箇条書きとゆーか、過剰にだらだら書き『太王四神記』感想、よーやく第2幕。

・またしても、幕開きがヒョンゴ@まっつ! またしても絶対遅刻できねえとプレッシャー(笑)。
・何故かヒョンゴ先生とコムル村の人々、ここだけヘアバンド付き。
・いつもまっつガン見していたもんだから、玄武マークが背景に映ってるの知らなかった。玄武が出てくるの、ここだけだよね?
・はい、玄武は消え、あっちゅー間に見慣れた朱雀マークに。

・「ヤン王様、何故自ら死を選んだのですか」……わたしも聞きたい。
・嘆きのキハ@彩音の背後に、ヤン王@星原先輩の亡霊が。
・いちばんの悪役っちゅーか「困ったちゃん」はヤン王なんじゃないの?
・プルキルよりタチ悪いよコイツ。
・話をかき回すためだけに存在しているとしか思えん。

・タムドク@まとぶん、ヨン・ホゲ@ゆーひ、キハの三重唱はいい感じ。
・3人とも、まったくチガウことで勝手に悩んでるあたり、人生模様ですな。
・てゆーかお前ら、会話しろよ、コミュニケーション取れよ。

「ウチはさあ、家族全員B型だから、食卓の会話とかすごいよー」
「どうすごいの?」
「みんなひとりひとり勝手に自分の話してて、誰の話も聞いてないの」
「ソレでいいの?」
「うん、みんな他人の話なんか聞かないから、そもそも自分の話を聞いてもらっていないことにも気づかないの。勝手に別の話して、でもみんなで一緒に『はっはっはっ』って笑ってるの。すごい平和」
 と、にこやかに言っていたB型の友人の話を思い出す。(我が家は全員A型)

・この芝居の柩ふたつめ登場。
・妊婦も出産も多いが柩も多い作品。
・天地神堂にて被告人不在のまま裁判開催。
・すげー人口密度。舞台の上、人間だらけ。
・いちいち五色に別れた人々が素敵だ。派手な舞台は大歓迎。
・人数が足りなくて、よく見れば女の子たちも男装して混ざってるし、りせもちゃっかり混ざっている。
・てゆーか4部族長の息子たち殺害の件はどーなったんだ? いつの間にかヤン王殺人事件になってる。息子たちのことは「済んだこと」? ただの事実として流されてますよ。
・コ将軍@めぐむの人望無さ過ぎ。

・タムドク様、堂々と登場。……ヒョンゴって王国のおえらいさんたちにもの申せる立場の人間だったんだ。へー。
・仮にも裁判の場で、ヨン・ホゲ派の巫女が「陛下は自害した」と証言しているのに、なんの問題にもならないって……。
・ヤン王の亡霊(声)登場、さらに事態を引っかき回す。
・「父親殺しは誰か」という核心に迫る話の途中だっつーにキハ、ホゲからチュモ神剣を奪って、タムドクを刺す。
・てゆーかお前ら、会話しろよ、コミュニケーション取れよ。
・死から復活までがけっこう簡単すぎて、ときどき客席から笑いが起こる、まとぶんが気の毒な演出。
・キハを抱き留めるホゲ様かっこいー。
・でも、オロオロしているヒョンゴ先生をつい見てしまう。

・「父上の遺言、しかと受け取りました!」……えーと?
・ヤン王の遺言って、「チュシンの王になれ」?
・…………えええ、タムドクもう決意しちゃってるの? いつどこで? あ、ライトセイバー点灯したとき、なんか降りてきた?
・たしかにあの瞬間だけ、なんかいろいろ王様らしいこと歌ってた。
・でもタムタム、王として覚醒したあと口にしたことって、「どんな王になるか」「どんな国にするか」とか王様らしいビジョンはなにひとつなく、「キハの真意が知りたい」「彼女のハートが気になる」だけじゃん?
・マジで気づかなかった、タムタムが王として目覚めていたなんて。
・王位は譲る、ってさんざん言ってたのになー。
・で、王になるって決意も、神様絡みってゆーか、自分の意志とは別の運命とか宿命とかの部分で。
・タムドクとしては、ちゃんとモロモロにけじめ付けて王としての覚悟や決意をつけて……ての、なかったよなあ。
・神様が降りてきた瞬間だけ王様らしいこと歌って、もとのタムドクになると女のことしか言わないって、こんな色ボケ王様、やばいって……。

・とまあ、キハのことしか言わなかったチュシンの王・タムドク様。
・キハとの会話は途中でぶっちぎられ、なんの解決も見ていないのに、次の瞬間から「神器探しに行くぞー!!」
・ちょっと待て、キハの真意は? ヤン王殺害の真実は??
・ナニがしたいんだ、タムドク!

・気になるのは、タムドクとホゲとキハの会話だ。

・タムドクは仮の王、ホゲは仮の将軍、キハはホゲ派の神器の守り主として、みんな王宮(もしくは王都)にいるんだよね?
・あとになってスジニ@みわっちが簡単ぷーにヨン家に紛れ込んでキハと話しているように、お互い行き来は出来るし、会話しようと思えばできるんだよね?
・とっとと話し合えば済む事じゃないの? 3人ともそもそも誤解でしかないんだし。
・てゆーかお前ら、会話しろよ、コミュニケーション取れよ。

・この作品がキモチワルイのは、主人公たちがみんな、他人と話すことが出来ない人たちであることだ。
・もともと親友だったり恋人だったりするのに、そして当人同士すぐそばにいるのに、会話しない。
・最初にちゃんと話し合っていれば、なんの問題も起こらないのに、それをしない。
・別々の国にいるとか、会うことも出来ない、とかならわかるけど。親友だったら、恋人だったら、立場やしがらみいろんなものをなんとかやりくりつけて、話し合うべきだろ。自分のためだけでなく、相手の苦悩を和らげてやるためにも。
・ヨン夫人自殺後にタムドクとホゲがはじめて言葉を交わす武道会の場面にしろ、その後まとまった時間一緒にいただろうテジャ城往路にしろ、ヤン王殺害後にタムドクがキハとはじめて言葉を交わす天地神堂の場面にしろ、タムドクを選んだキハがまたホゲをヨイショする側に戻ってきたことに対してのホゲの心中も、とにかく肝心の場面が、心情が、なにも描かれない。
・観客の想像に委ねる、のではなく、たんに作者が無神経に見える。そこまで気が回っていないのがアリアリ。だって一ヶ所二ヶ所じゃなく、全部なんだもん。
・気にしてないんだな、最初から。この物語を、この人物たちを描く上で。

・自分のことしか考えられない、自分の話しかできない、他人の話を聞くことが出来ない人たちが、親友同士、恋人同士ですれ違い、敵同士になることで苦悩する物語を綴られても困る。

・てゆーかお前ら、会話しろよ、コミュニケーション取れよ。頼むよ。

 この作品のテーマかなあ。「人の話はちゃんと聞きましょう」「他人とコミュニケーションを取りましょう」。
 ……まあともかく、感想箇条書き、別欄へ続く。

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