見果てぬ夢、終わらない夢。@RIO DE BRAVO!!
2009年12月17日 タカラヅカ 雪組全国ツアー公演『RIO DE BRAVO!!』。
1ヶ月に渡るツアー公演の最後の地であり、本拠地お膝元である、梅田芸術劇場。
盛り上がらないわけがない……のはわかっていたが、手拍子の揃いっぷりが、すげえ(笑)。
なんなの、このリピーターばかりの客席?! ファンで埋め尽くされた劇場?! 全ツと謳いながら、一見さんお断りかよ?!(笑)
てな空気が楽しい。
初心者さんの多い客席も、反応が新鮮でそりゃたのしいけれど、この濃密な空間もイイ。
両方たのしめる方がイイ。
あたりまえのよーに「はい、コレ」と横からポンポンが渡され、振ることになる。……つか雪担の人たちって、いくつポンポン持ってるのよ、いつでも貸し出しOKなのかよ?(笑)
参加型だとわかって、割り切って来ているので、ポンポン振るのはぜんぜんいいんだけど、スタンディングとかウェーブとかまでやるんだろうか?と、参加の度合いを測りかねてちょっとドキドキしたぞ(笑)。
わたしより先に観劇した元マミファンでケロファンを経て現在ヲヅキファンなチェリさんが、顔を合わせるなり、
「水くんの歌唱力がっ」
と訴えてきて、横からゆみこ担で雪組担のnanaタンが、
「マミさんファンに言われたくないっ」
と遮って、「マミさんの方がマシですよ!」「それはファンだからよー!」と諍いをはじめ、未観劇なわたしは置き去りにされました(笑)。
「とにかく、水くんの歌うマミさんの歌聴いて下さいよ、私の言っている意味わかるから」「緑野さんは水さんファンだから、そんなことないもん!」……いやその、諍いにわたしを巻き込むな(笑)。
予備知識を入れたくない人なんですが、さすがに幕が開いて1ヶ月も経った公演のことは自然と耳に入る。
何故かサイトーくんが、自作『BMB』の焼き直し場面を『リオブラ』へ入れていると。
『BMB』っつたら他のナニよりビジュアル命!な作品。
マミさんのとんでもねー美貌と、檀ちゃんのありえないほどの美貌とナマ腹、リカちゃんの次元を超えた耽美っぷりで成り立っていた。
それを、えーと、現雪組で?
水くんの美貌以外、まったくハマってないじゃん?
……すすすすみません、わたし水しぇんのビジュアルは好みど真ん中なので、彼の美貌という一点のみしか一致を認識していませんでした。
「大丈夫、みなこちゃんは意外とハマってたから!」
と、檀ちゃんファンでもあるチェリさんが太鼓判。
……すすすすみません、わたしがいちばん危惧していたのはみなこちゃんではなく、ゆみこちゃんです。ヅラでぬめぬめした耽美キャラって、ゆみこちゃんのもっとも苦手とするジャンルじゃないですか。
スーツ芝居ならともかく、ヅラ耽美ゆみこ×ワイルド水しぇんには、萌え以前に不安しか感じません……。
で。
仲間内でいちばん最後に観劇したのがわたしだから、あちこちから感想を求められるんだが。
ごめん、歌は、マミさん以下だった。
nanaタンに「なんでーっ?!」と叫ばれたけど、やっぱ水しぇん歌はアレだわー。低音になると滑舌の悪さ+声量のなさで、なに歌ってんのか、そもそも声を出しているのかもよくわかんない……。
つか、同じ歌をそのあとでゆみこちゃんが歌うんだもん、同じ歌とは思えない(笑)。
でもいいのよっ、水しぇんはかっこいいんだから。美貌なんだから。
マミさんも美しかったが、水しぇんもほんと美しかった。ソルジャー似合うんだよ、『マリポサ』でもそーだったけど! 眼福眼福。
そして、みなこちゃん!!
かっこいーー!!
闇キャラ演じるとめちゃくちゃかっこいいね、みなこちゃん。あの抜群のスタイルが映えて、危険な美しさとなる。
みなこ×水っていいなー。わくわくするなー。
「ゆみたんも、思ったより悪くないでしょ?」
と、ゆみこ担に目を見つめられて付加疑問文で詰め寄られ、「う、うん、思ったより、悪くなかった。悪くはなかった、よ」とたじたじ答えてしまいました。
悪くはなかったけど、良かったとは言……ゲフンゲフン。
想像していたよりは悪くなかったけど、それはほんとうで、オペラのぞいてほっとしたんだけど、ええっと。
ごごごごめんゆみこちゃん、やっぱわたしが求めるアナタはぬるぬる耽美ではないのよーっ!
耽美ってのは限られた人に与えられた才能であって、万人が持つ必要もないし、ないからといって困るスキルでもないのよ。
ソルジャー@ゆみこで、蛇@水しぇんだったらなんの問題もなかったのに……むしろゆみこちゃんの総受スキルはそれでこそ発揮できただろうに……。
サイトーくんともあろう人が、フジイくんみたいな失敗をするとはなー。(フジイくんは、ヅラらんとむ×ヅラ水でフリルフリルなホモ耽美をやらせる人です)
『BMB』のお楽しみのひとつ……というか、かなりの重要ポイントだった、「檀れい様のナマ腹」。
美貌の檀ちゃんのおへそとその横のピアスをがっつり眺めるのが、観劇のお約束だった。(リピートしていましたとも!)
だからみなこちゃんが同じ役をやると聞いて「みなこのナマ腹が見られるのね」と思っていたのに。
ナニあの茶色の布!!
無粋だわー。
ナマ腹でこその「赤い花」なのにー。
ちぇ~~っ。
無粋な茶色い布といえば、その最高峰はロケットの、おとーさんのラクダシャツ!!
全ツ名物の新鮮な顔ぶれのロケット、瑞々しい女の子たちの健康なお色気を楽しむべき場面なのに、みんなシワシワのラクダシャツ着用……。
肌を見せないために、肌っぽい色のシャツを着ているわけなんだが、ビキニの腹だけならともかく、胸から上全部シャツってのはあんまりだ。
それもカラダにぴったりフィットしてればともかく、ほんとにシワシワダブダブで「おとーさんの古いシャツ(何度も着てあちこちのびちゃってます)を借りて着ています」状態……。
や、わかるんだよ。
全ツだから仕方ないって。
男役の子が肩やら背中やら黒塗りしてられないから、シャツで誤魔化すしかないんだろうって。それで全員シャツ姿なんだって。みなこのおなかもそーゆーことなんだろうって。
わかるけど、ビジュアルががくんと下がるのはたしか……。
残念ナリ。
まあそんなところも含めて、すげーたのしんだよ。
たのしかったよ。
「ゆみこちゃんのヅラがストレートで良かった(笑)」
とか、笑いながら言えたんだよ。
夢にも思ってなかったから。
1ヶ月に渡るツアー公演の最後の地であり、本拠地お膝元である、梅田芸術劇場。
盛り上がらないわけがない……のはわかっていたが、手拍子の揃いっぷりが、すげえ(笑)。
なんなの、このリピーターばかりの客席?! ファンで埋め尽くされた劇場?! 全ツと謳いながら、一見さんお断りかよ?!(笑)
てな空気が楽しい。
初心者さんの多い客席も、反応が新鮮でそりゃたのしいけれど、この濃密な空間もイイ。
両方たのしめる方がイイ。
あたりまえのよーに「はい、コレ」と横からポンポンが渡され、振ることになる。……つか雪担の人たちって、いくつポンポン持ってるのよ、いつでも貸し出しOKなのかよ?(笑)
参加型だとわかって、割り切って来ているので、ポンポン振るのはぜんぜんいいんだけど、スタンディングとかウェーブとかまでやるんだろうか?と、参加の度合いを測りかねてちょっとドキドキしたぞ(笑)。
わたしより先に観劇した元マミファンでケロファンを経て現在ヲヅキファンなチェリさんが、顔を合わせるなり、
「水くんの歌唱力がっ」
と訴えてきて、横からゆみこ担で雪組担のnanaタンが、
「マミさんファンに言われたくないっ」
と遮って、「マミさんの方がマシですよ!」「それはファンだからよー!」と諍いをはじめ、未観劇なわたしは置き去りにされました(笑)。
「とにかく、水くんの歌うマミさんの歌聴いて下さいよ、私の言っている意味わかるから」「緑野さんは水さんファンだから、そんなことないもん!」……いやその、諍いにわたしを巻き込むな(笑)。
予備知識を入れたくない人なんですが、さすがに幕が開いて1ヶ月も経った公演のことは自然と耳に入る。
何故かサイトーくんが、自作『BMB』の焼き直し場面を『リオブラ』へ入れていると。
『BMB』っつたら他のナニよりビジュアル命!な作品。
マミさんのとんでもねー美貌と、檀ちゃんのありえないほどの美貌とナマ腹、リカちゃんの次元を超えた耽美っぷりで成り立っていた。
それを、えーと、現雪組で?
水くんの美貌以外、まったくハマってないじゃん?
……すすすすみません、わたし水しぇんのビジュアルは好みど真ん中なので、彼の美貌という一点のみしか一致を認識していませんでした。
「大丈夫、みなこちゃんは意外とハマってたから!」
と、檀ちゃんファンでもあるチェリさんが太鼓判。
……すすすすみません、わたしがいちばん危惧していたのはみなこちゃんではなく、ゆみこちゃんです。ヅラでぬめぬめした耽美キャラって、ゆみこちゃんのもっとも苦手とするジャンルじゃないですか。
スーツ芝居ならともかく、ヅラ耽美ゆみこ×ワイルド水しぇんには、萌え以前に不安しか感じません……。
で。
仲間内でいちばん最後に観劇したのがわたしだから、あちこちから感想を求められるんだが。
ごめん、歌は、マミさん以下だった。
nanaタンに「なんでーっ?!」と叫ばれたけど、やっぱ水しぇん歌はアレだわー。低音になると滑舌の悪さ+声量のなさで、なに歌ってんのか、そもそも声を出しているのかもよくわかんない……。
つか、同じ歌をそのあとでゆみこちゃんが歌うんだもん、同じ歌とは思えない(笑)。
でもいいのよっ、水しぇんはかっこいいんだから。美貌なんだから。
マミさんも美しかったが、水しぇんもほんと美しかった。ソルジャー似合うんだよ、『マリポサ』でもそーだったけど! 眼福眼福。
そして、みなこちゃん!!
かっこいーー!!
闇キャラ演じるとめちゃくちゃかっこいいね、みなこちゃん。あの抜群のスタイルが映えて、危険な美しさとなる。
みなこ×水っていいなー。わくわくするなー。
「ゆみたんも、思ったより悪くないでしょ?」
と、ゆみこ担に目を見つめられて付加疑問文で詰め寄られ、「う、うん、思ったより、悪くなかった。悪くはなかった、よ」とたじたじ答えてしまいました。
悪くはなかったけど、良かったとは言……ゲフンゲフン。
想像していたよりは悪くなかったけど、それはほんとうで、オペラのぞいてほっとしたんだけど、ええっと。
ごごごごめんゆみこちゃん、やっぱわたしが求めるアナタはぬるぬる耽美ではないのよーっ!
耽美ってのは限られた人に与えられた才能であって、万人が持つ必要もないし、ないからといって困るスキルでもないのよ。
ソルジャー@ゆみこで、蛇@水しぇんだったらなんの問題もなかったのに……むしろゆみこちゃんの総受スキルはそれでこそ発揮できただろうに……。
サイトーくんともあろう人が、フジイくんみたいな失敗をするとはなー。(フジイくんは、ヅラらんとむ×ヅラ水でフリルフリルなホモ耽美をやらせる人です)
『BMB』のお楽しみのひとつ……というか、かなりの重要ポイントだった、「檀れい様のナマ腹」。
美貌の檀ちゃんのおへそとその横のピアスをがっつり眺めるのが、観劇のお約束だった。(リピートしていましたとも!)
だからみなこちゃんが同じ役をやると聞いて「みなこのナマ腹が見られるのね」と思っていたのに。
ナニあの茶色の布!!
無粋だわー。
ナマ腹でこその「赤い花」なのにー。
ちぇ~~っ。
無粋な茶色い布といえば、その最高峰はロケットの、おとーさんのラクダシャツ!!
全ツ名物の新鮮な顔ぶれのロケット、瑞々しい女の子たちの健康なお色気を楽しむべき場面なのに、みんなシワシワのラクダシャツ着用……。
肌を見せないために、肌っぽい色のシャツを着ているわけなんだが、ビキニの腹だけならともかく、胸から上全部シャツってのはあんまりだ。
それもカラダにぴったりフィットしてればともかく、ほんとにシワシワダブダブで「おとーさんの古いシャツ(何度も着てあちこちのびちゃってます)を借りて着ています」状態……。
や、わかるんだよ。
全ツだから仕方ないって。
男役の子が肩やら背中やら黒塗りしてられないから、シャツで誤魔化すしかないんだろうって。それで全員シャツ姿なんだって。みなこのおなかもそーゆーことなんだろうって。
わかるけど、ビジュアルががくんと下がるのはたしか……。
残念ナリ。
まあそんなところも含めて、すげーたのしんだよ。
たのしかったよ。
「ゆみこちゃんのヅラがストレートで良かった(笑)」
とか、笑いながら言えたんだよ。
夢にも思ってなかったから。