
安心しきってました。
ひとりだけ空気読まずに豪華な衣装なのも、「さすがすずみん!」と喜んでいられた。
気合い入っててなんぼだもの。
タカラヅカのタカラヅカらしさを愛している人の舞台なんだから!
星組次代のスター構想には入っていなくても、また何年かあとには、こんな風に主演公演を観られるんだと、疑ってなかったんだよ。
と、知ってしまったあとではどうしても感傷的になるけれど。
それはともかく。
ダーシーさん@すずみん、かわいい。
すずみんは、「かわいげのある貴公子」を演じるとピカイチっす!
ダーシーさんのツンデレ具合がたまらんっす。
彼のお貴族様ぶりと、悶々とした部分を眺めているのが、楽しくてならなかった。
あのすました顔で、「バカはキライ」と顔に書いてあるよーな性格で、リジー@はるこにめろめろなのが、もお。
周囲の人が、どんだけニヤニヤしながら、でろでろなダーシーさんを眺めていたんだろうなあとか、想像するだけでごろごろ床を転がりたくなる。
だからこそ、ダーシーさん主役で見たかったんだよなあ。
リジーというキャラクタも、はるこちゃんも大好きだけど、やっぱここはすずみんを主役にしてほしかった。
ところでなんで、ダーシーさんは「ダーシーさん」なの?
リジーはわざわざ愛称と名前と名字と3つもあって、なんでダーシーさんたち男性陣は名字だけなの?
名前で呼ばないのがすごい違和感……。
幼なじみでダーシー家の使用人だったウィカム@ともみんまで、何故共に名字呼び……。ふつー名前で呼び合うだろう……。ジャルジェ家の使用人アンドレが、主家の人間であるオスカルを「ジャルジェ」と呼ぶよーなもん。
原作縛りなの? だとしても、タカラヅカである以上、かなり変だ。
この作品で、いちばん驚いたことって実は、ともみんが悪役をやってる・悪役に見える!ってことだったりする(笑)。
今まで、ナニをやっても悪役に見えなかったともみん。
ダーク・ヒーローのティリアン@『エル・アルコン』を演じてなお、「いい人」でしかなかった彼が……胸熱……。
星担友人曰く「『ノバ・ボサ・ノバ』を半年やったのが大きかった」そうです。
中日あたりでは、ちゃんとワルな顔が出来るようになったとか。……中日って、4都市目にしてよーやくかよ!(笑)
軍服がめちゃ似合うし、今までトホホ感残るところが売りだっただけに、そこを突き抜け上のステージに上がった彼は、とにかくカッコイイ。
しかしウィカムってマジロリコン……。
ダーシーさんの15歳の妹に手を出して、次はリジーの16歳の妹……少女にしか興味がないのか……リジーは彼の守備範囲の年齢ではなかったってことか。
ビングリー@みやるりは、微妙にもったいない役と出番だなあと。
最初だけで、あとは存在忘れられてるし。スズキケイェ……。
こーゆー役はもう、軽々だよなあ。
コリンズ@みっきー、楽しそうだなー。
実力派だからこその役というか。
しかし、脚本のせいなのか、演出のせいなのか、がんばりのわりにあまり笑えないのがつらいかな。
友人曰く、「大阪の人は笑いの沸点が高い」。青年館では笑いを取れていたらしいが、バウではあまり笑いが起こらない。うん、この程度では笑えない……。
でも、タカラヅカにお笑いは求めてないから、別にいいんじゃないかと。
みっきーはアルバイトで踊ってるときがめちゃくちゃ格好良かった。
男たちみんな、美しくてかわいくて、愛すべきキャラクタたちだった。
タカラヅカはこうでなきゃ。