北の大地で生きる人々。@復活
2012年2月28日 タカラヅカ 『復活 -恋が終わり、愛が残った-』の、キャラクタとか演じている人についてとか、だらだら感想。
シモンソン@みわっちの、説得力。
ちょ……みわさん、かっけーー!!
この人の持つ、台形な安定ってすごいわー。
愛の形が台形なの、下の方が大きくて揺るがないの。
シモンソンって、いきなりプロポーズの人で、初見では思い切り突っ込んだけど、それだけ唐突な役でもみわっちだから、救われてる。
『虞美人』のときもそうだったけど、みわっちには「突然プロポーズ」させたくなるのか(笑)。
その相棒、「恋をしない女」マリア・パーブロア@じゅりあも、かっけー。
タカラヅカにおいて、「男装している美女」を演じるスキルの高さは、じゅりあ様ならではですなあ。
シモンソンとはほんとにナニもないのか……こんだけいい男といい女が一緒に命ぎりぎり人生送ってるのに。
ふたりの間に濃ゆい愛憎があってもいいし、さらっと皆無なのもいいなあ。つーか、シモンソンさんって、興味の対象以外にはとことん鈍い感じがする。あんなに色男なのに……(笑)。
だから、相棒がどんだけお色気美女でも、まったく気づいてない。
でもってじゅりあ様の本命が、蘭ちゃんだったりしたら、萌える。(役名で言いなさいよ!)
ヒロインのカチューシャ@蘭ちゃんは……うーん、特にどうとは思わなかった。
すごくよかったとも、悪かったとも。
このお芝居では、誰にも特に感情移入はせず、全体を眺めているせいかな。
カチューシャにも感情移入しないし、ネフリュードフ@らんとむには、まったくもって自己投影は出来ない(笑)。
ミッシィ役が誰なのか、しばらくわからなかった。
途中から、みりおんだと気づいた。……みりおんって時々行方不明になる……わたしの中で(笑)。
ミッシィの立ち位置がわからなくて、初見ではとまどった。
わがままお嬢様の役なのか、いい人なのか。
最終的にいい人だとわかったし、彼女の「ネフリュードフを救えないことが悲しい」てな台詞には泣かされたけど、そこに至るまでの人格が見えなくてなあ。
無神経すれすれの無邪気さっていうのは、表現が難しいんだなー、と。『小さな花がひらいた』のじゅりあは、うまかったんだなと。
退団するめぐむとアーサーに、それぞれ見せ場があったのがうれしかった。
ショーでやるべきことを、今回芝居でやってくれてるよ……ミキティ冷たいなあ。ダーイシいい人だなあ。
めぐむとくまくまのラブシーンとか、なんて俺得。
そう、イシダせんせってアテ書きはうまいんだよなー。生徒の特性をよく掴んでいるというか。
ただそれが、わたしの好みに合わないことも多かったんだ、何故そこをそう料理するのかと。なまじ合っているだけに嫌だというか。
が、今回はアテ書きぶりもハマっていて、快適だ。
すけべ男役に、ふみかとらいらい(笑)。
百戦錬磨の美女きらり。
熱血弁護士みつる。
いーよなー。
うらぽんの叔父さんも良かった。
神経質そうな女看守イブたんも良かった。
はっちさんのお高いパパ役とか、さおたさんの執事とか、ツボを突いてるよなー。
一花はちょっと残念な役回りだけど、仕方ないのか。いつもお嬢様や美女の役ばかりできないし……。
前回がカルロッタで、八面六臂の活躍ぶりだったから、その落差の大きさがアレだけど。その前の公演ではおばーちゃんだったし。
彼女のポジションは、作品によって当たり外れがものすごく大きいよなあ。
セレーニン@まぁくん、がんばってたなー。
まぁくんだ、という先入観があるから「がんばってた」になるけど、役者についてなんの知識もない人が見れば、ふつーにらんとむさんと同期に見えたのかな。
タッパがあるので強みだと思う。
そして、アニエス@姫花。
月野姫花、渾身の芝居。
すげえ、わりとふつうに見える!!
もちろんへたなんだけど、作品をぶちこわすほどへたじゃない!!
すげえ、がんばった姫花! やればできる子!
……最後の公演での大役で、ものすごくがんばったんだろうし、また姫花へのアテ書きで、彼女の欠点がわかりにくいような役にしてあるんだろうけど。
それにしても、よくやったなあ。
『蒼いくちづけ』のものすごさを知っている者からすれば、感慨深いですよ……。
ここまで矯正可能なんだ、ってことに。
そして、どんだけやってもここまでが限界ってのが、彼女の「役者」としての限界なんだろうけど……。
でもさ、姫花は「役者」ではなく、「タカラジェンヌ」だったんだもん。
致命的な芝居音痴、アニメ声、歌壊滅と三重苦だったけれど、「職業=妖精」であるところのタカラジェンヌとしては、彼女は素晴らしい人だった。
その華やかさ、可憐な美貌、オルゴールの上でくるくる回るバレリーナみたいな手脚……誰もが夢見る「タカラジェンヌ」そのものだった。
わたしに予備知識だーの思い入れだーのがあるから、アニエスはあれでアリになっている。
まったくのタカラヅカ初見の人には、どうなんだろう……。へたはへただからなあ……群を抜いて。
美貌だけで、底上げされただろうか。
アニエスの絡む相手が、シェンボック@えりたんのみだってのも、救いになったな。
えりたんはあれでどーして、懐が深いというか、大抵の女の子を受け止めちゃうよなー。誰が相手でも気にしてない、入れ替わっててもOKないい加減さがあるから、とはいえ(笑)。
そこがえりたんの魅力であり、そんな男の傍らに立つに相応しい、浮き世離れした美しさのある女の子だってことだな、姫花。
良いカップルでした。
……なんか今回、芝居であきらがあまり目に入らなくて、それが自分的に残念だった。
たぶん、だいもんばっか見ていたせいだな……。
シモンソン@みわっちの、説得力。
ちょ……みわさん、かっけーー!!
この人の持つ、台形な安定ってすごいわー。
愛の形が台形なの、下の方が大きくて揺るがないの。
シモンソンって、いきなりプロポーズの人で、初見では思い切り突っ込んだけど、それだけ唐突な役でもみわっちだから、救われてる。
『虞美人』のときもそうだったけど、みわっちには「突然プロポーズ」させたくなるのか(笑)。
その相棒、「恋をしない女」マリア・パーブロア@じゅりあも、かっけー。
タカラヅカにおいて、「男装している美女」を演じるスキルの高さは、じゅりあ様ならではですなあ。
シモンソンとはほんとにナニもないのか……こんだけいい男といい女が一緒に命ぎりぎり人生送ってるのに。
ふたりの間に濃ゆい愛憎があってもいいし、さらっと皆無なのもいいなあ。つーか、シモンソンさんって、興味の対象以外にはとことん鈍い感じがする。あんなに色男なのに……(笑)。
だから、相棒がどんだけお色気美女でも、まったく気づいてない。
でもってじゅりあ様の本命が、蘭ちゃんだったりしたら、萌える。(役名で言いなさいよ!)
ヒロインのカチューシャ@蘭ちゃんは……うーん、特にどうとは思わなかった。
すごくよかったとも、悪かったとも。
このお芝居では、誰にも特に感情移入はせず、全体を眺めているせいかな。
カチューシャにも感情移入しないし、ネフリュードフ@らんとむには、まったくもって自己投影は出来ない(笑)。
ミッシィ役が誰なのか、しばらくわからなかった。
途中から、みりおんだと気づいた。……みりおんって時々行方不明になる……わたしの中で(笑)。
ミッシィの立ち位置がわからなくて、初見ではとまどった。
わがままお嬢様の役なのか、いい人なのか。
最終的にいい人だとわかったし、彼女の「ネフリュードフを救えないことが悲しい」てな台詞には泣かされたけど、そこに至るまでの人格が見えなくてなあ。
無神経すれすれの無邪気さっていうのは、表現が難しいんだなー、と。『小さな花がひらいた』のじゅりあは、うまかったんだなと。
退団するめぐむとアーサーに、それぞれ見せ場があったのがうれしかった。
ショーでやるべきことを、今回芝居でやってくれてるよ……ミキティ冷たいなあ。ダーイシいい人だなあ。
めぐむとくまくまのラブシーンとか、なんて俺得。
そう、イシダせんせってアテ書きはうまいんだよなー。生徒の特性をよく掴んでいるというか。
ただそれが、わたしの好みに合わないことも多かったんだ、何故そこをそう料理するのかと。なまじ合っているだけに嫌だというか。
が、今回はアテ書きぶりもハマっていて、快適だ。
すけべ男役に、ふみかとらいらい(笑)。
百戦錬磨の美女きらり。
熱血弁護士みつる。
いーよなー。
うらぽんの叔父さんも良かった。
神経質そうな女看守イブたんも良かった。
はっちさんのお高いパパ役とか、さおたさんの執事とか、ツボを突いてるよなー。
一花はちょっと残念な役回りだけど、仕方ないのか。いつもお嬢様や美女の役ばかりできないし……。
前回がカルロッタで、八面六臂の活躍ぶりだったから、その落差の大きさがアレだけど。その前の公演ではおばーちゃんだったし。
彼女のポジションは、作品によって当たり外れがものすごく大きいよなあ。
セレーニン@まぁくん、がんばってたなー。
まぁくんだ、という先入観があるから「がんばってた」になるけど、役者についてなんの知識もない人が見れば、ふつーにらんとむさんと同期に見えたのかな。
タッパがあるので強みだと思う。
そして、アニエス@姫花。
月野姫花、渾身の芝居。
すげえ、わりとふつうに見える!!
もちろんへたなんだけど、作品をぶちこわすほどへたじゃない!!
すげえ、がんばった姫花! やればできる子!
……最後の公演での大役で、ものすごくがんばったんだろうし、また姫花へのアテ書きで、彼女の欠点がわかりにくいような役にしてあるんだろうけど。
それにしても、よくやったなあ。
『蒼いくちづけ』のものすごさを知っている者からすれば、感慨深いですよ……。
ここまで矯正可能なんだ、ってことに。
そして、どんだけやってもここまでが限界ってのが、彼女の「役者」としての限界なんだろうけど……。
でもさ、姫花は「役者」ではなく、「タカラジェンヌ」だったんだもん。
致命的な芝居音痴、アニメ声、歌壊滅と三重苦だったけれど、「職業=妖精」であるところのタカラジェンヌとしては、彼女は素晴らしい人だった。
その華やかさ、可憐な美貌、オルゴールの上でくるくる回るバレリーナみたいな手脚……誰もが夢見る「タカラジェンヌ」そのものだった。
わたしに予備知識だーの思い入れだーのがあるから、アニエスはあれでアリになっている。
まったくのタカラヅカ初見の人には、どうなんだろう……。へたはへただからなあ……群を抜いて。
美貌だけで、底上げされただろうか。
アニエスの絡む相手が、シェンボック@えりたんのみだってのも、救いになったな。
えりたんはあれでどーして、懐が深いというか、大抵の女の子を受け止めちゃうよなー。誰が相手でも気にしてない、入れ替わっててもOKないい加減さがあるから、とはいえ(笑)。
そこがえりたんの魅力であり、そんな男の傍らに立つに相応しい、浮き世離れした美しさのある女の子だってことだな、姫花。
良いカップルでした。
……なんか今回、芝居であきらがあまり目に入らなくて、それが自分的に残念だった。
たぶん、だいもんばっか見ていたせいだな……。