記憶は記憶を呼び、幸福だけどどこか切ない。@タカラヅカスペシャル2011
2011年12月23日 タカラヅカ 『タカラヅカスペシャル2011』のまっつについてのみの感想、続き。
1幕前半の雪組コーナーだけで、死にそーなほど、心拍数上がりました。どきどきバクバク。
各組のパロディコーナーが続き、もうこれで出番ナシかな、あとは1幕最後の中詰め的場面にわらわら出てくるかな、ぐらいの引いた気持ちで観劇。
開演前にチェックしたプログラムで、もう1ヶ所出番があったこと、ものすごい人数の出る場面であることはわかっている。つまり、見慣れた「その他大勢」なまっつだろうなと。
もちろん、それは間違ってない。1幕のラスト、男役の総踊りで盛り上がって幕、という場面だもの。
それでも、驚いた。
トド様センターの場面で、みわっちが出て、まっつが出る、思いもしなかった演出。てゆーか、まっつに、ソロがある。
びびびびっくりしたっ。
タカスペ観劇歴も長いもので、なんとなくプログラムのパターンは身についている。
1幕はオープニングでみんな一緒、各組コーナー、それから中詰め的ショータイム。2幕は出演者たちが少人数口に分かれてのメドレー、後半はトド+トップスターの2・3階席置き去り客席下りソロがあって、パレードで終了。
この「いつもの構成」なら、まっつの見せ場になりえるのは、1幕の組コーナーと、2幕のメドレーのみ。大勢でなにかしらやるところでは、バックダンサーでしかないはず。
そう思って、油断していた。
まっつの声を、もう一度聴けるなんて。
トド様センターで、みわっちとまっつで三角形に。えええ。
次の場面では、トド様センターで、ベニーとみりおで三角形に。
つまりまっつは、真っ当に3番手として扱われていた。……去年もいちおー雪組の3番手としてプログラムには載っていたんですが、6人口のその他大勢扱いだったんですよ? なのに今年は、プログラム通りの扱いされてる……!
1幕ラストは震災のエールを込めての、感動的演出。
そこでまっつにも、歌い継ぎのわずかなモノだとしても、ソロがある。そのことに、ふるふると感謝した。うれしいうれしい。
んで、ここの衣装が、また。
ダービー帽付き、タキシード。
まっつの得意分野!!
ダンスがイイの、きれいなの、小粋なの!
帽子似合うし、小道具として使う手つきもまた慣れたものだし。
しあわせの記憶がリンクして、『TUXEDO JAZZ』を思い出す。
ダービー帽とタキシードで踊っていたね、小粋なダンス。あの公演も、まっつの扱いが目を疑うほど良くて、初日は心臓バクバクいわせてたっけ。
みわさんとの並びもうれしい。大好きだったいろんな公演を思い出すから。
しあわせなまま1幕が終わり、もーどうしようかと。
幕間に自分を落ち着かせ、平常心で臨む2幕。
去年は1幕でまっつ比で破格の扱いだったけど、2幕はいつものまっつだった。今年もそれに倣い、2幕では「1幕は夢だったのね」という感じになっているかもしれない……(笑)。
2幕のオープニングは、これまた感動系演出の「明日へのエナジー」。
まっつの声が、聴きたかった。
聴けませんでした(笑)。や、席によってはコーラスが聞こえるんだけど、基本、聞こえない。ソロメンバーに入れてもらってないから。
しかも、なかなか出てこない。
歌わなくてイイからせめて踊ってくれ、と思うのに、歌メインの演出だったので、場面自体にダンスがそれほど含まれてなかった。
聴きたかったなあ、まっつの声で、「明日へのエナジー」。
「明日へのエナジー」といえば、おごそかにはじまって、半ばからどんと転調して衣装も変えて、がんがんに激しく歌い上げ、踊り狂う……という曲。
神父服のようなストイックな黒服、聖歌隊のような人々……が、ジャケットのボタンを開け放つと中はキラキラ原色のど派手衣装!! というギャップが感動。
だからソレを期待して見ていたのに。
なかった……。
黒服の前を開けることはせず、黒服のまま終了だった。
『シトラスの風』の爆発的なクライマックスが、ナイ……。
ちょっと残念な演出だったなー。地味にミニマムになったというか。出演者は豪華なのに。
まっつは完璧にその他大勢のひとり。
見慣れた、まっつ。残念なんだけど、ほっとした(笑)。
あんな扱いばっかじゃ、心臓もたないわ……次の公演とかがこわくてこわくてたまらなくなるわ……。
すみっこでマイク持って踊っているまっつは、黒服というよりも学ランにしか見えない衣装を着ていて。
えーと、それってやっぱ、ただの学ランだよね? 「明日へのエナジー」の黒服ぢゃないよね? 裏にキラキラついてないよね?
おなじみの、学ランですか?
(注・まっつは『明智小五郎の事件簿―黒蜥蜴』と『舞姫』×2で同じ学ランを着ています)
初日はわたし3階席だったからよく見えてなかったんだけど、翌日は1階前方席だったので、しっかり確認しました。
ただの学ランだ……。
容赦なく学ラン……。
ダッサいポケットまで付いてるよ……。
学ランで踊るショー場面……。
まっつのカラダが、学ランの中で泳いでいる感じもまた、すごくツボです。
(注・まっつは『明智小五郎の事件簿―黒蜥蜴』と『舞姫』×2でも、学ランの中でカラダが泳いでいる感じでした)
学ランなんか着せられて、それでもすっげーイイ笑顔で踊るまっつがステキ過ぎました……。
次が、2部のお約束、ヅカソング・メドレー。
まっつの出番はわりと早めにあった。
ありがたいことに、まっつを入れて3人。共演はいちかとれみれみ。
6人口だった去年からすれば、格段のUP。
プログラムの文字を眺めているだけだと、わからなかった。
3人口じゃ、ナイ。
まっつセンターで、女の子ふたりはその後ろ、だ。
うわーうわーうわー。びびびびっくりしたっーーっ。
メドレーで場面もらえるとは思ってなくて。だって、組コーナーぢゃないんだもん。コマきんぐあゆっち翔の間なら、そりゃまっつセンターだろうけど、他組と混ざっちゃったらそんなの関係なし、3人で登場なら、3人並列にハモって終了かと思うじゃん。
てゆーか、人選もうれしい。
いちかちゃんとれみちゃんって、「ブリドリ」の「まついち夫婦のお宅訪問したれみちゃん」じゃん!
(http://koala.diarynote.jp/200905041415448360/ ←参照・笑)
あああ、なつかしいうれしい。
両手に花ですよ、ベルナール@まっつの両脇で戦っていたパリの女ふたりですよ。
歌は「夢よ」@『ザ・ドリーマー』です。
メドレーなので、場面自体は短く、どきバクしているうちに終わってしまった。
タカラヅカらしい曲で、まっつはとても余裕にタカラヅカしてました。
しかしもお、うれしすぎる。
ありがたいタカスペだ。
続く。
1幕前半の雪組コーナーだけで、死にそーなほど、心拍数上がりました。どきどきバクバク。
各組のパロディコーナーが続き、もうこれで出番ナシかな、あとは1幕最後の中詰め的場面にわらわら出てくるかな、ぐらいの引いた気持ちで観劇。
開演前にチェックしたプログラムで、もう1ヶ所出番があったこと、ものすごい人数の出る場面であることはわかっている。つまり、見慣れた「その他大勢」なまっつだろうなと。
もちろん、それは間違ってない。1幕のラスト、男役の総踊りで盛り上がって幕、という場面だもの。
それでも、驚いた。
トド様センターの場面で、みわっちが出て、まっつが出る、思いもしなかった演出。てゆーか、まっつに、ソロがある。
びびびびっくりしたっ。
タカスペ観劇歴も長いもので、なんとなくプログラムのパターンは身についている。
1幕はオープニングでみんな一緒、各組コーナー、それから中詰め的ショータイム。2幕は出演者たちが少人数口に分かれてのメドレー、後半はトド+トップスターの2・3階席置き去り客席下りソロがあって、パレードで終了。
この「いつもの構成」なら、まっつの見せ場になりえるのは、1幕の組コーナーと、2幕のメドレーのみ。大勢でなにかしらやるところでは、バックダンサーでしかないはず。
そう思って、油断していた。
まっつの声を、もう一度聴けるなんて。
トド様センターで、みわっちとまっつで三角形に。えええ。
次の場面では、トド様センターで、ベニーとみりおで三角形に。
つまりまっつは、真っ当に3番手として扱われていた。……去年もいちおー雪組の3番手としてプログラムには載っていたんですが、6人口のその他大勢扱いだったんですよ? なのに今年は、プログラム通りの扱いされてる……!
1幕ラストは震災のエールを込めての、感動的演出。
そこでまっつにも、歌い継ぎのわずかなモノだとしても、ソロがある。そのことに、ふるふると感謝した。うれしいうれしい。
んで、ここの衣装が、また。
ダービー帽付き、タキシード。
まっつの得意分野!!
ダンスがイイの、きれいなの、小粋なの!
帽子似合うし、小道具として使う手つきもまた慣れたものだし。
しあわせの記憶がリンクして、『TUXEDO JAZZ』を思い出す。
ダービー帽とタキシードで踊っていたね、小粋なダンス。あの公演も、まっつの扱いが目を疑うほど良くて、初日は心臓バクバクいわせてたっけ。
みわさんとの並びもうれしい。大好きだったいろんな公演を思い出すから。
しあわせなまま1幕が終わり、もーどうしようかと。
幕間に自分を落ち着かせ、平常心で臨む2幕。
去年は1幕でまっつ比で破格の扱いだったけど、2幕はいつものまっつだった。今年もそれに倣い、2幕では「1幕は夢だったのね」という感じになっているかもしれない……(笑)。
2幕のオープニングは、これまた感動系演出の「明日へのエナジー」。
まっつの声が、聴きたかった。
聴けませんでした(笑)。や、席によってはコーラスが聞こえるんだけど、基本、聞こえない。ソロメンバーに入れてもらってないから。
しかも、なかなか出てこない。
歌わなくてイイからせめて踊ってくれ、と思うのに、歌メインの演出だったので、場面自体にダンスがそれほど含まれてなかった。
聴きたかったなあ、まっつの声で、「明日へのエナジー」。
「明日へのエナジー」といえば、おごそかにはじまって、半ばからどんと転調して衣装も変えて、がんがんに激しく歌い上げ、踊り狂う……という曲。
神父服のようなストイックな黒服、聖歌隊のような人々……が、ジャケットのボタンを開け放つと中はキラキラ原色のど派手衣装!! というギャップが感動。
だからソレを期待して見ていたのに。
なかった……。
黒服の前を開けることはせず、黒服のまま終了だった。
『シトラスの風』の爆発的なクライマックスが、ナイ……。
ちょっと残念な演出だったなー。地味にミニマムになったというか。出演者は豪華なのに。
まっつは完璧にその他大勢のひとり。
見慣れた、まっつ。残念なんだけど、ほっとした(笑)。
あんな扱いばっかじゃ、心臓もたないわ……次の公演とかがこわくてこわくてたまらなくなるわ……。
すみっこでマイク持って踊っているまっつは、黒服というよりも学ランにしか見えない衣装を着ていて。
えーと、それってやっぱ、ただの学ランだよね? 「明日へのエナジー」の黒服ぢゃないよね? 裏にキラキラついてないよね?
おなじみの、学ランですか?
(注・まっつは『明智小五郎の事件簿―黒蜥蜴』と『舞姫』×2で同じ学ランを着ています)
初日はわたし3階席だったからよく見えてなかったんだけど、翌日は1階前方席だったので、しっかり確認しました。
ただの学ランだ……。
容赦なく学ラン……。
ダッサいポケットまで付いてるよ……。
学ランで踊るショー場面……。
まっつのカラダが、学ランの中で泳いでいる感じもまた、すごくツボです。
(注・まっつは『明智小五郎の事件簿―黒蜥蜴』と『舞姫』×2でも、学ランの中でカラダが泳いでいる感じでした)
学ランなんか着せられて、それでもすっげーイイ笑顔で踊るまっつがステキ過ぎました……。
次が、2部のお約束、ヅカソング・メドレー。
まっつの出番はわりと早めにあった。
ありがたいことに、まっつを入れて3人。共演はいちかとれみれみ。
6人口だった去年からすれば、格段のUP。
プログラムの文字を眺めているだけだと、わからなかった。
3人口じゃ、ナイ。
まっつセンターで、女の子ふたりはその後ろ、だ。
うわーうわーうわー。びびびびっくりしたっーーっ。
メドレーで場面もらえるとは思ってなくて。だって、組コーナーぢゃないんだもん。コマきんぐあゆっち翔の間なら、そりゃまっつセンターだろうけど、他組と混ざっちゃったらそんなの関係なし、3人で登場なら、3人並列にハモって終了かと思うじゃん。
てゆーか、人選もうれしい。
いちかちゃんとれみちゃんって、「ブリドリ」の「まついち夫婦のお宅訪問したれみちゃん」じゃん!
(http://koala.diarynote.jp/200905041415448360/ ←参照・笑)
あああ、なつかしいうれしい。
両手に花ですよ、ベルナール@まっつの両脇で戦っていたパリの女ふたりですよ。
歌は「夢よ」@『ザ・ドリーマー』です。
メドレーなので、場面自体は短く、どきバクしているうちに終わってしまった。
タカラヅカらしい曲で、まっつはとても余裕にタカラヅカしてました。
しかしもお、うれしすぎる。
ありがたいタカスペだ。
続く。