花組四分割面子について思ったことをゆるっとメモ。
2016年4月21日 タカラヅカ 花組別箱公演の振り分けが出ました。
全ツ『仮面のロマネスク』『Melodia-熱く美しき旋律-』、あきらバウ『アイラブアインシュタイン』、歌バウの『Bow Singing Workshop~花~』の、三分割だと思ってた。
トド様DSの存在を忘れていたのよ……。いちおー四分割なのか……、カレーくんは全ツでもあきらバウでもなく、トドDSなのか……。
『リンカーン』に引き続き、トドチームのカレーくん。歌手じゃないのに、歌要員。
それを言うなら、歌手じゃないのに歌バウ出演。
『Bow Singing Workshop』は他組出演者を見ても、「歌ウマが出る公演」ではなく、「歌の練習が必要な人も出る公演」なんだなと思う。
実際、難しいところだと思うのよ。
本当に「歌ウマだけ」に絞ったら、名もなき下級生や別格だらけになってしまい、チケットが売れにくい。世の中の人って、知らない人しか出ていないバウ公演に、時間とお金を割いて観に行かないらしいのよ。
「うまい歌を聴きたい」だけなら、無名のタカラジェンヌでなくて、他にもっと手軽なモノがあるから。
タカラヅカにお金を払うのは、「タカラヅカ」が観たいから。スターを観たいから。
ということでスターを出演させちゃうと、今度はチケットが取りづらくなっちゃったり。しかも、歌苦手なスターだったりしたら、「なんのための公演?」と意義が揺らいだり。
まあ、100周年以降バウや新公は売り切れが当たり前になったから、無名歌ウマさんたちだけでも大丈夫かもしんないけどね。
たぶん劇団も、『エンカレッジ・コンサート』時代のいろいろいろいろ大変だった記憶があるためだと思う。いくら建前が歌唱力云々のコンサートでも、スター出演は必須だって。
にしても花歌バウ、スターぶっ込みすぎやろ……。
カレー&マイティーって……それだけでもう、チケット取れる気がしない……。
てゆーか、宙・星・雪・花とキャストが発表になって、並べて見ると雪組だけおかしいと思うわ。
宙ずんちゃん(そら、もえこ)、星まおくん(しどりゅー)、雪ナシ(ひとこ)、花カレー(マイティー)
どの組も、センター張ることになる「バウ主演経験者」がいて、さらに新公主演者がいる。
バウ主演済みのスターが、芝居ではなく歌の主演をする、つー目的の公演よね。『エンカレ』と同じなら、メインのスターが1幕最後に歌い、彼の絶唱を最後に幕が下りるんだもの。トップスターと同等の演出ですよ。
なのに、雪だけバウ主演経験者がいない……。
新公主演したひとこがいるだけ。バウ主演経験もしてないのに、いきなりひとこに歌バウの1幕ラストをやらせるのか……。
他の別格スターを見回しても、雪組だけどうも選抜基準がおかしい気がする。
……まあ、わたしは雪担だから、誰が出てもいいっちゃいいんだけど。
友人の琴担が、各組歌バウキャストが出るたびうるさいので(笑)、あえてこうやってメイン出演者を整理して書き出してみた。
ここにことちゃんが入るのはおかしいでしょ? 星組だけバウ主演経験者2名になっちゃうよ、雪組がゼロなのに。
てことで、花歌バウもとてもたのしみです。カレー&マイティー以外にも、組担以外にも有名な歌ウマ揃えてきてるから、絶対マジ過酷チケ難だわ……うひゃー。
みりおくんの全ツは想定内のメンバー、てゆーかこの面子だと、トゥールベル夫人は仙名さんだよね?
そして、あきらバウも……マイティー2番手うれしいなと。
あきらバウは主な配役も出た。べーちゃん&みれいちゃんのダブルヒロインらしい。
こうきたか……。
ふつう、ベテラン男役のバウヒロは、経験不足の若い子を持ってくるんだけどな。……あきらだから、んな未知数な子を付けて、共倒れのリスクを負うよーなことはせんわな劇団も……。(あきらは好きだが、彼の実力を信頼してはいない・笑)
ベテランのべーちゃん、若手だけどすでにベテランの安定感みれいちゃん。このふたりなら、あきらをがっつり支えてくれるだろう!
わくわく。
全ツ『仮面のロマネスク』『Melodia-熱く美しき旋律-』、あきらバウ『アイラブアインシュタイン』、歌バウの『Bow Singing Workshop~花~』の、三分割だと思ってた。
トド様DSの存在を忘れていたのよ……。いちおー四分割なのか……、カレーくんは全ツでもあきらバウでもなく、トドDSなのか……。
『リンカーン』に引き続き、トドチームのカレーくん。歌手じゃないのに、歌要員。
それを言うなら、歌手じゃないのに歌バウ出演。
『Bow Singing Workshop』は他組出演者を見ても、「歌ウマが出る公演」ではなく、「歌の練習が必要な人も出る公演」なんだなと思う。
実際、難しいところだと思うのよ。
本当に「歌ウマだけ」に絞ったら、名もなき下級生や別格だらけになってしまい、チケットが売れにくい。世の中の人って、知らない人しか出ていないバウ公演に、時間とお金を割いて観に行かないらしいのよ。
「うまい歌を聴きたい」だけなら、無名のタカラジェンヌでなくて、他にもっと手軽なモノがあるから。
タカラヅカにお金を払うのは、「タカラヅカ」が観たいから。スターを観たいから。
ということでスターを出演させちゃうと、今度はチケットが取りづらくなっちゃったり。しかも、歌苦手なスターだったりしたら、「なんのための公演?」と意義が揺らいだり。
まあ、100周年以降バウや新公は売り切れが当たり前になったから、無名歌ウマさんたちだけでも大丈夫かもしんないけどね。
たぶん劇団も、『エンカレッジ・コンサート』時代のいろいろいろいろ大変だった記憶があるためだと思う。いくら建前が歌唱力云々のコンサートでも、スター出演は必須だって。
にしても花歌バウ、スターぶっ込みすぎやろ……。
カレー&マイティーって……それだけでもう、チケット取れる気がしない……。
てゆーか、宙・星・雪・花とキャストが発表になって、並べて見ると雪組だけおかしいと思うわ。
宙ずんちゃん(そら、もえこ)、星まおくん(しどりゅー)、雪ナシ(ひとこ)、花カレー(マイティー)
どの組も、センター張ることになる「バウ主演経験者」がいて、さらに新公主演者がいる。
バウ主演済みのスターが、芝居ではなく歌の主演をする、つー目的の公演よね。『エンカレ』と同じなら、メインのスターが1幕最後に歌い、彼の絶唱を最後に幕が下りるんだもの。トップスターと同等の演出ですよ。
なのに、雪だけバウ主演経験者がいない……。
新公主演したひとこがいるだけ。バウ主演経験もしてないのに、いきなりひとこに歌バウの1幕ラストをやらせるのか……。
他の別格スターを見回しても、雪組だけどうも選抜基準がおかしい気がする。
……まあ、わたしは雪担だから、誰が出てもいいっちゃいいんだけど。
友人の琴担が、各組歌バウキャストが出るたびうるさいので(笑)、あえてこうやってメイン出演者を整理して書き出してみた。
ここにことちゃんが入るのはおかしいでしょ? 星組だけバウ主演経験者2名になっちゃうよ、雪組がゼロなのに。
てことで、花歌バウもとてもたのしみです。カレー&マイティー以外にも、組担以外にも有名な歌ウマ揃えてきてるから、絶対マジ過酷チケ難だわ……うひゃー。
みりおくんの全ツは想定内のメンバー、てゆーかこの面子だと、トゥールベル夫人は仙名さんだよね?
そして、あきらバウも……マイティー2番手うれしいなと。
あきらバウは主な配役も出た。べーちゃん&みれいちゃんのダブルヒロインらしい。
こうきたか……。
ふつう、ベテラン男役のバウヒロは、経験不足の若い子を持ってくるんだけどな。……あきらだから、んな未知数な子を付けて、共倒れのリスクを負うよーなことはせんわな劇団も……。(あきらは好きだが、彼の実力を信頼してはいない・笑)
ベテランのべーちゃん、若手だけどすでにベテランの安定感みれいちゃん。このふたりなら、あきらをがっつり支えてくれるだろう!
わくわく。
初演『エリザベート』とわたし・その6。~ルドルフに必要なモノは~
2016年4月22日 タカラヅカ 途中になっていた初演『エリザベート』語りの続きを唐突にはじめる。
わたしは初演厨で「初演が最高!」と思っているクチだけど、すべてにおいて初演に満足しているわけじゃない。
ルドルフはチガウと思ってるもん……。
初演ルドルフのタータン。歌ダンス芝居と三拍子揃ったスター。
だがしかし。
美貌だけは、持ち合わせていなかった……。
いや、男役としての美しさはあったと思う。だが、タータン本人も劇団も、プロデュースの仕方っつーか、売り方を間違えていたと思う。
男役=男装の麗人、男役=中性的なフェアリー、という認識を、劇団上層部のおじさんたちは捨てるべきだ。おじさんたちから見れば、男役だってみんな若くてかわいい女の子たちなんだろうけど、舞台上の男役にはタイプがあり、全員が「かわいい女の子」じゃない。
タータンは、「おっさんタイプ」だった。
若い頃から、「中性的なフェアリー」ではなく、「かっこいいおっさん」。
だから、彼がかっこいいおっさん役をやっている分にはよかったんだけど。
耽美役とか中性的な美形役とかも、劇団は彼にやらせちゃうんだよねえ……。
劇団だけでなく、タータン自身も自分の魅力を理解していたのかどうか。舞台外での「タータンねぇ~」という舌っ足らずなオンナノコ喋りとかオンナノコな言動とか、好むモノと現実とが乖離していたのではないか?
シシィのパパでもいいビジュアルで、「少女マンガの王子様」ルドルフ役をやってしまう違和感。
初演だから他に例があるわけでもないのに、ただもう痛烈に「これはチガウやろ!!」と感じていた。
役の表現、言動から、ルドルフが「本気の美形役」だとわかる。それこそ少女マンガから抜け出てきたような、タカラヅカならではの麗人がやる役だ。
なのに、目に映っているのは八の字眉毛のおっさん。
仕事も出来て部下から恐れられていそうないかつい壮年の男が、フリルブラウス着て大きなお尻の目立つパンツを穿いて、子鹿のように震えている。……って、なんのプレイよ??
タータンが魅力的に見える役はコレじゃないし、ルドルフという役もコレじゃない!!
歌声が素晴らしいのはわかる。認める。トート&ルドルフとして歴代屈指のハーモニーだ。
でも、ビジュアルのコレジャナイ感もまた、歴代屈指だ。
なまじ少年時代のルドルフがこぼれおちそうな大きな瞳の美少年で、ソレが成長してコレになるのか!という裏切られた感……(笑)。
初演で唯一「チガウ!」と思う箇所だ。
初演の影響は大きくて、今日に至るまで、初演で創り上げた「カタチ」は、ブラッシュアップされているにしろ、ほぼそのまま踏襲されている。
が、ルドルフ役だけは役の意味が変わっている。
今の『エリザベート』において、ルドルフ役ってのは「実力・歌唱力微妙でもいい、とにかくビジュアル大事!!」であり、美形スターが役替わりで華を添える役だ。
明らかに初演と配役の方向性が違う。
初演と同じだとするなら「ルドルフは歌唱力命、ビジュアルはおっさんでも難アリでもなんもいい」という認識のはず。
つまり、「チガウ」と思ったのは間違いではナイ、ということなんじゃないかな?
初演当時、わたしの友人たちは「ルドルフが美しくないのはおかしい」「タータンはミスキャスト」という意見ばかり。や、類は友を呼びますから、同じ意見の人ばかりなのは必然。世間の大多数がどうだったかはわかりません。
タータンファンの友人は「きれいじゃなくてごめんねー。でもファンとしては楽しい~~」と言っていたので、「柄違いなのはわかってる。でも美形役を見られてうれしい」ということだろう……その気持ちはわかる、ご贔屓なら「あんな格好してあんな役してる~~、似合わない~~(笑)、萌え~~」てなもんよねえ。だから、タータンファン的にはよかったんだろうけど……でも、「めずらしいからいい」的な喜び方で、ご贔屓の魅力が最大限に活きる役だとは思ってなかったのでは?
世間的にはどうだったんだろう?
史実のルドルフはおっさんだったから、『エリザベート』もおっさんでいいのか?
なんにせよ、新公では雪組きっての甘い美貌の王子様キャラの子がルドルフ役になったし、組替え万歳、タータンが花組へ行ってしまったので、東宝では若くてハンサムなルドルフになった。
初演のムラ公演だけなんだよね、タータンルドルフ。
おっさんルドルフは「1公演の半分」だけで、以来20年、ルドルフは青年のみが演じている。
……と、ここまで語っておいてなんですが、タータンのルドルフは「素晴らしい耽美キャラ」だったりします? わたしと友人たち以外には、コム姫とかテルとかみりおくんとかカレーくんと、タータンは同じタイプに見えていたりするのかしら。
や、わたしにはタータンは「かっこいいおっさん」で、フーバー長官や中臣鎌足、藤原基経がハマリ役の、知性も行動力もある渋い大人の男で、「ママ助けて、パパを説得して」と泣き崩れるのが魅力の坊ちゃんをハマリ役にはしないタイプ、に見えているから。
わたしは東宝公演版を観ていない。観ていないけど、キャスティングだけで、「東宝版の方がいい!」と思う。今も思っている。
タータンに比べて「歌唱力が落ちる」「でかすぎてトートが見えない(笑)」とか言われていたにしろ、たかこルドルフを観たかった。どんだけタータンより実力が下だとしても、ルドルフにはまず美貌があって欲しい、と心から思うから。
タータンの実力は認めているし、歌もダンスも素晴らしい。
でも、このルドルフ役だけは、「チガウ」としか思えない。
ごめんよ……。
芝居も、ビジュアルに足を取られて、わたしにはよくわからないし……見た目おっさんなのに、ピュアな少年、みたいな芝居がなんとも収まり悪くて。
ごめんよ……。
ルドルフでさえなければ、こんなにつらくなかったのになー。フーバーも鎌足も基経も、かっこよかったもん。
わたしは初演厨で「初演が最高!」と思っているクチだけど、すべてにおいて初演に満足しているわけじゃない。
ルドルフはチガウと思ってるもん……。
初演ルドルフのタータン。歌ダンス芝居と三拍子揃ったスター。
だがしかし。
美貌だけは、持ち合わせていなかった……。
いや、男役としての美しさはあったと思う。だが、タータン本人も劇団も、プロデュースの仕方っつーか、売り方を間違えていたと思う。
男役=男装の麗人、男役=中性的なフェアリー、という認識を、劇団上層部のおじさんたちは捨てるべきだ。おじさんたちから見れば、男役だってみんな若くてかわいい女の子たちなんだろうけど、舞台上の男役にはタイプがあり、全員が「かわいい女の子」じゃない。
タータンは、「おっさんタイプ」だった。
若い頃から、「中性的なフェアリー」ではなく、「かっこいいおっさん」。
だから、彼がかっこいいおっさん役をやっている分にはよかったんだけど。
耽美役とか中性的な美形役とかも、劇団は彼にやらせちゃうんだよねえ……。
劇団だけでなく、タータン自身も自分の魅力を理解していたのかどうか。舞台外での「タータンねぇ~」という舌っ足らずなオンナノコ喋りとかオンナノコな言動とか、好むモノと現実とが乖離していたのではないか?
シシィのパパでもいいビジュアルで、「少女マンガの王子様」ルドルフ役をやってしまう違和感。
初演だから他に例があるわけでもないのに、ただもう痛烈に「これはチガウやろ!!」と感じていた。
役の表現、言動から、ルドルフが「本気の美形役」だとわかる。それこそ少女マンガから抜け出てきたような、タカラヅカならではの麗人がやる役だ。
なのに、目に映っているのは八の字眉毛のおっさん。
仕事も出来て部下から恐れられていそうないかつい壮年の男が、フリルブラウス着て大きなお尻の目立つパンツを穿いて、子鹿のように震えている。……って、なんのプレイよ??
タータンが魅力的に見える役はコレじゃないし、ルドルフという役もコレじゃない!!
歌声が素晴らしいのはわかる。認める。トート&ルドルフとして歴代屈指のハーモニーだ。
でも、ビジュアルのコレジャナイ感もまた、歴代屈指だ。
なまじ少年時代のルドルフがこぼれおちそうな大きな瞳の美少年で、ソレが成長してコレになるのか!という裏切られた感……(笑)。
初演で唯一「チガウ!」と思う箇所だ。
初演の影響は大きくて、今日に至るまで、初演で創り上げた「カタチ」は、ブラッシュアップされているにしろ、ほぼそのまま踏襲されている。
が、ルドルフ役だけは役の意味が変わっている。
今の『エリザベート』において、ルドルフ役ってのは「実力・歌唱力微妙でもいい、とにかくビジュアル大事!!」であり、美形スターが役替わりで華を添える役だ。
明らかに初演と配役の方向性が違う。
初演と同じだとするなら「ルドルフは歌唱力命、ビジュアルはおっさんでも難アリでもなんもいい」という認識のはず。
つまり、「チガウ」と思ったのは間違いではナイ、ということなんじゃないかな?
初演当時、わたしの友人たちは「ルドルフが美しくないのはおかしい」「タータンはミスキャスト」という意見ばかり。や、類は友を呼びますから、同じ意見の人ばかりなのは必然。世間の大多数がどうだったかはわかりません。
タータンファンの友人は「きれいじゃなくてごめんねー。でもファンとしては楽しい~~」と言っていたので、「柄違いなのはわかってる。でも美形役を見られてうれしい」ということだろう……その気持ちはわかる、ご贔屓なら「あんな格好してあんな役してる~~、似合わない~~(笑)、萌え~~」てなもんよねえ。だから、タータンファン的にはよかったんだろうけど……でも、「めずらしいからいい」的な喜び方で、ご贔屓の魅力が最大限に活きる役だとは思ってなかったのでは?
世間的にはどうだったんだろう?
史実のルドルフはおっさんだったから、『エリザベート』もおっさんでいいのか?
なんにせよ、新公では雪組きっての甘い美貌の王子様キャラの子がルドルフ役になったし、組替え万歳、タータンが花組へ行ってしまったので、東宝では若くてハンサムなルドルフになった。
初演のムラ公演だけなんだよね、タータンルドルフ。
おっさんルドルフは「1公演の半分」だけで、以来20年、ルドルフは青年のみが演じている。
……と、ここまで語っておいてなんですが、タータンのルドルフは「素晴らしい耽美キャラ」だったりします? わたしと友人たち以外には、コム姫とかテルとかみりおくんとかカレーくんと、タータンは同じタイプに見えていたりするのかしら。
や、わたしにはタータンは「かっこいいおっさん」で、フーバー長官や中臣鎌足、藤原基経がハマリ役の、知性も行動力もある渋い大人の男で、「ママ助けて、パパを説得して」と泣き崩れるのが魅力の坊ちゃんをハマリ役にはしないタイプ、に見えているから。
わたしは東宝公演版を観ていない。観ていないけど、キャスティングだけで、「東宝版の方がいい!」と思う。今も思っている。
タータンに比べて「歌唱力が落ちる」「でかすぎてトートが見えない(笑)」とか言われていたにしろ、たかこルドルフを観たかった。どんだけタータンより実力が下だとしても、ルドルフにはまず美貌があって欲しい、と心から思うから。
タータンの実力は認めているし、歌もダンスも素晴らしい。
でも、このルドルフ役だけは、「チガウ」としか思えない。
ごめんよ……。
芝居も、ビジュアルに足を取られて、わたしにはよくわからないし……見た目おっさんなのに、ピュアな少年、みたいな芝居がなんとも収まり悪くて。
ごめんよ……。
ルドルフでさえなければ、こんなにつらくなかったのになー。フーバーも鎌足も基経も、かっこよかったもん。
初演『エリザベート』とわたし・その7。~革命トリオのあの場面~
2016年4月23日 タカラヅカ 年寄りなので昔話をする。
初演『エリザベート』についてあれこれがたがた。記憶を辿るのって年寄りには大事。
初演のナニが好きかって、不要な台詞がないこと。
再演を重ねるにつれ、いらん台詞がばんばん増えていくのが不満。
増えた台詞の大半は「説明台詞」。
なくていいのに、わざわざご丁寧に不自然に言葉を重ねて「説明」する。
シシィとパパの会話なんか、再演ごとに大袈裟になっていって不快だわー。
でも、いちばん手法的に「ひどいな」と思うのが、ハンガリーの革命家トリオの「無意味な名前呼び」。
フィクションの手法で、キャラクタ紹介をするために、わざと「名前を呼ぶ」てのがある。
作品中自然にそのキャラクタがどんな人なのか、立場や性格を紹介するのが理想だけど、作劇上の理由でそんなことしている暇がない。そういうときは手っ取り早く「名前を呼ぶ」。モブではない、名前があるんです、てことは役割りもあるんです、それは観客が自分で整理してね、こっちはとりあえず名前教えたからね。って。
わたしたち、日常会話ではあまり名前呼ばないじゃないですか。
すぐ目の前にいるのに、その人と会話しているのに、わざわざ「〇〇、そうだな」とは言わない。名前は省略して「そうだな」で済む。
なのに、不要なタイミングでわざわざ名前を呼ぶのは作為、会話している当人たちではなく、「それを観ている観客」に伝えるためにやっている。
それが、革命家トリオはことさらわざとらしい(笑)。
「エルマー、ハンガリー一の古い家柄の貴族がいいのか」
「シュテファン、協力してくれ」
というエルマーとシュテファンの互いへの呼びかけ1回ずつ、はいいと思う。
特にエルマーは観客が個別認識しなくてはならないキャラクタなので、彼の名を呼んでくれるのはいい。
会話はひとりでは成り立たないので、エルマーがシュテファンに語りかける1回もいい。
問題はそのあとだ。
彼らのプチ革命(笑)はエリザベート皇后の機転によって潰えた。
カーテン前で落胆する彼らが、名前連呼。
「エルマー」
「ジュラ、しっかりしろ」
「シュテファン」
……わー。ここでの会話の目的のひとつが「名前を何度も言って、観客におぼえてもらうこと」なんだなー、とわかって、萎える。
キャラ紹介のための名前連呼って、安い手法だなあ。
文章でもさ、「誰が喋っているのか」を示すためにいちばん簡単なのは、
「こんにちは」
と、エルマーが言った。
「こんにちは。いいお天気ですね」
と、シュテファンが返した。
「そうですね」
と、エルマーが言った。
「でも明日は雨が降るそうですよ」
と、シュテファンが言った。
てな風に、いちいち「 」のあとに"と、〇〇が言った。"を付けることよ。そう書けば絶対間違われずに済むけれど、こんな手法、不細工すぎるじゃん?
地の文の"と、〇〇が言った。"に相当するのが、「名前呼び」。
「こんにちは、シュテファンさん」
「こんにちは、エルマーさん。いいお天気ですね」
「そうですね、シュテファンさん」
「でも明日は雨が降るそうですよ、エルマーさん」
わかりやすければいいってもんじゃない、スマートじゃないよ、こんな手法。
特にわたし、カーテン前の革命家たちの、「ジュラ、しっかりしろ」の「ジュラ」が無理。
この「ジュラ」がなかったらまだ、ここまで作為を感じずに済んだと思う。
このカーテン前のやり取りで、もっとも不要っつーか、不自然なのが「ジュラ」なのよ。
目の前にいるんだから、「しっかりしろ」だけでいい。なのにわざわざ名前を呼ぶから、キモチ悪い。
ここで不自然に名前を呼ぶから、他の名前連呼もすべて作為に感じてしまう。
えー、初演には、このカーテン前の革命家トリオの会話(「やめろ、それはハンガリーの誇りだ」とか「誇りは皇后の手に落ちた」とかいうやつね)はありません。
革命失敗して打ちひしがれた3人に対し、トートが「長い沈黙のときは終わったのだ♪」と歌いかけ、3人は無言で立ち去っていく。
わざわざ「うわーー!(国旗ばーーん!)」とかやらなくても、3人の絶望とトートに操られている感は出たのになあ。
安い説明会話がないおかげで、台詞に頼らず芝居するわけだし。
ここの会話が宙組から付け加えられたのって、「革命家トリオの出番水増し」「ストーリー解説」のためよね? プラス、トリオの名前を観客におぼえさせるため。
初演ジュラ役のファンであったわたしは、「トリオ」なのにジュラは一度も名前呼んでもらえないし、エルマーは「シュテファン、協力してくれ」としか言わず、え? トリオなのにそんな扱い? と、不満だった。……ええ、不満でしたよ、ジュラの名前も呼んでくれよ、と。
でも、こんな学芸会みたいなやり取りで名前呼ぶことにしなくても……。
ジュラの名前を出したいなら、「シュテファン、協力してくれ」のところで、「シュテファン、ジュラ、協力してくれ」にするべきだ。
番手大事なタカラヅカ、シュテファンとジュラの序列を付けるために、ここでシュテファンの名前しか呼べないんだろうけど、不自然だなあと思うよ。
シュテファンにだけ決意表明みたいに頷きかけるのに、革命の同志はシュテファンだけみたいなのに、落胆場面には何故かもうひとりいるし……誰? と思われるから、そこですかさず「ジュラ、しっかりしろ」が入るんだろうけど。
やだなあ、ここの説明台詞会話。
せめて「ジュラ」だけ取ってくれないかなあ。ジュラの名前はどこか別のとこで呼びかけてさ。シュテファンと同列にしないために、あとの方でこっそりとでいいからさ。
余計な説明会話もなく、出番も今より短いけれど。
初演のエルマー@たかこの「若手スター」感が好きだ。
エルマーが出て来た瞬間、「主要キャストのひとりだ」とわかる。
イケコがタカラヅカ版『エリザベート』のために書き下ろした役。タカラヅカがタカラヅカであるための、いかにも「タカラヅカ」らしい役。
それが、たかこにぴったり合っていた。
本家にない役だから、なくてもいい役、本筋に関係ない役、なんだけど。
それでも「主要な役」だと思わせる、スターの輝き。
まあその、2幕のヒゲエルマーが似合っていたかというと微妙なんだけど、ヒゲだけ付けても若造芝居のままでペラくてつらいですよとか、言いたいことはあるにしろ(笑)、たかこエルマー好き。
彼の持つ硬質さ、融通のきかなさ、潔癖さみたいなものが、エルマーという青年にキリキリと不穏な音をどこかしらたてている感じ。
エルマーにしろルドルフにしろ、「破滅の予感」を漂わせている方が好みだ。
そんな風に見えない力強さや明るさがあっても、その奥にちらりちらりと、死の影が見えるような。
もう初演の演出に戻ることはないんだろう。
ソレは仕方ないと思っている。
……だからほんとに「ジュラ」だけ削ってくんないかなあ……。(しつこい)
初演『エリザベート』についてあれこれがたがた。記憶を辿るのって年寄りには大事。
初演のナニが好きかって、不要な台詞がないこと。
再演を重ねるにつれ、いらん台詞がばんばん増えていくのが不満。
増えた台詞の大半は「説明台詞」。
なくていいのに、わざわざご丁寧に不自然に言葉を重ねて「説明」する。
シシィとパパの会話なんか、再演ごとに大袈裟になっていって不快だわー。
でも、いちばん手法的に「ひどいな」と思うのが、ハンガリーの革命家トリオの「無意味な名前呼び」。
フィクションの手法で、キャラクタ紹介をするために、わざと「名前を呼ぶ」てのがある。
作品中自然にそのキャラクタがどんな人なのか、立場や性格を紹介するのが理想だけど、作劇上の理由でそんなことしている暇がない。そういうときは手っ取り早く「名前を呼ぶ」。モブではない、名前があるんです、てことは役割りもあるんです、それは観客が自分で整理してね、こっちはとりあえず名前教えたからね。って。
わたしたち、日常会話ではあまり名前呼ばないじゃないですか。
すぐ目の前にいるのに、その人と会話しているのに、わざわざ「〇〇、そうだな」とは言わない。名前は省略して「そうだな」で済む。
なのに、不要なタイミングでわざわざ名前を呼ぶのは作為、会話している当人たちではなく、「それを観ている観客」に伝えるためにやっている。
それが、革命家トリオはことさらわざとらしい(笑)。
「エルマー、ハンガリー一の古い家柄の貴族がいいのか」
「シュテファン、協力してくれ」
というエルマーとシュテファンの互いへの呼びかけ1回ずつ、はいいと思う。
特にエルマーは観客が個別認識しなくてはならないキャラクタなので、彼の名を呼んでくれるのはいい。
会話はひとりでは成り立たないので、エルマーがシュテファンに語りかける1回もいい。
問題はそのあとだ。
彼らのプチ革命(笑)はエリザベート皇后の機転によって潰えた。
カーテン前で落胆する彼らが、名前連呼。
「エルマー」
「ジュラ、しっかりしろ」
「シュテファン」
……わー。ここでの会話の目的のひとつが「名前を何度も言って、観客におぼえてもらうこと」なんだなー、とわかって、萎える。
キャラ紹介のための名前連呼って、安い手法だなあ。
文章でもさ、「誰が喋っているのか」を示すためにいちばん簡単なのは、
「こんにちは」
と、エルマーが言った。
「こんにちは。いいお天気ですね」
と、シュテファンが返した。
「そうですね」
と、エルマーが言った。
「でも明日は雨が降るそうですよ」
と、シュテファンが言った。
てな風に、いちいち「 」のあとに"と、〇〇が言った。"を付けることよ。そう書けば絶対間違われずに済むけれど、こんな手法、不細工すぎるじゃん?
地の文の"と、〇〇が言った。"に相当するのが、「名前呼び」。
「こんにちは、シュテファンさん」
「こんにちは、エルマーさん。いいお天気ですね」
「そうですね、シュテファンさん」
「でも明日は雨が降るそうですよ、エルマーさん」
わかりやすければいいってもんじゃない、スマートじゃないよ、こんな手法。
特にわたし、カーテン前の革命家たちの、「ジュラ、しっかりしろ」の「ジュラ」が無理。
この「ジュラ」がなかったらまだ、ここまで作為を感じずに済んだと思う。
このカーテン前のやり取りで、もっとも不要っつーか、不自然なのが「ジュラ」なのよ。
目の前にいるんだから、「しっかりしろ」だけでいい。なのにわざわざ名前を呼ぶから、キモチ悪い。
ここで不自然に名前を呼ぶから、他の名前連呼もすべて作為に感じてしまう。
えー、初演には、このカーテン前の革命家トリオの会話(「やめろ、それはハンガリーの誇りだ」とか「誇りは皇后の手に落ちた」とかいうやつね)はありません。
革命失敗して打ちひしがれた3人に対し、トートが「長い沈黙のときは終わったのだ♪」と歌いかけ、3人は無言で立ち去っていく。
わざわざ「うわーー!(国旗ばーーん!)」とかやらなくても、3人の絶望とトートに操られている感は出たのになあ。
安い説明会話がないおかげで、台詞に頼らず芝居するわけだし。
ここの会話が宙組から付け加えられたのって、「革命家トリオの出番水増し」「ストーリー解説」のためよね? プラス、トリオの名前を観客におぼえさせるため。
初演ジュラ役のファンであったわたしは、「トリオ」なのにジュラは一度も名前呼んでもらえないし、エルマーは「シュテファン、協力してくれ」としか言わず、え? トリオなのにそんな扱い? と、不満だった。……ええ、不満でしたよ、ジュラの名前も呼んでくれよ、と。
でも、こんな学芸会みたいなやり取りで名前呼ぶことにしなくても……。
ジュラの名前を出したいなら、「シュテファン、協力してくれ」のところで、「シュテファン、ジュラ、協力してくれ」にするべきだ。
番手大事なタカラヅカ、シュテファンとジュラの序列を付けるために、ここでシュテファンの名前しか呼べないんだろうけど、不自然だなあと思うよ。
シュテファンにだけ決意表明みたいに頷きかけるのに、革命の同志はシュテファンだけみたいなのに、落胆場面には何故かもうひとりいるし……誰? と思われるから、そこですかさず「ジュラ、しっかりしろ」が入るんだろうけど。
やだなあ、ここの説明台詞会話。
せめて「ジュラ」だけ取ってくれないかなあ。ジュラの名前はどこか別のとこで呼びかけてさ。シュテファンと同列にしないために、あとの方でこっそりとでいいからさ。
余計な説明会話もなく、出番も今より短いけれど。
初演のエルマー@たかこの「若手スター」感が好きだ。
エルマーが出て来た瞬間、「主要キャストのひとりだ」とわかる。
イケコがタカラヅカ版『エリザベート』のために書き下ろした役。タカラヅカがタカラヅカであるための、いかにも「タカラヅカ」らしい役。
それが、たかこにぴったり合っていた。
本家にない役だから、なくてもいい役、本筋に関係ない役、なんだけど。
それでも「主要な役」だと思わせる、スターの輝き。
まあその、2幕のヒゲエルマーが似合っていたかというと微妙なんだけど、ヒゲだけ付けても若造芝居のままでペラくてつらいですよとか、言いたいことはあるにしろ(笑)、たかこエルマー好き。
彼の持つ硬質さ、融通のきかなさ、潔癖さみたいなものが、エルマーという青年にキリキリと不穏な音をどこかしらたてている感じ。
エルマーにしろルドルフにしろ、「破滅の予感」を漂わせている方が好みだ。
そんな風に見えない力強さや明るさがあっても、その奥にちらりちらりと、死の影が見えるような。
もう初演の演出に戻ることはないんだろう。
ソレは仕方ないと思っている。
……だからほんとに「ジュラ」だけ削ってくんないかなあ……。(しつこい)
初演『エリザベート』とわたし・その8。~パパみたいに~
2016年4月24日 タカラヅカ わたしの好きな人は、ずっとタカラヅカにいてくれるのだと思っていた……。
なんなんだろね、この思い込みって。
最初に好きになったのがトドロキで、この人はトップになるとカケラも疑ってなかったから、トップになるまでに「いなくなる」なんて可能性、カケラも考えたことがなかった。
そして、トドの次に好きなのが古代さんで、脇のおじさまだからきっと組長さんになって専科さんになって、ずっとずっといてくれるんだわ的な、ものすごーく漠然とした「永遠」感を持っていた。
今なら、「カリさんと一緒に辞めなかったのだから、次世代も組を支えてくれるはず。次に退団のタイミングがあるとすれば、トップ交代のときだな」とか、もっともらしく考察もできるけれど、当時のわたしは「脇のおじさま」というだけで細かいことはなにも考えていなかった。
だから、『エリザベート』で古代さんが退団する、ということにショックを受けた。いっちゃんの退団よりずっとずっと、わたしにとっては大ごとだった。
そのときになってはじめて古代さんのブロマイドを買おうとしたのだけど、……知らなかった、脇のおじさまって舞台写真ないのね!!
古代さんの立ち位置って、今の雪組ならにわにわかな。にわにわの舞台写真は、そりゃ発売されてないわな。
そして、スチール写真も、現在の公演のしかなかった……。
『エリザベート』のマックス侯爵は愉快ヒゲだったので不満だった。
もっとかっこいい役だってあったのに、売ってるのがこの1枚だけだなんて!
仕方なく、それを買って、今もノートに貼ってあるけど。
……ええ、当時のわたしは、ブロマイドは注文できることも知りませんでしたのよ。
その、愉快ヒゲのマックス侯爵だけど。
なんで愉快ヒゲで、本気のダンディヒゲじゃないのかは、今になってわかる。
相方(笑)のゾフィー@朱未知留ちゃんとの兼ね合いだ。
初演ゾフィーは、以後のゾフィーとはまったくチガウお化粧をしている。
ディズニーの悪役キャラみたいな、思い切った「意地悪」メイク。登場した瞬間。「あ、あいつ悪もんや!」と子どもが指さすレベルで。
ゾフィーはその後「いい人キャラ」(ヒロインにつらくあたるから誤解されがちだけど、彼女にもそうするだけの理由があったんです系)になるけれど、初演ではずばり「悪役」だった。ただの悪役ではなく、愛嬌のある、憎めない悪役。だからアニメのようなメイク。
わたしは朱未知留ちゃんのゾフィーが大好き。さすがイシダ芝居で「いかにもイシダ芝居」としかいいようのないギャグメイク(ゴキブリつけてなかったけ……?)をしていただけのことはある、思い切った造形。
初演『エリザベート』がファンタジックなのは、現実の嫁姑とかの生々しい部分をアニメチックにすることで緩和し、とことんクールなトートのもと、現実の続きではない異世界を創り上げたことにあると思う。
再演を重ねるごとにキャラクタがリアルになっていき、膨らみは出たのだろうけど、初演ほどの夢々しさはないなと思う。
今の『エリザベート』が嫌だというわけではなくて、改めて考えると、初演からずいぶんチガウ作品になっていってるんだなと。
初演のキャラクタたちは、現在の『エリザベート』に比べて雲の上というか、ぽっかり浮かび上がった世界にいるなと。
マックスもまた、マンガ的なヒゲ男で、軽さと粋さを併せ持つ。
二枚目にし過ぎないことが、必要だったんだよな。
正直歌はきびしいと思うけど、古代さんがこんだけ苦戦するとか、どんだけ難しいんよと当時思った記憶がある……「歌手」という分類はされてなかったけど、ふつーに歌える人で、彼の歌でひっかかったことはなかったから、低音半端ねぇなと曲に対して舌を巻いたっけ。
それでも古代さんのマックスがいちばん好き。
ダンディで優しくて茶目っ気があって、シシィの「あこがれの人」なのがよくわかる。
マックスってね、ナニを差し置いても色男じゃなきゃダメなのよ。
シシィのあこがれの人なんだから。ただ自由人であればいいってもんじゃない、シシィが男ならソレもアリだけど、女子のあこがれは美形でなきゃ!
二枚目の上級生男役が演じてこその説得力。
でも、二枚目過ぎると話がヤバイ方へこじれるから、適度に抜きを作って。
そのケースモデルを初演でばっちり作ってきたのが、古代さんだと思う。
マックス=二枚目説のわたしは、申し訳ないけど星原先輩やまりんのマックスは「チガウ」の。
ヒロさんや越リュウが正統系だと思うの。現役色男、今現在女にモテてるだろうなっていう。
古代さんにはもっともっとタカラヅカで、二枚目姿を見せて欲しかった。
研18で退団だから、今のにわにわやみつるの学年じゃん……まだまだいけるやん……。
タカラジェンヌはみんな等しく、いなくなっちゃうものなんだと、最初に知ったのが古代さんの退団だった。
……懲りないわたしは何度もあっさりジェンヌを好きになり、「わたしの好きな人は辞めない・いなくならない」と無意識に思い込み、「退団するなんて思わなかった、ショック!!」を繰り返すのだけど。特に、ふたりめのご贔屓、ケロの突然の退団で相当凹むのだけど。んでもってその次のご贔屓のまっつは、好きになった時点で「次の公演で退団するだろう」とずっと噂されるような立ち位置の人だったので、疑心暗鬼と被害妄想でえらくしんどいまま10年もファンやっちゃうことになるんだけど(笑)。
最初が、古代さんだったなあと。や、古代さんはご贔屓ではなく、ファン止まりなんだけど。(ご贔屓>ファン>好き、というわたしのなかの「ラヴ度☆三段階」においての区別)
それでも、好きだったもん。それはほんとうだもん。
いっちゃんのサヨナラショーで、同時退団者たちがスーツケース持って歌う場面、古代さんだけを注視し続けた……最後にヒゲなしのかっこいい古代さんを観られて良かった。
いっちゃんとトドロキの、シンクレアとクリフォードにもう一度会えたのも、うれしかったけど。
いっちゃんのサヨナラショー、良かったよなあ……。
なつかしく、切なく思い出す。
なんなんだろね、この思い込みって。
最初に好きになったのがトドロキで、この人はトップになるとカケラも疑ってなかったから、トップになるまでに「いなくなる」なんて可能性、カケラも考えたことがなかった。
そして、トドの次に好きなのが古代さんで、脇のおじさまだからきっと組長さんになって専科さんになって、ずっとずっといてくれるんだわ的な、ものすごーく漠然とした「永遠」感を持っていた。
今なら、「カリさんと一緒に辞めなかったのだから、次世代も組を支えてくれるはず。次に退団のタイミングがあるとすれば、トップ交代のときだな」とか、もっともらしく考察もできるけれど、当時のわたしは「脇のおじさま」というだけで細かいことはなにも考えていなかった。
だから、『エリザベート』で古代さんが退団する、ということにショックを受けた。いっちゃんの退団よりずっとずっと、わたしにとっては大ごとだった。
そのときになってはじめて古代さんのブロマイドを買おうとしたのだけど、……知らなかった、脇のおじさまって舞台写真ないのね!!
古代さんの立ち位置って、今の雪組ならにわにわかな。にわにわの舞台写真は、そりゃ発売されてないわな。
そして、スチール写真も、現在の公演のしかなかった……。
『エリザベート』のマックス侯爵は愉快ヒゲだったので不満だった。
もっとかっこいい役だってあったのに、売ってるのがこの1枚だけだなんて!
仕方なく、それを買って、今もノートに貼ってあるけど。
……ええ、当時のわたしは、ブロマイドは注文できることも知りませんでしたのよ。
その、愉快ヒゲのマックス侯爵だけど。
なんで愉快ヒゲで、本気のダンディヒゲじゃないのかは、今になってわかる。
相方(笑)のゾフィー@朱未知留ちゃんとの兼ね合いだ。
初演ゾフィーは、以後のゾフィーとはまったくチガウお化粧をしている。
ディズニーの悪役キャラみたいな、思い切った「意地悪」メイク。登場した瞬間。「あ、あいつ悪もんや!」と子どもが指さすレベルで。
ゾフィーはその後「いい人キャラ」(ヒロインにつらくあたるから誤解されがちだけど、彼女にもそうするだけの理由があったんです系)になるけれど、初演ではずばり「悪役」だった。ただの悪役ではなく、愛嬌のある、憎めない悪役。だからアニメのようなメイク。
わたしは朱未知留ちゃんのゾフィーが大好き。さすがイシダ芝居で「いかにもイシダ芝居」としかいいようのないギャグメイク(ゴキブリつけてなかったけ……?)をしていただけのことはある、思い切った造形。
初演『エリザベート』がファンタジックなのは、現実の嫁姑とかの生々しい部分をアニメチックにすることで緩和し、とことんクールなトートのもと、現実の続きではない異世界を創り上げたことにあると思う。
再演を重ねるごとにキャラクタがリアルになっていき、膨らみは出たのだろうけど、初演ほどの夢々しさはないなと思う。
今の『エリザベート』が嫌だというわけではなくて、改めて考えると、初演からずいぶんチガウ作品になっていってるんだなと。
初演のキャラクタたちは、現在の『エリザベート』に比べて雲の上というか、ぽっかり浮かび上がった世界にいるなと。
マックスもまた、マンガ的なヒゲ男で、軽さと粋さを併せ持つ。
二枚目にし過ぎないことが、必要だったんだよな。
正直歌はきびしいと思うけど、古代さんがこんだけ苦戦するとか、どんだけ難しいんよと当時思った記憶がある……「歌手」という分類はされてなかったけど、ふつーに歌える人で、彼の歌でひっかかったことはなかったから、低音半端ねぇなと曲に対して舌を巻いたっけ。
それでも古代さんのマックスがいちばん好き。
ダンディで優しくて茶目っ気があって、シシィの「あこがれの人」なのがよくわかる。
マックスってね、ナニを差し置いても色男じゃなきゃダメなのよ。
シシィのあこがれの人なんだから。ただ自由人であればいいってもんじゃない、シシィが男ならソレもアリだけど、女子のあこがれは美形でなきゃ!
二枚目の上級生男役が演じてこその説得力。
でも、二枚目過ぎると話がヤバイ方へこじれるから、適度に抜きを作って。
そのケースモデルを初演でばっちり作ってきたのが、古代さんだと思う。
マックス=二枚目説のわたしは、申し訳ないけど星原先輩やまりんのマックスは「チガウ」の。
ヒロさんや越リュウが正統系だと思うの。現役色男、今現在女にモテてるだろうなっていう。
古代さんにはもっともっとタカラヅカで、二枚目姿を見せて欲しかった。
研18で退団だから、今のにわにわやみつるの学年じゃん……まだまだいけるやん……。
タカラジェンヌはみんな等しく、いなくなっちゃうものなんだと、最初に知ったのが古代さんの退団だった。
……懲りないわたしは何度もあっさりジェンヌを好きになり、「わたしの好きな人は辞めない・いなくならない」と無意識に思い込み、「退団するなんて思わなかった、ショック!!」を繰り返すのだけど。特に、ふたりめのご贔屓、ケロの突然の退団で相当凹むのだけど。んでもってその次のご贔屓のまっつは、好きになった時点で「次の公演で退団するだろう」とずっと噂されるような立ち位置の人だったので、疑心暗鬼と被害妄想でえらくしんどいまま10年もファンやっちゃうことになるんだけど(笑)。
最初が、古代さんだったなあと。や、古代さんはご贔屓ではなく、ファン止まりなんだけど。(ご贔屓>ファン>好き、というわたしのなかの「ラヴ度☆三段階」においての区別)
それでも、好きだったもん。それはほんとうだもん。
いっちゃんのサヨナラショーで、同時退団者たちがスーツケース持って歌う場面、古代さんだけを注視し続けた……最後にヒゲなしのかっこいい古代さんを観られて良かった。
いっちゃんとトドロキの、シンクレアとクリフォードにもう一度会えたのも、うれしかったけど。
いっちゃんのサヨナラショー、良かったよなあ……。
なつかしく、切なく思い出す。
主役は初演のままじゃなく、変更あるよね?@2017年公演ラインアップ発表
2016年4月25日 タカラヅカ 『グランドホテル』……だ……と?!
おおお。
テンションあがるー!
すごいの持って来たなー、たまきちお披露目!!
『グランドホテル』初演は1回だけ観た。
そのときの感想。
すごい。タカラヅカじゃないみたい。
そして、もひとつ思った。
すばらしい! でも、自分のご贔屓がコレで退団は嫌だ。
すごくてすばらしくて、でも、タカラヅカじゃなくて、ご贔屓にはやって欲しくない。
それが、『グランドホテル』のイメージ(笑)。
きれいでおしゃれで曲が良くて場面が良くて、タカラヅカとは思えないくらい、しゃきしゃき垢抜けている。
でも、この主人公はタカラヅカでは観たくない。
うらさびれた中年男で、ちっともきれいじゃないし、かっこよくもない。
人間味あふれるすばらしい役で、役者冥利に尽きるのかもしれないけれど、それは外部でやってくれ、ここはタカラヅカだ。
そう思った。
人気スターの天海が、レズ(? いかにもタチっぽい、男みたいな)女の役をやっているのも、タカラヅカ的に大いに気になった。
や、外部でやる分にはいいが、ヅカでガチレズ、しかも男みたいな女とかシャレならんやろ、と。
つか、この期に及んで天海が女役とかどうなん。みんな男役が観たいんとちゃうん?
タカラヅカ的にかっこいいのは、男爵役ののんちゃんで、タカラヅカ的なのは彼とバレリーナのはねちゃんとの関係性だった。
どうして男爵とグルーシンスカヤの物語じゃないの? と、心から謎だった。
1回しか観ていないので、深部まではわからない。
もっと観たかったんだけど、チケットが取れなかったんだ。
初演『エリザベート』語りでも書いたけど、当時のわたしは「プレイガイドで完売したチケット」を手に入れるすべを持たなかった。
発売日に梅田のプレイガイドに並びに行き、チケット購入権利を抽選で得る。抽選に外れた場合は、当選者が購入し終わったあとの売れ残りチケットを買うしかないし、当選者だけでチケットが完売してしまった場合は、もう買うことが出来ない。
なんのツテもないし、当時はネットもない。情報もない。
プレイガイドで敗退したわたしには、タカラヅカの人気公演を観るすべがない。
友人に譲ってもらった1階21列目(現在の22列目)で1回観るのが精一杯だった。
もっと観たいのに、観られなかった。
その不完全燃焼な思いが、ずーーっと胸にある。
だから、『グランドホテル』再演がうれしい。
めっちゃうれしい。
名作であることは、のんちゃんファンの友人からえんえん聞かされたし、CDだけは友人宅でめっちゃ聴かされた。1回しか観てないから、実況の、しかも歌だけCD聴かされてもわかんねーっつーのに(笑)。
そう、CD。ビデオ発売されなかったんだよな。著作権云々で。
そのCDだってドラマ部分ナシの歌だけだし。
どんだけ著作権きびしいん。
そんなん、コンテンツ商売基本の今やってええんか。
クリア出来るからこその再演かな。そうあってほしい。
それに、たまきちなら、男爵主役だよね?
オットー役は柄違いすぎる。
たまきちで『グラホ』! と知った瞬間、男爵主演バージョンが観られる!! と思ったもん。
このブログのどこかで「水しぇんで、男爵主役のグラホが観たい」って書いた記憶がある……どこの記述だったか、探せない……(笑)。
たまきちと水しぇんは違いすぎるけど、少なくとも涼風さんよりは近いわ……。
そして、『グラホ』のいいところはショーと2本立てってこと!
やっぱショーがなくちゃね!
新生月組公演、楽しみだー!
2017年 公演ラインアップ【宝塚大劇場、東京宝塚劇場】<2017年1月~3月・月組『グランドホテル』『カルーセル輪舞曲』>
2016/04/25
4月25日(月)、2017年宝塚歌劇公演ラインアップにつきまして、【宝塚大劇場】【東京宝塚劇場】の上演作品が決定しましたのでお知らせいたします。
月組
■主演・・・(月組)珠城 りょう、愛希 れいか
◆宝塚大劇場:2017年1月1日(日)~1月30日(月)
一般前売:2016年11月26日(土)
◆東京宝塚劇場:2017年2月21日(火)~3月26日(日)
一般前売:2017年1月15日(日)
ザ・ミュージカル
『グランドホテル』
GRAND HOTEL, THE MUSICAL
Book by LUTHER DAVIS Music and Lyrics by ROBERT WRIGHT AND GEORGE FORREST
Based on VICKI BAUM’s GRAND HOTEL
By arrangement with TURNER BROADCASTING CO.
Owner of the motion picture "GRAND HOTEL"
Additional music and lyrics by MAURY YESTON
脚本/ルーサー・ディヴィス 作曲・作詞/ロバート・ライト、ジョージ・フォレスト
追加作曲・作詞/モーリー・イェストン
オリジナル演出・振付、特別監修/トミー・チューン
演出/岡田 敬二、生田 大和
翻訳/小田島 雄志
“GRAND HOTEL, THE MUSICAL is presented through special arrangement with Music Theatre International (MTI).
All authorized performance materials are also supplied by MTI.
421 West 54th Street, New York, NY 10019 USA Phone: 212-541-4684 Fax: 212-397-4684 www.MTIShows.com”
1928年のベルリンを舞台に、高級ホテルを訪れた人々が一日半のうちに繰り広げる様々な人生模様を描いたミュージカル『グランドホテル』。1989年トミー・チューン氏演出・振付によりブロードウェイで幕を開けたこの作品は、圧倒的な評価を得てトニー賞を5部門で受賞、その後ロンドンやベルリンでも上演されました。宝塚歌劇では1993年、涼風真世を中心とした月組がトミー・チューン氏を演出・振付に迎え、宝塚バージョンとして上演し、大好評を博しました。
長年の功績を称えられ、2015年の第69回トニー賞において特別功労賞を受賞したトミー・チューン氏を特別監修に迎え、2017年の幕開け、月組トップスター・珠城りょうの宝塚大劇場お披露目公演として、『グランドホテル』が宝塚歌劇の舞台に蘇ります。
モン・パリ誕生90周年
レヴューロマン
『カルーセル輪舞曲(ロンド)』
作・演出/稲葉 太地
日本初のレヴュー『モン・パリ』誕生から90周年を記念して、優美な華やかさの中に迫力あるダンス場面を織り交ぜて繰り広げるレヴューロマン。地球全体を軸にして回る回転木馬(カルーセル)に命が宿り、まるで輪舞曲(ロンド)を踊るように世界中どこまでも果てしなく駆け出して行く様をイメージ。日本を出発しパリに着くまでを描いた『モン・パリ』に対し、パリから出発して宝塚を目指す世界巡りの形式で、バラエティ豊かな数々の場面をお届け致します。珠城りょうを中心とした、フレッシュでパワフルな新生月組の魅力満載のレヴュー作品です。
おおお。
テンションあがるー!
すごいの持って来たなー、たまきちお披露目!!
『グランドホテル』初演は1回だけ観た。
そのときの感想。
すごい。タカラヅカじゃないみたい。
そして、もひとつ思った。
すばらしい! でも、自分のご贔屓がコレで退団は嫌だ。
すごくてすばらしくて、でも、タカラヅカじゃなくて、ご贔屓にはやって欲しくない。
それが、『グランドホテル』のイメージ(笑)。
きれいでおしゃれで曲が良くて場面が良くて、タカラヅカとは思えないくらい、しゃきしゃき垢抜けている。
でも、この主人公はタカラヅカでは観たくない。
うらさびれた中年男で、ちっともきれいじゃないし、かっこよくもない。
人間味あふれるすばらしい役で、役者冥利に尽きるのかもしれないけれど、それは外部でやってくれ、ここはタカラヅカだ。
そう思った。
人気スターの天海が、レズ(? いかにもタチっぽい、男みたいな)女の役をやっているのも、タカラヅカ的に大いに気になった。
や、外部でやる分にはいいが、ヅカでガチレズ、しかも男みたいな女とかシャレならんやろ、と。
つか、この期に及んで天海が女役とかどうなん。みんな男役が観たいんとちゃうん?
タカラヅカ的にかっこいいのは、男爵役ののんちゃんで、タカラヅカ的なのは彼とバレリーナのはねちゃんとの関係性だった。
どうして男爵とグルーシンスカヤの物語じゃないの? と、心から謎だった。
1回しか観ていないので、深部まではわからない。
もっと観たかったんだけど、チケットが取れなかったんだ。
初演『エリザベート』語りでも書いたけど、当時のわたしは「プレイガイドで完売したチケット」を手に入れるすべを持たなかった。
発売日に梅田のプレイガイドに並びに行き、チケット購入権利を抽選で得る。抽選に外れた場合は、当選者が購入し終わったあとの売れ残りチケットを買うしかないし、当選者だけでチケットが完売してしまった場合は、もう買うことが出来ない。
なんのツテもないし、当時はネットもない。情報もない。
プレイガイドで敗退したわたしには、タカラヅカの人気公演を観るすべがない。
友人に譲ってもらった1階21列目(現在の22列目)で1回観るのが精一杯だった。
もっと観たいのに、観られなかった。
その不完全燃焼な思いが、ずーーっと胸にある。
だから、『グランドホテル』再演がうれしい。
めっちゃうれしい。
名作であることは、のんちゃんファンの友人からえんえん聞かされたし、CDだけは友人宅でめっちゃ聴かされた。1回しか観てないから、実況の、しかも歌だけCD聴かされてもわかんねーっつーのに(笑)。
そう、CD。ビデオ発売されなかったんだよな。著作権云々で。
そのCDだってドラマ部分ナシの歌だけだし。
どんだけ著作権きびしいん。
そんなん、コンテンツ商売基本の今やってええんか。
クリア出来るからこその再演かな。そうあってほしい。
それに、たまきちなら、男爵主役だよね?
オットー役は柄違いすぎる。
たまきちで『グラホ』! と知った瞬間、男爵主演バージョンが観られる!! と思ったもん。
このブログのどこかで「水しぇんで、男爵主役のグラホが観たい」って書いた記憶がある……どこの記述だったか、探せない……(笑)。
たまきちと水しぇんは違いすぎるけど、少なくとも涼風さんよりは近いわ……。
そして、『グラホ』のいいところはショーと2本立てってこと!
やっぱショーがなくちゃね!
新生月組公演、楽しみだー!
3作限定だからこそ。@北翔海莉退団発表
2016年4月26日 タカラヅカ 旅先で、メールを受け取った。
そのときわたしは「未来心の丘」ってところにいて、見渡す限り真っ白な異世界でモバタカのメールを受け取った。午後4時ちょうど。
旅行中だったので、前日が星楽だったことも曜日もぴんときてなかった。
連れもいるし携帯の充電も切れかけてるしで、あわただしくメールチェックのみした。モバタカメールのタイトルはサイトのニュース欄と違って組名しか載らないので、本文の「北翔海莉退団」ということだけ確認した。
ああ、そうか。
そう思った。
ナニが「ああ、そうか」なのかというと、みっちゃんが退団することではなくて、昨日が『こうもり』のムラ楽だったんだ、ということに対して。
みっちゃんが次の公演で退団するだろうとは、去年の年間スケジュール発表時に思っていた。
2016年の後半、星組と雪組の公演順が不自然に入れ替えられていた。おかげで雪組は2月公演のあと、10月まで間が空いてしまっている。
なんで入れ替えたのか、経験上想像がついた。
星組が退団公演で、雪組は通常公演なんだ。
雪担のわたしは、ちぎくん卒業がないことにほっとし、次にタカスペ出られないじゃん!てことに思い至ったもんだった……。
や、ただの想像だから、実情なんかわかんないけどね。わたしが経営者なら、公演順を入れ替えると思うから。
あれから、何ヶ月?
公演順変更理由を裏付ける発表ばかりが続き、すっかり外堀は埋められているし、実際にみっちゃんの舞台を観るたびそうとしか思えず。
生き急いでいるようなその舞台姿に、よっしゃそれなら思い存分暴れてくれ!と思った。
あの生き急ぎ感は、やっぱり3作限定ゆえにだったんだなあ。
みっちゃんを、正直な人だなと思う。
わたしなんかにあんだけ伝わってくる舞台だもの、ファンの人はたまらんかったやろなあ。
ほんとに、このまま最後までみっちゃんらしく爆走して欲しい。
それはやはり、ひとつのファンタジーだと思う。
タカラヅカ万歳。
…………。
よりによってこんな珍妙な場所でメールを受け取ってしまい、わたしこの感覚を一生忘れないんだろうなと思った……。
Google様のストリートビューで「未来心の丘」を見てやってくださいまし……トンデモナイから。
珍寺と名高い耕三寺は、真面目な人には向きません。パロディを見て「作品への冒涜だ!」と青筋立てる人は、行っちゃいけない。幸いわたしは爆笑できた……すごいわここ。
ジャンルはなんであれ、本家への愛を基点にした二次創作はいいよねー。と、二次創作スキーなヲタは思う。
しまなみ海道サイクリングして、最終目的地尾道の手前の島で。
白い異空間と青い空、そしてモバタカメール。メールを受け取ってすぐに、力尽きるかのように充電切れした携帯。
忘れられない記憶になる。
星組トップスター・北翔 海莉 退団会見のお知らせ
2016/04/26
星組トップスター・北翔 海莉が、2016年11月20日の東京宝塚劇場公演『桜華に舞え』『ロマンス!!(Romance)』の千秋楽をもって退団することとなり、2016年4月27日(水)に記者会見を行います。
なお、会見の模様は当ホームページでもお知らせ致します。
そのときわたしは「未来心の丘」ってところにいて、見渡す限り真っ白な異世界でモバタカのメールを受け取った。午後4時ちょうど。
旅行中だったので、前日が星楽だったことも曜日もぴんときてなかった。
連れもいるし携帯の充電も切れかけてるしで、あわただしくメールチェックのみした。モバタカメールのタイトルはサイトのニュース欄と違って組名しか載らないので、本文の「北翔海莉退団」ということだけ確認した。
ああ、そうか。
そう思った。
ナニが「ああ、そうか」なのかというと、みっちゃんが退団することではなくて、昨日が『こうもり』のムラ楽だったんだ、ということに対して。
みっちゃんが次の公演で退団するだろうとは、去年の年間スケジュール発表時に思っていた。
2016年の後半、星組と雪組の公演順が不自然に入れ替えられていた。おかげで雪組は2月公演のあと、10月まで間が空いてしまっている。
なんで入れ替えたのか、経験上想像がついた。
星組が退団公演で、雪組は通常公演なんだ。
雪担のわたしは、ちぎくん卒業がないことにほっとし、次にタカスペ出られないじゃん!てことに思い至ったもんだった……。
や、ただの想像だから、実情なんかわかんないけどね。わたしが経営者なら、公演順を入れ替えると思うから。
あれから、何ヶ月?
公演順変更理由を裏付ける発表ばかりが続き、すっかり外堀は埋められているし、実際にみっちゃんの舞台を観るたびそうとしか思えず。
生き急いでいるようなその舞台姿に、よっしゃそれなら思い存分暴れてくれ!と思った。
あの生き急ぎ感は、やっぱり3作限定ゆえにだったんだなあ。
みっちゃんを、正直な人だなと思う。
わたしなんかにあんだけ伝わってくる舞台だもの、ファンの人はたまらんかったやろなあ。
ほんとに、このまま最後までみっちゃんらしく爆走して欲しい。
それはやはり、ひとつのファンタジーだと思う。
タカラヅカ万歳。
…………。
よりによってこんな珍妙な場所でメールを受け取ってしまい、わたしこの感覚を一生忘れないんだろうなと思った……。
Google様のストリートビューで「未来心の丘」を見てやってくださいまし……トンデモナイから。
珍寺と名高い耕三寺は、真面目な人には向きません。パロディを見て「作品への冒涜だ!」と青筋立てる人は、行っちゃいけない。幸いわたしは爆笑できた……すごいわここ。
ジャンルはなんであれ、本家への愛を基点にした二次創作はいいよねー。と、二次創作スキーなヲタは思う。
しまなみ海道サイクリングして、最終目的地尾道の手前の島で。
白い異空間と青い空、そしてモバタカメール。メールを受け取ってすぐに、力尽きるかのように充電切れした携帯。
忘れられない記憶になる。
共に走ると決めていたからこそ。@妃海風退団発表
2016年4月27日 タカラヅカ 旅から戻り、日常がはじまった。
まっつのときでも思ったけど、現実を確認するのに、スカステのタカラヅカニュースがいちばん効果があるんだよな。
ニュース冒頭で、「退団のお知らせ」とおとめの写真付きで流れると「ああ、本当なんだ」と思う。
みっちゃん退団のお知らせを見たその日に、風ちゃんの発表もあった。
風ちゃんは、みっちゃんと同時なんだろうと思っていた。
根拠はないが、そうなんだろうと。
舞台を観ていて、そうなんだろうなと。
95期。ちゃぴやみりおんと同期だ。そして、ちゃぴやみりおんが充実期を過ごしているだけに、もったいない、若いのに、まだまだやれるのに、とも思う。
だけど、みっちゃんと共に卒業していくのが、風ちゃんらしいんだろうなとも思う。
しかし、タカラヅカニュースで日によってはふたつの退団会見が立て続けに放送されることになるのか……現実感の突き付けがすごいな。切ないな。
まっつのときでも思ったけど、現実を確認するのに、スカステのタカラヅカニュースがいちばん効果があるんだよな。
ニュース冒頭で、「退団のお知らせ」とおとめの写真付きで流れると「ああ、本当なんだ」と思う。
みっちゃん退団のお知らせを見たその日に、風ちゃんの発表もあった。
星組トップ娘役・妃海 風 退団会見のお知らせ
2016/04/27
星組トップ娘役・妃海 風が、2016年11月20日の東京宝塚劇場公演『桜華に舞え』『ロマンス!!(Romance)』の千秋楽をもって退団することとなり、2016年4月28日(木)に記者会見を行います。
なお、会見の模様は当ホームページでもお知らせ致します。
風ちゃんは、みっちゃんと同時なんだろうと思っていた。
根拠はないが、そうなんだろうと。
舞台を観ていて、そうなんだろうなと。
95期。ちゃぴやみりおんと同期だ。そして、ちゃぴやみりおんが充実期を過ごしているだけに、もったいない、若いのに、まだまだやれるのに、とも思う。
だけど、みっちゃんと共に卒業していくのが、風ちゃんらしいんだろうなとも思う。
しかし、タカラヅカニュースで日によってはふたつの退団会見が立て続けに放送されることになるのか……現実感の突き付けがすごいな。切ないな。
クリスマスはやばいと学習したのかな。
2016年4月28日 タカラヅカ やっぱ劇団は、クリスマスに退団公演をやりたくないんだな、と思った。
わたしが経営者ならそう考えるし、退団者のファンだとしても、クリスマスは嫌だと思う。
今年の年間スケジュールで、後半の星組と雪組の公演順が不自然に入れ替えられていた。
なんで入れ替えたのか想像がつく。
雪組→星組の順だと、星組の東宝楽がクリスマスになってしまう。
トップ退団が決まっている星組楽がクリスマスに当たらないように、配慮したんだ。
トップ卒業千秋楽とクリスマスをブッキングさせなかった。
よかった、劇団、学習してくれたんだ。
もうあんな、恐くて不快な思いはしたくないもの。
「なんで? クリスマス退団の方が盛り上がるじゃん」なんてファジィなことを考えるのは、当日日比谷に行かない人だろう。
思い出作りなんて次元の話じゃない。
単純に、警備面のこと。
昔はともかく、現在のクリスマスは日本中がイベントてんこ盛りだ。日比谷も例外ではない……つーか、むしろ日比谷だからまずい。
オサ様千秋楽がクリスマスとかぶり、サヨナラパレードが大変なことになった。
日比谷公園で行われたイベントと、トップ退団千秋楽に集まったヲタたちがガチンコしたんだ。そのカオスっぷりときたら。
事故が起こらなかったのは、運が良かったのだと思う。
ほんとうに、恐かった。
なにか起こるんじゃないかって。
そして、心から、不快だった。
大切な人の大切な最後の瞬間を、土足で踏みにじられて。
……劇団も、アレはヤバイ、と思ったんじゃないかな。や、ふつーの神経をしていたら、思うだろう。
退団パレードのための花道を、袴姿の退団者と日比谷イベントの通行人が並んで歩く異様さ。
退団者の最後の楽屋出って、ファンクラブの人たちがガードと呼ばれる人垣を作って、退団者の歩く道を作るじゃん? ガードで区切られた道は、ジェンヌや関係者だけが歩く道。一般人はガードの後ろを通る。おかしな人が人混みにまぎれていたとしても、ガードがあるから近寄れない。
どんな人気トップの千秋楽も、それで問題なく乗り越えてきた。
が、現代のクリスマスで、それは通用しなかった。
イベント帰りの一般人たちは、ガードを無視して真ん中を歩く。半端ナイ人混みだから、ガード後ろなんかじゃ治まらない、数少ない警備員が誘導しようが関係ない、真ん中に空いた通路があるんだから、そこをずかずか通る。
袴姿でお花を持った退団者が、一般人の人混みの波に飲み込まれる。
最後の花道であるはずの通路で、ヅカを知らない・関係ないふつーの通行人から、好奇の目で見られ、真横で指さされたり、肩が当たりそうな近くで携帯でバシャバシャ写真を撮られる退団者。
ガードとガードの間を通行人が歩くわけだから、ガードに入っているファンクラブの人たちも、その後ろにいるギャラリーも、退団者が見えなくなる。朝から場所取りしていたんだろうに……最後なのに……。
ヅカファンおとなしいからそこでブーイングしたり暴れたりしなかったけど、ざわざわ広がる困惑と嘆きの声。空気がおかしくなる。
警備員の怒声、次第に大きくなるファンの不満の声、一般通行人の混乱。
こわいって。
やばいって。
あれ以来、東宝楽がクリスマスにぶつかる公演でのトップ退団は避けられるようになったんだと思う。
なまじそれまでがクリスマスのトップ退団が多かったから誤解しがちだけど、やばかったのはオサ様のときだから、それ以前にどんだけ多くても関係ないもんね。
オサ様退団のあと、クリスマス退団したのはキムくんひとりで、キムくんは「宝塚GRAPH」の表紙を1年に2回やることになったりと「劇団の予定外退団」と思われる要素の多い人だ。
キムがクリスマス退団したんたがら、できるはず、という話ではない。
そりゃ、やるだけなら別に、クリスマスでも元旦でも、いつだってできるだろうさ。
ただ、同じ警備をするとして、ごくふつーの日曜日にするのと、クリスマスの日曜日にするのでは、かかる経費がまったく違うのだろう、ということは、誰でも想像がつくと思う。
そして、日比谷の道端に何千人集めてイベントをする場合、ごくふつーの日曜日と、クリスマスの日曜日では、事故の起こる確率がまったく違うのだろう、ということも、誰でも想像がつくと思う。
できないからしないのではない、できるけれど、選べるのなら、「したくない」んだ。わざわざ、危険でお金のかかる日には。
だから、予定通りの退団の場合、クリスマスはあえて外すんだろう。
今までクリスマス退団でも事故が起こらなかった、から、今後もクリスマス退団していい、とはふつーの企業は考えないだろう。
急遽、予定外に退団になってしまう場合はともかく、前もって企画できるならクリスマスは外す。
たとえば、組の公演順を入れ替えてでも。
年間スケジュールが発表になったときにはもう、みっちゃんの予定は決まっていたんだろう。というか、みっちゃんが星組トップに落下傘就任すると決まったときから、全部予定されていたんだろうなと。演目からなにから、3作退団を示唆するものばかりだった。
プレお披露目の全ツ『大海賊』とお披露目の『ガイズ&ドールズ』はともかく、そのあとのディズニーやら『こうもり/THE ENTERTAINER!』やらサヨナライベント感満載で、何作前からサヨナラムード盛り上げんのよとびびったくち。任期の3分の2がサヨナライベントって。
でも、「3作だよ」という劇団からのプレッシャーの大きさゆえに、ファンは急き立てられるように劇場に通ったんじゃないかな。なにがなんでも観なきゃ、今観なきゃ!って。来年観ればいいや、なんて悠長なことは考えず。や、みっちゃんの場合学年もあるけれど。
えりたんにしろみっちゃんにしろ、イレギュラー就任のトップさんは、それゆえに任期にイレギュラー余地はなく、最初の予定通りに卒業していくのかもしれない。
みっちゃんの人気ぶりから、3作で卒業はもったいないと思うけど、そこはもう決まっている部分なのかなと。
えりたんとみっちゃんを「イレギュラー就任」と思うのは、やはり経験からで、劇団がそう公式見解を述べているわけではないけれど。
前述のキムくんのことや、トップ以外が回る全ツの取り扱いを見ても、そういうことなのかなと。
経緯はどうあれ、よい舞台を見せてくれてありがとうだし、最後まで充実したフェアリー人生を送って欲しいと思う。卒業していったジェンヌさんたちと同じように。
クリスマス退団が、今後もないことを祈る。
どうしても年末公演で退団するなら、あさこのときのように、12月26日以降に楽が来る年限定にして欲しい。
やっぱ今の時代、クリスマスの人出はものすごいもの。
わたしが経営者ならそう考えるし、退団者のファンだとしても、クリスマスは嫌だと思う。
今年の年間スケジュールで、後半の星組と雪組の公演順が不自然に入れ替えられていた。
なんで入れ替えたのか想像がつく。
雪組→星組の順だと、星組の東宝楽がクリスマスになってしまう。
トップ退団が決まっている星組楽がクリスマスに当たらないように、配慮したんだ。
トップ卒業千秋楽とクリスマスをブッキングさせなかった。
よかった、劇団、学習してくれたんだ。
もうあんな、恐くて不快な思いはしたくないもの。
「なんで? クリスマス退団の方が盛り上がるじゃん」なんてファジィなことを考えるのは、当日日比谷に行かない人だろう。
思い出作りなんて次元の話じゃない。
単純に、警備面のこと。
昔はともかく、現在のクリスマスは日本中がイベントてんこ盛りだ。日比谷も例外ではない……つーか、むしろ日比谷だからまずい。
オサ様千秋楽がクリスマスとかぶり、サヨナラパレードが大変なことになった。
日比谷公園で行われたイベントと、トップ退団千秋楽に集まったヲタたちがガチンコしたんだ。そのカオスっぷりときたら。
事故が起こらなかったのは、運が良かったのだと思う。
ほんとうに、恐かった。
なにか起こるんじゃないかって。
そして、心から、不快だった。
大切な人の大切な最後の瞬間を、土足で踏みにじられて。
……劇団も、アレはヤバイ、と思ったんじゃないかな。や、ふつーの神経をしていたら、思うだろう。
退団パレードのための花道を、袴姿の退団者と日比谷イベントの通行人が並んで歩く異様さ。
退団者の最後の楽屋出って、ファンクラブの人たちがガードと呼ばれる人垣を作って、退団者の歩く道を作るじゃん? ガードで区切られた道は、ジェンヌや関係者だけが歩く道。一般人はガードの後ろを通る。おかしな人が人混みにまぎれていたとしても、ガードがあるから近寄れない。
どんな人気トップの千秋楽も、それで問題なく乗り越えてきた。
が、現代のクリスマスで、それは通用しなかった。
イベント帰りの一般人たちは、ガードを無視して真ん中を歩く。半端ナイ人混みだから、ガード後ろなんかじゃ治まらない、数少ない警備員が誘導しようが関係ない、真ん中に空いた通路があるんだから、そこをずかずか通る。
袴姿でお花を持った退団者が、一般人の人混みの波に飲み込まれる。
最後の花道であるはずの通路で、ヅカを知らない・関係ないふつーの通行人から、好奇の目で見られ、真横で指さされたり、肩が当たりそうな近くで携帯でバシャバシャ写真を撮られる退団者。
ガードとガードの間を通行人が歩くわけだから、ガードに入っているファンクラブの人たちも、その後ろにいるギャラリーも、退団者が見えなくなる。朝から場所取りしていたんだろうに……最後なのに……。
ヅカファンおとなしいからそこでブーイングしたり暴れたりしなかったけど、ざわざわ広がる困惑と嘆きの声。空気がおかしくなる。
警備員の怒声、次第に大きくなるファンの不満の声、一般通行人の混乱。
こわいって。
やばいって。
あれ以来、東宝楽がクリスマスにぶつかる公演でのトップ退団は避けられるようになったんだと思う。
なまじそれまでがクリスマスのトップ退団が多かったから誤解しがちだけど、やばかったのはオサ様のときだから、それ以前にどんだけ多くても関係ないもんね。
オサ様退団のあと、クリスマス退団したのはキムくんひとりで、キムくんは「宝塚GRAPH」の表紙を1年に2回やることになったりと「劇団の予定外退団」と思われる要素の多い人だ。
キムがクリスマス退団したんたがら、できるはず、という話ではない。
そりゃ、やるだけなら別に、クリスマスでも元旦でも、いつだってできるだろうさ。
ただ、同じ警備をするとして、ごくふつーの日曜日にするのと、クリスマスの日曜日にするのでは、かかる経費がまったく違うのだろう、ということは、誰でも想像がつくと思う。
そして、日比谷の道端に何千人集めてイベントをする場合、ごくふつーの日曜日と、クリスマスの日曜日では、事故の起こる確率がまったく違うのだろう、ということも、誰でも想像がつくと思う。
できないからしないのではない、できるけれど、選べるのなら、「したくない」んだ。わざわざ、危険でお金のかかる日には。
だから、予定通りの退団の場合、クリスマスはあえて外すんだろう。
今までクリスマス退団でも事故が起こらなかった、から、今後もクリスマス退団していい、とはふつーの企業は考えないだろう。
急遽、予定外に退団になってしまう場合はともかく、前もって企画できるならクリスマスは外す。
たとえば、組の公演順を入れ替えてでも。
年間スケジュールが発表になったときにはもう、みっちゃんの予定は決まっていたんだろう。というか、みっちゃんが星組トップに落下傘就任すると決まったときから、全部予定されていたんだろうなと。演目からなにから、3作退団を示唆するものばかりだった。
プレお披露目の全ツ『大海賊』とお披露目の『ガイズ&ドールズ』はともかく、そのあとのディズニーやら『こうもり/THE ENTERTAINER!』やらサヨナライベント感満載で、何作前からサヨナラムード盛り上げんのよとびびったくち。任期の3分の2がサヨナライベントって。
でも、「3作だよ」という劇団からのプレッシャーの大きさゆえに、ファンは急き立てられるように劇場に通ったんじゃないかな。なにがなんでも観なきゃ、今観なきゃ!って。来年観ればいいや、なんて悠長なことは考えず。や、みっちゃんの場合学年もあるけれど。
えりたんにしろみっちゃんにしろ、イレギュラー就任のトップさんは、それゆえに任期にイレギュラー余地はなく、最初の予定通りに卒業していくのかもしれない。
みっちゃんの人気ぶりから、3作で卒業はもったいないと思うけど、そこはもう決まっている部分なのかなと。
えりたんとみっちゃんを「イレギュラー就任」と思うのは、やはり経験からで、劇団がそう公式見解を述べているわけではないけれど。
前述のキムくんのことや、トップ以外が回る全ツの取り扱いを見ても、そういうことなのかなと。
経緯はどうあれ、よい舞台を見せてくれてありがとうだし、最後まで充実したフェアリー人生を送って欲しいと思う。卒業していったジェンヌさんたちと同じように。
クリスマス退団が、今後もないことを祈る。
どうしても年末公演で退団するなら、あさこのときのように、12月26日以降に楽が来る年限定にして欲しい。
やっぱ今の時代、クリスマスの人出はものすごいもの。
さあ、お祭り公演開始だ!@ME AND MY GIRL
2016年4月29日 タカラヅカ 花組『ME AND MY GIRL』初日に行ってきました。
お祭り公演っていいなあ!
グッズ好きなもんで、キャトルレーヴにオリジナルグッズがあふれていると、わくわくするのですよ、買わないけど!(笑)←
通常公演の、「クリアファイルと公演バッグとフェイスペーパーしか出しません」状態を、寂しいと思うクチ。
昔のように、オリジナルストラップとか、なにかしら特別感あるグッズを出してくれた方が気持ちが上がるんだけどなあ。
バッグチャームかわいいー!
公演ストラップが好きだったので、これ系のグッズは大好物。
その上、懐中時計まである!
キキくんとあきらのファンは、絶対買わなきゃねー。わたしなら絶対買ってる。もしもまっつがジョン卿だったら、「まっつグッズが公式発売された!」って脳内変換して、大よろこび&大騒ぎして買ってる(笑)。たとえ文字盤に印刷されているのがビルであってもだ!←
そればかりか、目覚まし時計まであるー!
なんだコレ、デザインびみょーだし、これはどうなん……しかも高っ!! と、思ったけど。
みりおくんの声入りって!!
ナニその赤面アイテム。
うっわー、これは買うわー。ご贔屓でこんなの出たら、爆笑しながら買うわー。まっつの声入りだったりしたら、高いとは思わないわー。
……って、どうしても「まっつなら」で考えてしまうまっつヲタ脳。
今でもやっぱ。「ご贔屓=まっつ」だからなあ。わたしのアタマの中、2013年あたりで止まってるからなあ。
ともかく。
缶バッジとかマグネットとか。
いちいちかわいいな。
『ミーマイ』のロゴやデザインもかわいいんだけど、みりかのがめっちゃかわいい。
美男美女は正義ですわ。
グッズがいっぱい、ということは、劇団がその公演に力を入れている現れなわけで。
力の入った公演は、それだけでわくわくするもの。
ご贔屓のグッズはなんでも全買い基本だったわたしは、ご贔屓がいなくなった今はなにもかも一切買わない人になっているのだけど、見るのは好き。楽しい。
いつかまたご贔屓が出来て、その人のグッズが発売されることがあれば、また全買いする日々が来るでしょう。
それまでは、見て楽しむだけ。
というわたしは実は、バッグに『ME AND MY GIRL』の缶バッジを付けている。
みりかの写真の破壊力には負けるかもだけど、公式のロゴバッジよりはずっとオシャレよ。
2013年月組『ME AND MY GIRL』のコマくんデザイン缶バッジ!!
ディープグリーンのチェックのやつ。
鞄の色ともすっげー合うんだわー。
オシャレなんだわー。
花組公演期間中はずっと付けてよーっと。
『ミーマイ』自体は苦手だし、再演はぜんぜんうれしくないし、もうあと10年は封印してくれていいよとか、思ってるけどさ。
それでも、楽しむ気満々で来てますから!
美しい人たちの、しあわせなミュージカルを観に。
わくわく。
お祭り公演っていいなあ!
グッズ好きなもんで、キャトルレーヴにオリジナルグッズがあふれていると、わくわくするのですよ、買わないけど!(笑)←
通常公演の、「クリアファイルと公演バッグとフェイスペーパーしか出しません」状態を、寂しいと思うクチ。
昔のように、オリジナルストラップとか、なにかしら特別感あるグッズを出してくれた方が気持ちが上がるんだけどなあ。
バッグチャームかわいいー!
公演ストラップが好きだったので、これ系のグッズは大好物。
その上、懐中時計まである!
キキくんとあきらのファンは、絶対買わなきゃねー。わたしなら絶対買ってる。もしもまっつがジョン卿だったら、「まっつグッズが公式発売された!」って脳内変換して、大よろこび&大騒ぎして買ってる(笑)。たとえ文字盤に印刷されているのがビルであってもだ!←
そればかりか、目覚まし時計まであるー!
なんだコレ、デザインびみょーだし、これはどうなん……しかも高っ!! と、思ったけど。
みりおくんの声入りって!!
ナニその赤面アイテム。
うっわー、これは買うわー。ご贔屓でこんなの出たら、爆笑しながら買うわー。まっつの声入りだったりしたら、高いとは思わないわー。
……って、どうしても「まっつなら」で考えてしまうまっつヲタ脳。
今でもやっぱ。「ご贔屓=まっつ」だからなあ。わたしのアタマの中、2013年あたりで止まってるからなあ。
ともかく。
缶バッジとかマグネットとか。
いちいちかわいいな。
『ミーマイ』のロゴやデザインもかわいいんだけど、みりかのがめっちゃかわいい。
美男美女は正義ですわ。
グッズがいっぱい、ということは、劇団がその公演に力を入れている現れなわけで。
力の入った公演は、それだけでわくわくするもの。
ご贔屓のグッズはなんでも全買い基本だったわたしは、ご贔屓がいなくなった今はなにもかも一切買わない人になっているのだけど、見るのは好き。楽しい。
いつかまたご贔屓が出来て、その人のグッズが発売されることがあれば、また全買いする日々が来るでしょう。
それまでは、見て楽しむだけ。
というわたしは実は、バッグに『ME AND MY GIRL』の缶バッジを付けている。
みりかの写真の破壊力には負けるかもだけど、公式のロゴバッジよりはずっとオシャレよ。
2013年月組『ME AND MY GIRL』のコマくんデザイン缶バッジ!!
ディープグリーンのチェックのやつ。
鞄の色ともすっげー合うんだわー。
オシャレなんだわー。
花組公演期間中はずっと付けてよーっと。
『ミーマイ』自体は苦手だし、再演はぜんぜんうれしくないし、もうあと10年は封印してくれていいよとか、思ってるけどさ。
それでも、楽しむ気満々で来てますから!
美しい人たちの、しあわせなミュージカルを観に。
わくわく。
記憶と今、見えているものと。@ME AND MY GIRL
2016年4月30日 タカラヅカ 花組『ME AND MY GIRL』初日観劇。
作品に関してはもうナニも語ることがないので、キャスト中心に思ったことを備忘録程度に残す。
『ミーマイ』ってジャッキーからソロ曲を歌うのか。
や、知ってたはずだけど、今まで意識したことなくて。
大作ミュージカルの最初のソロを「ジャッキー@カレーくんが歌う」ことに、アゴがかくーんと落ちた。
カレーくん比で悪くはない歌声だと思う。もっとすごい歌を聴いたことあるからなー……と思ってたら最後に膝かっくんされた(笑)。はずすというか出ないというか……。男役の女装だから仕方ない、でくくれるかな。
あ、でもうらら様よりマシかも? とナチュラルに思った自分に突っ込んだ。←うらら様は本職の娘役。
カレーくんのジャッキーはいろいろ「甘い」と思った。
ヲカマ度は足りないけど、本職の娘役でもなく、どっちつかずというか、わたしはどこに基点を置いていいのかわかんないまま観た。
わたしのヲカマジャッキー最高峰はマミさんで、そりゃコレに迫られたらどんな男でも逃げるだろう! と納得だった。
娘役ジャッキーといえばあいちゃん、余裕のイイ女だった。スカート(ガウンの裾)裁きの見事さは「娘役芸」だと思った。どんなにひるがえしても、絶対パンツは見せないという。
カレーくんはそんなにヲカマじゃない……でも、娘役にしては違和感ある。
されど、きれいだ。
舞台慣れしてないハーフの美女芸能人みたい。モデルとかタレントとかが、舞台に立ったらこんな感じかなっていう。
日本物の女役よりも、動いて芝居して出番のある役だから、かえって制限ありまくりで大変なのかな?
本来ならもっとできることもあるだろうに、今はそこまで気が回らないというか、手順の中でいっぱいいっぱいというか?
箱の中でボールが揺れてる感じ? 箱は四角いけどボールは丸いから、隅々まで届かない、箱の真ん中だけしか使用出来ていない感。
箱いっぱいまで中身を詰められたら、おもしろいものになりそう。
なにしろ初日だから、これからなんだと思う。
とにかくきれいで、顔だけでなく動きもきれいで、女性らしいまろやかさはないんだけど、キレッキレッ、ビシッビシッてな動作しつつ、ポーズだけは「なよっ」「うふんあはん」な感じに作るのが愉快。
かわいいなあ。
このアンバランスさは、かわいい。
ジャッキーというキャラクタのアク部分として、こーゆーのもアリかも。
ジェラルドがふつーの人だ!
って、友人たちも同じことで感嘆していたから、2008年月組の、あひくんジェラルドは罪深い。あひくん演じるジェラルドはなんというか、身体は大人だけど中身が子どものまんま止まっている人のようで、なんというか、その、観ていて大変つらかった。
つらいだけに印象が強すぎて、ジェラルドというと……なんか、トラウマ的な刷り込み。
いやあ、みんながみんな口を揃えて「ジェラルドに知性がある!」と感嘆するのがもう、みんな同じトラウマに苦しんだんだなあと。
ふつうに演じればふつうの役だよね、ジェラルド……。なんであひくんはああも演技するということに向かない役者だったんだろう。あひくんのことは好きだったけれど、ほんっとに舞台クラッシャーだったわ……。なつかしいなあ。ほろり。
ともあれ、マイティーのジェラルドが、ちゃんと年相応の知性と人格を持ったふつうの青年で、その上でヘタレている、という、ごくふつうの役作りで助かりました。や、トラウマ持ちには(笑)。
きれいだしねー。
カレージャッキーと並んでいるだけで、にやにやしちゃうしねー。
どうせならラブシーン見たいなあ。マイティー×カレーで。
客寄せ配役ならそれくらいやってくれてもいいのに(笑)。
って、どうしても2008年月組の『ミーマイ』思い出しちゃうんだけど、ジャッキーを演じるスターのみりおくんの後ろで、モブのまさおがテニスウェア着て踊ってたんだよなあ、とか。
ちなみに、新公では仙名さんがテニスウェア着て踊ってたなとか。
なんかいちいち思い出す。
仲買人のあきらがカッコよすぎる……!
釘付けですがな。
あきらの本役はランベス・キング、こっちは意外にかわいいし!
意外にってナニ、失礼な(笑)。
でも、正直あんまし重要視してなくて。わたし的にはBパターンのジョン卿こそが興味の対象、Aパターンではナニやるんだっけか、ああそうだった、ランベス・キング。てな温度。
ランベス・キング&クイーンってダンサー枠というイメージを勝手に持っているもんで、ダンサーでもないあきらがやってもどうなん、と、これまた勝手にテンション低く感じていたのね。
あの派手な衣装だって、いぶし銀タイプのあきらには違和感だし。と。
でもでも、実際観てみたら、思った以上にかわいかった!
派手な衣装も似合ってた。
なんか、あきらが若くて、くすぐったい。
そうか、若い役もいけるんじゃん。かわいい男もいけるんじゃん。いやあ、予想外の発見ですな!
あきらウォッチ的にも楽しかったわ、『ミーマイ』Aパターン。
作品に関してはもうナニも語ることがないので、キャスト中心に思ったことを備忘録程度に残す。
『ミーマイ』ってジャッキーからソロ曲を歌うのか。
や、知ってたはずだけど、今まで意識したことなくて。
大作ミュージカルの最初のソロを「ジャッキー@カレーくんが歌う」ことに、アゴがかくーんと落ちた。
カレーくん比で悪くはない歌声だと思う。もっとすごい歌を聴いたことあるからなー……と思ってたら最後に膝かっくんされた(笑)。はずすというか出ないというか……。男役の女装だから仕方ない、でくくれるかな。
あ、でもうらら様よりマシかも? とナチュラルに思った自分に突っ込んだ。←うらら様は本職の娘役。
カレーくんのジャッキーはいろいろ「甘い」と思った。
ヲカマ度は足りないけど、本職の娘役でもなく、どっちつかずというか、わたしはどこに基点を置いていいのかわかんないまま観た。
わたしのヲカマジャッキー最高峰はマミさんで、そりゃコレに迫られたらどんな男でも逃げるだろう! と納得だった。
娘役ジャッキーといえばあいちゃん、余裕のイイ女だった。スカート(ガウンの裾)裁きの見事さは「娘役芸」だと思った。どんなにひるがえしても、絶対パンツは見せないという。
カレーくんはそんなにヲカマじゃない……でも、娘役にしては違和感ある。
されど、きれいだ。
舞台慣れしてないハーフの美女芸能人みたい。モデルとかタレントとかが、舞台に立ったらこんな感じかなっていう。
日本物の女役よりも、動いて芝居して出番のある役だから、かえって制限ありまくりで大変なのかな?
本来ならもっとできることもあるだろうに、今はそこまで気が回らないというか、手順の中でいっぱいいっぱいというか?
箱の中でボールが揺れてる感じ? 箱は四角いけどボールは丸いから、隅々まで届かない、箱の真ん中だけしか使用出来ていない感。
箱いっぱいまで中身を詰められたら、おもしろいものになりそう。
なにしろ初日だから、これからなんだと思う。
とにかくきれいで、顔だけでなく動きもきれいで、女性らしいまろやかさはないんだけど、キレッキレッ、ビシッビシッてな動作しつつ、ポーズだけは「なよっ」「うふんあはん」な感じに作るのが愉快。
かわいいなあ。
このアンバランスさは、かわいい。
ジャッキーというキャラクタのアク部分として、こーゆーのもアリかも。
ジェラルドがふつーの人だ!
って、友人たちも同じことで感嘆していたから、2008年月組の、あひくんジェラルドは罪深い。あひくん演じるジェラルドはなんというか、身体は大人だけど中身が子どものまんま止まっている人のようで、なんというか、その、観ていて大変つらかった。
つらいだけに印象が強すぎて、ジェラルドというと……なんか、トラウマ的な刷り込み。
いやあ、みんながみんな口を揃えて「ジェラルドに知性がある!」と感嘆するのがもう、みんな同じトラウマに苦しんだんだなあと。
ふつうに演じればふつうの役だよね、ジェラルド……。なんであひくんはああも演技するということに向かない役者だったんだろう。あひくんのことは好きだったけれど、ほんっとに舞台クラッシャーだったわ……。なつかしいなあ。ほろり。
ともあれ、マイティーのジェラルドが、ちゃんと年相応の知性と人格を持ったふつうの青年で、その上でヘタレている、という、ごくふつうの役作りで助かりました。や、トラウマ持ちには(笑)。
きれいだしねー。
カレージャッキーと並んでいるだけで、にやにやしちゃうしねー。
どうせならラブシーン見たいなあ。マイティー×カレーで。
客寄せ配役ならそれくらいやってくれてもいいのに(笑)。
って、どうしても2008年月組の『ミーマイ』思い出しちゃうんだけど、ジャッキーを演じるスターのみりおくんの後ろで、モブのまさおがテニスウェア着て踊ってたんだよなあ、とか。
ちなみに、新公では仙名さんがテニスウェア着て踊ってたなとか。
なんかいちいち思い出す。
仲買人のあきらがカッコよすぎる……!
釘付けですがな。
あきらの本役はランベス・キング、こっちは意外にかわいいし!
意外にってナニ、失礼な(笑)。
でも、正直あんまし重要視してなくて。わたし的にはBパターンのジョン卿こそが興味の対象、Aパターンではナニやるんだっけか、ああそうだった、ランベス・キング。てな温度。
ランベス・キング&クイーンってダンサー枠というイメージを勝手に持っているもんで、ダンサーでもないあきらがやってもどうなん、と、これまた勝手にテンション低く感じていたのね。
あの派手な衣装だって、いぶし銀タイプのあきらには違和感だし。と。
でもでも、実際観てみたら、思った以上にかわいかった!
派手な衣装も似合ってた。
なんか、あきらが若くて、くすぐったい。
そうか、若い役もいけるんじゃん。かわいい男もいけるんじゃん。いやあ、予想外の発見ですな!
あきらウォッチ的にも楽しかったわ、『ミーマイ』Aパターン。
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