まっつファン的に『相棒』の配役が発表されたことと、『相棒』青年館チケットの友会抽選結果がわかったことで、わたしはどーしたもんかとアタマを抱えております。
 『相棒』という作品と、なにより演出家がイシダせんせであるということがネックになり、まだチケット1枚も持っていない状況で、東京遠征するかどうかなんてわかんないよぅ。観劇して絶望して、「もう2度と見ないっ」とかゆってる可能性もあるんだから。
 と、まことに悩ましい状況です。

 それよりもキモチはみやるり新公主演の方に傾いていて、そっちのチケ取りの方が急務っちゅーか。

 その昔、ベニー新公主演が発表されたときの祭り再びな感じ。
 2008年5月9日の記事に、

>星新公主演がベニーだっつーんで、仲間内祭りだし(笑)

 と書いているよーに、今回も仲間内で盛り上がってる。

 みやるりは好きだ。甘い美貌と、それを裏切る低い男っぽい声。温度が見えにくいわりに、実は奥でめらめらしてそうなとこ(笑)。好きな子が活躍の場を与えられたことがうれしい。
 と同時に、ひとりっ子政策反対であるゆえに、みやるりが最後にすべりこみ主演してくれるのがうれしくてならない。ひとりっ子政策渦中にある、真風個人がどうこうではなく。

 や、ほんとは今年度の新公主演は、89期のみやるりとしーらんで1作ずつ分け合って欲しかったんだよ。
 今のご時世、新公主演したからといって「トップ路線」になるかはわからない。つか、ならない場合の方が多い。
 だけど、とかく若者の成長が遅いこの現代、新公卒業後に魅力が開花する場合だってある。そんなときに、「新公主演の有無」で貴重な才能、金を稼げるスターを「路線じゃないから」と排除する余裕は歌劇団にはないはずだ。
 「新公主演したから路線にしなければならない」と義務とか枷とかマイナスな意味で捉えるんではなく、「これでもしも人気が出たらラッキー、そのときはスター扱いして稼いでやるぜ」と将来への投資だとプラスに考えればいいのに。
 判官贔屓な日本人は、劇団の庇護を所以とするひとりっ子に感情移入しにくく、人気につながらない、と思うんだがな。
 近年のひとりっ子で成功しているのはみりおくんぐらいかな。彼の場合も、まさおという悪役(笑)を置くことで、あからさまなひとりっ子のイメージを隠しているし。
 若い真風に新公主演を独占させ、彼より上級生全員に新公主演をさせないという状態では、彼にかなりの実力と魅力と説得力がない限り、逆風にしかならない。

 ふつーに、しーらんとみやるり、それぞれの主演が見たかったし、特にしーらんは1回でも主演させておけば、これから面白い舞台を見られそうなポテンシャルのある子なのになあ。
 ヅカ的に真ん中が似合いそうなのはみやるりで、キャラ的に真ん中が面白そうなのはしーらんだろう。ベニーと同じように。みやるりよりも、しーらんの方がなにかと派手っちゅーか華やかなキャラクタだし。
 
 と、個性のチガウ89期スターふたり。
 いずれ淘汰されるとしてもそれは今ではなく、もう少しこのふたりには同じ土俵で競わせてみて欲しかった。
 ……前回の新公が真風だった時点で、どちらか片方しか路線切符は得られないとわかっていたわけだが。

 星組はれおんくんの例に倣って、頑ななまでのひとりっ子政策に戻るのかと思った。真風くんの連続主演によって。
 それが今回みやるり主演とわかり、心からうれしいです。

 ヒロインはわかばちゃんかー。
 文化祭で美貌のお姫様役やってたねー。本公演他でもビジュアルの良さで目を惹く子だよねー。
 文化祭ではけっこー棒読みだったと思うんだが、あのお姫様役は前も「美貌だけど棒読み」な子がやっていたんで、わざとそーゆー役作りなのかもしれない、正塚的に。
 この記憶力のないわたしが判別できる貴重な下級生娘役、抜擢がうれしい。

 ……チケット、持ってないんだけどな、新公。

 ここんとこずーっと高確率で新公チケット友会で当たってたんだけど、「見たいっ」とゆーときだけ入手できていないのは何故っ?! あずりんのときもだし、みやるりのときもかよ?!(あずりんは主演ぢゃないでしょーに・笑)
 いやその、今回の星組は入力自体忘れ……ゲフンゲフン。

 最近ほんと忙しくてさあ。遠い目。

 書く予定のこともどんどん溜まっていくばかりだし。

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