あー、長くなった。
 でもさー、箇条書きにでもしないと、やってらんない部分があってだね、この作品……。
 とにかく『太王四神記』だらだら箇条書き感想、ラスト!

 
・突然クレーン登場、突然ハッピーエンド。で、幕。

・置いていかれました。それまで、タムドク@まとぶんたちと一緒にロールプレイングしていたのに、突然わたしひとり置き去りされました。ぽかーん。

・今、国はめちゃくちゃだよね? 王位継承を巡っていろんな人たちが対立していて、ホゲが死んだことでヨン家がどう出るかわかんないし、4部族はタムドクが息子たちを殺したと思ってるし、かろうじてホゲを次期王にってことでまとまってるけど、それがなくなりゃ崩壊するよね?
・で、神器がないと王様として認められないと詔下っちゃってる状態で「神器より、国より、愛する女が大事」とやっちゃったタムドクは王として認められず、内乱勃発?! 高句麗人同士で血で血を洗う戦争に?
・てな状況が透けて見えるだけに、クレーンの上でいちゃいちゃして幕、という終わり方に、口ぽかーん。
・話、めっちゃ途中やん?! タムドク、君、なにひとつまともなことしてないやん?!
・自分たちのせいで出来た死体がゴロゴロしている中、「涙がいぢわるして海人サマのお顔がよく見えませぬ♪」だっけか、ラヴラヴいちゃくらシーンでハッピーエンドになった『望郷は海を越えて』と似た絶句感。
・マジでこの男に国を任せちゃダメだから!! 誰がどんだけ不幸になるとか、まったくわかってないアホの子だから! 善良なのはたしかだけど、彼が持っているのは「子どもの正義」でしかないから! 「自分がシアワセなら、みんなもシアワセ」って思ってるだけだから!!

・めっちゃ途中、と言っても、「続編がある」という意味での途中だとは思っていない。これで終了、だとわかるさ。
・途中、と思うのは、このラストシーンまでにやるべきいろんなことが放置されまくっていることに対して。
・『JAZZYな妖精たち』のラストシーンに似た「終わってへんやん!!」ぶり。それまでやって来たこと、積み上げてきたこと全部放り出して、積み木ぶっこわして、踊って歌って終了!と。

・イケコ脚本にドン引きしつつも、そこは深く考えず、どっかーんぶりを楽しむ。
・「ええいっ、やっておしまい!」なプルキル@壮くんの悪代官ぶりとか。
・キハ@彩音ちゃんのロボットダンスとか。
・杖持って走り回ってるヒョンゴ@まっつの役立たずぶりとか。や、あの杖、剣を受けることもできる、強い杖なんだね!(笑顔)
・言動はめちゃくちゃなのに、それでも彼が言うとなんか納得してしまう、まとぶんのまっすぐ力とか。

・クレーンの上でいちゃつくタムタムとキハを見上げる人々。
・触発されてか、ラヴラヴなチュムチ@まぁくんとタルビ@ののすみがかわいい。
・このときヒョンミョン@だいもんは、どさくさにまぎれてスジニ@みわっちを口説いているらしい。それに対するスジニの反応を見るのも、楽しみのひとつ。
・だがさすがに、スジニがヒョンミョンを張り倒したときは、目が点になった(笑)。激しいな、スジニ。
・上手がそーやってたのしそうなのに、下手側の人たちはあまりしどころがないっちゅーか、微笑んで目線をかわすのみ。
・チョロ@めおくんといちゃついてくれてもいいのよ、ヒョンゴ先生?!

・クレーンは立見だと、いちばん高くなったときに首から上が見えない。
・まっすぐ遠いよ立見でも下方に遠いよ当日Bでも近いよ3列目SSでも全体も近くも見えてたぶんいちばんイイ席だよな10列ドセンターでも、とにかくいろーんなとこで何回も見たが。
・クレーンは揺れまくっていて、こわかった。
・アレ、ほんとにこの芝居に必要なの、イケコ……?

 
・イケコ1本モノフィナーレ、本編の幕が下りるなり観客の視線は下手セリに集中。
・だって『エリザベート』も『スカーレット・ピンパーネル』も、まーーったく同じだったもの。
・案の定、2番手ゆーひくんせり上がりで主題歌で銀橋、次がロケット、そのワンパタぶりに客席から失笑が漏れた初日(笑)。
・ゆーひくんの衣装がすごい。ひらひら王子様? でも甲冑風? すげーハンパ感漂う、不思議な衣装。
・それでも、着こなしてしまうゆーひさんがすごい。

・ロケットは花組名物のぷくぷくぶり。
・一定数ふくよかな子がいるだけで、全体的にぱつんぱつんロケットな印象になるのは、どうしてだろう……。
・舞台両端にセットの階段があるため、舞台一杯を使って踊れないのな。さみしい……。
・姫花ちゃんの美貌より、みちるタンの笑顔に釘付けになってしまうのは何故だろう。
・そして仙名さんの筋肉質ぶりを堪能するのだ。おお、あの背中の筋肉、仙名さんを「見た」って気分になるわ。

・ここまではいつもの小池なんだけど、こっからいきなりがらりと変わる。『蒼いくちづけ』の1幕と2幕って感じ。
・オラオラなまとぶさんと、若者たち。
・「ラッシャイラッシャイ」でビートがんがん、て、タカラヅカってすごいとこだよな(笑)。
・女の子たちがマジきれい。かっこいい。
・銀橋を渡るまとぶんが客席を釣りまくるのが好き~~。あのおっきな目が、すごくいたずらっぽく、「おいでよ(はぁと)」って言うのよ。
・ええ、聞こえましたとも、目の前通っていくとき! 「一緒においで、一緒に盛り上がろう、楽しもう」って。目が言ってるの!
・まとぶんのこーゆーとこ好きだー。「オトしてやる」ぢゃなくて「おいで」なんだもん。
・しかし彼はすぐにいなくなってしまうのだ。
・そっから先は若者フリーダム!
・りせ、みつる、めお、まぁのカルテットで1場面って、新しい時代だなあ、と思う。
・りせはこれで辞めちゃうけれど、それでもこの面子が「新しい時代」。彼らの力を素直に感じる。素直に楽しむ。

・そして、黒一色の男役群舞へ。
・ここはもー、あまりのかっこよさに、息が詰まった。
・まとぶんとゆーひ、力の拮抗したトップと2番手のいる贅沢さを堪能。
・てゆーか、ゆーひくんがかっこいー。かっこよすぎる。
・しかし、壮くんの眉毛チェックも忘れてはならないっ!
・プルキル二股眉毛のままかっこつけてますよこの人!!
・発散中のみわさんがまた、すげー勢いで客席釣ってます。
・みわさんの流し目もらわなきゃ、「花組観た」って気がしないよなっ。
・どの場面も、盛り上がるところで途中退場しなければならないまとぶさんが気の毒っす……まとぶセンターにばんっと場面が終わる、てのを作るべきだったと思う。

・フィナーレはマメに持っていかれること多々あり。なんであんなに激しいんだ、彼。ダンスも、そして表情も。
・マメとだいもんが同じフレームにいると、暑苦しさでツボるぞ。
・若者たちはいいなあ、青龍ラッシャイと玄武ファイターズどっちも出られて。
・みんなかっこよくて、目移りして大変だ。

・でもほんとのとこ、まっつ見てるだけで、すべて終わってしまう。

・微妙にアニマルな白いデュエットダンス。
・ほっとする端正さ。美しいカップルだよなー、まとあや。

・エトワールがハルちゃんでおどろいた。いやその、いろいろ。

・パレードはそれぞれ役の衣装に戻って。
・おおっ、仙名さんがWトリオに入ってるー。
・ヒゲ男@らいらいの目線絨毯爆撃がすごい件。
・お辞儀のとき、カクダン@りせの口が「ありがとうございました」と動くのを確認する日々。なんかね、じんとするの。
・真ん中降りの人々が増えている。うん、スターが多いのはいいことだ。
・組長と副組長が降りてくる姿に、ひそかにツボっている。
・華美にごてごてキラキラなはっち組長(衣装で横に広がってます)に、黒尽くめ質素なさおた副組長(すげースリムです)。このふたりのキャラの差がイイの。いやあ、キャラ立ちしてていいわー、花組。
・みわまつの並びが好き。ふたりで階段降りしてくれるの、すげーうれしい。かわいいかわいい。

・しかし、手にしているシャンシャンがボタンにしか見えない。
・よく見ると四神マークだとわかるが、2500人劇場で「よく見る」ことは不可能なんじゃないかと。モチーフにこだわるのはわかるが……。
・と思ってたら、さらに、トップスターまとぶさんの、愉快な羽っぷりにおどろく。
・目出度いカラーリングは、モチーフにこだわったためだとわかるが……わかるが……(笑)。

・最後の挨拶時、プルキルとヨン・ガリョに挟まれたヒョンゴ先生の図に、人知れずウケまくっている。
・派手派手ギラギラ原色に挟まれて、寂しい風情のまっつがツボ。かーわーいーいー。

 と、最後はまっつで締めて、終わるっ。

日記内を検索