パロディは恒例になるのか? …なってくれ。@タカラヅカスペシャル2009
2009年12月20日 タカラヅカ まあそれはともかくとして、公演パロディに笑った。
『タカラヅカスペシャル2009~WAY TO GLORY~』観劇。
初日初回にこだわるのは、先入観を入れたくないため。せっかくのイベント公演、ネタバレなしで笑いたいじゃないか。
今年のヅカスペ参加は3組。花組も参加はしているけれど、去年の雪組のように3番手4番手がいるわけじゃないから、彼らだけで組の場面をまるまるひとつ担うことはできず。公演パロディも、3組分のみ。
雪組が『ベルばら』+『ZORRO 仮面のメサイア』。
星組が『太王四神記 Ver.II』のみ。
宙組が『大江山花伝』+『逆転裁判』。
つか、雪組の『ベルばら』って、ナニ?! ヅカスペのコンセプトは、「今年1年を振り返って」でしょう? 雪組今年『ベルばら』やった? つーか、まさかの、『外伝 ベルサイユのばら-アンドレ編-』。
アンドレ@ゆみこが、なんか謎の方言を話してる……九州方面っぽいが、定かではない。つか、ものすごく嘘くさい。そして、あのカツラは、どこから調達したんですか、ゆみこさん?! や、アンドレなカツラなんだけど……なんであんなにくちゃく……ゲフンゲフン。
そして、堂に入ったオスカル@キム。本役だもん、慣れたモノよね、つーか堂々と余裕でイロモノっぷりを見せつける。
ゆみキムはイロモノとお笑いでしか、見られない運命なんですか……? となみちゃんサヨナラショーでノリノリで絡んでいた姿しか思い出せないんですが?
マリーズ@みなこちゃんらしいが、彼女がマリーズだとは、実はわからなかった。やっぱ原作にないキャラは弱いんだよなー。変な方言で喋るだけじゃ、誰なのかわかんないっす。アンドレがなまっているように、他のキャラもなまって登場してもおかしくないし。
そして出ました、黒い騎士……てゆーか、ゾロ@水しぇん。
他、出演している雪組メンバー全員で、ゾロの影。さゆちゃんたち、女の子も!
ゾロって黒い騎士みたいよねー、って、ヅカファンなら一度は思っただろう、そのネタ一発で、ナニやってんですか(笑)。
そして、そんだけ派手に風呂敷を広げておきながら、オチは不発。水しぇん、滑舌悪い……ダジャレで締めるならもっとがつーんといってくれないと(笑)。
ある意味感動したのは、星組の『太王四神記 Ver.II』パロ。
あのクソ派手なコスチューム劇だからこそ、外見を整えて登場するだけで「カタチ」が出来上がる。派手な作品ってすごいなー。
また、それぞれのキャラが立ってるもんだからさ。
なんつっても、プルキル@すずみんの入りっぷりがすごかった(笑)。
しかし、そーやって派手に登場したわりに、星組さんたちは大してナニもしていない。
すごく凝った脚本だとか演出だとか。複数作品のコラボでもない。
だからこそかえって、感動した。
だって。
『太王四神記 Ver.II』の姿で、メガホンを持って熱唱する、それだけが「芸」になるなんて。(白目)
一生懸命ネタ仕込んであうんの呼吸の漫才練習してきたっつーに、真のスターがそのへんにあるものを手に持ってふつーに1曲歌うだけで、場をさらっちゃって完全勝利、がんばってきたオレたちってなんなんだろう、凡人とスターの差ってこーゆーことか、しょぼん……みたいな(笑)。
すごいなあ、タカラジェンヌって。
メガホン1個で、場を支配しちゃいましたよ。
ついでに、花組『太王四神記』メンバーも、どさくさにまぎれてまざっているのが愉快だった。
つーか、Wチュムチ@まぁくん&ベニー!!(笑)
Wモヒカン(笑)。
なにをしているわけでもないのに、ただそこにいるだけなのに、なんであんなにおかしいんだ、星組+花組!!
最初に「チュムチがふたりいる?!」と気づいて、あわてて全員の点呼した。だいもんとれみちゃんも混ざってる……ってゆーか、戦闘服れみちゃん、かっこいー。
ナニあれ、カクダンなの? 何故にカクダン……。りせより強そうだぞ?(笑)
演出勝ちしたのは、宙組。
てゆーか、『逆裁』って、オイシイねっ。
いじりやすいわ、ほんと。
シリアスに茨木童子@ゆーひくんが登場して、それがそのまま裁判場面になるのがたのしすぎる。
そしてなんつっても、あの音楽。
『逆裁』本編でもそうだったけど、あの裁判ミュージックが流れるとテンション上がるなあ。
ニック@らんとむ、エッジワース@ともち、ディック@みーちゃん。この3人は鉄板だな、なくてはならない素敵キャラ。
綱@みっちゃんがとてもナチュラルに裁判長やってるし。他のみんなは鬼になって傍聴してるし。
シュールな画面、シュールな会話。
それだけでもおかしくて仕方ないのに。
舞台荒らし、藤子@ののすみキターーッ!!
ののすみ、やりすぎだから! あーた絶対間違ってるから!(笑)
その後の回では少しマシになったらしいが、初回のののすみってばもお、本気で藤子になりきって乱入してきたもんだから、その空気読まない登場には唖然としましたよ。
舞台の空気をばっさりぶった切れるのは、彼女の才能と実力ゆえだとわかるが、こんなお笑いパロディ芝居ですらアクセル全開でぶっ飛ばしていくとは思ってなかった(笑)。
舞台上の人たちも、演技ではなく一瞬置いていかれてなかったか、ののすみに?(笑)
そして強引に現在の公演『カサブランカ』の宣伝までしてエンド、って、ほんとうまいわ、宙組コント。
『逆裁』組が日本物を歌い踊るのもまた、すげーレアでシュールな光景。みっちゃんは演歌ぶっちぎりだし。
あー、ともちのエッジワースにまた会えてうれしかったなー。今の公演でエロおっさんを演じているだけに、またあの「美青年ヘア」を真面目に作って登場しているのが愛しい(笑)。
花組と月組にも、パロディ芝居やってほしかったなあ……。どんな話になったんだろう。
『タカラヅカスペシャル2009~WAY TO GLORY~』観劇。
初日初回にこだわるのは、先入観を入れたくないため。せっかくのイベント公演、ネタバレなしで笑いたいじゃないか。
今年のヅカスペ参加は3組。花組も参加はしているけれど、去年の雪組のように3番手4番手がいるわけじゃないから、彼らだけで組の場面をまるまるひとつ担うことはできず。公演パロディも、3組分のみ。
雪組が『ベルばら』+『ZORRO 仮面のメサイア』。
星組が『太王四神記 Ver.II』のみ。
宙組が『大江山花伝』+『逆転裁判』。
つか、雪組の『ベルばら』って、ナニ?! ヅカスペのコンセプトは、「今年1年を振り返って」でしょう? 雪組今年『ベルばら』やった? つーか、まさかの、『外伝 ベルサイユのばら-アンドレ編-』。
アンドレ@ゆみこが、なんか謎の方言を話してる……九州方面っぽいが、定かではない。つか、ものすごく嘘くさい。そして、あのカツラは、どこから調達したんですか、ゆみこさん?! や、アンドレなカツラなんだけど……なんであんなにくちゃく……ゲフンゲフン。
そして、堂に入ったオスカル@キム。本役だもん、慣れたモノよね、つーか堂々と余裕でイロモノっぷりを見せつける。
ゆみキムはイロモノとお笑いでしか、見られない運命なんですか……? となみちゃんサヨナラショーでノリノリで絡んでいた姿しか思い出せないんですが?
マリーズ@みなこちゃんらしいが、彼女がマリーズだとは、実はわからなかった。やっぱ原作にないキャラは弱いんだよなー。変な方言で喋るだけじゃ、誰なのかわかんないっす。アンドレがなまっているように、他のキャラもなまって登場してもおかしくないし。
そして出ました、黒い騎士……てゆーか、ゾロ@水しぇん。
他、出演している雪組メンバー全員で、ゾロの影。さゆちゃんたち、女の子も!
ゾロって黒い騎士みたいよねー、って、ヅカファンなら一度は思っただろう、そのネタ一発で、ナニやってんですか(笑)。
そして、そんだけ派手に風呂敷を広げておきながら、オチは不発。水しぇん、滑舌悪い……ダジャレで締めるならもっとがつーんといってくれないと(笑)。
ある意味感動したのは、星組の『太王四神記 Ver.II』パロ。
あのクソ派手なコスチューム劇だからこそ、外見を整えて登場するだけで「カタチ」が出来上がる。派手な作品ってすごいなー。
また、それぞれのキャラが立ってるもんだからさ。
なんつっても、プルキル@すずみんの入りっぷりがすごかった(笑)。
しかし、そーやって派手に登場したわりに、星組さんたちは大してナニもしていない。
すごく凝った脚本だとか演出だとか。複数作品のコラボでもない。
だからこそかえって、感動した。
だって。
『太王四神記 Ver.II』の姿で、メガホンを持って熱唱する、それだけが「芸」になるなんて。(白目)
一生懸命ネタ仕込んであうんの呼吸の漫才練習してきたっつーに、真のスターがそのへんにあるものを手に持ってふつーに1曲歌うだけで、場をさらっちゃって完全勝利、がんばってきたオレたちってなんなんだろう、凡人とスターの差ってこーゆーことか、しょぼん……みたいな(笑)。
すごいなあ、タカラジェンヌって。
メガホン1個で、場を支配しちゃいましたよ。
ついでに、花組『太王四神記』メンバーも、どさくさにまぎれてまざっているのが愉快だった。
つーか、Wチュムチ@まぁくん&ベニー!!(笑)
Wモヒカン(笑)。
なにをしているわけでもないのに、ただそこにいるだけなのに、なんであんなにおかしいんだ、星組+花組!!
最初に「チュムチがふたりいる?!」と気づいて、あわてて全員の点呼した。だいもんとれみちゃんも混ざってる……ってゆーか、戦闘服れみちゃん、かっこいー。
ナニあれ、カクダンなの? 何故にカクダン……。りせより強そうだぞ?(笑)
演出勝ちしたのは、宙組。
てゆーか、『逆裁』って、オイシイねっ。
いじりやすいわ、ほんと。
シリアスに茨木童子@ゆーひくんが登場して、それがそのまま裁判場面になるのがたのしすぎる。
そしてなんつっても、あの音楽。
『逆裁』本編でもそうだったけど、あの裁判ミュージックが流れるとテンション上がるなあ。
ニック@らんとむ、エッジワース@ともち、ディック@みーちゃん。この3人は鉄板だな、なくてはならない素敵キャラ。
綱@みっちゃんがとてもナチュラルに裁判長やってるし。他のみんなは鬼になって傍聴してるし。
シュールな画面、シュールな会話。
それだけでもおかしくて仕方ないのに。
舞台荒らし、藤子@ののすみキターーッ!!
ののすみ、やりすぎだから! あーた絶対間違ってるから!(笑)
その後の回では少しマシになったらしいが、初回のののすみってばもお、本気で藤子になりきって乱入してきたもんだから、その空気読まない登場には唖然としましたよ。
舞台の空気をばっさりぶった切れるのは、彼女の才能と実力ゆえだとわかるが、こんなお笑いパロディ芝居ですらアクセル全開でぶっ飛ばしていくとは思ってなかった(笑)。
舞台上の人たちも、演技ではなく一瞬置いていかれてなかったか、ののすみに?(笑)
そして強引に現在の公演『カサブランカ』の宣伝までしてエンド、って、ほんとうまいわ、宙組コント。
『逆裁』組が日本物を歌い踊るのもまた、すげーレアでシュールな光景。みっちゃんは演歌ぶっちぎりだし。
あー、ともちのエッジワースにまた会えてうれしかったなー。今の公演でエロおっさんを演じているだけに、またあの「美青年ヘア」を真面目に作って登場しているのが愛しい(笑)。
花組と月組にも、パロディ芝居やってほしかったなあ……。どんな話になったんだろう。