必要なのはマッドさと小物感かな。@るろうに剣心-明治剣客浪漫譚-
2016年4月14日 タカラヅカ で、今さらですが、『るろうに剣心-明治剣客浪漫譚-』の話。
や、話ぜんぜん途中だったし。
ちぎ、みゆ、だいもん、咲ちゃん、ときて次は、翔くん。
観柳@翔くんはイイ。
突き抜けた悪役というのは誰がやってもおいしくて、誰でもある程度は格好が付く。イロモノなんてのは、そーゆーもん。
だから翔くんが観柳役でイイ感じだからといって、彼が突然役者の才能が開花したとかサナギが蝶になったとか、そーゆーことは特に思わない。
実際、いつもと変わらずにヘタだなーと思う。
基本力のなさというか、役者として舞台人としての基礎値が低いなと。
なに喋ってんのか聴き取れないしなー。べちゃーっとした女の子声で喋るから。
だがしかし。
そういうところも含めて、翔くんは魅力的だと思う。
今回翔くん休演による、代役公演もあったわけだから。
代役のまなはるは、翔くんよりよっぽど芝居はうまいし、歌だっていい。小顔で手足長くて、スタイルもいい。顔だって、きれいだ。舞台度胸もある。
突然の代役なのに、遜色なく演じていて、事情を知らない人にはふつーに本役に見えたことだろう。
ぶっちゃけ、このまままなはる本役でもかまわない、くらいのレベルだった。
翔くんより早くに抜擢され、そこそこの扱い受けてきた子だもんな。そして、路線育ちでない分いろんな役割を果たしてきて、引き出しが多い。少年からじじいまでなんでも出来ちゃうもの。
美形悪役だって、ふつーに出来る。
わたしはまなはるスキーでもあるので、まなはるの観柳も好きだった。ジェラール山下@だいもんとの並びは、『アル・カポネ』での名コンビぶりもあって、それだけでもわくわくするくらいだ。
だけど。
萌えるのは、翔くん観柳だ。
アタマの悪い表現で悪いな。出来不出来でも好き嫌いでもなく、萌え度を判断基準にする(笑)。
役者としてはまなはるをより買っているのに、観柳に関してはへたっぴな翔くんがいい。
それは何故か。自問して、答えに行き着いたの。翔くんの方が萌える、と。
翔くん観柳には、狂気がある。
文学的だったり耽美だったりする狂気じゃなくて、もっとマンガ的なキ印、「こいつヤバイ」というアレな。
ガラスを爪で引っ掻くときの音みたいな生理的に耐えがたいモノ、キーーンと耳を突く不快音、そんな感じの狂気。
計算でも演技でもなく、生来持ったモノだと思う。
そういうふつーの人にないモノがあるのは、役者として武器になる。
わたしは、観柳という「少年マンガらしい悪役」に、翔くんの持つ狂気……生理的に「嫌な感じ」を求めた。
うーん、どうあがいても言葉が悪いな。「嫌な感じ」というのは翔くんのことを「嫌」なのではなくて。
観柳を見て「うっわ、こいつ嫌、嫌いっ!! キモっ」と思う、その感じを、翔くんがきちんと出してくれていることに、萌えるのよ。
翔くんが計算や演技でその「こいつ嫌、キモっ」感を出しているのではなく、持って生まれたモノが出ているだけだ、……と言っちゃうと「翔くん自身がキモいってこと?!」と誤解されそうだが。
そうじゃない、素の翔くんにはそんなの感じない、観柳を演じている翔くんにのみ感じるのよ。演じているときに感じるならそれは演技ではないのか、って、いやいややっぱし演技だとは思えない、ナチュラルボーンな部分だと思うのよ、ああもう説明難しい。
文章で端的に表現出来なくて申し訳ないが、わたしは翔くんの観柳が好きだ。
ヘタとかキモいとか言って、バカにしているわけではなくて、そういう部分も含めて、「観柳」というキャラクタを形作る必要不可欠な要素だと思うし、そういうキャラクタだから魅力的なんだ。
わたしは萌えを食して生きているので、今回は翔くんに生かしてもらったと思う。
や、肉体面ではふつーに食べ物を摂取して、生物として生きているけれど、精神面では萌えがないと生きていけないのよ。
日々なにかしら萌えを見つけ、萌えを食して「緑野こあら」になる。萌えもなく、ただ食物を摂取して排泄しているだけじゃ、わたしである意味がない。
わたしはわたしである以上、萌えを必要としている。
萌えにはいろんな面があって、一種類だけじゃない。
ちぎくんの妖精っぷりにドキドキしたり、みゆちゃんの乙女心にきゅんきゅんしたり、だいもんのだいもん力に感動したり、翼くんを見つめるヲトメ恋愛ハート(!)だったり、いろんな萌えを得て生きている。
いろんな萌えのなかの、かなりディープな、こあらったのこあらったらしい萌えハートが、観柳に大きく反応したのよ。
あー、観柳×ジェラール読みてえぇぇ。
という、実にアレな萌えですわ(笑)。
観柳は翔くんでなくてはならない。二次創作したい系の萌えが、そこにあるのよ。
そしてヲタクには、そういう意味での萌えはものすごーく重要なのよ。
や、話ぜんぜん途中だったし。
ちぎ、みゆ、だいもん、咲ちゃん、ときて次は、翔くん。
観柳@翔くんはイイ。
突き抜けた悪役というのは誰がやってもおいしくて、誰でもある程度は格好が付く。イロモノなんてのは、そーゆーもん。
だから翔くんが観柳役でイイ感じだからといって、彼が突然役者の才能が開花したとかサナギが蝶になったとか、そーゆーことは特に思わない。
実際、いつもと変わらずにヘタだなーと思う。
基本力のなさというか、役者として舞台人としての基礎値が低いなと。
なに喋ってんのか聴き取れないしなー。べちゃーっとした女の子声で喋るから。
だがしかし。
そういうところも含めて、翔くんは魅力的だと思う。
今回翔くん休演による、代役公演もあったわけだから。
代役のまなはるは、翔くんよりよっぽど芝居はうまいし、歌だっていい。小顔で手足長くて、スタイルもいい。顔だって、きれいだ。舞台度胸もある。
突然の代役なのに、遜色なく演じていて、事情を知らない人にはふつーに本役に見えたことだろう。
ぶっちゃけ、このまままなはる本役でもかまわない、くらいのレベルだった。
翔くんより早くに抜擢され、そこそこの扱い受けてきた子だもんな。そして、路線育ちでない分いろんな役割を果たしてきて、引き出しが多い。少年からじじいまでなんでも出来ちゃうもの。
美形悪役だって、ふつーに出来る。
わたしはまなはるスキーでもあるので、まなはるの観柳も好きだった。ジェラール山下@だいもんとの並びは、『アル・カポネ』での名コンビぶりもあって、それだけでもわくわくするくらいだ。
だけど。
萌えるのは、翔くん観柳だ。
アタマの悪い表現で悪いな。出来不出来でも好き嫌いでもなく、萌え度を判断基準にする(笑)。
役者としてはまなはるをより買っているのに、観柳に関してはへたっぴな翔くんがいい。
それは何故か。自問して、答えに行き着いたの。翔くんの方が萌える、と。
翔くん観柳には、狂気がある。
文学的だったり耽美だったりする狂気じゃなくて、もっとマンガ的なキ印、「こいつヤバイ」というアレな。
ガラスを爪で引っ掻くときの音みたいな生理的に耐えがたいモノ、キーーンと耳を突く不快音、そんな感じの狂気。
計算でも演技でもなく、生来持ったモノだと思う。
そういうふつーの人にないモノがあるのは、役者として武器になる。
わたしは、観柳という「少年マンガらしい悪役」に、翔くんの持つ狂気……生理的に「嫌な感じ」を求めた。
うーん、どうあがいても言葉が悪いな。「嫌な感じ」というのは翔くんのことを「嫌」なのではなくて。
観柳を見て「うっわ、こいつ嫌、嫌いっ!! キモっ」と思う、その感じを、翔くんがきちんと出してくれていることに、萌えるのよ。
翔くんが計算や演技でその「こいつ嫌、キモっ」感を出しているのではなく、持って生まれたモノが出ているだけだ、……と言っちゃうと「翔くん自身がキモいってこと?!」と誤解されそうだが。
そうじゃない、素の翔くんにはそんなの感じない、観柳を演じている翔くんにのみ感じるのよ。演じているときに感じるならそれは演技ではないのか、って、いやいややっぱし演技だとは思えない、ナチュラルボーンな部分だと思うのよ、ああもう説明難しい。
文章で端的に表現出来なくて申し訳ないが、わたしは翔くんの観柳が好きだ。
ヘタとかキモいとか言って、バカにしているわけではなくて、そういう部分も含めて、「観柳」というキャラクタを形作る必要不可欠な要素だと思うし、そういうキャラクタだから魅力的なんだ。
わたしは萌えを食して生きているので、今回は翔くんに生かしてもらったと思う。
や、肉体面ではふつーに食べ物を摂取して、生物として生きているけれど、精神面では萌えがないと生きていけないのよ。
日々なにかしら萌えを見つけ、萌えを食して「緑野こあら」になる。萌えもなく、ただ食物を摂取して排泄しているだけじゃ、わたしである意味がない。
わたしはわたしである以上、萌えを必要としている。
萌えにはいろんな面があって、一種類だけじゃない。
ちぎくんの妖精っぷりにドキドキしたり、みゆちゃんの乙女心にきゅんきゅんしたり、だいもんのだいもん力に感動したり、翼くんを見つめるヲトメ恋愛ハート(!)だったり、いろんな萌えを得て生きている。
いろんな萌えのなかの、かなりディープな、こあらったのこあらったらしい萌えハートが、観柳に大きく反応したのよ。
あー、観柳×ジェラール読みてえぇぇ。
という、実にアレな萌えですわ(笑)。
観柳は翔くんでなくてはならない。二次創作したい系の萌えが、そこにあるのよ。
そしてヲタクには、そういう意味での萌えはものすごーく重要なのよ。