来年の1月。@2012年ラインアップ発表
2011年7月21日 タカラヅカ2011/07/21
2012年 公演ラインアップ【宝塚バウホール】<1月・雪組『インフィニティ』>
7月21日(木)、2012年宝塚歌劇公演ラインアップにつきまして、宝塚バウホール公演の上演作品が決定いたしましたのでお知らせいたします。
雪組
■主演・・・(雪組)未涼亜希
◆宝塚バウホール:2012年1月5日(木)~1月16日(月)
一般前売:2011年12月10日(土)
座席料金:全席5,000円(税込)
バウ・エンターテイメント
『インフィニティ』
-限りなき世界-
作・演出/稲葉太地
人間が持つ「声」。そしてその声が折り重なり生まれる「ハーモニー」。それは人に愛や癒し、明日への活力を伝えることが出来る。“インフィニティ”とは無限大と言った意味であり、「声」が生み出す無限大の力を、世界中の名曲に乗せてお届けするショー・エンターテイメント。
ぽかーん。
えーっと、まーったくのノーマークだったので、消化し切れていません。
だもんでもお、ナニがなんだか。
ご贔屓主演にはろくに反応せず、『仮面の男』の配役や、同公演退団者の話でまっつメイトとメールしてました。
他にも山ほど情報更新されてるし。
なんでもっと小出しにしてくれないんだ。
2011/07/21
雪組 退団者のお知らせ
下記の生徒の退団発表がありましたのでお知らせいたします。
(雪組)
彩那 音
晴華 みどり
大凪 真生
2011年11月20日(雪組 東京宝塚劇場公演千秋楽)付で退団
あうう。なんかもお、アタマ抱えてしゃがみこみたい面子だ。
雪組の一時代を築いたスターのひとり、ひろみちゃん。今が充実期の歌姫かつ女優かおりゃん。
そしてそしてっ、わたしの萌えの宝庫、大公様……っ。まだアタマが『ロミジュリ』のままのわたしに、しゅうくんなしでどうしろと……?! しくしくしく。
まっつバウに出てくれるかも、とか妄想して楽しむことすらできないんだ……。
ぼちぼちアタマ整理しよう……えーとえーと、まっつバウ主演なんだ……しかも芝居ぢゃなくてショーなんだ……バウでショーって相当レア……なんでまっつでショー……しかも完璧アテ書き、テーマは「声」って……稲葉くん……そんなそのままど真ん中な恥ずかしいチョイスは……えーとえーと。
あ、うれしいです。
もちろん。
じわじわと。
ありがたいです。
まだぜんぜん実感わかない。
んで、最後にひとこと。
朝風くんの役、「巨大メガホン」ってナニっ?!>『仮面の男』
∞ ~無限大の声~@未涼亜希バウ主演発表
2011年7月22日 タカラヅカ 昨日のアクセス数がすごいです。いつもの1.5倍。
みんな、どんだけ驚いたんだ、まっつバウ主演。一昨年のゆみこ退団発表のときとほぼ同数のアクセス数、このブログの最高値じゃなかろうか。
まっつが今さらバウ主演できるなんて誰も思ってなかったろうし、あるとしたらそれは餞別とやらでサヨナライベントみたいなもん、という先入観がある。
おかげで、まっつを深く愛している人ほど、このバウ主演を手放しで喜んでいない風潮。わたしの友人たちも困惑していた。
でも。
せっかくの初主演。
発表されて、お葬式気分になってどうするのよ。
ファンが喜ばないでどうするのよ。
と、1日明けて、思いました。
喜びます。
ほんとのとこ、まだ実感が伴ってないんだが(笑)、ここは意識的にテンション上げます。
まっつ、バウ初主演おめでとう。
2011年1月、雪組バウホール公演『インフィニティ』、主演・未涼亜希。
研14にして初主演。遅っ。ヅカ史的これ以上遅い人いるのかしら。退団イベントとかじゃなく、ふつー公演で。
昔のタカラヅカはジェンヌ人生がもっと短く、研14っていうととっくに卒業している学年ですよ。ふつーは新公学年から主演、遅くても新公卒業してちょっとしたら主演するもの、その時期に回ってこなければそれが劇団の意志、一生主演はないってことさ、てのがタカラヅカです。
同期を例に挙げるならば、キム研5、みっちゃん研6、そのか研9で初主演してる。んで、まっつ研14。劇団が84期男たちをどう見ていたか、どの順番・割合で期待していたか、わかる数字ですな。
劇団的に眼中になかったはずの人が、実力で劇団様を振り向かせたのかと思うと、感慨深いです。どんな扱い・立場でも辞めなかった、継続してタカラジェンヌであり続けた、ということも実力に含めるさ。
かくいうわたしも、少年時代のまっつには興味がなく、大人になった彼にオチた口なので、いい具合に発酵した今の彼で主演が見られるのがうれしいです。
でもって、演出家がわたしの地雷作家ぢゃない……!!
そう、ここは大いに喜ぶところ。
タカラヅカは演出家運っちゅーのが結構大きくて、どんなに好きな人が出演していても、作品が苦手だとリピートできなくなる。
植爺、イシダの両名だったら世をはかなんでいたと思うし、今ならスズキケイと谷でも涙に暮れていたと思う(どちらも昔けっこー好きだっただけに、今は……)。
稲葉くんか……!! よよよよよかった。わたし稲葉くん苦手じゃない! 仲間内では彼の評価低いんだが(笑)、わたしは平気なの。
稲葉くんで小中劇場でショーっていうと、『SAUDADE』だよなあ。
あんな感じになるのかな。
1幕がショー、2幕にちょっとした芝居、そしてフィナーレ。
ひたすら大人っぽくお願いします。
主演者の学年と年齢を考えて。初主演だから初々しくとか、他の共演者が若者ばかりだからとか、みょーな気を遣ってお子ちゃま系にはしないでー。ポップとかキュートとかフレッシュとかメルヘンとかスイートとかは、まつださんのカラーじゃないからねー。
これから何度でも主演の機会のある人なら、そーゆー柄違いのことやってくれてもいいけど、なにしろまっつだから! 頼みますよ。
『宝塚巴里祭2009』ぐらい、偏ってアダルトなヤツがいいです……アレはほんと神だった……。
これから何度も機会がある人だと思えないから、いっそショーで良かったと胸をなで下ろす。
や、1回観る分にはどんな作品でもかまわない面はあるんだけど、リピート確実である以上、「名作・大感動作」であることよりも、「地雷作・嫌悪逆ツボ作品」でないことの方が重要。
芝居なら「名作」が来る可能性もあるけれど、「嫌悪作品」が来る可能性の方が遙かに高い。演出家によってパーセンテージは変わるけど、不安は大きい。地雷は踏まなくても単につまらない芝居、ってのも多いし。
芝居の持つリスクの高さを考えれば、ショーは名作の可能性が低くても地雷作の可能性もとても低いので、安全だ。
芝居は2時間で1作だけど、ショーは場面ごとに別物だから、2時間で15作あるとしてそのうちいくつか気に入った場面があれば、それだけで満足して通える。
てなことを考え、助かった……と、胸をなで下ろすのです。
ありがとう劇団様。
いっぱい通いますから! 堪能しますから! 今からチケット代貯めますから!
でもって。
稲葉先生に、お願いです。
歌中心ショーだけで2幕持つとは(稲葉せんせの引き出し的に)思わないので、きっとショート芝居が入ると思います。前述の『SAUDADE』みたいな構成になると予想。
その芝居を。
ラブシーン有りの、恋愛モノにしてください。
まつださん、この学年にして恋愛モノもラブシーンも、ろくにやったことナイですから。その結果が全ツのホモ館のキスシーンですから。
相手役が男でも女でもいいので(えっ)、とにかく恋愛させてやってください。
『SAUDADE』みたいな、作家の自己満足「ナニがなんだか、山ナシ落ちナシ意味ナシだけど、ちょっとかっこよさげな雰囲気芝居」では、ありませんように。
古典芝居とか原作に持ってきていいから。ねっとり本気なヤツを……。
誰かガッツのある方、稲葉せんせにお手紙書いてください……いやそのわたしはヘタレなんで、ジェンヌを含め劇団関係者に手紙書いたことないしこれからもきっと一生書けない……。
こんな僻地で遠吠えしているだけなの……。
もう一度、ちゃんと叫ぶ。
まっつバウ主演うれしーー!! まっつ好きだーー!!
ついていきます、向かう先がどこであれ、なんであれ。
良い公演になりますように。
とはいえ、目下の関心は『仮面の男』と『ROYAL STRAIGHT FLUSH!!』だけどなっ(笑)。
みんな、どんだけ驚いたんだ、まっつバウ主演。一昨年のゆみこ退団発表のときとほぼ同数のアクセス数、このブログの最高値じゃなかろうか。
まっつが今さらバウ主演できるなんて誰も思ってなかったろうし、あるとしたらそれは餞別とやらでサヨナライベントみたいなもん、という先入観がある。
おかげで、まっつを深く愛している人ほど、このバウ主演を手放しで喜んでいない風潮。わたしの友人たちも困惑していた。
でも。
せっかくの初主演。
発表されて、お葬式気分になってどうするのよ。
ファンが喜ばないでどうするのよ。
と、1日明けて、思いました。
喜びます。
ほんとのとこ、まだ実感が伴ってないんだが(笑)、ここは意識的にテンション上げます。
まっつ、バウ初主演おめでとう。
2011年1月、雪組バウホール公演『インフィニティ』、主演・未涼亜希。
研14にして初主演。遅っ。ヅカ史的これ以上遅い人いるのかしら。退団イベントとかじゃなく、ふつー公演で。
昔のタカラヅカはジェンヌ人生がもっと短く、研14っていうととっくに卒業している学年ですよ。ふつーは新公学年から主演、遅くても新公卒業してちょっとしたら主演するもの、その時期に回ってこなければそれが劇団の意志、一生主演はないってことさ、てのがタカラヅカです。
同期を例に挙げるならば、キム研5、みっちゃん研6、そのか研9で初主演してる。んで、まっつ研14。劇団が84期男たちをどう見ていたか、どの順番・割合で期待していたか、わかる数字ですな。
劇団的に眼中になかったはずの人が、実力で劇団様を振り向かせたのかと思うと、感慨深いです。どんな扱い・立場でも辞めなかった、継続してタカラジェンヌであり続けた、ということも実力に含めるさ。
かくいうわたしも、少年時代のまっつには興味がなく、大人になった彼にオチた口なので、いい具合に発酵した今の彼で主演が見られるのがうれしいです。
でもって、演出家がわたしの地雷作家ぢゃない……!!
そう、ここは大いに喜ぶところ。
タカラヅカは演出家運っちゅーのが結構大きくて、どんなに好きな人が出演していても、作品が苦手だとリピートできなくなる。
植爺、イシダの両名だったら世をはかなんでいたと思うし、今ならスズキケイと谷でも涙に暮れていたと思う(どちらも昔けっこー好きだっただけに、今は……)。
稲葉くんか……!! よよよよよかった。わたし稲葉くん苦手じゃない! 仲間内では彼の評価低いんだが(笑)、わたしは平気なの。
稲葉くんで小中劇場でショーっていうと、『SAUDADE』だよなあ。
あんな感じになるのかな。
1幕がショー、2幕にちょっとした芝居、そしてフィナーレ。
ひたすら大人っぽくお願いします。
主演者の学年と年齢を考えて。初主演だから初々しくとか、他の共演者が若者ばかりだからとか、みょーな気を遣ってお子ちゃま系にはしないでー。ポップとかキュートとかフレッシュとかメルヘンとかスイートとかは、まつださんのカラーじゃないからねー。
これから何度でも主演の機会のある人なら、そーゆー柄違いのことやってくれてもいいけど、なにしろまっつだから! 頼みますよ。
『宝塚巴里祭2009』ぐらい、偏ってアダルトなヤツがいいです……アレはほんと神だった……。
これから何度も機会がある人だと思えないから、いっそショーで良かったと胸をなで下ろす。
や、1回観る分にはどんな作品でもかまわない面はあるんだけど、リピート確実である以上、「名作・大感動作」であることよりも、「地雷作・嫌悪逆ツボ作品」でないことの方が重要。
芝居なら「名作」が来る可能性もあるけれど、「嫌悪作品」が来る可能性の方が遙かに高い。演出家によってパーセンテージは変わるけど、不安は大きい。地雷は踏まなくても単につまらない芝居、ってのも多いし。
芝居の持つリスクの高さを考えれば、ショーは名作の可能性が低くても地雷作の可能性もとても低いので、安全だ。
芝居は2時間で1作だけど、ショーは場面ごとに別物だから、2時間で15作あるとしてそのうちいくつか気に入った場面があれば、それだけで満足して通える。
てなことを考え、助かった……と、胸をなで下ろすのです。
ありがとう劇団様。
いっぱい通いますから! 堪能しますから! 今からチケット代貯めますから!
でもって。
稲葉先生に、お願いです。
歌中心ショーだけで2幕持つとは(稲葉せんせの引き出し的に)思わないので、きっとショート芝居が入ると思います。前述の『SAUDADE』みたいな構成になると予想。
その芝居を。
ラブシーン有りの、恋愛モノにしてください。
まつださん、この学年にして恋愛モノもラブシーンも、ろくにやったことナイですから。その結果が全ツのホモ館のキスシーンですから。
相手役が男でも女でもいいので(えっ)、とにかく恋愛させてやってください。
『SAUDADE』みたいな、作家の自己満足「ナニがなんだか、山ナシ落ちナシ意味ナシだけど、ちょっとかっこよさげな雰囲気芝居」では、ありませんように。
古典芝居とか原作に持ってきていいから。ねっとり本気なヤツを……。
誰かガッツのある方、稲葉せんせにお手紙書いてください……いやそのわたしはヘタレなんで、ジェンヌを含め劇団関係者に手紙書いたことないしこれからもきっと一生書けない……。
こんな僻地で遠吠えしているだけなの……。
もう一度、ちゃんと叫ぶ。
まっつバウ主演うれしーー!! まっつ好きだーー!!
ついていきます、向かう先がどこであれ、なんであれ。
良い公演になりますように。
とはいえ、目下の関心は『仮面の男』と『ROYAL STRAIGHT FLUSH!!』だけどなっ(笑)。
想像ふくらむ。@仮面の男/ROYAL STRAIGHT FLUSH!!
2011年7月23日 タカラヅカ 友人から、「稲葉くんとゆーと『Hallelujah GO! GO!』→あのポスターを、まっつで想像→爆笑」というツッコミをいただき、稲葉先生へのお願いを付け加えたいと思います。
ロケンロールでイエイなまっつも勘弁してください、お願いします。アレはれおんくんだからイイのであって、まつださんには似合いませんから……お願いします……。
ポスターこわいな……どんなことになるんだろう。
ふつーに黒燕尾でいいんですけど……ショーだからってギラギラスパンフリル極楽鳥だったら泣く。
と、来年の話をしている場合ではなく、まず気になるのは直近の公演、『仮面の男』『ROYAL STRAIGHT FLUSH!!』です。
わたしは無学無教養ゆえ、デュマの原作を読んでおりません。ディカプリオの映画も見てないし。
わたしの『三銃士』関連で知っているものといえば大昔のアニメ(アラミスが男装の麗人だったやつ)と、この間の人形劇(三谷幸喜のやつ)ぐらいのもんです。あ、犬のアニメも見てたか……エンディングテーマ、歌えますよ。「今夜はネズミがしきりに騒いで眠れない 猫がドレスを着替えたらしい♪」てな。
あとはヅカで上演された『ブルボンの封印』『バッカスと呼ばれた男』か。
原作をちゃんと読んでいるわけじゃないんだが、わたしが知っている『三銃士』には、水戸黄門は出なかったと思う。
配役がなんかすごーく愉快なことになってるんだが、大丈夫かこだまっち。『メイちゃんの執事』で得た名声を、一気に手放すことにならんことを祈っているぞ。安直に『めぐり会いは再び』からインスパイアとかされないでね。いや、芸人たちってゆーとさー……。
いつもまっつの扱いに気を揉んでいるもので、彼が三銃士役に入るかどうか、ドキドキしていました。
や、ふつー3番手なら三銃士の誰かになると思うけど、『ロミジュリ』で3番手だったからといって、次もそうとは限らないじゃん。ひょっとしたら「誰?」てな脇役にオトされてるかもしんない。
花組時代もそうだった、まっつ比で大活躍した次の公演は、台詞がひとつ2文字だけだったり、再演主要キャラから脇へ学年無視でオトされたりと、上がったあとはご丁寧に下げられる、の繰り返しだったもん。
アトス役で良かった……。わたしが知る範囲で、どんな『三銃士』でもアトスは男前だよなー。
ヒゲ無しだといいなー。ブラット部長もそうだけど、ヒゲに頼らなくても、まっつは十分おっさんできるから(笑)。
そして、アトス@まっつ、ポルトス@ヲヅキ、アラミス@きんぐ……って、アトス、ちっちゃ!!(笑)
『ロミジュリ』で小さなトリオを見慣れていたわけだが、今度はでかいのに挟まれるんだー。わーい(笑)。
バウ主演コンビの翔くんとあんりちゃんの新公主演もうれしいです。
咲ちゃんのひとりっこ政策は、誰のためにもならないと思うので。
そしてまなはる2番手(笑)。いや、笑ってしまってもうしわけないが、まなはるが2番手(笑)。……たのしみだー。
『ROYAL STRAIGHT FLUSH!!』は、どんな動物が登場するのか、気になります。
サイトーヨシマサといえば、ケモノ耳。
や、耳のないピラニアちゃんが登場したりもしてたけど。基本はほ乳類でしょ?
トランプでポーカーで、どっからケモ耳なのかは謎だけど、別にアニマルちゃん出してくれていいよ、サイトーくん。リビドーのままに、たのしいショーを作ってね。
で。
わたしは別に、まっつのケモ耳は見たくありません。
猫耳だろーとパンダ耳だろーとウサ耳だろうと、別にどーでもいいです。やってくれてもくれなくても。
まあ学年とキャラ的に回ってはこないだろーが。
わたしが見たいのは、まっつのしっぽです。
あのお尻に、しっぽを。
黒ヒョウとか、長いのがいいっす。
耳はどーでもいい、尻だ、尻。まっつといえば尻だろう!(変態発言注意報!)
まっつにしっぽついてたら、サイトーくんにファンレター書きます。礼状書きます。
……ナイことがわかっているので、言うだけ言っておく(笑)。
ケモ耳つけるなら、下級生のかわいい女の子たちだよね。
次はどんな動物だろう……。
あと、キムくんでクールな場面が見たいっす。かわいこちゃんは若手に任せて、キムくんは大人でヨロシク。
キムくんがかわいい系美少年で、笑顔がステキなさわやかさんだからといって、演出家が安直にソレ系ばかりを押しつけるのが嫌だ。
キムの得意分野はソレでも、本領は別にあるのに。同じよーな役割ばかりだから、「オギーがいてくれればな」と言っても仕方ないことを後ろ向きにつぶやいてしまうのですよ。
サイトーくんも前回はソレ系だったので、今回は別の切り口にしてくれるといいなあ。
サイトーくんはひろみちゃんスキーだからそのへんは心配してないが、しゅうくんもかっこよく使ってください。
そして、真っ当なデュエットダンスを……! 切実。
かおりちゃんエトワールだといいな。
9月からかあ。この間まで『H2$』だったのに。
タカラヅカを追いかけていると季節の巡りが速い。
そんなこといってたら、あっという間に来年になっちゃうんだろうか……ぶるぶる。
ロケンロールでイエイなまっつも勘弁してください、お願いします。アレはれおんくんだからイイのであって、まつださんには似合いませんから……お願いします……。
ポスターこわいな……どんなことになるんだろう。
ふつーに黒燕尾でいいんですけど……ショーだからってギラギラスパンフリル極楽鳥だったら泣く。
と、来年の話をしている場合ではなく、まず気になるのは直近の公演、『仮面の男』『ROYAL STRAIGHT FLUSH!!』です。
わたしは無学無教養ゆえ、デュマの原作を読んでおりません。ディカプリオの映画も見てないし。
わたしの『三銃士』関連で知っているものといえば大昔のアニメ(アラミスが男装の麗人だったやつ)と、この間の人形劇(三谷幸喜のやつ)ぐらいのもんです。あ、犬のアニメも見てたか……エンディングテーマ、歌えますよ。「今夜はネズミがしきりに騒いで眠れない 猫がドレスを着替えたらしい♪」てな。
あとはヅカで上演された『ブルボンの封印』『バッカスと呼ばれた男』か。
原作をちゃんと読んでいるわけじゃないんだが、わたしが知っている『三銃士』には、水戸黄門は出なかったと思う。
配役がなんかすごーく愉快なことになってるんだが、大丈夫かこだまっち。『メイちゃんの執事』で得た名声を、一気に手放すことにならんことを祈っているぞ。安直に『めぐり会いは再び』からインスパイアとかされないでね。いや、芸人たちってゆーとさー……。
いつもまっつの扱いに気を揉んでいるもので、彼が三銃士役に入るかどうか、ドキドキしていました。
や、ふつー3番手なら三銃士の誰かになると思うけど、『ロミジュリ』で3番手だったからといって、次もそうとは限らないじゃん。ひょっとしたら「誰?」てな脇役にオトされてるかもしんない。
花組時代もそうだった、まっつ比で大活躍した次の公演は、台詞がひとつ2文字だけだったり、再演主要キャラから脇へ学年無視でオトされたりと、上がったあとはご丁寧に下げられる、の繰り返しだったもん。
アトス役で良かった……。わたしが知る範囲で、どんな『三銃士』でもアトスは男前だよなー。
ヒゲ無しだといいなー。ブラット部長もそうだけど、ヒゲに頼らなくても、まっつは十分おっさんできるから(笑)。
そして、アトス@まっつ、ポルトス@ヲヅキ、アラミス@きんぐ……って、アトス、ちっちゃ!!(笑)
『ロミジュリ』で小さなトリオを見慣れていたわけだが、今度はでかいのに挟まれるんだー。わーい(笑)。
バウ主演コンビの翔くんとあんりちゃんの新公主演もうれしいです。
咲ちゃんのひとりっこ政策は、誰のためにもならないと思うので。
そしてまなはる2番手(笑)。いや、笑ってしまってもうしわけないが、まなはるが2番手(笑)。……たのしみだー。
『ROYAL STRAIGHT FLUSH!!』は、どんな動物が登場するのか、気になります。
サイトーヨシマサといえば、ケモノ耳。
や、耳のないピラニアちゃんが登場したりもしてたけど。基本はほ乳類でしょ?
トランプでポーカーで、どっからケモ耳なのかは謎だけど、別にアニマルちゃん出してくれていいよ、サイトーくん。リビドーのままに、たのしいショーを作ってね。
で。
わたしは別に、まっつのケモ耳は見たくありません。
猫耳だろーとパンダ耳だろーとウサ耳だろうと、別にどーでもいいです。やってくれてもくれなくても。
まあ学年とキャラ的に回ってはこないだろーが。
わたしが見たいのは、まっつのしっぽです。
あのお尻に、しっぽを。
黒ヒョウとか、長いのがいいっす。
耳はどーでもいい、尻だ、尻。まっつといえば尻だろう!(変態発言注意報!)
まっつにしっぽついてたら、サイトーくんにファンレター書きます。礼状書きます。
……ナイことがわかっているので、言うだけ言っておく(笑)。
ケモ耳つけるなら、下級生のかわいい女の子たちだよね。
次はどんな動物だろう……。
あと、キムくんでクールな場面が見たいっす。かわいこちゃんは若手に任せて、キムくんは大人でヨロシク。
キムくんがかわいい系美少年で、笑顔がステキなさわやかさんだからといって、演出家が安直にソレ系ばかりを押しつけるのが嫌だ。
キムの得意分野はソレでも、本領は別にあるのに。同じよーな役割ばかりだから、「オギーがいてくれればな」と言っても仕方ないことを後ろ向きにつぶやいてしまうのですよ。
サイトーくんも前回はソレ系だったので、今回は別の切り口にしてくれるといいなあ。
サイトーくんはひろみちゃんスキーだからそのへんは心配してないが、しゅうくんもかっこよく使ってください。
そして、真っ当なデュエットダンスを……! 切実。
かおりちゃんエトワールだといいな。
9月からかあ。この間まで『H2$』だったのに。
タカラヅカを追いかけていると季節の巡りが速い。
そんなこといってたら、あっという間に来年になっちゃうんだろうか……ぶるぶる。
あやうく地デジ難民。
2011年7月24日 タカラヅカ アナログ放送終了。みなさん、無事に切り替えは出来ていますか。
って、ナニを今さら。
わたしは「地デジ? ナニそれ?」な人間です。
なにしろ、部屋のテレビはブラウン管ですから。
液晶テレビ買うお金ナイの、ハイビジョンテレビ買うお金ナイの。びんぼーだから。
でも気にしてなかったの、その昔スカステ導入時に「CS・BS・地上デジタルハイビジョンチューナ」を買っていたから。
スカステのために購入したから「スカステチューナ」と呼んでいたけど、全対応してるんだから、これ1台あれば問題なし、いつアナログ放送が終了しても大丈夫、ブラウン管テレビしかなくても生きていけるわ。
その後、ブルーレイレコーダも買ったので、スカステはブルーレイレコーダ内蔵のチューナで視聴・録画するようになり、最初の「スカステチューナ」は押入行きとなっていた。
使ってないけど、押入行きだけど、「スカステチューナ」があれば地デジは大丈夫、世の中がどんだけ「地デジの準備は出来た?」と繰り返していても、「大丈夫よ、わたしは7年も前にチューナを買ったわ」と安心していた。
んで、テレビ画面に「アナログ放送終了まであと何日!」と日にちが出るころになって、いい加減うちもチューナを付けないといかんなと思った。
ブルーレイ様にも地デジチューナは内蔵されているけど、なにしろあちらはスカステを視聴・録画するだけでいっぱいいっぱい、地上放送は別に必要なのよ。
んで、もう何年も使っていないチューナを、押入から引っ張り出した。
苦労して配線する。なにしろブルーレイレコーダ1台、DVDレコーダ2台、ビデオデッキ1台と、そこへさらにコピガキャンセラーまであったりするから、もおカオス。それぞれ連動していたりなんだりでねえ、複雑極まりないのよ、うちの録画機器。
無事配線完了、さあ地デジよ、とチューナの電源を入れると。
チューナの液晶画面に現れたチャンネル表示は「CS290ch」になっていた。
まあ当然だわな、スカステ見るために買ったチューナで、どんだけ他に機能があろうと、がんとしてスカステ以外は使わず、「スカステチューナ」と呼んでいたくらいだもの。
ちなみにこのチューナではスカステは見る予定ナシ、アンテナもつながないし、有料放送契約をB-CASカードに書き込む予定もない。純粋に地上波放送が見られればそれでイイの。
なのにチャンネルは「CS290」。CSつないでないんだから、そんなチャンネルに合わせててもしょーがないってば。
地上に切り替えしなきゃ。切り替えボタンは……と。
ない。
チューナ本体には、ボタンがない。
そうか、チャンネル切り替えとか予約とか、全部リモコンだったよね。さあて、リモコンは……。
ない。
このチューナは何年も使ってなかったんだってば。いや、使っていた頃だって、チャンネルはスカステ固定だったからリモコンなんか必要なかった。
リモコンなんか、もう何年も見たことナイ。どこへやったか、記憶にナイ。
えええ。
地デジチューナがあるのに、使えないってこと?
そんなバカな。
このままだとわたし、地デジ難民?!
7年も前、出はじめだからやたら高かった時期に思い切ってフル対応チューナ買ってあったのに、難民化なんて、アホ過ぎるっ!
ちなみに、メーカーに問い合わせはちょっとしたくない事情があり(笑)、リモコンの取り寄せが出来るかは謎だった。まあ、最悪問い合わせるとしても、7年前の機種だ、メーカーに在庫があるかどうか。あったとして、今から取り寄せてアナログ放送終了に間に合うのか。
んで、チューナ持ってるのに、新たに買いたくないし。実際問題、今からじゃあどこにも売ってないし。(どの販売店・メーカーもそこそこ値段のテレビやチューナは在庫切れ、アナログ放送終了に間に合わないことを了承の上、予約を取っている状況。バカ高いヤツとかならまだ在庫あるけど)
ってことで、最後の手段。
『H2$』千秋楽の日、もちろん出待ちもせずにとっとと梅芸をあとにして、買い物へ行きました。
東京在住「『H2$』のためになんと夜バスで3往復!」のまっつメイトのさわこちゃんにおつきあい願いまして、ヨドバシカメラへ。
マルチタイプのリモコンが、「有名メーカーではまったくない、なにしろお客様センターが存在しないくらいだぞ」の某メーカー製の、7年前の機種に対応しているかどうか。
そこにかかっている。
商品豊富な大型店なら、中には対応しているモノが売っているかも……!
「このままでは地デジ難民」とわたしはけっこー深刻だったんだが、さわこちゃんはこの話を聞いて、
「いっそいいっすよソレ、スカステ専用チューナー!! スカステ専用テレビ!! 点けたらいつもスカステ、他はナニも映らない。チャンネル切り替え不要。なんかすごくこあらさんっぽい!」
と、大ウケしてるし。
いや、そんな人生イヤだから! スカステしか映らないテレビって、ナニそのヅカヲタ、他すべてを捨ててます宣言。
たしかにあたしらしいかもしんないけどっ(笑)、まだそこまで社会性捨ててないし!
ヨドバシカメラのリモコン売り場の商品豊富さと売り場のおにーちゃんの協力(何故メーカーに問い合わせたくないかという、わたしの打ち明け話を聞いて「それは大変ですねー」と笑ってくれました・笑)によって、対応しているマルチリモコンを購入。さわこちゃんもおつきあいありがとー。
無事、チャンネル切り替えが出来るようになりました。
脱、地デジ難民!
……スカステばっか見てると大変ですよという話。(えっ)
って、ナニを今さら。
わたしは「地デジ? ナニそれ?」な人間です。
なにしろ、部屋のテレビはブラウン管ですから。
液晶テレビ買うお金ナイの、ハイビジョンテレビ買うお金ナイの。びんぼーだから。
でも気にしてなかったの、その昔スカステ導入時に「CS・BS・地上デジタルハイビジョンチューナ」を買っていたから。
スカステのために購入したから「スカステチューナ」と呼んでいたけど、全対応してるんだから、これ1台あれば問題なし、いつアナログ放送が終了しても大丈夫、ブラウン管テレビしかなくても生きていけるわ。
その後、ブルーレイレコーダも買ったので、スカステはブルーレイレコーダ内蔵のチューナで視聴・録画するようになり、最初の「スカステチューナ」は押入行きとなっていた。
使ってないけど、押入行きだけど、「スカステチューナ」があれば地デジは大丈夫、世の中がどんだけ「地デジの準備は出来た?」と繰り返していても、「大丈夫よ、わたしは7年も前にチューナを買ったわ」と安心していた。
んで、テレビ画面に「アナログ放送終了まであと何日!」と日にちが出るころになって、いい加減うちもチューナを付けないといかんなと思った。
ブルーレイ様にも地デジチューナは内蔵されているけど、なにしろあちらはスカステを視聴・録画するだけでいっぱいいっぱい、地上放送は別に必要なのよ。
んで、もう何年も使っていないチューナを、押入から引っ張り出した。
苦労して配線する。なにしろブルーレイレコーダ1台、DVDレコーダ2台、ビデオデッキ1台と、そこへさらにコピガキャンセラーまであったりするから、もおカオス。それぞれ連動していたりなんだりでねえ、複雑極まりないのよ、うちの録画機器。
無事配線完了、さあ地デジよ、とチューナの電源を入れると。
チューナの液晶画面に現れたチャンネル表示は「CS290ch」になっていた。
まあ当然だわな、スカステ見るために買ったチューナで、どんだけ他に機能があろうと、がんとしてスカステ以外は使わず、「スカステチューナ」と呼んでいたくらいだもの。
ちなみにこのチューナではスカステは見る予定ナシ、アンテナもつながないし、有料放送契約をB-CASカードに書き込む予定もない。純粋に地上波放送が見られればそれでイイの。
なのにチャンネルは「CS290」。CSつないでないんだから、そんなチャンネルに合わせててもしょーがないってば。
地上に切り替えしなきゃ。切り替えボタンは……と。
ない。
チューナ本体には、ボタンがない。
そうか、チャンネル切り替えとか予約とか、全部リモコンだったよね。さあて、リモコンは……。
ない。
このチューナは何年も使ってなかったんだってば。いや、使っていた頃だって、チャンネルはスカステ固定だったからリモコンなんか必要なかった。
リモコンなんか、もう何年も見たことナイ。どこへやったか、記憶にナイ。
えええ。
地デジチューナがあるのに、使えないってこと?
そんなバカな。
このままだとわたし、地デジ難民?!
7年も前、出はじめだからやたら高かった時期に思い切ってフル対応チューナ買ってあったのに、難民化なんて、アホ過ぎるっ!
ちなみに、メーカーに問い合わせはちょっとしたくない事情があり(笑)、リモコンの取り寄せが出来るかは謎だった。まあ、最悪問い合わせるとしても、7年前の機種だ、メーカーに在庫があるかどうか。あったとして、今から取り寄せてアナログ放送終了に間に合うのか。
んで、チューナ持ってるのに、新たに買いたくないし。実際問題、今からじゃあどこにも売ってないし。(どの販売店・メーカーもそこそこ値段のテレビやチューナは在庫切れ、アナログ放送終了に間に合わないことを了承の上、予約を取っている状況。バカ高いヤツとかならまだ在庫あるけど)
ってことで、最後の手段。
『H2$』千秋楽の日、もちろん出待ちもせずにとっとと梅芸をあとにして、買い物へ行きました。
東京在住「『H2$』のためになんと夜バスで3往復!」のまっつメイトのさわこちゃんにおつきあい願いまして、ヨドバシカメラへ。
マルチタイプのリモコンが、「有名メーカーではまったくない、なにしろお客様センターが存在しないくらいだぞ」の某メーカー製の、7年前の機種に対応しているかどうか。
そこにかかっている。
商品豊富な大型店なら、中には対応しているモノが売っているかも……!
「このままでは地デジ難民」とわたしはけっこー深刻だったんだが、さわこちゃんはこの話を聞いて、
「いっそいいっすよソレ、スカステ専用チューナー!! スカステ専用テレビ!! 点けたらいつもスカステ、他はナニも映らない。チャンネル切り替え不要。なんかすごくこあらさんっぽい!」
と、大ウケしてるし。
いや、そんな人生イヤだから! スカステしか映らないテレビって、ナニそのヅカヲタ、他すべてを捨ててます宣言。
たしかにあたしらしいかもしんないけどっ(笑)、まだそこまで社会性捨ててないし!
ヨドバシカメラのリモコン売り場の商品豊富さと売り場のおにーちゃんの協力(何故メーカーに問い合わせたくないかという、わたしの打ち明け話を聞いて「それは大変ですねー」と笑ってくれました・笑)によって、対応しているマルチリモコンを購入。さわこちゃんもおつきあいありがとー。
無事、チャンネル切り替えが出来るようになりました。
脱、地デジ難民!
……スカステばっか見てると大変ですよという話。(えっ)
それは尾てい骨直下型。@ハウ・トゥー・サクシード
2011年7月25日 タカラヅカ 『ハウ・トゥー・サクシード』の超色男、バート・ブラット氏(既婚)の、緑野こあら的もっともお気に入り台詞は、
「会議の支度は出来たかい?」
ですわ!!
場面は重役用洗面室。
それまでフィンチ@キムくんの陰口をかわしていた重役たちが、フィンチ登場にとてもわざとらしく「なにごともなかった風」を装う。
ブラット@まっつは鏡をのぞき、髪を整えながら言うんだ、「会議の支度は出来たかい?」
これが。
もおっ、これが、むちゃくちゃエロい。
鏡といっても、マイムによってそこに鏡があると表しているだけ。ほんとに鏡があるわけじゃない。
まっつは客席に背中を向けている。
だから、彼の顔は見えない。
表情は見えない。
でも。
ブラット部長は、それまでのイエスマン三枚目キャラの殻を脱ぎ捨てて、The 未涼亜希! ってな、クールエロを解禁する。
腹に一物、相手の破滅を望みながら、口先だけで仲間のふりをする。しかし観客へはその本心、冷たさが丸見えである、という場面。
こーゆーの、まっつの真骨頂。
震撼するようなクールさ、そして尾てい骨直下型エロヴォイス。
腹に一物、という台詞だからもお、冴え冴えとエロい。
この作品中いぢはんのドシリアス、かつエロヴォイスを掛ける相手がキムくんなんだ……!(笑)
いやあ、もお、ここは全神経を耳に集中してました。
エロいよまっつ、美声だよまっつ。ハァハァ。
そして、髪を撫でつける、ショーなどでよくやる「ナルシスってる仕草」ですよ。
ナルシーな仕草をしながら、とっておきのエロヴォイスを炸裂させるブラット部長。
女子のいない、男ばかりの紳士トイレで!!(笑) なんか危険!(ナニが)
んで、鏡はマイム、あるのは枠だけ。
どうやら両面鏡らしく、男たちは鏡を挟んで向かい合って化粧直し……もとい、身だしなみを整える。
まっつの向かいはしゅうくん。
舞台上では、ふたりの間には鏡があり、互いの姿は見えない、鏡だから自分の姿が映っている、という設定。
だけど現実には鏡なんてナイから、まっつは背中、しゅうくんは顔が見えている。
まっつの、最高級エロ顔+エロ仕草+エロヴォイスという3コンボを、向かい合って間近で見ている相手は、しゅうくん!!
大公様×ベンヴォーリオで踊り狂った身としては、なんて俺得な世界なのと、毎回鼻息荒くガン見していました(笑)。
しゅうくんもこのときすげー気合い入った、Sなエロ顔してるしねー。
向かい合っているはずなのに、まっつのカラダ越しにしゅうくんの顔が隠れず全部見えるしねー(笑)。遠近法無視が愛しいわ。
鏡に向かうまっつのお尻を愛でる時間でもあり、なんとも素晴らしい場面でした、重役用洗面室。
と、今さら『H2$』まっつ話です。
ほんとにもお、ブラット部長が格好良すぎてねええ。わたしの時間とお金を返してってくらい、ブラット部長が美中年でしたわ。
重役用洗面室のストップモーションですが、ブラット部長はまばたきを我慢しません(笑)。
一緒にいるバド@ちぎくんが「いつまばたきしてるの?!」と危ぶむくらい動かないのに、部長はフリーダム(笑)。
それが、ふつうのまばたきではなくて、かなりゆーっくりとした動きなの。
なに、ストップモーションのまばたきだから、ゆっくりスローモーションでやれば許されると思ってる?(笑)
しかし、このスローモーションまばたきがっ。
エロいっ。
いくらわたしだって、3分間ずーっとまっつばかり見ているわけじゃない。他のイケメンたちにも目移りしている。
でもやはりいちばん長く、そしてよく見ているのはまっつで。
そーやってちらちらしていても、わりと高確率で、瞼を閉じたまっつを見られる。
本気でエロ格好良く決めまくったポーズと表情でなわけですよ、鏡のストップモーション。登場している雪男たちが直球ど真ん中でキメ顔しているわけです。(除・バド)
その本気のキメ顔で、目を閉じるって……。
えーとえーと、舞台のジェンヌで、そうそうナイよね、客席に真正面向けて、キメ顔で瞼を閉じるのって。
なんかすっごいエロいんですけどっ。
瞼を閉じたまっつ。
それこそ、エアキスシーン的というか。
ゆーーっくり瞼を閉じていく様、そしてまた、ゆーーっくり開けていく様もまた、みょーにやんらすぃ。
ブラット部長が美しくて、エロくて、たまりません……っ。
ここだけビデオ欲しい……っ、3分間、ゆっくりまばたきするまっつの顔だけエンドレス再生したいよ~~っ!(笑)
あとは会議中の部長も、すげーかっくいいっす。
なんか唐突に「仕事できる男」風。
それまでの場面では、いつもどこかしら三枚目的やわらかさがあったからなー。
重役用洗面室の流れを汲んでいるのか、まだここではマジ二枚目なんだよなー。
隣の席のマシューズ@にわにわとの仲良しぶりもイイ。
ってゆーかにわさん、わりと気安くまっつを触ってるよねー。腹心だから? なにしろブラット部長の「机」だもんなあ。
ブラット部長は三枚目で、きっちり笑わせてくれるし、とっても可愛いんだけど、こうやってピンポイントでがつんっとクールビューティぶりを見せてくれるので、楽しかったっす。
本の声@まっつも良かったしさー。
重役用洗面室だけ、もう一度観たいなー。
「会議の支度は出来たかい?」
ですわ!!
場面は重役用洗面室。
それまでフィンチ@キムくんの陰口をかわしていた重役たちが、フィンチ登場にとてもわざとらしく「なにごともなかった風」を装う。
ブラット@まっつは鏡をのぞき、髪を整えながら言うんだ、「会議の支度は出来たかい?」
これが。
もおっ、これが、むちゃくちゃエロい。
鏡といっても、マイムによってそこに鏡があると表しているだけ。ほんとに鏡があるわけじゃない。
まっつは客席に背中を向けている。
だから、彼の顔は見えない。
表情は見えない。
でも。
ブラット部長は、それまでのイエスマン三枚目キャラの殻を脱ぎ捨てて、The 未涼亜希! ってな、クールエロを解禁する。
腹に一物、相手の破滅を望みながら、口先だけで仲間のふりをする。しかし観客へはその本心、冷たさが丸見えである、という場面。
こーゆーの、まっつの真骨頂。
震撼するようなクールさ、そして尾てい骨直下型エロヴォイス。
腹に一物、という台詞だからもお、冴え冴えとエロい。
この作品中いぢはんのドシリアス、かつエロヴォイスを掛ける相手がキムくんなんだ……!(笑)
いやあ、もお、ここは全神経を耳に集中してました。
エロいよまっつ、美声だよまっつ。ハァハァ。
そして、髪を撫でつける、ショーなどでよくやる「ナルシスってる仕草」ですよ。
ナルシーな仕草をしながら、とっておきのエロヴォイスを炸裂させるブラット部長。
女子のいない、男ばかりの紳士トイレで!!(笑) なんか危険!(ナニが)
んで、鏡はマイム、あるのは枠だけ。
どうやら両面鏡らしく、男たちは鏡を挟んで向かい合って化粧直し……もとい、身だしなみを整える。
まっつの向かいはしゅうくん。
舞台上では、ふたりの間には鏡があり、互いの姿は見えない、鏡だから自分の姿が映っている、という設定。
だけど現実には鏡なんてナイから、まっつは背中、しゅうくんは顔が見えている。
まっつの、最高級エロ顔+エロ仕草+エロヴォイスという3コンボを、向かい合って間近で見ている相手は、しゅうくん!!
大公様×ベンヴォーリオで踊り狂った身としては、なんて俺得な世界なのと、毎回鼻息荒くガン見していました(笑)。
しゅうくんもこのときすげー気合い入った、Sなエロ顔してるしねー。
向かい合っているはずなのに、まっつのカラダ越しにしゅうくんの顔が隠れず全部見えるしねー(笑)。遠近法無視が愛しいわ。
鏡に向かうまっつのお尻を愛でる時間でもあり、なんとも素晴らしい場面でした、重役用洗面室。
と、今さら『H2$』まっつ話です。
ほんとにもお、ブラット部長が格好良すぎてねええ。わたしの時間とお金を返してってくらい、ブラット部長が美中年でしたわ。
重役用洗面室のストップモーションですが、ブラット部長はまばたきを我慢しません(笑)。
一緒にいるバド@ちぎくんが「いつまばたきしてるの?!」と危ぶむくらい動かないのに、部長はフリーダム(笑)。
それが、ふつうのまばたきではなくて、かなりゆーっくりとした動きなの。
なに、ストップモーションのまばたきだから、ゆっくりスローモーションでやれば許されると思ってる?(笑)
しかし、このスローモーションまばたきがっ。
エロいっ。
いくらわたしだって、3分間ずーっとまっつばかり見ているわけじゃない。他のイケメンたちにも目移りしている。
でもやはりいちばん長く、そしてよく見ているのはまっつで。
そーやってちらちらしていても、わりと高確率で、瞼を閉じたまっつを見られる。
本気でエロ格好良く決めまくったポーズと表情でなわけですよ、鏡のストップモーション。登場している雪男たちが直球ど真ん中でキメ顔しているわけです。(除・バド)
その本気のキメ顔で、目を閉じるって……。
えーとえーと、舞台のジェンヌで、そうそうナイよね、客席に真正面向けて、キメ顔で瞼を閉じるのって。
なんかすっごいエロいんですけどっ。
瞼を閉じたまっつ。
それこそ、エアキスシーン的というか。
ゆーーっくり瞼を閉じていく様、そしてまた、ゆーーっくり開けていく様もまた、みょーにやんらすぃ。
ブラット部長が美しくて、エロくて、たまりません……っ。
ここだけビデオ欲しい……っ、3分間、ゆっくりまばたきするまっつの顔だけエンドレス再生したいよ~~っ!(笑)
あとは会議中の部長も、すげーかっくいいっす。
なんか唐突に「仕事できる男」風。
それまでの場面では、いつもどこかしら三枚目的やわらかさがあったからなー。
重役用洗面室の流れを汲んでいるのか、まだここではマジ二枚目なんだよなー。
隣の席のマシューズ@にわにわとの仲良しぶりもイイ。
ってゆーかにわさん、わりと気安くまっつを触ってるよねー。腹心だから? なにしろブラット部長の「机」だもんなあ。
ブラット部長は三枚目で、きっちり笑わせてくれるし、とっても可愛いんだけど、こうやってピンポイントでがつんっとクールビューティぶりを見せてくれるので、楽しかったっす。
本の声@まっつも良かったしさー。
重役用洗面室だけ、もう一度観たいなー。
アナタを信じている。@ハウ・トゥー・サクシード
2011年7月26日 タカラヅカ 『ハウ・トゥー・サクシード』について、今ごろあれこれ。
見た目の若さ可愛らしさで、一見キムみみコンビはこーゆー明るいコメディが似合っている、ように見える。
実際、ふたりがにこにこキラキラじゃれていると、かわいい。幸せなキモチになる。
でもさ。
キムみみのいちばんの得意分野は、そうではないんじゃないかと。
「まともに考えたらムカつく」系の、他人を陥れたり傷つけたりすることを笑うコメディである、『H2$』。
主人公たちがどんだけ酷いことをしていても、人間として最低の行動を取っていても、それを観客に気付かせてはならない。
明るく軽く、笑わせなければならない。
キムくんは持ち前の明るさとさわやかさ、そして歌唱力他舞台人としての技術で、フィンチを演じてくれた。
そう、明るく軽く。
それがもっとも要求される、この芝居。
なのに、ところどころで、キムの持つ「重さ」が出る。
1幕にて、ローズマリー@みみちゃんに押し切られてデート、ローズマリーとふたり、下手にある階段に坐って話す。
そこでローズマリーが「I Believe In You」を歌い出すわけだが。
それに至るまでのふたりのかみ合っていない会話、どこか迷いや停滞を感じさせるフィンチ、ローズマリーの根拠のない信頼に心の角度を変えていく様。
そこに、アメリカンな「フィンチ」というキャラクタではなく、日本人のキムくん自身の重みが見える。
ここではあくまでも、ちらりと。
そして次が、2幕の重役用洗面室。
たったひとり、「I Believe In You」を歌うフィンチ。
そこにいるのは、「努力しないで出世する」ことを望んでいる男じゃない。したいのは出世で、仕事じゃない。どんな会社、どんな職種でも良かった、てきとーに決めろと本に書いてある通りにてきとーに決めた、そんな男の顔じゃない。
誰よりも努力の意味を知り、仕事への意欲と責任を持っている、ひとりのビジネスマンの顔をしている。
周囲にいる男たちはみんな敵。仲間のふりして、彼の失脚を願う裏切り者たち。
敵しかいない場所で、たったひとり、孤独に自分自身を見つめる。
「I Believe In You」……信じている。自分の力、自分の才能。自分の未来。
それは『H2$』という物語からはずれた深刻さ。
繰り返す言葉は、ローズマリーの言葉。彼女が信じると言ってくれた、それを言い聞かせるように自分自身へ繰り返す。
なんなのこの、突然はじまる、ドシリアス芝居。
ここだけ見ると、別の作品みたい。
ほんとうに「努力しないで出世する」ことをヨシとする主人公なら、ここでこうまで深刻なったらイカンやろう。
別にここで、この仕事で、この人たちの間で成功する必要なんかない、また他のどこででも同じことをすればいい。努力しないで手に入れたものなんて、所詮その程度のモノだ。
犠牲を払ってのたうちまわって手に入れたものと、たまたま拾っただけのものと、どちらに思い入れるか。
シリアスにカッコつける場面ではあるけれど、ここまでレーゾンデートルを懸けた深刻芝居である必要はあるのか。
世界観に合っていない、と思う。
そしてそらに、今までの違和感が全解放されるのはなんといっても、2幕後半。
大失態を犯し、すべてを失ってしまったフィンチと、それを慰め、叱るローズマリーの場面。
ここでマジ泣きしているフィンチは「フィンチ」じゃないと思う。
そんなフィンチに揺らぐことなく愛をぶつけるローズマリーも。
『H2$』という芝居を離れ、忘れ、突然繰り広げられる、深刻芝居。
ここだけ見ると、別の作品みたい。
……なんだけど、キムのフィンチとしてはこれが正しいんだよね。
1幕のデート場面でも、そして2幕の重役用洗面室でも、『H2$』の世界観とはチガウ、キム自身のフィンチを見せていた。
キムフィンチなら、挫折してマジ泣きして当然。彼はちっとも「努力しないで出世する」なんてのを、やってなかったもの。
本気で努力して、望んで、がんばっていたんだもの。
キムはキムとして筋が通っている。
……作品無視してるけど(笑)。
フィンチの挫折をキムは本気で「絶望」として演じすぎているし、そんなフィンチの芝居をみみちゃんも一歩も譲らず本気で受け止めている。
このふたりで、深刻芝居が観たい。
こんなバカみたいな無神経コメディではなくて、本気で心のひりひりするような、重い重い芝居が観たいよ。
と、痛いほど思った。願った。
キムみみは見た目がかわいこちゃんだから、誤解されるんだねええ。
大衆向けの大劇場では無理かもしれないけど、中劇場あたりでやって欲しいよ。本気の深刻芝居。
と、思わせるような芝居を突然繰り広げるフィンチとローズマリーは、『H2$』には相応しくないんだろう。
作品の世界観を壊している。
でも。
だからこそ、愛しい。
この人を好きで良かったというか、間違ってなかったんだわというか。
キムみみ、いいなあ。好きだなあ。
わたしは『H2$』という作品が好きじゃない。
フィンチもローズマリーも好きじゃない。
だけど、キムが演じるフィンチは、キムらしい面だけ好きだ。
脚本にある部分ではない、キムがキムだからこそ勝手に表現してしまっている部分。
それがあったからこそ、わたしはこの公演を何度も観ることが出来たのだと思う。
みみローズマリーもまた、そんなキムフィンチに全霊を挙げてついて行っているから、それゆえに好ましいキャラになっているし。
彼らのそういう芸風が、愛しい。
見た目の若さ可愛らしさで、一見キムみみコンビはこーゆー明るいコメディが似合っている、ように見える。
実際、ふたりがにこにこキラキラじゃれていると、かわいい。幸せなキモチになる。
でもさ。
キムみみのいちばんの得意分野は、そうではないんじゃないかと。
「まともに考えたらムカつく」系の、他人を陥れたり傷つけたりすることを笑うコメディである、『H2$』。
主人公たちがどんだけ酷いことをしていても、人間として最低の行動を取っていても、それを観客に気付かせてはならない。
明るく軽く、笑わせなければならない。
キムくんは持ち前の明るさとさわやかさ、そして歌唱力他舞台人としての技術で、フィンチを演じてくれた。
そう、明るく軽く。
それがもっとも要求される、この芝居。
なのに、ところどころで、キムの持つ「重さ」が出る。
1幕にて、ローズマリー@みみちゃんに押し切られてデート、ローズマリーとふたり、下手にある階段に坐って話す。
そこでローズマリーが「I Believe In You」を歌い出すわけだが。
それに至るまでのふたりのかみ合っていない会話、どこか迷いや停滞を感じさせるフィンチ、ローズマリーの根拠のない信頼に心の角度を変えていく様。
そこに、アメリカンな「フィンチ」というキャラクタではなく、日本人のキムくん自身の重みが見える。
ここではあくまでも、ちらりと。
そして次が、2幕の重役用洗面室。
たったひとり、「I Believe In You」を歌うフィンチ。
そこにいるのは、「努力しないで出世する」ことを望んでいる男じゃない。したいのは出世で、仕事じゃない。どんな会社、どんな職種でも良かった、てきとーに決めろと本に書いてある通りにてきとーに決めた、そんな男の顔じゃない。
誰よりも努力の意味を知り、仕事への意欲と責任を持っている、ひとりのビジネスマンの顔をしている。
周囲にいる男たちはみんな敵。仲間のふりして、彼の失脚を願う裏切り者たち。
敵しかいない場所で、たったひとり、孤独に自分自身を見つめる。
「I Believe In You」……信じている。自分の力、自分の才能。自分の未来。
それは『H2$』という物語からはずれた深刻さ。
繰り返す言葉は、ローズマリーの言葉。彼女が信じると言ってくれた、それを言い聞かせるように自分自身へ繰り返す。
なんなのこの、突然はじまる、ドシリアス芝居。
ここだけ見ると、別の作品みたい。
ほんとうに「努力しないで出世する」ことをヨシとする主人公なら、ここでこうまで深刻なったらイカンやろう。
別にここで、この仕事で、この人たちの間で成功する必要なんかない、また他のどこででも同じことをすればいい。努力しないで手に入れたものなんて、所詮その程度のモノだ。
犠牲を払ってのたうちまわって手に入れたものと、たまたま拾っただけのものと、どちらに思い入れるか。
シリアスにカッコつける場面ではあるけれど、ここまでレーゾンデートルを懸けた深刻芝居である必要はあるのか。
世界観に合っていない、と思う。
そしてそらに、今までの違和感が全解放されるのはなんといっても、2幕後半。
大失態を犯し、すべてを失ってしまったフィンチと、それを慰め、叱るローズマリーの場面。
ここでマジ泣きしているフィンチは「フィンチ」じゃないと思う。
そんなフィンチに揺らぐことなく愛をぶつけるローズマリーも。
『H2$』という芝居を離れ、忘れ、突然繰り広げられる、深刻芝居。
ここだけ見ると、別の作品みたい。
……なんだけど、キムのフィンチとしてはこれが正しいんだよね。
1幕のデート場面でも、そして2幕の重役用洗面室でも、『H2$』の世界観とはチガウ、キム自身のフィンチを見せていた。
キムフィンチなら、挫折してマジ泣きして当然。彼はちっとも「努力しないで出世する」なんてのを、やってなかったもの。
本気で努力して、望んで、がんばっていたんだもの。
キムはキムとして筋が通っている。
……作品無視してるけど(笑)。
フィンチの挫折をキムは本気で「絶望」として演じすぎているし、そんなフィンチの芝居をみみちゃんも一歩も譲らず本気で受け止めている。
このふたりで、深刻芝居が観たい。
こんなバカみたいな無神経コメディではなくて、本気で心のひりひりするような、重い重い芝居が観たいよ。
と、痛いほど思った。願った。
キムみみは見た目がかわいこちゃんだから、誤解されるんだねええ。
大衆向けの大劇場では無理かもしれないけど、中劇場あたりでやって欲しいよ。本気の深刻芝居。
と、思わせるような芝居を突然繰り広げるフィンチとローズマリーは、『H2$』には相応しくないんだろう。
作品の世界観を壊している。
でも。
だからこそ、愛しい。
この人を好きで良かったというか、間違ってなかったんだわというか。
キムみみ、いいなあ。好きだなあ。
わたしは『H2$』という作品が好きじゃない。
フィンチもローズマリーも好きじゃない。
だけど、キムが演じるフィンチは、キムらしい面だけ好きだ。
脚本にある部分ではない、キムがキムだからこそ勝手に表現してしまっている部分。
それがあったからこそ、わたしはこの公演を何度も観ることが出来たのだと思う。
みみローズマリーもまた、そんなキムフィンチに全霊を挙げてついて行っているから、それゆえに好ましいキャラになっているし。
彼らのそういう芸風が、愛しい。
重さと輝度とバランスと。@ハウ・トゥー・サクシード
2011年7月27日 タカラヅカ 『ハウ・トゥー・サクシード』を観て、なんと雪組らしいコメディだろう、と思った。
フィンチ@キムくんの「重さ」は、作品世界に合っていない。『H2$』としては正しくないのだろうけど、わたしは彼がそーゆー芸風だからこそ余計に好きだと思う。てゆーかもともと『H2$』に代表されるアメリカンな世界観や空気は苦手だし(笑)。
カリさん時代から雪担だったトドファン的には、雪組の持つ生真面目さや重さ、深刻さが好きだ。
もちろん好きなモノはそれだけではないので、他組のカラーもそれぞれ楽しんでいるけれど、雪組の暗くて重い感じは肌に馴染んだモノであり、「よく知っている」からこそ安心できるモノである。
キムくんはトド・タータン時代の雪のカラーを色濃く持つスターだ。時代がそーゆーカラーを求めているかどうかはどうあれ、劇団の中のひと組が、こーゆーカラーを持っていてくれると、わたしはうれしい。
んで、2番手のちぎくん。
今回の語りの大部分は、彼について(笑)。
宙組のリトル・タニちゃん的なアイドルきらきら美少年だった彼。
わたしが彼を最初に認識したのが、あひくん主演バウ『Le Petit Jardin』。あとにも先にも「これほど人のいないバウ客席を見たことがない」という、衝撃的な公演だったんだが、客席の人口密度が低すぎたせいもあるのかもしれないが、ちぎくんの目線がやたら来まくってだな……。
たしかにあの列にはわたし以外誰もいなかったし、わたしより後ろには誰も坐ってなかったし、わたしの前にもあまり人はいなくて(だからどんだけ人がいなかったかっていう……)、ロックオンされる確率が通常公演の何倍かであったにしろ、ちぎくんに釣られまくってどきまぎしたという。
豪快な一本釣りと、「若手スターです、美少年です」という自負にキラキラした感じに、盛大にアテられた記憶がある。
だからわたしには、「ちぎっちゅーと一本釣りしまくりの、自信満々の美少年」という刷り込みだった。自分が美形だと思ってさ、おばちゃんどきまぎさせてさ、生意気な坊やだわ(笑)。その跳ね返りぶりが微笑ましい。おごりの春を満喫している若者は好きだ。
でも彼、大人になるにつれて変わっていってないかい?
タニちゃんの弟分的な扱いだった頃(チギーチュ@『宙 FANTASISTA!』とか)からすでに、最初の印象とは違っていた。変化を感じたのは新公主演するようになった頃からかなあ。
もっとコワイモノ知らずのイメージだったのに。
なんだか生真面目な子だなあという印象に。
ちぎが変わったのかどうかは知らない。
変わったのはわたしの目線、感じ方に過ぎないのかも。
最初ほら、釣られまくってどきまぎしたから(笑)。それがちぎの印象のすべてだったから。
雪組に組替えしてきて、驚くほど違和感がなかった。
いきなりのポジションアップにとまどっている、いっぱいいっぱいで大変なんだうことはわかる。
しかし、彼から感じる融通の利かない生真面目さや固さは、とーっても馴染みのあるものだったから。雪組として。
なんだ、こんなに雪組的な子だったんじゃん。
宙組だとちびっこすぎて、チギーチュになるしかなかったんだろうな。弟キャラ、アイドルキャラでいるしかない。大人や色男をやるには、周りのおにーさんたちに比べ、身長が明らかに足りなかった。
でも雪なら無問題。持って生まれた美貌を武器に、クールな二枚目も大人の男もできるよ。
と、とても雪組カラーな子だと思うちぎくんは、『H2$』でも、その雪組っぽさを見せつけてくれた。
バド役なのに、おいしく見えない。
バドってこんな役だっけ? 初演でタモさんが演じたときは、すげーオイシイ役だと思ったのに。
バドはお笑いキャラなので一見派手だけど、この役を「おいしく」するのは役者自身なんだなと。
フィンチ@キムがその深刻さと重さで世界観に合っていないのと同じ。
ちぎのバドも生真面目過ぎて、合っていない。
ちぎくんバドは、おもしろいけど、ステキじゃない。かわいいけど、かっこよくない。
バドはステキな役でも、かっこいい役でもない! ステキじゃなくてもかっこよくなくても当然じゃないの! ……ということではなくて。
どんなにアホなキャラだとしても、それゆえに「ファンタジー」な次元までたどり着くことは可能なはず。
てゆーかタモさんは偉大だったんだなー……。ファンタジーだったよ、彼……。
本当に空気読めない系の人か、天然不思議ちゃんが演じたら、バドはもっと軽やかに息づくんだろうなあ。
生真面目で見ていて肩に力の入るバドは、ものすごく、「雪組のバド」だ。深刻で重いフィンチが、ものすごく、「雪組のフィンチ」であるように。
思わず、拍手してしまう(笑)。
ちぎくんがこんなに違和感なく「キムの相棒、2番手」であるのは、こーゆーことなんだなあ、と思う。
いやはや、もう少しカラーが違っていてもいいんじゃないかってくらい。
その昔、トドとタータンはとてもカラーの似たトップと2番手で、並びが浮くことはなかったが、個々の魅力を相殺するコンビだった。似すぎるのも、問題なんだよなあ、という。
さらに当時の雪組が大変だったのは、3番手のコウちゃんまでもが同じカラーだったことだ。
安定していたけど、地味だわ沈むわ、大変な組だったわ……(笑)。ずーっとファンだったけどな(笑)。
そしてもキムくんとちぎくん。
ふたりは思いの外似たカラーだなってとこに、まっつが加わる。
そう、トド時代とチガウのは、3番手だ。
まっつは、キムちぎとはカラーがチガウ。
この3人だと、それぞれのカラーが引き立つなあ。
「重さ」は3人ともが持っているんだけど、質量がチガウので、沈み方がチガウの。
実は3人の中でいちばん軽いのがまっつだと思う。彼は地味だが、重苦しくはナイんだよなあ……そのへんとっても花男。
キムくんはもっとも輝度が高いにもかかわらず、実はいちばん重い。
いちばんバランスが取れているのが、ちぎくん。ちぎはほんとに、スタンダードなスターだ。
この3人の並びが大好きだ。
モンタギュートリオが今でも好き過ぎる。
ここにヲヅキとコマが入っても、わくわくする。『H2$』ポスターの男5人、大好きだなああ。
てことで、今の雪組が好きだなあ、という話でした(笑)。
フィンチ@キムくんの「重さ」は、作品世界に合っていない。『H2$』としては正しくないのだろうけど、わたしは彼がそーゆー芸風だからこそ余計に好きだと思う。てゆーかもともと『H2$』に代表されるアメリカンな世界観や空気は苦手だし(笑)。
カリさん時代から雪担だったトドファン的には、雪組の持つ生真面目さや重さ、深刻さが好きだ。
もちろん好きなモノはそれだけではないので、他組のカラーもそれぞれ楽しんでいるけれど、雪組の暗くて重い感じは肌に馴染んだモノであり、「よく知っている」からこそ安心できるモノである。
キムくんはトド・タータン時代の雪のカラーを色濃く持つスターだ。時代がそーゆーカラーを求めているかどうかはどうあれ、劇団の中のひと組が、こーゆーカラーを持っていてくれると、わたしはうれしい。
んで、2番手のちぎくん。
今回の語りの大部分は、彼について(笑)。
宙組のリトル・タニちゃん的なアイドルきらきら美少年だった彼。
わたしが彼を最初に認識したのが、あひくん主演バウ『Le Petit Jardin』。あとにも先にも「これほど人のいないバウ客席を見たことがない」という、衝撃的な公演だったんだが、客席の人口密度が低すぎたせいもあるのかもしれないが、ちぎくんの目線がやたら来まくってだな……。
たしかにあの列にはわたし以外誰もいなかったし、わたしより後ろには誰も坐ってなかったし、わたしの前にもあまり人はいなくて(だからどんだけ人がいなかったかっていう……)、ロックオンされる確率が通常公演の何倍かであったにしろ、ちぎくんに釣られまくってどきまぎしたという。
豪快な一本釣りと、「若手スターです、美少年です」という自負にキラキラした感じに、盛大にアテられた記憶がある。
だからわたしには、「ちぎっちゅーと一本釣りしまくりの、自信満々の美少年」という刷り込みだった。自分が美形だと思ってさ、おばちゃんどきまぎさせてさ、生意気な坊やだわ(笑)。その跳ね返りぶりが微笑ましい。おごりの春を満喫している若者は好きだ。
でも彼、大人になるにつれて変わっていってないかい?
タニちゃんの弟分的な扱いだった頃(チギーチュ@『宙 FANTASISTA!』とか)からすでに、最初の印象とは違っていた。変化を感じたのは新公主演するようになった頃からかなあ。
もっとコワイモノ知らずのイメージだったのに。
なんだか生真面目な子だなあという印象に。
ちぎが変わったのかどうかは知らない。
変わったのはわたしの目線、感じ方に過ぎないのかも。
最初ほら、釣られまくってどきまぎしたから(笑)。それがちぎの印象のすべてだったから。
雪組に組替えしてきて、驚くほど違和感がなかった。
いきなりのポジションアップにとまどっている、いっぱいいっぱいで大変なんだうことはわかる。
しかし、彼から感じる融通の利かない生真面目さや固さは、とーっても馴染みのあるものだったから。雪組として。
なんだ、こんなに雪組的な子だったんじゃん。
宙組だとちびっこすぎて、チギーチュになるしかなかったんだろうな。弟キャラ、アイドルキャラでいるしかない。大人や色男をやるには、周りのおにーさんたちに比べ、身長が明らかに足りなかった。
でも雪なら無問題。持って生まれた美貌を武器に、クールな二枚目も大人の男もできるよ。
と、とても雪組カラーな子だと思うちぎくんは、『H2$』でも、その雪組っぽさを見せつけてくれた。
バド役なのに、おいしく見えない。
バドってこんな役だっけ? 初演でタモさんが演じたときは、すげーオイシイ役だと思ったのに。
バドはお笑いキャラなので一見派手だけど、この役を「おいしく」するのは役者自身なんだなと。
フィンチ@キムがその深刻さと重さで世界観に合っていないのと同じ。
ちぎのバドも生真面目過ぎて、合っていない。
ちぎくんバドは、おもしろいけど、ステキじゃない。かわいいけど、かっこよくない。
バドはステキな役でも、かっこいい役でもない! ステキじゃなくてもかっこよくなくても当然じゃないの! ……ということではなくて。
どんなにアホなキャラだとしても、それゆえに「ファンタジー」な次元までたどり着くことは可能なはず。
てゆーかタモさんは偉大だったんだなー……。ファンタジーだったよ、彼……。
本当に空気読めない系の人か、天然不思議ちゃんが演じたら、バドはもっと軽やかに息づくんだろうなあ。
生真面目で見ていて肩に力の入るバドは、ものすごく、「雪組のバド」だ。深刻で重いフィンチが、ものすごく、「雪組のフィンチ」であるように。
思わず、拍手してしまう(笑)。
ちぎくんがこんなに違和感なく「キムの相棒、2番手」であるのは、こーゆーことなんだなあ、と思う。
いやはや、もう少しカラーが違っていてもいいんじゃないかってくらい。
その昔、トドとタータンはとてもカラーの似たトップと2番手で、並びが浮くことはなかったが、個々の魅力を相殺するコンビだった。似すぎるのも、問題なんだよなあ、という。
さらに当時の雪組が大変だったのは、3番手のコウちゃんまでもが同じカラーだったことだ。
安定していたけど、地味だわ沈むわ、大変な組だったわ……(笑)。ずーっとファンだったけどな(笑)。
そしてもキムくんとちぎくん。
ふたりは思いの外似たカラーだなってとこに、まっつが加わる。
そう、トド時代とチガウのは、3番手だ。
まっつは、キムちぎとはカラーがチガウ。
この3人だと、それぞれのカラーが引き立つなあ。
「重さ」は3人ともが持っているんだけど、質量がチガウので、沈み方がチガウの。
実は3人の中でいちばん軽いのがまっつだと思う。彼は地味だが、重苦しくはナイんだよなあ……そのへんとっても花男。
キムくんはもっとも輝度が高いにもかかわらず、実はいちばん重い。
いちばんバランスが取れているのが、ちぎくん。ちぎはほんとに、スタンダードなスターだ。
この3人の並びが大好きだ。
モンタギュートリオが今でも好き過ぎる。
ここにヲヅキとコマが入っても、わくわくする。『H2$』ポスターの男5人、大好きだなああ。
てことで、今の雪組が好きだなあ、という話でした(笑)。
タカラヅカとは無関係な、猫の名前の話。
2011年7月28日 タカラヅカ
我が家には、「トコ」という名の猫がいる。
トコ、もしくはトーコと呼ばれている。
某トウコさんとは、なんの関係もありません(笑)。
「トウコちゃんファンだからって、猫にトーコって名前付けて!」
と、友人たちから突っ込まれてますが、濡れ衣ですよ、わたしがトウコちゃん大好きなことと、猫がトーコなのはなんの関係もありません。
ただの偶然です。(にっこり)
何故ならば、我が家の王様は母であり、すべての「決定権」は母にあるのです。
トコに決まったのは、「10月5日に文京区の公園で拾われた猫だから、トーコでいいんじゃない?」とわたしが提案したら、母が「ソレ、いいわ!」と決定したからなの。
決めたのは母です、わたしじゃない。
だから、偶然なの。
母がうんと言わないことは、我が家では通らないのです。
母はジャイアニズムの権化のよーな人なので、誰も彼女には逆らえないのです。
(最近のジャイアン発言。
「アタシのプリンタが壊れそうなの、寿命だってメッセージが出てるの。1万円くらい負担してあげるから、残りの金額はアンタが出して、新しいプリンタ買いなさいよ。プリンタが新しくなるとうれしいでしょ? そして、アンタのプリンタはアタシがもらって あ げ る」
突然わたしの部屋にやってきての言葉。
そう言って、わたしが機嫌良く使っている、わ た し の、プリンタを取り上げようとした。1万円渡されたって、新しいプリンタは買えない、買い換える必要性も感じていないのに、何故いきなりわたしが自腹を切ってプリンタを買わなきゃなんないの?
「だってアタシのプリンタが壊れそうなんだもの」
「それでなんで、ひとのモノを奪うことを考えるの?」
「だってこの前、詰め替えインク買ったばかりだもの。今プリンタ買い換えたら、数千円したインクが無駄になるわ。アンタのプリンタなら同じインクを使っているから、買ったインクが無駄にならない」
「んな自分都合で、他人の持ち物を奪おうとするなっ」)
トコがトコという名前に決まるまでも、そりゃー大変でした。
どんな名前を出しても母がうんと言わなくてねー。そして、母が提案する名前は、絶対受け入れられないよーな、とんでもないモノばかりでねー。
わたしと弟にあるのは、「反対権」。
それはイヤだ! 認められない! と主張することは出来る。
だが、「決定権」は持っていない。それを持つのは母のみ。
おかげでいつも話し合いは泥沼化。
そして。
先日、我が家に、新しい子猫がやってきた。
今までも「子猫いらんかね?」てなお声は何度か掛かったが、もちろん母の気が乗らなかったため却下され続けていた。
なのに今回は母がすげー勢いで話を進めていた。
「子猫いらんかね?」の翌日には、もう子猫が我が家にいたもんよ……。
そして案の定、名前が決まらない。
母はわたしと弟が「生理的に無理!」と思うようなひどい名前ばかりを思いつく。ここまでセンスのない人もめずらしい……いちおー母はモノカキもやってる人なんだが、とにかく感性がふつーとチガウというか、話していて途方に暮れる。
子猫がやって来たあたりのことは、mixiの方に書いていたんだが、友人たちはわたしんちの先にいる方の猫の名前が「トーコ」だから当然ヅカ絡みの名前をつけるはずだと無邪気にコメントをくれ……今度こそ「まっつ」って名前つけるよね?てななまあたたかい見守り方をしてくれた(笑)。
いや、付けないから! まっつなんて……まっつなんて……。
決定権は持ってない、ソレがあるのは母だけ。母が「まっつ」なんて名前を許すはずがない。
そう思っていたんだけど。
「ねえねえ、思いついたんだけど、この間見た、タカラヅカのビデオの準主役の人。りょう……なんとかさん? あの親分やってた人」
母が突然、言い出した。
わたしは通常、親の家でタカラヅカの映像は見ない。自分の部屋でのみ鑑賞する。
が、先日『黒い瞳』を親の家のテレビで見ていたんだ。たんに、わたしの部屋のテレビより、親の家の茶の間テレビが大きいから。
滅多に買わないDVDを、まっつ2番手うれしいよ記念で買って、滅多に買わないだけに大きな画面で見たかったんだ。
母は他人に興味がない。
わたしがヅカヲタなのは知っているが、誰のファンだとかはまったく知らない。他人の趣味に興味なんかないのだ。
わたしも語らない。母にヅカやまっつを語っても人生の無駄だからだ。
母はわたしがビデオを見ていても、同じ部屋にいても、画面を見ることはしない……基本的に。
なのに何故かそのときは、一緒になって見ていた。見てくれとは頼んでないのに、勝手に横に坐って、見ていた。
そして何故か、プガチョフ@まっつをべた褒めしていた。
わたしは一切解説無し、この人を好きで見ているとかも言わず、ただ母の一方的な語りを聞いていた。
DNAおそるべし。
なんの解説もしなくても、同じ人をイイと思うのか。
ちなみに、今まで母がヅカビデオを見て褒めた相手は、トウコちゃんのみだ。
母が言う、「りょうなんとか」「親分役」ってのは、未涼亜希、コサックの大将という意味だ。涼という漢字だけおぼえていたらしい。
ああ、未涼亜希? とわたしが返すと。
「その未涼さん。子猫の名前、みすず、か、あき、にしない? アタシ、あの人好き」
…………母よ。
なんつーことを言い出すんだ。
心から、びびりました。
母はその未涼亜希さんが、娘の人生狂わしている張本人だとカケラも知らないのですよ!(笑)
このままでは、子猫は「みすず」か「あき」になるところでした。
ただコレは、弟が拒否権発動して、ボツ。
弟は未涼亜希が誰か知っている。姉が毎日「まっつ~~、まっつ~~」とアホみたいに繰り返していることを、知っている。
そして、心底あきれている。
そんな名前を認めるはずがない(笑)。
で、名前が決まらない。
弟が拒否せず、なにより母が決定する名前でないと。
そんなとき、わたしはまたムラにいて、仲間たちとわらわらやっていた。
「で、猫の名前はどうなったの?」
と、会う人会う人聞いてくれる。ヅカ友は大抵mixiの日常日記を知っているわけで。
「まっつになったの?」
ならねーよ(笑)。
てゆーか決まらないんだ。
困ったもんだ。
「1匹目の子がトウコでしょ。それにちなんだ名前にすれば? ケロとか」
と言い出したのは、ツッコミ担当ドリーさん。
ケロかー。たしかに、トウコとくればケロだよなああ。
(ドリーさんもわたしもケロファンです。でもケロトウぢゃなく、ケロゆひ派です。でも、トウコといえばケロ。それくらいケロといえば……・笑)
ありえないよなーと思いつつ、帰宅して母に提案してみる。
ねーねー、子猫の名前、ケロはどう?
この子、両目が離れていてカエル顔だし、物怖じしないけろっとした性格だし。
「ケロ? いいわソレ!! 決定!」
えっ?!
決めちゃうの?!
弟は欠席裁判。いなかったので、意見は伺われず。
てことで、子猫の名前は「ケロ」になりました。
前述の通り、わたしがケロちゃんファンであることはまったく関係ありません。
ただの偶然です。(にっこり)
何故ならば、我が家の王様は母であり、すべての「決定権」は母にあるのです。
決めたの母だもん。わたしじゃないもん。
ケロトウ万歳。
ケロとトコはとっても仲良しです。2匹で殴り合い噛みつき合い、家中走り回り暴れ回り、舐め合って抱き合って眠ってます。
トコ、もしくはトーコと呼ばれている。
某トウコさんとは、なんの関係もありません(笑)。
「トウコちゃんファンだからって、猫にトーコって名前付けて!」
と、友人たちから突っ込まれてますが、濡れ衣ですよ、わたしがトウコちゃん大好きなことと、猫がトーコなのはなんの関係もありません。
ただの偶然です。(にっこり)
何故ならば、我が家の王様は母であり、すべての「決定権」は母にあるのです。
トコに決まったのは、「10月5日に文京区の公園で拾われた猫だから、トーコでいいんじゃない?」とわたしが提案したら、母が「ソレ、いいわ!」と決定したからなの。
決めたのは母です、わたしじゃない。
だから、偶然なの。
母がうんと言わないことは、我が家では通らないのです。
母はジャイアニズムの権化のよーな人なので、誰も彼女には逆らえないのです。
(最近のジャイアン発言。
「アタシのプリンタが壊れそうなの、寿命だってメッセージが出てるの。1万円くらい負担してあげるから、残りの金額はアンタが出して、新しいプリンタ買いなさいよ。プリンタが新しくなるとうれしいでしょ? そして、アンタのプリンタはアタシがもらって あ げ る」
突然わたしの部屋にやってきての言葉。
そう言って、わたしが機嫌良く使っている、わ た し の、プリンタを取り上げようとした。1万円渡されたって、新しいプリンタは買えない、買い換える必要性も感じていないのに、何故いきなりわたしが自腹を切ってプリンタを買わなきゃなんないの?
「だってアタシのプリンタが壊れそうなんだもの」
「それでなんで、ひとのモノを奪うことを考えるの?」
「だってこの前、詰め替えインク買ったばかりだもの。今プリンタ買い換えたら、数千円したインクが無駄になるわ。アンタのプリンタなら同じインクを使っているから、買ったインクが無駄にならない」
「んな自分都合で、他人の持ち物を奪おうとするなっ」)
トコがトコという名前に決まるまでも、そりゃー大変でした。
どんな名前を出しても母がうんと言わなくてねー。そして、母が提案する名前は、絶対受け入れられないよーな、とんでもないモノばかりでねー。
わたしと弟にあるのは、「反対権」。
それはイヤだ! 認められない! と主張することは出来る。
だが、「決定権」は持っていない。それを持つのは母のみ。
おかげでいつも話し合いは泥沼化。
そして。
先日、我が家に、新しい子猫がやってきた。
今までも「子猫いらんかね?」てなお声は何度か掛かったが、もちろん母の気が乗らなかったため却下され続けていた。
なのに今回は母がすげー勢いで話を進めていた。
「子猫いらんかね?」の翌日には、もう子猫が我が家にいたもんよ……。
そして案の定、名前が決まらない。
母はわたしと弟が「生理的に無理!」と思うようなひどい名前ばかりを思いつく。ここまでセンスのない人もめずらしい……いちおー母はモノカキもやってる人なんだが、とにかく感性がふつーとチガウというか、話していて途方に暮れる。
子猫がやって来たあたりのことは、mixiの方に書いていたんだが、友人たちはわたしんちの先にいる方の猫の名前が「トーコ」だから当然ヅカ絡みの名前をつけるはずだと無邪気にコメントをくれ……今度こそ「まっつ」って名前つけるよね?てななまあたたかい見守り方をしてくれた(笑)。
いや、付けないから! まっつなんて……まっつなんて……。
決定権は持ってない、ソレがあるのは母だけ。母が「まっつ」なんて名前を許すはずがない。
そう思っていたんだけど。
「ねえねえ、思いついたんだけど、この間見た、タカラヅカのビデオの準主役の人。りょう……なんとかさん? あの親分やってた人」
母が突然、言い出した。
わたしは通常、親の家でタカラヅカの映像は見ない。自分の部屋でのみ鑑賞する。
が、先日『黒い瞳』を親の家のテレビで見ていたんだ。たんに、わたしの部屋のテレビより、親の家の茶の間テレビが大きいから。
滅多に買わないDVDを、まっつ2番手うれしいよ記念で買って、滅多に買わないだけに大きな画面で見たかったんだ。
母は他人に興味がない。
わたしがヅカヲタなのは知っているが、誰のファンだとかはまったく知らない。他人の趣味に興味なんかないのだ。
わたしも語らない。母にヅカやまっつを語っても人生の無駄だからだ。
母はわたしがビデオを見ていても、同じ部屋にいても、画面を見ることはしない……基本的に。
なのに何故かそのときは、一緒になって見ていた。見てくれとは頼んでないのに、勝手に横に坐って、見ていた。
そして何故か、プガチョフ@まっつをべた褒めしていた。
わたしは一切解説無し、この人を好きで見ているとかも言わず、ただ母の一方的な語りを聞いていた。
DNAおそるべし。
なんの解説もしなくても、同じ人をイイと思うのか。
ちなみに、今まで母がヅカビデオを見て褒めた相手は、トウコちゃんのみだ。
母が言う、「りょうなんとか」「親分役」ってのは、未涼亜希、コサックの大将という意味だ。涼という漢字だけおぼえていたらしい。
ああ、未涼亜希? とわたしが返すと。
「その未涼さん。子猫の名前、みすず、か、あき、にしない? アタシ、あの人好き」
…………母よ。
なんつーことを言い出すんだ。
心から、びびりました。
母はその未涼亜希さんが、娘の人生狂わしている張本人だとカケラも知らないのですよ!(笑)
このままでは、子猫は「みすず」か「あき」になるところでした。
ただコレは、弟が拒否権発動して、ボツ。
弟は未涼亜希が誰か知っている。姉が毎日「まっつ~~、まっつ~~」とアホみたいに繰り返していることを、知っている。
そして、心底あきれている。
そんな名前を認めるはずがない(笑)。
で、名前が決まらない。
弟が拒否せず、なにより母が決定する名前でないと。
そんなとき、わたしはまたムラにいて、仲間たちとわらわらやっていた。
「で、猫の名前はどうなったの?」
と、会う人会う人聞いてくれる。ヅカ友は大抵mixiの日常日記を知っているわけで。
「まっつになったの?」
ならねーよ(笑)。
てゆーか決まらないんだ。
困ったもんだ。
「1匹目の子がトウコでしょ。それにちなんだ名前にすれば? ケロとか」
と言い出したのは、ツッコミ担当ドリーさん。
ケロかー。たしかに、トウコとくればケロだよなああ。
(ドリーさんもわたしもケロファンです。でもケロトウぢゃなく、ケロゆひ派です。でも、トウコといえばケロ。それくらいケロといえば……・笑)
ありえないよなーと思いつつ、帰宅して母に提案してみる。
ねーねー、子猫の名前、ケロはどう?
この子、両目が離れていてカエル顔だし、物怖じしないけろっとした性格だし。
「ケロ? いいわソレ!! 決定!」
えっ?!
決めちゃうの?!
弟は欠席裁判。いなかったので、意見は伺われず。
てことで、子猫の名前は「ケロ」になりました。
前述の通り、わたしがケロちゃんファンであることはまったく関係ありません。
ただの偶然です。(にっこり)
何故ならば、我が家の王様は母であり、すべての「決定権」は母にあるのです。
決めたの母だもん。わたしじゃないもん。
ケロトウ万歳。
ケロとトコはとっても仲良しです。2匹で殴り合い噛みつき合い、家中走り回り暴れ回り、舐め合って抱き合って眠ってます。
再演の演出家、再演の企画。@アルジェの男
2011年7月29日 タカラヅカ 劇団の上演作を決めるのって、どーゆーシステムなんでしょうか。
まったく知りませんが、今回ちょっと妄想しました。
前提。大野拓史は、霧矢大夢を絶世の美少年だと思っている。
ただの美少年ぢゃありません。
女はもとより、大人の男たちまで惑わす美少年です。耽美キャラです。
娼婦・小悪魔系ではなく、ストイックで正義の心を持つ美少年です。この心正しい少年が、その美貌ゆえに男たちの餌食になり、されど彼は魂までは堕落することがなく、その清らかさゆえ陵辱に唇を噛んで耐えるのです。
大野くんの脳内では、そーゆーことになっているんだと思います、霧矢さんのキャラ設定資料。
前提ですから、事実がどうあれこの認識で読んでください。
ちっとも演出をさせてもらえないままだった大野せんせ。
オリジナル作品の企画書を出しても出してもボツにされる。
劇団のえらい人は言う、「過去の名作の再演なら、演出させてやってもイイよ。企画書を出しなさい」。
てことで。
「柴田先生の名作『紫子』を再演しましょう! 私が演出します、いや、私にやらせてください!」
「あくまでも、柴田先生の名作を再演するというのが、目的ですよ。柴田先生の作品をこのまま埋もれさせるのは惜しいですから。タカラヅカの至宝ですからね、先生の作品は。偉大なる先生の名作を、私に演出させてもらえるなんて、光栄だなあ、はっはっは」
「やっぱ劇場は中日劇場ですよね、名古屋のお客さんは日本物好きだし。柴田先生の名作は中日劇場向けですよ! あれ? 次の中日劇場公演は、月組ですね。おおっ、トップスター霧矢大夢のプレお披露目公演ですね。いやあ、偶然だなあ、そこまではぜんぜん考えてませんでした」
「霧矢なら大丈夫ですよ、小柄だし実力派だし、絶世の美少年だから、双子の兄妹役を両方とも余裕で出来ますよ。無問題! はっはっはっ」
と、中日劇場『紫子』を勝ち取り。
「柴田先生の名作『アルジェの男』を再演しましょう! 私が演出します、いや、私にやらせてください!」
「あくまでも、柴田先生の名作を再演するというのが、目的ですよ。柴田先生の作品をこのまま埋もれさせるのは惜しいですから。タカラヅカの至宝ですからね、先生の作品は。偉大なる先生の名作を、私に演出させてもらえるなんて、光栄だなあ、はっはっは」
「企画的に柴田作品を入れられそうなのは、次の月組大劇場公演ですよね。というと、また霧矢大夢が主演の公演ですね。いやあ、偶然だなあ、そこまではぜんぜん考えてませんでした」
「霧矢なら大丈夫ですよ、トップとして充実しているし実力派だし、絶世の美少年だから、3人のヒロインに愛される男の役も余裕で出来ますよ。無問題! はっはっはっ」
と、今回の公演も勝ち取ったんじゃないのか?
長年、柴田作品再演時の演出家は中村Aだった。
どんだけ世の中的に不評でも、柴田作品は中村Aだった。
大野せんせは2004年にたった一度、『飛鳥夕映え』の演出をしたのみ、柴田作品を任せてはもらえなかった。
なのに今になって、立て続けに柴田作品の演出。しかも、きりやさん主役。
この偏り方に、想像力が刺激される。
「霧矢大夢のために、美少年主役のオリジナルを書き下ろしたい!!」
と熱望する大野せんせ、しかしその企画を却下し続ける劇団。
追いつめられた大野せんせは「再演でもイイ、とにかくオレに霧矢大夢を演出させろ!」と、きりやんに合った(と、大野せんせが思っている)古い古い柴田作品を倉庫から掘り起こしてくる。
美少年・霧矢大夢にしか演じられない、女からも男からも熱愛される、美しい主人公の物語を。
柴田作品とか名作の再演とかは、ただの言い訳で、大野くんがきりやんを好きに書きたかっただけぢゃないの……?
と、月組公演『アルジェの男』初日を観劇し、痛感しました。
すごい話でした。
大野くんの、霧矢先輩へのドリーム炸裂。
ちょ……っ、大野タクジーったらどんだけきりやさんを美少年だと思ってるの……!!
大野くんにとって、きりやさんはほんっとにミューズなんだなあ。
役者として、演出家にこんだけ惚れ込んでもらえたら本望ぢゃないか……?
いやその、いろいろいろいろ間違ったドリーム抱かれちゃって、そこは大変やなあ、と思うけど……(笑)。
『アルジェの男』とは、どんな物語か。
1974年の初演、1983年の再演ともに、観ていません。そんな大昔の話されても……てな。
ヒロインが3人だっつーのは聞いてました。
ふうん、主人公モテモテ、3人の美女に愛される話か、と。
しかし、そんなかわいいもんじゃなかった。
愛されるのは、ヒロイン3人からだけじゃない。
出てくる男たち男たち、みんなきりやんにフォーリンラブ。
きりやんに惚れないのは、もともとストーリー上ちゃんと惚れている相手のいる、みりおとマギーのみ、って……。
美少年きりやさんの、舞台上100人斬り?!てな展開に、目が点でした。
次から次へとまあ……。
大野タクジー、恐ろしい子! またしても自分の霧矢ドリーム炸裂させて!!(白目)
いやはや、愉快でした。
いいなあ、大野くん。
いっそ清々しいほどのドリーミング。
でも大野くん、君が見ているきりやさんと、現実のきりやさんはかなーり隔たりがあると思うんだ。いい加減、現実の方も見て欲しいんだ。……ダメかな?(笑顔)
きりやんかわいいよきりやん。
とりあえず、きりやんスキーなわたしは楽しかった。
大野せんせとは、居酒屋ででもじっくり語りたいっす……(笑)。
まったく知りませんが、今回ちょっと妄想しました。
前提。大野拓史は、霧矢大夢を絶世の美少年だと思っている。
ただの美少年ぢゃありません。
女はもとより、大人の男たちまで惑わす美少年です。耽美キャラです。
娼婦・小悪魔系ではなく、ストイックで正義の心を持つ美少年です。この心正しい少年が、その美貌ゆえに男たちの餌食になり、されど彼は魂までは堕落することがなく、その清らかさゆえ陵辱に唇を噛んで耐えるのです。
大野くんの脳内では、そーゆーことになっているんだと思います、霧矢さんのキャラ設定資料。
前提ですから、事実がどうあれこの認識で読んでください。
ちっとも演出をさせてもらえないままだった大野せんせ。
オリジナル作品の企画書を出しても出してもボツにされる。
劇団のえらい人は言う、「過去の名作の再演なら、演出させてやってもイイよ。企画書を出しなさい」。
てことで。
「柴田先生の名作『紫子』を再演しましょう! 私が演出します、いや、私にやらせてください!」
「あくまでも、柴田先生の名作を再演するというのが、目的ですよ。柴田先生の作品をこのまま埋もれさせるのは惜しいですから。タカラヅカの至宝ですからね、先生の作品は。偉大なる先生の名作を、私に演出させてもらえるなんて、光栄だなあ、はっはっは」
「やっぱ劇場は中日劇場ですよね、名古屋のお客さんは日本物好きだし。柴田先生の名作は中日劇場向けですよ! あれ? 次の中日劇場公演は、月組ですね。おおっ、トップスター霧矢大夢のプレお披露目公演ですね。いやあ、偶然だなあ、そこまではぜんぜん考えてませんでした」
「霧矢なら大丈夫ですよ、小柄だし実力派だし、絶世の美少年だから、双子の兄妹役を両方とも余裕で出来ますよ。無問題! はっはっはっ」
と、中日劇場『紫子』を勝ち取り。
「柴田先生の名作『アルジェの男』を再演しましょう! 私が演出します、いや、私にやらせてください!」
「あくまでも、柴田先生の名作を再演するというのが、目的ですよ。柴田先生の作品をこのまま埋もれさせるのは惜しいですから。タカラヅカの至宝ですからね、先生の作品は。偉大なる先生の名作を、私に演出させてもらえるなんて、光栄だなあ、はっはっは」
「企画的に柴田作品を入れられそうなのは、次の月組大劇場公演ですよね。というと、また霧矢大夢が主演の公演ですね。いやあ、偶然だなあ、そこまではぜんぜん考えてませんでした」
「霧矢なら大丈夫ですよ、トップとして充実しているし実力派だし、絶世の美少年だから、3人のヒロインに愛される男の役も余裕で出来ますよ。無問題! はっはっはっ」
と、今回の公演も勝ち取ったんじゃないのか?
長年、柴田作品再演時の演出家は中村Aだった。
どんだけ世の中的に不評でも、柴田作品は中村Aだった。
大野せんせは2004年にたった一度、『飛鳥夕映え』の演出をしたのみ、柴田作品を任せてはもらえなかった。
なのに今になって、立て続けに柴田作品の演出。しかも、きりやさん主役。
この偏り方に、想像力が刺激される。
「霧矢大夢のために、美少年主役のオリジナルを書き下ろしたい!!」
と熱望する大野せんせ、しかしその企画を却下し続ける劇団。
追いつめられた大野せんせは「再演でもイイ、とにかくオレに霧矢大夢を演出させろ!」と、きりやんに合った(と、大野せんせが思っている)古い古い柴田作品を倉庫から掘り起こしてくる。
美少年・霧矢大夢にしか演じられない、女からも男からも熱愛される、美しい主人公の物語を。
柴田作品とか名作の再演とかは、ただの言い訳で、大野くんがきりやんを好きに書きたかっただけぢゃないの……?
と、月組公演『アルジェの男』初日を観劇し、痛感しました。
すごい話でした。
大野くんの、霧矢先輩へのドリーム炸裂。
ちょ……っ、大野タクジーったらどんだけきりやさんを美少年だと思ってるの……!!
大野くんにとって、きりやさんはほんっとにミューズなんだなあ。
役者として、演出家にこんだけ惚れ込んでもらえたら本望ぢゃないか……?
いやその、いろいろいろいろ間違ったドリーム抱かれちゃって、そこは大変やなあ、と思うけど……(笑)。
『アルジェの男』とは、どんな物語か。
1974年の初演、1983年の再演ともに、観ていません。そんな大昔の話されても……てな。
ヒロインが3人だっつーのは聞いてました。
ふうん、主人公モテモテ、3人の美女に愛される話か、と。
しかし、そんなかわいいもんじゃなかった。
愛されるのは、ヒロイン3人からだけじゃない。
出てくる男たち男たち、みんなきりやんにフォーリンラブ。
きりやんに惚れないのは、もともとストーリー上ちゃんと惚れている相手のいる、みりおとマギーのみ、って……。
美少年きりやさんの、舞台上100人斬り?!てな展開に、目が点でした。
次から次へとまあ……。
大野タクジー、恐ろしい子! またしても自分の霧矢ドリーム炸裂させて!!(白目)
いやはや、愉快でした。
いいなあ、大野くん。
いっそ清々しいほどのドリーミング。
でも大野くん、君が見ているきりやさんと、現実のきりやさんはかなーり隔たりがあると思うんだ。いい加減、現実の方も見て欲しいんだ。……ダメかな?(笑顔)
きりやんかわいいよきりやん。
とりあえず、きりやんスキーなわたしは楽しかった。
大野せんせとは、居酒屋ででもじっくり語りたいっす……(笑)。
誰もが彼を愛している。@アルジェの男
2011年7月30日 タカラヅカ まあとにかく。
月組公演『アルジェの男』初日観劇。
感想いきます。
ジャック@まさおが、変な人だった。
いや、なんちゅーか……。
幕が開いて痛感したのは、古い時代の作品なんだってこと。
台詞回しとか、現代ぢゃねえ……。
物語の年代がどうこうじゃない、現についこの間までやっていた『ファントム』だって舞台は現代じゃなくロングドレス着用の時代だったけれど、台詞回しは現代だった。
『アルジェの男』はまさに時代劇。1930年代あたり?のパリとかじゃなく、日本の昭和時代の大衆演劇、という、時代劇。
わたしはどうもこういう台詞回しとテンポの芝居が苦手らしく、幕が開いて「うわっ、こーゆー芝居なのか、さすが柴田作品パネェな」と冷や汗たらしつつ、慣れるまでにけっこー時間が掛かった。
いっそものごっついコスプレものなら耐性も付くんだが、ふつーに革ジャン+開襟シャツとか着てる近代物だしな……。
その独特の台詞回し芝居の中でも、群を抜いてザ・昭和!な台詞回しなのが、ジャック@まさおくんだ。
他の人の時代劇には、それでも次第になれていったんだが、まさおさんにだけは慣れられない。彼が出てくるたびに、そこに異次元を感じる。
ひとりだけものすごい台詞回しだから、空気読めない感半端ナイ。もともと変な人なのに、拍車を掛けて、変。
あとになればもうツボに入ってしまい、ジャックさんが出てくるたび笑えた。ジャックかわいいよジャック。なんて愛らしい生き物なんだ。
ああ、まさおくんってあのショーヴランを演った人なんだなあ、と思い出した。
病的で相当変な人だった、あのショーヴラン。
美形さんなのに、時折みょーなベクトルに暴走する人だ。今回も変でおもしろいぞー。
んで、ストーリーは。
ジュリアン@きりやさんLOVE、誰も彼もが彼にフォーリンラヴ!とゆー話でした。
ガチホモ多すぎです。なにそれこわい。
アルジェリアの下町で粋がっているジュリアンはみんなのアイドル。
ジュリアン大好き!な男たちがわんさか。
その中でもジャックさんは、愛がねじ曲がっているのでツンツンしまくりですが、万事彼に絡まないと生きていけないくらい、ジュリアンに夢中らしい。
かわいこちゃんのピエール@からんくんも、ジュリアン兄貴LOVE。
ヒロインのサビーヌ@まりもちゃんがジュリアンLOVEなのは当たり前として。
男たちの取り巻きを連れているあたり、どこの姫かと。
ジュリアンの魅力は、若者たち限定ではない。
アルジェ総督のナイスミドル、ボランジュさん@リュウ様が、ジュリアンに一目惚れ。
超強引に、脈絡ナシに、ジュリアンを自分の囲いモノにする。
展開の強引さに、目が点……。キラキラお目々に惚れたとか、恥ずかしげもなく語りますよこのおっさん……。
慕蘭寿……って、ナニこの変換、ボランジュさんには奥さん@あーちゃんがいるんだけど、この奥さんちょっと電波風味なので、目の前で美少年口説いても大丈夫らしい。
オレたちのアイドル、ジュリアンが総督の愛人に!! 見損なったよ!! 裏切られた!! ……怒りのジュリアンの親衛隊の前に現れるジュリアンがイイ。
大野せんせが大好きな、「辱めに唇を噛んで耐えるきりやん」ですな。
言い訳をせず、黙って嬲られる感じがねー(笑)。
んで、金と権力でジュリアンを自分のモノにし、アルジェからパリへ連れてきたボランジュさんですが。
好みの少年を手元に置き、教育し、磨き上げていく。ナニこれ男の夢? 光源氏計画?
そして彼を半永久的に自分のモノにするための常套手段、自分の娘と結婚させる、ってやつ。息子にしてしまえば、ずーっと独占できるものね。
つーことで、ひとり娘のエリザベート@りっちーとくっつけようとする。
プライドの高いエリザベートは父の愛人とくっつけられるのなんか、まっぴらごめん。向こうが自分に夢中ならともかく、興味も持たれていないのに、どうして私があんな男と……!
と、抵抗してはいたけれど、彼女もやっぱりジュリアンLOVE。父と同じDNAってことですかね。父と娘で同じタイプが好みか、さすがだ。
んでボランジュさんは、大人のパトロンの余裕を見せつけ、ジュリアンを自由にさせている振りをしてるけど、実はしっかりお目付役を置いている。
ミッシェル@もりえはジュリアンの同僚、ボランジュさんの秘書官のひとりだけど、ジュリアンの監視役。彼に悪い虫が付かないようにと。きっとジュリアンの行動を逐一ボラさんに報告してるんだろうな。だって、秘書官仲間たち(ボラさんが顔で選んだ美青年ばかり)もみんな、ジュリアン大好きだもんよ。気が気じゃないよな。
で、このミッシェルはボラさんのお気に入りだけあって、どうやら同じ性癖の持ち主らしい、堂々とジュリアンへ告白タイム。
客席ぽかーん。
ボラさんの囲われモノであることに限界を感じていたジュリアンは、ちょっくら反抗期、ボラさんとは別の権力者シャルドンヌ侯爵夫人@邦さんの姪、アナ・ベル@みくちゃんをつまみ食い。
このままボラさんの手を離れ、こっちでうまくやろうかと思いはしたけど、結局いろいろお得なのはボラさんの娘エリザベートと結婚することだとわかった、のでアナ・ベルごめん、バイバイ。
だってボラさんは大臣になるってゆーしな。
さて、ジュリアンを愛しすぎるがゆえに、彼を忘れられない者たちがいた。
サビーヌとジャックだ。ふたりはジュリアンを追ってパリに来ていた。わざわざですよ、ジュリアンがアルジェを出てすぐですよ。そして遠くから様子を伺っていたそうですよ、ふたりしてどんだけ。
そう、サビーヌとジャックは、ジュリアンを愛する者同士、傷を舐め合って暮らしている。
ジャックがサビーヌを抱くのは、彼女がジュリアンの女だからだ。
忘れられるよりは憎まれた方がイイ、ってことで、ジュリアンの前ではとことん悪なジャック。「迷惑になりたくないの」と泣き崩れるサビーヌ……いや、ストーカーしておいてソレはどうかと。
ジャックはいつだってジュリアンLOVEだった。折ってたたんで裏返しの愛だけど。
そして今、大きな仕事が舞い込んだ。そうだ、この仕事ならジュリアンと組める!
銀橋で「ジュリアンLOVE、ジュリアンのことばっか考えて生きて来たんだぜ(意訳)」と恥ずかしいみょーな歌をイッちゃった目で熱唱してたし。えっと、見ていてとまどうわ、この人変。
なんかいじらしいほどワクテカとジュリアン口説きに行くんだけど、ジュリアンにとってジャックは過去の汚点、ひょっとしてジャックってジュリアンの元彼かなあ、そーゆー時期もあったのかな、「殺すしかない」と追いつめられるジュリアン、復縁の期待に頬を染めるジャック。
そんでこっからは悲劇へ一直線。
えーと。
すごい話だ。
ジュリアンってどんだけ美少年設定。
大野せんせが大好きな、おっさんパトロンが美少年を育て、愛でる話。『更に狂はじ』『月の燈影』『睡れる月』……おっさんパトロンは美少年を愛しているが、美少年はそれをよしとせず、他に愛する人がいる、屈辱を感じながらパトロンに身を任せている……という。
ちょ、大野せんせ自重しようよ、と思いました、きりやさんドリーム炸裂ぶりに。
きりやんがすげー真正面から美形やってるし、まさお変だし、まりもちゃんきれーだしナマ腹だし、みりおくん端正だし。
面白いなヲイ。
月組公演『アルジェの男』初日観劇。
感想いきます。
ジャック@まさおが、変な人だった。
いや、なんちゅーか……。
幕が開いて痛感したのは、古い時代の作品なんだってこと。
台詞回しとか、現代ぢゃねえ……。
物語の年代がどうこうじゃない、現についこの間までやっていた『ファントム』だって舞台は現代じゃなくロングドレス着用の時代だったけれど、台詞回しは現代だった。
『アルジェの男』はまさに時代劇。1930年代あたり?のパリとかじゃなく、日本の昭和時代の大衆演劇、という、時代劇。
わたしはどうもこういう台詞回しとテンポの芝居が苦手らしく、幕が開いて「うわっ、こーゆー芝居なのか、さすが柴田作品パネェな」と冷や汗たらしつつ、慣れるまでにけっこー時間が掛かった。
いっそものごっついコスプレものなら耐性も付くんだが、ふつーに革ジャン+開襟シャツとか着てる近代物だしな……。
その独特の台詞回し芝居の中でも、群を抜いてザ・昭和!な台詞回しなのが、ジャック@まさおくんだ。
他の人の時代劇には、それでも次第になれていったんだが、まさおさんにだけは慣れられない。彼が出てくるたびに、そこに異次元を感じる。
ひとりだけものすごい台詞回しだから、空気読めない感半端ナイ。もともと変な人なのに、拍車を掛けて、変。
あとになればもうツボに入ってしまい、ジャックさんが出てくるたび笑えた。ジャックかわいいよジャック。なんて愛らしい生き物なんだ。
ああ、まさおくんってあのショーヴランを演った人なんだなあ、と思い出した。
病的で相当変な人だった、あのショーヴラン。
美形さんなのに、時折みょーなベクトルに暴走する人だ。今回も変でおもしろいぞー。
んで、ストーリーは。
ジュリアン@きりやさんLOVE、誰も彼もが彼にフォーリンラヴ!とゆー話でした。
ガチホモ多すぎです。なにそれこわい。
アルジェリアの下町で粋がっているジュリアンはみんなのアイドル。
ジュリアン大好き!な男たちがわんさか。
その中でもジャックさんは、愛がねじ曲がっているのでツンツンしまくりですが、万事彼に絡まないと生きていけないくらい、ジュリアンに夢中らしい。
かわいこちゃんのピエール@からんくんも、ジュリアン兄貴LOVE。
ヒロインのサビーヌ@まりもちゃんがジュリアンLOVEなのは当たり前として。
男たちの取り巻きを連れているあたり、どこの姫かと。
ジュリアンの魅力は、若者たち限定ではない。
アルジェ総督のナイスミドル、ボランジュさん@リュウ様が、ジュリアンに一目惚れ。
超強引に、脈絡ナシに、ジュリアンを自分の囲いモノにする。
展開の強引さに、目が点……。キラキラお目々に惚れたとか、恥ずかしげもなく語りますよこのおっさん……。
慕蘭寿……って、ナニこの変換、ボランジュさんには奥さん@あーちゃんがいるんだけど、この奥さんちょっと電波風味なので、目の前で美少年口説いても大丈夫らしい。
オレたちのアイドル、ジュリアンが総督の愛人に!! 見損なったよ!! 裏切られた!! ……怒りのジュリアンの親衛隊の前に現れるジュリアンがイイ。
大野せんせが大好きな、「辱めに唇を噛んで耐えるきりやん」ですな。
言い訳をせず、黙って嬲られる感じがねー(笑)。
んで、金と権力でジュリアンを自分のモノにし、アルジェからパリへ連れてきたボランジュさんですが。
好みの少年を手元に置き、教育し、磨き上げていく。ナニこれ男の夢? 光源氏計画?
そして彼を半永久的に自分のモノにするための常套手段、自分の娘と結婚させる、ってやつ。息子にしてしまえば、ずーっと独占できるものね。
つーことで、ひとり娘のエリザベート@りっちーとくっつけようとする。
プライドの高いエリザベートは父の愛人とくっつけられるのなんか、まっぴらごめん。向こうが自分に夢中ならともかく、興味も持たれていないのに、どうして私があんな男と……!
と、抵抗してはいたけれど、彼女もやっぱりジュリアンLOVE。父と同じDNAってことですかね。父と娘で同じタイプが好みか、さすがだ。
んでボランジュさんは、大人のパトロンの余裕を見せつけ、ジュリアンを自由にさせている振りをしてるけど、実はしっかりお目付役を置いている。
ミッシェル@もりえはジュリアンの同僚、ボランジュさんの秘書官のひとりだけど、ジュリアンの監視役。彼に悪い虫が付かないようにと。きっとジュリアンの行動を逐一ボラさんに報告してるんだろうな。だって、秘書官仲間たち(ボラさんが顔で選んだ美青年ばかり)もみんな、ジュリアン大好きだもんよ。気が気じゃないよな。
で、このミッシェルはボラさんのお気に入りだけあって、どうやら同じ性癖の持ち主らしい、堂々とジュリアンへ告白タイム。
客席ぽかーん。
ボラさんの囲われモノであることに限界を感じていたジュリアンは、ちょっくら反抗期、ボラさんとは別の権力者シャルドンヌ侯爵夫人@邦さんの姪、アナ・ベル@みくちゃんをつまみ食い。
このままボラさんの手を離れ、こっちでうまくやろうかと思いはしたけど、結局いろいろお得なのはボラさんの娘エリザベートと結婚することだとわかった、のでアナ・ベルごめん、バイバイ。
だってボラさんは大臣になるってゆーしな。
さて、ジュリアンを愛しすぎるがゆえに、彼を忘れられない者たちがいた。
サビーヌとジャックだ。ふたりはジュリアンを追ってパリに来ていた。わざわざですよ、ジュリアンがアルジェを出てすぐですよ。そして遠くから様子を伺っていたそうですよ、ふたりしてどんだけ。
そう、サビーヌとジャックは、ジュリアンを愛する者同士、傷を舐め合って暮らしている。
ジャックがサビーヌを抱くのは、彼女がジュリアンの女だからだ。
忘れられるよりは憎まれた方がイイ、ってことで、ジュリアンの前ではとことん悪なジャック。「迷惑になりたくないの」と泣き崩れるサビーヌ……いや、ストーカーしておいてソレはどうかと。
ジャックはいつだってジュリアンLOVEだった。折ってたたんで裏返しの愛だけど。
そして今、大きな仕事が舞い込んだ。そうだ、この仕事ならジュリアンと組める!
銀橋で「ジュリアンLOVE、ジュリアンのことばっか考えて生きて来たんだぜ(意訳)」と恥ずかしいみょーな歌をイッちゃった目で熱唱してたし。えっと、見ていてとまどうわ、この人変。
なんかいじらしいほどワクテカとジュリアン口説きに行くんだけど、ジュリアンにとってジャックは過去の汚点、ひょっとしてジャックってジュリアンの元彼かなあ、そーゆー時期もあったのかな、「殺すしかない」と追いつめられるジュリアン、復縁の期待に頬を染めるジャック。
そんでこっからは悲劇へ一直線。
えーと。
すごい話だ。
ジュリアンってどんだけ美少年設定。
大野せんせが大好きな、おっさんパトロンが美少年を育て、愛でる話。『更に狂はじ』『月の燈影』『睡れる月』……おっさんパトロンは美少年を愛しているが、美少年はそれをよしとせず、他に愛する人がいる、屈辱を感じながらパトロンに身を任せている……という。
ちょ、大野せんせ自重しようよ、と思いました、きりやさんドリーム炸裂ぶりに。
きりやんがすげー真正面から美形やってるし、まさお変だし、まりもちゃんきれーだしナマ腹だし、みりおくん端正だし。
面白いなヲイ。
愛に生きる人々ってば。@アルジェの男
2011年7月31日 タカラヅカ 『アルジェの男』感想続き。
アンリ@みりお、かっけー!!
出番の少ないみりおくんを、なんか久々に見た気がする……(笑)。
なかなか出てこないんだけど、出てくるたびに「二枚目キターッ!」って感じ。
髪型といい、目元きりりのメイクといい、なんかすごく好みです。美しいです。
ジュリアン@きりやん中心であらすじを、結末を伏せた状態で書くと、アンリは登場しない。(例・前日欄)
だけどいい感じに要所要所で登場するんだ。
アナ・ベルお嬢様@みくちゃんの話し相手で、お嬢様ラヴなんだけど、「いい人ね」で終わってしまう人。
ねえねえ、わたしこのクソ古い『アルジェの男』という話を観ながら思ったの。
もしも、この話を好きにアレンジしていいなら、アンリ@みりおは、執事にする!!
シャルドンヌ侯爵家の執事で、盲目のアナ・ベルお嬢様に仕えているの。
執事がお嬢様LOVEを大っぴらにできないからあえて黙しているんだけど、そんなの観客はみんなお見通しだぞっと。
今と台詞も衣装も演出もほとんど変えず、違和感なく執事に変更できる。
最初の士官様登場もそのままでいいよ、そのあと執事として就職しました、ってことで。や、士官ネタは無意味だから無くして、最初から執事でもいいし。
ハンサムで優しくていい人なのに「問題外」とスルーされていたり自分から告白できないヘタレだったりするより、「執事だから」でスルーされていたり自重していたりする方が、説得力あるじゃん。
観客にも立ち位置がわかりやすいしさー。
まあ、妄想はともかく。
アンリくんの、あの押さえた感じがとても新鮮で良かったっす。
でもって、なんつってもラスト。
ブラックみりお!!
ステキ。超ステキ。
こわいよー。
この作品で悪というと、ジャック@まさおなんだけど、彼はぜんぜんこわくない。むしろオモシロキャラだ。
それに比べ、アンリってばマジこわい。冷え冷えとしたところがたまりません。
これから芝居が深化するにつれ、まさおさんがますますイッちゃった変な人になり、みりおくんがますます清廉潔白でキレるとこわい人になるといいな。
面白いわ、このふたり。
サビーヌ@まりもちゃん、初日前日に部分休演のお知らせが出て大丈夫なのかと心配したけれど、がんがん踊りまくっている。
ケガしてるって書いてあるのに、そんなに踊っていいの、痛いんじゃないの、つらいんじゃないの……と、最初はどきどきはらはらだったし、時折ふとそのことを思い出しては、うわー、と思ったけれど。
観客にそんなことを思わせたくないんだ、と、がつんがつん踊るまりもちゃんを観て思い知る。
舞台裏を想像して勝手に心配するよりも、素直に今彼女が作り上げているものに酔う。
いやあ、ナマ腹には感動しました……。
あの縦に筋の入った腹……! マンガやアニメでしかお目に掛からない、美しい女性の腹だー。
サビーヌもまた、一見けなげだが実はかなりアレな女性で、変人のジャックとお似合いな人なんだけど、まりもちゃんはアレなことに気付かせない、けなげな演技でした。
線の細い人がやっていたら、さらに痛いキャラになっていたと思うんで、まりもちゃんの骨太肉厚な感じが救いになっているんだと思う。
エリザベート@りっちーは3人のヒロインの中で「個性の強いキャラクタ」という位置づけだから、得意分野が生きた感じ。
アナ・ベル@みくちゃんは、妹キャラだとかわいさ何割増しになるなと改めて感じた。妹キャラ、いいよなー。
しかし、アナ・ベルのソロ、唐突かつ長すぎて『悲しみのコルドバ』のアンフェリータを思い出した……。
突然舞台にひとりでえんえん歌いまくるくらい重要キャラなら、それまでにそれらしい描き方があるだろうに……と、演出の不自然さにびびる(笑)。
あからさまな「泣かせ」目的で、ちょっと引くというか。
柴田せんせってこーゆーのがあるよなあ。時代のせいかもしれんが。
3人のヒロインも、一見ふつーという設定だけど、その実みんなかなりいろいろとええっとな人たちで……ジュリアン、大変だな。
そこへさらに、ジャックも加わるから、公式ヒロインは4人か。
あとは脇扱いだけどボランジュさん@リュウ様とかシャルドンヌ侯爵夫人@邦さんとかミッシェル@もりえとか立役を入れたらもっと大変か。
アンリ@みりおは「ジュリアン争奪戦」に加わってはいないけれど、実はいちばん強烈なアプローチをかますわけだしなー。
この古い古い物語を、自由にいじっていいなら、もっと面白くできるのにね。
アンリ@みりお、かっけー!!
出番の少ないみりおくんを、なんか久々に見た気がする……(笑)。
なかなか出てこないんだけど、出てくるたびに「二枚目キターッ!」って感じ。
髪型といい、目元きりりのメイクといい、なんかすごく好みです。美しいです。
ジュリアン@きりやん中心であらすじを、結末を伏せた状態で書くと、アンリは登場しない。(例・前日欄)
だけどいい感じに要所要所で登場するんだ。
アナ・ベルお嬢様@みくちゃんの話し相手で、お嬢様ラヴなんだけど、「いい人ね」で終わってしまう人。
ねえねえ、わたしこのクソ古い『アルジェの男』という話を観ながら思ったの。
もしも、この話を好きにアレンジしていいなら、アンリ@みりおは、執事にする!!
シャルドンヌ侯爵家の執事で、盲目のアナ・ベルお嬢様に仕えているの。
執事がお嬢様LOVEを大っぴらにできないからあえて黙しているんだけど、そんなの観客はみんなお見通しだぞっと。
今と台詞も衣装も演出もほとんど変えず、違和感なく執事に変更できる。
最初の士官様登場もそのままでいいよ、そのあと執事として就職しました、ってことで。や、士官ネタは無意味だから無くして、最初から執事でもいいし。
ハンサムで優しくていい人なのに「問題外」とスルーされていたり自分から告白できないヘタレだったりするより、「執事だから」でスルーされていたり自重していたりする方が、説得力あるじゃん。
観客にも立ち位置がわかりやすいしさー。
まあ、妄想はともかく。
アンリくんの、あの押さえた感じがとても新鮮で良かったっす。
でもって、なんつってもラスト。
ブラックみりお!!
ステキ。超ステキ。
こわいよー。
この作品で悪というと、ジャック@まさおなんだけど、彼はぜんぜんこわくない。むしろオモシロキャラだ。
それに比べ、アンリってばマジこわい。冷え冷えとしたところがたまりません。
これから芝居が深化するにつれ、まさおさんがますますイッちゃった変な人になり、みりおくんがますます清廉潔白でキレるとこわい人になるといいな。
面白いわ、このふたり。
サビーヌ@まりもちゃん、初日前日に部分休演のお知らせが出て大丈夫なのかと心配したけれど、がんがん踊りまくっている。
ケガしてるって書いてあるのに、そんなに踊っていいの、痛いんじゃないの、つらいんじゃないの……と、最初はどきどきはらはらだったし、時折ふとそのことを思い出しては、うわー、と思ったけれど。
観客にそんなことを思わせたくないんだ、と、がつんがつん踊るまりもちゃんを観て思い知る。
舞台裏を想像して勝手に心配するよりも、素直に今彼女が作り上げているものに酔う。
いやあ、ナマ腹には感動しました……。
あの縦に筋の入った腹……! マンガやアニメでしかお目に掛からない、美しい女性の腹だー。
サビーヌもまた、一見けなげだが実はかなりアレな女性で、変人のジャックとお似合いな人なんだけど、まりもちゃんはアレなことに気付かせない、けなげな演技でした。
線の細い人がやっていたら、さらに痛いキャラになっていたと思うんで、まりもちゃんの骨太肉厚な感じが救いになっているんだと思う。
エリザベート@りっちーは3人のヒロインの中で「個性の強いキャラクタ」という位置づけだから、得意分野が生きた感じ。
アナ・ベル@みくちゃんは、妹キャラだとかわいさ何割増しになるなと改めて感じた。妹キャラ、いいよなー。
しかし、アナ・ベルのソロ、唐突かつ長すぎて『悲しみのコルドバ』のアンフェリータを思い出した……。
突然舞台にひとりでえんえん歌いまくるくらい重要キャラなら、それまでにそれらしい描き方があるだろうに……と、演出の不自然さにびびる(笑)。
あからさまな「泣かせ」目的で、ちょっと引くというか。
柴田せんせってこーゆーのがあるよなあ。時代のせいかもしれんが。
3人のヒロインも、一見ふつーという設定だけど、その実みんなかなりいろいろとええっとな人たちで……ジュリアン、大変だな。
そこへさらに、ジャックも加わるから、公式ヒロインは4人か。
あとは脇扱いだけどボランジュさん@リュウ様とかシャルドンヌ侯爵夫人@邦さんとかミッシェル@もりえとか立役を入れたらもっと大変か。
アンリ@みりおは「ジュリアン争奪戦」に加わってはいないけれど、実はいちばん強烈なアプローチをかますわけだしなー。
この古い古い物語を、自由にいじっていいなら、もっと面白くできるのにね。
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