メタボはイカンですよ。遺憾ですよ。@カサブランカ
2009年12月4日 タカラヅカ ルノー@みっちゃんの、胴布団反対。
『カサブランカ』で、はじめて宝塚歌劇を観る人がいたとして。
ルノー大尉役の人が、男役3番手だとわかる初心者が、どれくらいいるだろうか。
サム@萬ケイさんや、フェラーリ@ソルーナさんと同じく、「脇の芸達者なおじさん」だと思ってしまうかもしれない。
原作重視もいいけどさ、ここはタカラヅカだ。重視するならそもそも女の子だけで舞台化するなって話だし、タカラヅカならではの『カサブランカ』でいいと思うんだ。
だからイルザ@ののすみだって、彼女が最も美しく見える髪型とアクセサリーで……ぶっちゃけ、アタマの小さく見えるカツラでいいと思うし、ルノーだってスリムでいいと思うんだ。
てゆーか、ルノー、魅力的すぎるっ。
あーゆーキャラクタはイイ、オイシイっ。
すごくすごく、いい役だと思う。
またみっちゃんがもお、すごくうまい。
うさんくさい役、たくらんでいる役は、彼の得意分野だと思う。や、『大江山花伝』の善人役よりよっぽどハマってる。
でもって、あの、声の良さ。
歌がうまいことはわかっているけれど(つか、歌少ねーよ、もっと歌わせてくれよ)、喋っている声もまた耳に心地いいよね。深みがありながら、滑舌が良くてキモチイイ。
だからこそ、胴布団が邪魔だ。
ふつーにヒゲのおっさんであれば、「ルノー」としての任は果たせると思うんだ。原作に対して顔向けが出来るっていうかさ。
『凱旋門』でタータンが演じたポリス役は、原作では恰幅のいいおじーさんだ。しかしタカラヅカだからっつーことで、若めの設定に変更された。ビジュアルもふつーに二枚目男役の範疇になった。ポリスを美しくしたところで、作品のテーマにも、主人公たちの男の友情にも響かないからだ。
それならルノーだって、二枚目男役らしい役にしても、いいだろう。
『Paradise Prince』のときも思ったんだけど、なんで演出家はみっちゃんに二枚目役をやらせないんだ?
みっちゃんは意識して美形役をやらせないと、美形力が発揮されないぞ?
タニちゃんとかテルとか、三枚目役をやっても美形でしかない人ならともかく、みっちゃんは放っておくと「みっちゃん」でしかないんだぞ?
彼のあか抜けない芸風は個性であり、愛すべき部分だと思うけれど、ここがタカラヅカであり、彼が頂点を目指す者である以上、本人のためにも劇団のためにも、美形力を養ってもらわないと。
みっちゃんが意識して「美形」を演じると、ほんとに美形になるのに。マジ表情チガウもんよ。
ルノーみたいに癖のある役は、ファンを増やす格好の機会。
……ただし、ヒゲのメタボオヤジは、チガウっ。
ヒゲの美形オヤジぢゃ、どーしてイカンかったんだ、小池!!
もったいない……もったいないよおお。
見たかったよ、美形なルノー。
腐った女子諸君も、盛大に萌えてくれただろうに……。
せっかくリック@ゆーひさんがものすげー傾国の美青年っぷりを発揮しているのに、脚本だけでいったらいちばんの相手役はルノーになるとこなのに、セガール@いりすに持って行かれてますがなっ。
リックとナニかあるなら、セガールでしょ? ルノーは悪いけどパス、美しくないから! と、腐ったお嬢さんたちがスルーしてしまうぢゃないですか。(ちなみに、サムは聖域・笑)
まあ、腐った話は置くとして(笑)。
ルノー@みっちゃんが、マジ巧くてね。
表情のひとつひとつが、すごく「絵」になってるの。
それはあのメタボ体型を前提とした表現なの。この体型のこの男だから、この表情をすることで、これを表現する。そのひとつひとつの「巧さ」が卓越していて、感心する。
ただ台詞を言ってそれに即した表情をしているだけでなく、あの体型、外見をも計算している、「わかって」やっている。
それがわかるだけに、歯がゆい。
あの体型だからこの演技ってことは、もしも「二枚目やっていいよ」ってことだったら、どんだけ格好いいルノーが見られたんだろうか?
そう思うと、くやしい(笑)。
リックがあまりにわかりやすく「ヒーロー」だから、その脇でちょっとナナメになった二枚目半としてルノーがいたら、「ヒーロー以外にハマる嗜好の女性」たちが、雪崩をうってみっちゃんにハマったんじゃないかと。
そもそもゆーひくんは、そーゆーポジションで人気を得てきたわけだし。そのあたりの役割に萌える人たちは一定数いるのよ。
3番手たるもの、ファンを増やす必要があるでしょうに。玄人受けする巧さだけでなく、もっとわっかりやすくキャッチーな集客方法を、劇団が、演出家が、盛り立てるべきだと思うよ。
ルノーは、ブレイクすることだって出来る役……に、なるのに。「二枚目」として描けば。
一見さんに「専科のおじさん」だと誤解されるよーなビジュアルの役を、3番手にやらせる意味がわからない。
胴布団いらねー。ふつーにかっこいいみっちゃんを見せろー。
今のおでぶなルノーがすごく魅力的なことは認めているし、今のルノーだって好きだけどさっ。
かわいくてしょーがないけどさっ。
楽しげに軽々と演じているみっちゃんをすごいと思うけどさっ。
今のルノー@みっちゃんを否定する意味ではまったくなく、ただ、チガウ描き方だって出来たはずなのに、していないことが不満なのよ。
今回1本物でショーはないし、フィナーレではみっちゃん群舞のひとりでしかなく、一見さんに「あのメタボオヤジ役の人だよ、ほんとは二枚目なんだよ」とわかりにくいじゃないかっ。
リナ@『雨に唄えば』だって、男役になって1場面どーんと歌い踊れるから、そのギャップをウリにできるわけで。それがナイんじゃ、なんだかなあと思うのよ。
タカラヅカなんだから、男役は二枚目でナンボだろーに。
『カサブランカ』で、はじめて宝塚歌劇を観る人がいたとして。
ルノー大尉役の人が、男役3番手だとわかる初心者が、どれくらいいるだろうか。
サム@萬ケイさんや、フェラーリ@ソルーナさんと同じく、「脇の芸達者なおじさん」だと思ってしまうかもしれない。
原作重視もいいけどさ、ここはタカラヅカだ。重視するならそもそも女の子だけで舞台化するなって話だし、タカラヅカならではの『カサブランカ』でいいと思うんだ。
だからイルザ@ののすみだって、彼女が最も美しく見える髪型とアクセサリーで……ぶっちゃけ、アタマの小さく見えるカツラでいいと思うし、ルノーだってスリムでいいと思うんだ。
てゆーか、ルノー、魅力的すぎるっ。
あーゆーキャラクタはイイ、オイシイっ。
すごくすごく、いい役だと思う。
またみっちゃんがもお、すごくうまい。
うさんくさい役、たくらんでいる役は、彼の得意分野だと思う。や、『大江山花伝』の善人役よりよっぽどハマってる。
でもって、あの、声の良さ。
歌がうまいことはわかっているけれど(つか、歌少ねーよ、もっと歌わせてくれよ)、喋っている声もまた耳に心地いいよね。深みがありながら、滑舌が良くてキモチイイ。
だからこそ、胴布団が邪魔だ。
ふつーにヒゲのおっさんであれば、「ルノー」としての任は果たせると思うんだ。原作に対して顔向けが出来るっていうかさ。
『凱旋門』でタータンが演じたポリス役は、原作では恰幅のいいおじーさんだ。しかしタカラヅカだからっつーことで、若めの設定に変更された。ビジュアルもふつーに二枚目男役の範疇になった。ポリスを美しくしたところで、作品のテーマにも、主人公たちの男の友情にも響かないからだ。
それならルノーだって、二枚目男役らしい役にしても、いいだろう。
『Paradise Prince』のときも思ったんだけど、なんで演出家はみっちゃんに二枚目役をやらせないんだ?
みっちゃんは意識して美形役をやらせないと、美形力が発揮されないぞ?
タニちゃんとかテルとか、三枚目役をやっても美形でしかない人ならともかく、みっちゃんは放っておくと「みっちゃん」でしかないんだぞ?
彼のあか抜けない芸風は個性であり、愛すべき部分だと思うけれど、ここがタカラヅカであり、彼が頂点を目指す者である以上、本人のためにも劇団のためにも、美形力を養ってもらわないと。
みっちゃんが意識して「美形」を演じると、ほんとに美形になるのに。マジ表情チガウもんよ。
ルノーみたいに癖のある役は、ファンを増やす格好の機会。
……ただし、ヒゲのメタボオヤジは、チガウっ。
ヒゲの美形オヤジぢゃ、どーしてイカンかったんだ、小池!!
もったいない……もったいないよおお。
見たかったよ、美形なルノー。
腐った女子諸君も、盛大に萌えてくれただろうに……。
せっかくリック@ゆーひさんがものすげー傾国の美青年っぷりを発揮しているのに、脚本だけでいったらいちばんの相手役はルノーになるとこなのに、セガール@いりすに持って行かれてますがなっ。
リックとナニかあるなら、セガールでしょ? ルノーは悪いけどパス、美しくないから! と、腐ったお嬢さんたちがスルーしてしまうぢゃないですか。(ちなみに、サムは聖域・笑)
まあ、腐った話は置くとして(笑)。
ルノー@みっちゃんが、マジ巧くてね。
表情のひとつひとつが、すごく「絵」になってるの。
それはあのメタボ体型を前提とした表現なの。この体型のこの男だから、この表情をすることで、これを表現する。そのひとつひとつの「巧さ」が卓越していて、感心する。
ただ台詞を言ってそれに即した表情をしているだけでなく、あの体型、外見をも計算している、「わかって」やっている。
それがわかるだけに、歯がゆい。
あの体型だからこの演技ってことは、もしも「二枚目やっていいよ」ってことだったら、どんだけ格好いいルノーが見られたんだろうか?
そう思うと、くやしい(笑)。
リックがあまりにわかりやすく「ヒーロー」だから、その脇でちょっとナナメになった二枚目半としてルノーがいたら、「ヒーロー以外にハマる嗜好の女性」たちが、雪崩をうってみっちゃんにハマったんじゃないかと。
そもそもゆーひくんは、そーゆーポジションで人気を得てきたわけだし。そのあたりの役割に萌える人たちは一定数いるのよ。
3番手たるもの、ファンを増やす必要があるでしょうに。玄人受けする巧さだけでなく、もっとわっかりやすくキャッチーな集客方法を、劇団が、演出家が、盛り立てるべきだと思うよ。
ルノーは、ブレイクすることだって出来る役……に、なるのに。「二枚目」として描けば。
一見さんに「専科のおじさん」だと誤解されるよーなビジュアルの役を、3番手にやらせる意味がわからない。
胴布団いらねー。ふつーにかっこいいみっちゃんを見せろー。
今のおでぶなルノーがすごく魅力的なことは認めているし、今のルノーだって好きだけどさっ。
かわいくてしょーがないけどさっ。
楽しげに軽々と演じているみっちゃんをすごいと思うけどさっ。
今のルノー@みっちゃんを否定する意味ではまったくなく、ただ、チガウ描き方だって出来たはずなのに、していないことが不満なのよ。
今回1本物でショーはないし、フィナーレではみっちゃん群舞のひとりでしかなく、一見さんに「あのメタボオヤジ役の人だよ、ほんとは二枚目なんだよ」とわかりにくいじゃないかっ。
リナ@『雨に唄えば』だって、男役になって1場面どーんと歌い踊れるから、そのギャップをウリにできるわけで。それがナイんじゃ、なんだかなあと思うのよ。
タカラヅカなんだから、男役は二枚目でナンボだろーに。