基本的に、どの公演も楽しみです(笑)。@2010年宝塚歌劇ラインアップ
2009年11月19日 タカラヅカ 年間公演スケジュール一覧を見て、「このバウの主演は誰かしら」と予想したり希望したりするのは、ファンの楽しみのひとつ。
つーことで、勝手に、ひそかに、ナイショで、夢見てました。
…………ともちんの、バウ主演…………。
劇団のやり方として、「売りたい若手」というのがまず念頭にあり、でもこの若手だけじゃとても興行は打てない、実力とか集客とかいろんな意味で、てなときに、都合良くベテランを使ったりする。
別格スター主演にして、「主演じゃないけどオイシイ役」で「売りたい若手」を出演させるとかな。
チケットノルマその他の興行責任は主演の仕事、でも劇団が売りたいのは主演じゃなくて別の子。主演は風よけ、その陰で育てたい子に大切に水と肥料をやる……てな、すごく「大人のやり方」を、劇団は容赦なくやったりする。
劇団がカチャを売りたいことはよーっくわかる、でも彼は(当時)まだ新公主演もしていない身、ひとりっ子で大切に育てられた月組のみりおくんすらやっていない単独主演はいきなり荷が重いだろう。
ここはひとつ、劇団の過去のやり方に倣って、別格スター主演でカチャ2番手、ポスターにもどーんと載って、彼がいちばん魅力的に見えるオイシイ役で地道に足場を固めるのはアリじゃん?!
みーちゃんと大ちゃんのW主演とかもいいけど、彼らと2番手カチャだとワークショップ風味になっちゃうかもしんないから、ここはどーんと中堅のともちを……!! 『逆転裁判2』であのくそでかい暑苦しいエッジワースに興味持ったお嬢さんやらお兄さんやら、来るかもしんないじゃないか!!
と、夢を見ていました。
ええ、ともちスキーの、ささやかな夢ですわ(笑)。好きな人の主演を希望するのはファンの常。
番手とか現実とか関係ないもん。わたしが見たいだけだもん。
番手と現実は、シビアです。
いやまあ、ともちのことはわたしひとりが勝手に夢見ていただけで、ふつーに順番から行けば88期の新公主演者みーちゃんと大ちゃんだろうとは思ってました。
カチャもいずれは主演するスター候補生だし、初舞台からずっとスターだったのは知ってるけど、劇団的に同組内に新公主演した上級生スターがいる場合はあまり急に露骨に逆転させることは避けるのが常なので、みー大のふたりを「今」抜くかどうかは未定だよなと。
そうか、「今」だったか。
『エリザベート』主演で対外的に名前を売ったからこそ、「10年に1度のスター」を外側から作り上げるには、『エリザベート』の宣伝効果が薄れないうちにさらに売り込むべきだ。戦略としては正しい。
だからこそ、あとは中身がついていくかだよなー。
新人演出家のデビュー作かあ。いい作品になるといいね。
でもって、かなめくんで『リラの壁の囚人たち』かぁ。
たしかビデオかテレビかで見た、トドロキ目当てに。先にナマで『ツーロンの薔薇』を観ていたため、その前の話になるという『リラ壁』は絶対に観なければならない作品だった、わたし的に(笑)。
トドの出番の少なさと下手さ、天海の下手さにびっくりして終わった。……ストーリーはぜんっぜんおぼえてない(笑)。
良い作品だったんでしょーか……おぼえていない、ってことは、とくにおもしろかったわけでもないと思うんだが……。
ただ時代的にヅカが得意とするあたりなので、「男役」としての美しさを期待できるかなと。
しかし対ナチス物ブームでも来てるの? 今大劇場で『カサブランカ』やってて、宙バウ雪バウで対ナチス物やるって、あまりに偏りすぎてる気がする。
レジスタンス3部作の1作目上演ってことは、残りの2作もどっかでやるのだろーか。とするとまたしても偏ったことに……。
ビデオがどっかにあるはずなんだが、探してみよーかなー。
今回のラインアップ発表で、いちばんアタマを抱えた演目は、宙DC小柳せんせ作品です。
ラノベ作家を夢見る女子高生が書いてそうな話……。
小柳タンは『シルバー・ローズ・クロニクル』で腐っても小池の弟子であることを見せつけた。つまり、吸血鬼と世界征服とマッドサイエンティストと薬と若者グループという、イケコ・オリジナルの悪いところだけを見事に踏襲してみせた。ヲタクのゆみこはかわいかったが、バンパイアのテルは美しかったが、ソレだけ。ストーリーは破綻していた。
そっか……あれをまたやるのか……さらに厨な設定てんこ盛りで……。遠い目。
おもしろいはなしになってくれるといいなあ。(棒読み)
ちえねねで『激情』はすごーくたのしみっす。
初演時、わたし的にはカルメン@お花様はそのかっこよさに拍手喝采だったけど、ホセ@ずんちゃんがどうにも大こ……ゲフンゲフン、ずんちゃん以外で見てみたかったんだ。や、ずんちゃんの歌はほんっとーに素晴らしかったのだけど。
あの役をれおんで見られるなんて、願ったり叶ったり。ねねちゃんは……どうなるのか、たのしみにしてまつ。
あと、前回のラインアップ発表時、花組だけで文字数いっぱいだったので書けなかった、月組きりやんお披露目公演『スカーレット・ピンパーネル』。
わたしはきりやんショーヴランを見たかったクチです、黒いきりやん大好物。なので、そのへんはちょっと残念なんだけど、力のある作品をまた観られるのはうれしい。……何年かあとだったらもっとうれしかったと思うけど。や、きりやんと月組に含みはなく、たんに間を置かずの再演を歓迎しない性格だとゆーだけっす。
きりやん月組の2番手がはっきりしていないので妄想配役もしにくいんだが、そのかはやっぱあかしの役になるんすかね? つか、『Apasionado!!』のお花ちゃんたち、ほとんどはみんなまた女装?(笑)
つーことで、勝手に、ひそかに、ナイショで、夢見てました。
…………ともちんの、バウ主演…………。
劇団のやり方として、「売りたい若手」というのがまず念頭にあり、でもこの若手だけじゃとても興行は打てない、実力とか集客とかいろんな意味で、てなときに、都合良くベテランを使ったりする。
別格スター主演にして、「主演じゃないけどオイシイ役」で「売りたい若手」を出演させるとかな。
チケットノルマその他の興行責任は主演の仕事、でも劇団が売りたいのは主演じゃなくて別の子。主演は風よけ、その陰で育てたい子に大切に水と肥料をやる……てな、すごく「大人のやり方」を、劇団は容赦なくやったりする。
劇団がカチャを売りたいことはよーっくわかる、でも彼は(当時)まだ新公主演もしていない身、ひとりっ子で大切に育てられた月組のみりおくんすらやっていない単独主演はいきなり荷が重いだろう。
ここはひとつ、劇団の過去のやり方に倣って、別格スター主演でカチャ2番手、ポスターにもどーんと載って、彼がいちばん魅力的に見えるオイシイ役で地道に足場を固めるのはアリじゃん?!
みーちゃんと大ちゃんのW主演とかもいいけど、彼らと2番手カチャだとワークショップ風味になっちゃうかもしんないから、ここはどーんと中堅のともちを……!! 『逆転裁判2』であのくそでかい暑苦しいエッジワースに興味持ったお嬢さんやらお兄さんやら、来るかもしんないじゃないか!!
と、夢を見ていました。
ええ、ともちスキーの、ささやかな夢ですわ(笑)。好きな人の主演を希望するのはファンの常。
番手とか現実とか関係ないもん。わたしが見たいだけだもん。
番手と現実は、シビアです。
2009/11/19
宙組
■主演…(宙組)凪七 瑠海
◆宝塚バウホール:2010年3月18日(木)~3月29日(月)
ミュージカル
『Je Chante(ジュ シャント)』
-終わりなき喝采-
作・演出/原田 諒
星組
■主演…(星組)凰稀 かなめ
◆宝塚バウホール:2010年5月7日(金)~5月18日(火)
◆東京特別(日本青年館):2010年5月24日(月)~5月31日(月)
バウ・ミュージカル
『リラの壁の囚人たち』
作/小原弘稔 演出/中村一徳
いやまあ、ともちのことはわたしひとりが勝手に夢見ていただけで、ふつーに順番から行けば88期の新公主演者みーちゃんと大ちゃんだろうとは思ってました。
カチャもいずれは主演するスター候補生だし、初舞台からずっとスターだったのは知ってるけど、劇団的に同組内に新公主演した上級生スターがいる場合はあまり急に露骨に逆転させることは避けるのが常なので、みー大のふたりを「今」抜くかどうかは未定だよなと。
そうか、「今」だったか。
『エリザベート』主演で対外的に名前を売ったからこそ、「10年に1度のスター」を外側から作り上げるには、『エリザベート』の宣伝効果が薄れないうちにさらに売り込むべきだ。戦略としては正しい。
だからこそ、あとは中身がついていくかだよなー。
新人演出家のデビュー作かあ。いい作品になるといいね。
でもって、かなめくんで『リラの壁の囚人たち』かぁ。
たしかビデオかテレビかで見た、トドロキ目当てに。先にナマで『ツーロンの薔薇』を観ていたため、その前の話になるという『リラ壁』は絶対に観なければならない作品だった、わたし的に(笑)。
トドの出番の少なさと下手さ、天海の下手さにびっくりして終わった。……ストーリーはぜんっぜんおぼえてない(笑)。
良い作品だったんでしょーか……おぼえていない、ってことは、とくにおもしろかったわけでもないと思うんだが……。
ただ時代的にヅカが得意とするあたりなので、「男役」としての美しさを期待できるかなと。
しかし対ナチス物ブームでも来てるの? 今大劇場で『カサブランカ』やってて、宙バウ雪バウで対ナチス物やるって、あまりに偏りすぎてる気がする。
レジスタンス3部作の1作目上演ってことは、残りの2作もどっかでやるのだろーか。とするとまたしても偏ったことに……。
ビデオがどっかにあるはずなんだが、探してみよーかなー。
今回のラインアップ発表で、いちばんアタマを抱えた演目は、宙DC小柳せんせ作品です。
宙組
■主演…(宙組)大空 祐飛、野々 すみ花
◆梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ:2010年3月9日(火)~3月21日(日)
◆東京特別(日本青年館):2010年3月26日(金)~4月2日(金)
ミュージカル
『シャングリラ・水の城(仮題)』
作・演出/小柳奈穂子
近未来。核戦争によって水が汚染され、人々が安全な水源を求めて争いを繰り返す世界。龍王という暴君が水源を支配する国。旅芸人一座に助けられた記憶喪失の男・空(ソラ)は、過去を知るために、一座の踊り子・美雨(ミウ)と共に龍王の宮殿“シャングリラ”へと向かう旅に出る。やがて心を通わすようになる二人。だが、“シャングリラ”で二人を待ち受けていたのは過酷な運命だった……。人間にとって必要不可欠な“水”をテーマに、荒廃した世界の中で運命に立ち向かう人々の姿を描く近未来ミュージカル・ロマン。
ラノベ作家を夢見る女子高生が書いてそうな話……。
小柳タンは『シルバー・ローズ・クロニクル』で腐っても小池の弟子であることを見せつけた。つまり、吸血鬼と世界征服とマッドサイエンティストと薬と若者グループという、イケコ・オリジナルの悪いところだけを見事に踏襲してみせた。ヲタクのゆみこはかわいかったが、バンパイアのテルは美しかったが、ソレだけ。ストーリーは破綻していた。
そっか……あれをまたやるのか……さらに厨な設定てんこ盛りで……。遠い目。
おもしろいはなしになってくれるといいなあ。(棒読み)
星組
■主演・・・(星組)柚希 礼音、夢咲 ねね
◆全国ツアー:2010年4月24日(土)~5月23日(日)
ミュージカル・ロマン
『激情』
-ホセとカルメン-
脚本/柴田侑宏 演出・振付/謝 珠栄
グラン・ファンタジー
『BOLERO』
-ある愛-
作・演出/草野 旦
ちえねねで『激情』はすごーくたのしみっす。
初演時、わたし的にはカルメン@お花様はそのかっこよさに拍手喝采だったけど、ホセ@ずんちゃんがどうにも大こ……ゲフンゲフン、ずんちゃん以外で見てみたかったんだ。や、ずんちゃんの歌はほんっとーに素晴らしかったのだけど。
あの役をれおんで見られるなんて、願ったり叶ったり。ねねちゃんは……どうなるのか、たのしみにしてまつ。
あと、前回のラインアップ発表時、花組だけで文字数いっぱいだったので書けなかった、月組きりやんお披露目公演『スカーレット・ピンパーネル』。
わたしはきりやんショーヴランを見たかったクチです、黒いきりやん大好物。なので、そのへんはちょっと残念なんだけど、力のある作品をまた観られるのはうれしい。……何年かあとだったらもっとうれしかったと思うけど。や、きりやんと月組に含みはなく、たんに間を置かずの再演を歓迎しない性格だとゆーだけっす。
きりやん月組の2番手がはっきりしていないので妄想配役もしにくいんだが、そのかはやっぱあかしの役になるんすかね? つか、『Apasionado!!』のお花ちゃんたち、ほとんどはみんなまた女装?(笑)