これがスタートだから。@エリザベート
2007年6月19日 タカラヅカ 退団者のいない千秋楽。
ただしあわせに、拍手を続ける千秋楽。
おめでとう。
これがはじまり。
これから、このしあわせが続いていくんだ。そう思えることのしあわせ。
東宝チケットが手に入らなかったわたしにとって、これが最後の『エリザベート』。
2巡目がはじまったのだから、これからまたどこかの組で再演されるのだろうけれど、それがいつかわからないし、同じように愛せるかもわからない。
さようなら『エリザベート』。
わたしはやっぱり、『エリザベート』が好き。
正直見飽きた感はあるし、初演への懐古とこだわりが強く、ヅカで上演するのは芝居とショーの2本立てがいいと思っているけれど。
それでもやっぱり、好きだ。
『エリザベート』という、作品が持つ力。
千秋楽だからっつーんで、『エリザベート』なのにお遊びがありました。
ルキーニ@キムは「ハトが出ますヨ」の場面で本当に鳩を出すし。……いまいち、失敗していたよーな気もしたんだが(笑)。音声さんとの打ち合わせはしていなかったのか、シャッターの音が派手にずれていたぞ。
公演期間中、ずーっとアドリブがんばったねえ、キム。ますます骨太ないい男になった。
あと、ラウシャー大司教@にわくんが、「宅配疑惑」をグリュンネ伯爵@雪組きってのフェアリ−(笑)、初演からトシとってません、のナガさんに押しつけていたし。
もひとつお遊びシーン。
ゾフィー@ハマコが昇天するとき、黒天使だけでなくトート閣下まで登場。
閣下は客席に向かってにっこり笑ってくれたけど、あまりに意外だったから、みんなついて行けていない。
トート登場。
「…………?」
トート、にっこりアピって、ゾフィーと一緒に退場。
「…………(息をのむ)…………えええ?(よーやく反応)」
って感じ。
トートがいなくなってから、客席からかすれた声が長く上がっていたのが印象的。
退場してからよーやく観客が声を上げたせい?
終演後、何回目かのカーテンコールで水くん、「アドリブしたのに反応がなかった」と嘆いてました。
や、反応する間もなかったんだよ。
みんなの「えええ?」ってかすれた声は、水くんには届かなかったのかな?
そもそも雪組ファンはおとなしいし。花とか星ならもっと大騒ぎしていたかも(笑)。
水くんがアドリブの話をしたとき、ゾフィー@ハマコがやたらうれしそうにしていた。同期愛、同期愛。
てゆーかトート閣下、いっそのこと「死の接吻」までしちゃえばよかったのに。
そしたら、ゾフィー・シシィ・ルドルフと親子三代喰っちゃうことになって爽快でしたわよ(笑)。
水×ハマコかぁ……濃いぃなー。(好み的には、ハマコ×水だなっ)
そう。
初演ゾフィー@朱未知留ちゃん(いつもこの子のことはフルネームで呼んでいたわ、その実力に敬意を込めて)が言っていたんだよね。
「ゾフィーが死ぬときにも、トート閣下に迎えに来て欲しい」って。
初演『エリザベート』で卒業だった朱未知留ちゃんのため、ムラ楽ではルキーニ@トドがアドリブで「トート閣下の迎えが来た」って歌ったんだっけ。
「すごくうれしかった」と、朱未知留ちゃんがどっかのインタビューで言っていたことを、おぼえている。
それをほんとに舞台でやってのけるとは思わなかったぞ、現雪組!
あ、90年代雪組が誇った歌姫・朱未知留ちゃん、キャラクタは今の雪組で言うとヒメちゃんです。最近のヒメを見て、「誰かを思い出す……」と思ってたんだけど、そーだ、朱未知留だー。
顔立ちでなく、「キャラクタ」ね。ええ、朱未知留ちゃんってアレ系の芸風だったのよ。『ライト&シャドウ』の女優役とか、ぶっとび方がすごかった。
泣いても笑っても、『エリザベート』は今日で最後。
長かったような、短かったような。
アンサンブルも熱が入り、雪組生全員、モブの下級生ひとりひとりまで意志を持って演じているのが感じられて、わくわくした。
トート閣下の「黄泉の帝王」としての切れ味もすばらしく、その魅力を堪能。あああ、かっこいー。
フランツ@ゆみこはねえ、歌声がさらにクリアに豊かに響いてね、鳥肌もの。この人の声は、どこまでのびるんだろう、と感心した。
やっぱり好きだもの、『エリザベート』。
いろんな萌え、いろんな解釈を展開できる深さと寛さを持った作品。
東宝ではみんなさらに進化するんだろうな。
観られなくて残念だ。
シシィ@となみちゃんは、わたしにはよくわかんなかったんだけど、彼女もまた、わたしが見た・感じただけがすべてではなく、これからも変わっていくんだろう。
ナマモノっておもしろいよなー。
これがはじまり。
それが、うれしい。
千秋楽オメデトウ。
ただしあわせに、拍手を続ける千秋楽。
おめでとう。
これがはじまり。
これから、このしあわせが続いていくんだ。そう思えることのしあわせ。
東宝チケットが手に入らなかったわたしにとって、これが最後の『エリザベート』。
2巡目がはじまったのだから、これからまたどこかの組で再演されるのだろうけれど、それがいつかわからないし、同じように愛せるかもわからない。
さようなら『エリザベート』。
わたしはやっぱり、『エリザベート』が好き。
正直見飽きた感はあるし、初演への懐古とこだわりが強く、ヅカで上演するのは芝居とショーの2本立てがいいと思っているけれど。
それでもやっぱり、好きだ。
『エリザベート』という、作品が持つ力。
千秋楽だからっつーんで、『エリザベート』なのにお遊びがありました。
ルキーニ@キムは「ハトが出ますヨ」の場面で本当に鳩を出すし。……いまいち、失敗していたよーな気もしたんだが(笑)。音声さんとの打ち合わせはしていなかったのか、シャッターの音が派手にずれていたぞ。
公演期間中、ずーっとアドリブがんばったねえ、キム。ますます骨太ないい男になった。
あと、ラウシャー大司教@にわくんが、「宅配疑惑」をグリュンネ伯爵@雪組きってのフェアリ−(笑)、初演からトシとってません、のナガさんに押しつけていたし。
もひとつお遊びシーン。
ゾフィー@ハマコが昇天するとき、黒天使だけでなくトート閣下まで登場。
閣下は客席に向かってにっこり笑ってくれたけど、あまりに意外だったから、みんなついて行けていない。
トート登場。
「…………?」
トート、にっこりアピって、ゾフィーと一緒に退場。
「…………(息をのむ)…………えええ?(よーやく反応)」
って感じ。
トートがいなくなってから、客席からかすれた声が長く上がっていたのが印象的。
退場してからよーやく観客が声を上げたせい?
終演後、何回目かのカーテンコールで水くん、「アドリブしたのに反応がなかった」と嘆いてました。
や、反応する間もなかったんだよ。
みんなの「えええ?」ってかすれた声は、水くんには届かなかったのかな?
そもそも雪組ファンはおとなしいし。花とか星ならもっと大騒ぎしていたかも(笑)。
水くんがアドリブの話をしたとき、ゾフィー@ハマコがやたらうれしそうにしていた。同期愛、同期愛。
てゆーかトート閣下、いっそのこと「死の接吻」までしちゃえばよかったのに。
そしたら、ゾフィー・シシィ・ルドルフと親子三代喰っちゃうことになって爽快でしたわよ(笑)。
水×ハマコかぁ……濃いぃなー。(好み的には、ハマコ×水だなっ)
そう。
初演ゾフィー@朱未知留ちゃん(いつもこの子のことはフルネームで呼んでいたわ、その実力に敬意を込めて)が言っていたんだよね。
「ゾフィーが死ぬときにも、トート閣下に迎えに来て欲しい」って。
初演『エリザベート』で卒業だった朱未知留ちゃんのため、ムラ楽ではルキーニ@トドがアドリブで「トート閣下の迎えが来た」って歌ったんだっけ。
「すごくうれしかった」と、朱未知留ちゃんがどっかのインタビューで言っていたことを、おぼえている。
それをほんとに舞台でやってのけるとは思わなかったぞ、現雪組!
あ、90年代雪組が誇った歌姫・朱未知留ちゃん、キャラクタは今の雪組で言うとヒメちゃんです。最近のヒメを見て、「誰かを思い出す……」と思ってたんだけど、そーだ、朱未知留だー。
顔立ちでなく、「キャラクタ」ね。ええ、朱未知留ちゃんってアレ系の芸風だったのよ。『ライト&シャドウ』の女優役とか、ぶっとび方がすごかった。
泣いても笑っても、『エリザベート』は今日で最後。
長かったような、短かったような。
アンサンブルも熱が入り、雪組生全員、モブの下級生ひとりひとりまで意志を持って演じているのが感じられて、わくわくした。
トート閣下の「黄泉の帝王」としての切れ味もすばらしく、その魅力を堪能。あああ、かっこいー。
フランツ@ゆみこはねえ、歌声がさらにクリアに豊かに響いてね、鳥肌もの。この人の声は、どこまでのびるんだろう、と感心した。
やっぱり好きだもの、『エリザベート』。
いろんな萌え、いろんな解釈を展開できる深さと寛さを持った作品。
東宝ではみんなさらに進化するんだろうな。
観られなくて残念だ。
シシィ@となみちゃんは、わたしにはよくわかんなかったんだけど、彼女もまた、わたしが見た・感じただけがすべてではなく、これからも変わっていくんだろう。
ナマモノっておもしろいよなー。
これがはじまり。
それが、うれしい。
千秋楽オメデトウ。