ヒョンゴ@まっつは、タムドク@まとぶに絶対服従。ナニをされても、ただ従う。傷つけられても裏切られても、タムドクがすることはすべて、うれしい。

 と、どんどん視界がまちがった方向へ行っております、こあらった視点のまっつまっつ『太王四神記』
 だってタムドクってどう考えてもおかしいんだもん。おかしな人のまちがった行動に、うれしそーにしっぽ振って従っているまっつを見る以上、自分の中で整理をつける必要がある。
 忠誠を誓った、だからそれ以上の是非は考えない。……ヒョンゴはそーゆー人なんだと割り切るしかない。

 タムドクにか、あるいはヒョンゴにもう少しでも色気があれば、通常の主従萌えにも発展できたんだろうけど、残念ながらそんな楽しい色気は皆無だ、あいつら(笑)。

 さて、仮の王様になったタムドク。
 なにをしでかすかわからないタムタムは、今度は自分で神器探しをすると言い出した。
 ヒョンゴももう驚かない。言い出した瞬間だけびっくりしても、すぐに受け入れる。……だってつい今さっき、やらなくてもいい死刑を受けて、死んでみせたんだもんよ。ナニをされても驚くもんか。

 語り部のクール・ビューティまっつはナリを潜め、もっぱら「愉快なおっさん」ヒョンゴです。
 愉快なおっさんだから、とーぜん色気より、食い気。

「腹が減っては戦が出来ぬ」……格言めいた言い回しでも、結局ただの食い気ですから。ヒョンゴ先生別に、戦闘員じゃないわけだし。
 眉を寄せて、やたらイイ声で食い気を語るヒョンゴ先生がかわいい。
 ちゃっかり色気づいてるチュムチ@まぁくんを、すげー他人事の顔で笑うのも、変なキャラクタだよな、ヒョンゴ先生。
 いや、ここで「いいねえ、若い者は」てな感じで笑っているヒョンゴ先生はいいんだけど、あとで別の反応取るからさー。 
 
 ヒョンゴに「兵法を教えてくれ」とタムドクが言う、のが好きだ。

 よーく考えると、変なんだけど。
 コムル村ってナニ?! につながるんだけど。
 コムル村村長って、手相占いが出来て、兵法を教えることが出来るもんなの?
 タムドクはなんの疑問もなく「教えてくれ」って言ってるけど、ヒョンゴは村長なだけで、学者でもなんでもないんですけど?

 変なんだけど、好きだ。
 ふつーに「兵法を教えてくれ」「心して」になるのが。

 わー、ヒョンゴ先生、博識なんだー。軍師なんだー。かっこいー。きゃー。

 ヒョンゴ先生はなんかもー機嫌良くてねえ。誰かなにか言うたびににこにこ好々爺。
 コ将軍@めぐむ登場あれこれでも、やっぱりにこにこご機嫌さん。

 こんだけ笑ってるまっつ見るのも貴重かもしれないから、役とか作品とか関係なく、がっつり見ておくべきだなと思う(笑)。
 

 でもって、鎧。

 鎧姿のヒョンゴ見て、マジでうれしかったっ。

 ずっと、ずっとね、ヒョンゴの衣装はかなしかったの。わたし的に「かっこいい」と思える、「好き」と思える衣装がなくてね。
 一本モノなんだよ? ショーないんだよ? ずっとアレな衣装ばっかじゃかなしすぎる……と肩を落としているところだったから。

 黒尽くめの鎧姿を見て、一気にテンション上がった。

 まっつかっこいー!! きゃーー!!

 黒髪ロン毛に黒尽くめ。腰に剣。あああ、正統派にかっこいいわああ。……杖持ってるけど。

 で、相変わらずご機嫌さんなヒョンゴ先生は、増えた仲間たちの間でにっこにこしていて、フッケ将軍@まりんが登場してまたにっこにこしている。
 ……せっかくかっこいい鎧姿なのに……(笑)。 
 
 で、口に出して言うことは、「炊事係は来たのか?」……どんだけ食べることばかり考えてるんだ、このおっさん。
 ……せっかくかっこいい鎧姿なのに……(笑)。

 前のターンでチュムチが恋人タルビ@すみ花を語るときは、たのしそーに笑っていたヒョンゴだけど、ここでヒョンミョン@だいもんが初登場したタルビに鼻の下を伸ばしていると、思い切り絡むんだよね。
 その前後、ずーーっとご機嫌好々爺なだけに、一瞬の豹変がコワイ。他人事の顔して笑っていた人が、この一瞬だけ牙を剥くの。
 タルビを「可愛いじゃん」と言ったヒョンミョンに、スジニ@みわっちと共に足蹴りしたりピンタしたり、反応すごいよ。

 若者が恋するのはいいけど、コムル村の者はダメなのか? 単にヒョンミョンだからダメなのか?
 なんにせよ、この「別の反応」ぶりが、ヒョンゴ先生をさらに変な人にしている気がする……。

 タムドクもかっこいい鎧姿で登場、さあみんなでカンミ城だ!!
 ……で、進軍する彼らを乗せて盆が回るんだが、このときの歩き方っつーか、背中が好きだなー。
 なんかかわいいの(笑)。

 新調のお衣装で着飾って、音楽に乗っての堂々の進軍……なのに、この軍隊が、ものごっつ弱そうに見えるのは、どーしたもんかと(笑)。

 で、たどり着いたカンミ城。
 ヒョンゴはちゃっかりチョロ@めおくんにお手紙書いていたらしい。いろいろお仕事してるんだなー。

 でもヒョンゴの手紙は直接的すぎたらしい。
 やっぱ手紙っつーのは、「時候の挨拶にはじまり、チョロ閣下、そしてご家族様への尊敬、そして西百済への忠誠を滲ませながら、やんわりと」用件を告げる、くらいの回りくどさは必要かと。

 あまりにも単刀直入に「青龍の神器くれ」と書いたもんだから、チョロ様が「カンミ城もなめられたものよのう」とコブシ回して立ち上がり、槍を回して大活躍だよ。

 戦闘になったら、杖を持ったヒョンゴ先生はどうやって戦うんだろう、と思っていたら、ヒョンゴは、戦わなかった。
 逃げ回ってるだけ。
 素敵なのは、敵が登場したときに、あったりまえにスジニの背中にかばわれちゃってること。
 ヒョンゴが逃げ込んでいるわけではなく、スジニが自然と腕を広げて、後ろにいるヒョンゴを守ってるのね。
 かっこいいなあ、スジニ。緊迫した空気のとき、自然に他者をかばえる子なんだね。……かばわれてるのが大の男だっつーのが、情けなさ過ぎるだけで(笑)。

 杖持ってただ走り回るヒョンゴに大ウケ。やーん、素敵に役立たず~~。

 なのに、いざというときは、何故か舞台中央にいる。
 チョロの胸から青龍の神器を取り出す、ってときに、チョロの真横にいるし、神器を取り出せたときも、そばにはべっている。

 ええ、今回のまっつは、なにかと倒れている人の横にはべっているイメージ(笑)。
 カクダン@りせの横にはべっていたヒョンゴ先生は、チョロの横にもはべっていますとも。

 続く。

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