小下りの道に車を進むるが如く
 楽々と事の運ぶ運勢なり


 12月31日深夜……というか、0時を回った1月1日に、いつものよーにいつもの神社へ行きました。

 恒例のおみくじは、なんかいいことばっか書いてあります。
 人生楽勝!みたいな。

 でも、大吉ぢゃないです、「小吉」です。
 ささやかなしあわせで、人生楽勝!って感じるくらい、わたしが小市民だからでしょう(笑)。

 ささやかでもなんでも、しあわせだといいなあ。

 んで、今さら数えた、2011年の観劇回数は、115回でした。
 ……びみょー。

 というのも、すっかり数え間違いをしていて、92回だと思っていたの。
 1年間に、92回。少なっ。
 自慢できるくらい少ない。こんだけ減ったのなら、ブログでネタに出来るわと思った。
 もっと多くなっちゃったと思ってたの。なのになーんだ、こんなもんじゃん。友人たちに比べて、すっげーささやかだわー、と。

 で、観劇回数減ったわ、びんぼー過ぎて観劇できなかったのね、という方向で書こうと思って、再度手帳を確認すると。
 ……あれ? 10月分、記録してない……。ついでにいうと、9月までの集計が72って、変じゃない?
 と、1から数え直したら、115回だった、と。

 115……。

 少なくもないし、多くもない。
 いや、わずかに少なめかな?

 130超えたら「見過ぎ!」とネタに出来るけど、115じゃハンパ過ぎる……。
 過去5年を振り返ってみた。

 2010年  95回
 2009年 103回
 2008年  97回
 2007年 121回
 2006年 130回

 うーん。
 いちおー、減ってきてる、よ、な。

 自分で自分の平均観劇数を月10回、年間120回だと思っているため、2011年はふつー過ぎる。
 月10回が自分的に納得できる数だからこそ、それじゃいかん、月8回に留めなければ、という自制心ゆえに8回8回とこだわって今日まで来ているわけだが。
 自制心もナニもなく、のびのび観劇した1年だったわけだね……。遠い目。観劇する気にならなかったのって、震災があったあたりだけじゃん。(それは人としてふつーな心理。それでも贔屓組千秋楽だけは行ったし)


 2011年は、雪組『ロミオとジュリエット』がいちばんでした。
 好きすぎて、他の作品と比べられない。
 これほど好きになる作品に、今後出会えるかどうか。
 ヅカヲタやめてもいい、と思えるほどの作品だった。ヅカを観るのをやめ、『ロミジュリ』の記憶だけ抱えて生きていけばいいや、的な。
 や、根っからヲタなので、そうならなかったけれど(笑)。

 回数的にも、ムラだけでひとつの公演を20回観る、というのをはじめてやっちゃったし。
 1ヶ月半65公演とかあった頃ならともかく、45公演中20回、ってねええ。
 これでジュリエット役がWキャストじゃなかったら、もっと観ていたと思うと、恐ろしいわ……。「午後公演はみみちゃんじゃないから、Wしないで帰ろう」とかで、少しはブレーキかかったもんなー。みみちゃんのジュリエット大好きだった!

 『ロミジュリ』ほど好きな作品にめぐり会えただけでなく。
 2011年は宝塚歌劇全体で豊作だったと思う。

 順位は付けがたいが、『クラシコ・イタリアーノ』、『めぐり会いは再び』、『ランスロット』、『黒い瞳』は大好きだ。
 ショーではなんつっても、『ノバ・ボサ・ノバ』!! 次点では『Dance Romanesque』

 好き作品の2本立てだった星組は強いよなー。
 つか、ランキング中、3作星組かぁ。

 『BUND/NEON 上海』『ランスロット』と2本連続ヒットを飛ばしてくれている生田せんせは、わたしの中ですげー有望株ですわ。
 どの組の誰が主演でもイイ、生田せんせの作品が観たい。

 萌えに萌えた、良い1年だったと思う。
 2011年のおみくじは「向大吉」で、後半良くなる、みたいなことが書いてあった。実際、後半からオフがしあわせだったなー。しみじみ。
 まっつヲタ的には、オイシイことが前半に集中しすぎで、後半寂しかったけどなー(笑)。

 2012年のおみくじも、当たっていますように。

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