思いがけないことでした。

>花組 退団者のお知らせ
>下記の生徒の退団発表がありましたのでお知らせいたします。
>
>(花組) 
>舞城のどか
>貴 怜良
>2008年8月17日(花組 東京宝塚劇場公演千秋楽)付で退団


 みほちゃんと、かりやん。

 ダンサーとして有名だけど、実は歌も歌えて、芝居も堅実なみほちゃん。
 『ハロー!ダンシング』で見事に長を務め、スカステではレポーターを務め、舞台人としての技量だけでなく、心からその将来を期待していたうちのひとり。
 『舞姫』でりおんちゃんとふたりして「癒し系」だった、かわいい清さんが……。

 『蒼いくちづけ』でいい感じに美形エロオヤジや、ダークサイドの男を演じてくれて、やっぱりどこでも輝くその美貌とダンスともども、改めて見直しているところだったかりやん。

 つか、まっつの同期ばっかじゃん!!

 花組84期がふたり同時に辞めるの?
 残るのって……まっつひとりじゃん。

 まっつがふたりを見送るの?

 
 えー、集合日が近づくと毎回「まっつは? まっつは?」と不安で不安でわたわたする緑野です。
 今回はちょっと落ち着いていたんだけど……まさか、こう来るとは。
 

 正直なとこ、まっつが見送る側だとは思ってなかった。
 具体的にどうこう考えていた訳じゃないけれど、まっつは「最後のひとり」にはならないだろうなと。
 「マイ・フェイバリット」だっけ、スカステのあすかちゃんの番組。
 あすかちゃんがホステスで、ゲストがまっつとそのか。坐り位置的に、まっつがあすかとそのかの間にいる感じ。
 同期のそのかとあすかが次々と組替えし、まっつだけが残された。その話をしている最中にまっつの顔がどんどん硬直して行き、両側から「大丈夫?」と突っ込まれていた。
 テレビ番組の収録だっつーに、ふたりの組替えはずっと以前のことで「今」の話じゃないのに、「今まで居た人がいなくなった」「ひとり残された」ことを話題にしているうちに、マジに泣きそうになって「大丈夫?」と言われてしまうような人。
 そんな人が、「最後のひとり」になるなんて。

 人生を決めるのは、そのひと自身。個人のこと。
 みほちゃんも、かりやんも、そしてまっつも、自分で退団すること、残ることを決めているのだから、わたしなんぞがどうこう言っても仕方ないが。

 みほちゃん、かりやんの、退団が惜しい。
 みほちゃんの娘役としての力も、きれーな兄ちゃんだけでなく大人の男も視野に入ったかりやんの可能性も、現在の彼らだけでなく彼らの持つ未来ごと、惜しい。

 そして。
 今回もまた、まっつがこの花園に残る決意をしてくれたことがうれしい。
 同期をふたり見送ってでも、残ってくれることが。

 や、「最後のひとりにはならないんじゃ?」って、わたしが勝手に思っていただけだけど。
 かりやんはわかんないけど、スカイ・レポーターズのみほちゃんは長くいてくれるってこれまた勝手に思い込んで、安心してたんだもん。

 みほちゃん、かりやんがよい退団公演を過ごせますように。

 
 それと。

>花組 天宮菜生 娘役転向について
>花組・天宮菜生が2008年3月26日付で娘役に転向いたします。

 ナニ気にショックです。
 そんな自分にもショックです。

 なんだかんだいって、花担途中転入のわたしが初期におぼえた男の子のひとりなんだもん。
 『蒼いくちづけ』よかったのにー。つか、女役きれーだったけど、ルナくんの方が似合ってた、って書いたとこなのにー。(この日記書いてる時点でまだ感想upしてないっつの)

 
 新公主演がまぁくんであることにも、実はショック受けてます。
 まぁくんには一度、ヒーロー以外をやらせて勉強してもらおうよお。その方が成長するってば。
 ひとりっこ政策は利よりリスクの方がかなり高いのに……。
 
 原作知らないので、配役についてはなんもわかってなくてコメントしようがないし。
 まっつの役はどーゆー役なんだろう? 端役であるにしろ、長く舞台の上にいてくれたらいいなあ……遠い目。


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