ヅカファンの長い1日。
2007年12月15日 タカラヅカ 発売日なので、朝から梅田へ行きました。
いつもの時間、いつもの電車。
いつもの道を通って、できているだろう行列の最後尾を目指す。
三番街の並びの最後尾といえば、総合案内所の横のムービング・ウォークがない通路。三番街プレイガイドをスタート地点として、ぐるりと回ってコインロッカー前あたりがわたし的いつもの並び位置。
大劇もバウも、大体同じくらい。
大劇場公演はムラでの発売が主だから、梅田に並ぶ人は多くない。バウはムラでの発売がないので、その分にぎわう。
どちらにしろ最近は600人くらいが平均的かな。コインロッカー前が最後尾だと、それくらいの人数。
……2007-11-10の日記のコピペで悪いね。なにしろいつもの行動だから。
ゆーひくんのときは、いつもの場所に最後尾がなかった。いつもの場所をはるか超えて、進めども進めども最後尾がなくて青ざめた。
そして今回も。
いつもの時間にいつもの場所に行ったのに、最後尾がなかった。
つか。
行列自体が、なかった。
青ざめた。
並びの日にち、まちがえた? そんなバカな。前日デイジーちゃんから並び要請来てる、今日で間違いない。
あわてて、三番街プレイガイドの方へ向かった。
そう。並んでいる人数が少なすぎて、いつもの場所まで列が伸びなかったんだ。
よーやくたどり着いた最後尾、周囲の人たちが「人、少ないね」「少ないですね」とポツポツ話している。
並んだ人数は、なんと約350人だった。
通常600人ほどだから、半数強、ですか。どんだけ人気ないんだ、宙組。
しかしわたしは内心ガッツポーズ。
並んでいる人が少ない、つーことは、当たる確率が高い、とゆーことだ。
アタリの数は同じなわけだからなっ。
いちおートドファンの端くれ。最前列でトド様を見るぞっと。
180番位までを引けば、日にちさえ選ばなければ1列目の隅っこで見られるぞ。2分の1以上の確率じゃん?
苦手な石田作品だからとりあえず1枚だけ買って、あとの購入権利は宙組ファンのデイジーちゃんに譲って、と算段。
はりきって抽選して。
312番を引きました。
350人中、312番て!
フタ桁引くより難しいっつの!! どんだけくじ運ないんだわたし!!
「その台詞、前も聞きました」
嘆くわたしに、kineさんはクールに言う。
そうよ、いつものことよ。
でもね、すごいのはここからよ。
チケットの購入券は番号順に「9時」「10時」「11時」と時間が区切られている。
並んだ人数が少ないから、9時と10時の購入時刻の人がほとんどで、11時の人はあまりいないわけ。
312番のわたしは、もちろん11時。
抽選を終えて、デイジーちゃんとCANちゃんのところへ行ったの。
そしたらふたりも乾いた笑いと共に、見せるわけよ。11時の購入券を!!
引く方が難しいカス番号を、3人揃って引いたのよ?
どんな確率ソレって??
「買うなってことですかね、コレは」
「今日はもう帰れってことよね」
つーことで、3人揃っていつもの店で朝ごはんして、解散しました。
「朝ごはん食べるために来たのよね、あたしたち」
「そうよね」
と、慰め合いながら。
今日は星組千秋楽でもある。ゆーひくんバウの初日でもある。
星楽とゆひバウ初日チケット、両方手に入れていたわたしは、本気で悩んださ。どちらを観るか。
なんでズラしてくんないんだよバカ劇団め。
1時から『エル・アルコン』観て、ラストシーンをあきらめてバウへ直行、2時半から『ハリラバ』を観る。バウは大体1時間ほどだから、3時半過ぎには1幕が終わる。大劇2幕は3時過ぎから開始だから、ショーははじまってるけど草野ショーだし、ここはあきらめることにして、ショーが終わるのは4時過ぎか。とにかく退団者の挨拶にさえ間に合えばいいわけで……ああっ、これじゃダメだ、ゆーひくんの2幕が観られないっ。バウ2幕は4時くらいからはじまるっつの!
や、最初から最後まで、きちんと観たいのは当然で、キャストと他観客への礼儀だともわかっておりますが、どちらも選びがたくて、本気で悩んだのですよ。
星楽は立ち見だったので、途中退場可能だったしな。どーせわたし、後ろの壁にもたれて観るから、手すりにはいないし。誰かの視界を遮ることなく退場できる。
バウはもちろん座席だから、途中の入退場はできないと思っていた。星の退団者挨拶を聞いたあと、バウの2幕途中から入場はできない。
つーことで、断腸の思いでバウチケを手放す。しくしくしく。
ゆーひくんの初日は観たくて観たくて観たくてあきらめきれずにかなしくてくやしくて仕方ないのだけど、それでもっ、星の退団者を見送る方がわたしには重要だったのですよ。
で、退団者を見送るためにいつもならしない出待ちまでして。
ひとりならまずしないが、kineさんたちと一緒だったから、そのまま現役の出までなんとなく見送って。
早朝から夜まで、いったい何時間立ち通しだっただろう……。
ちょっと考えたくない。
トシなので、腰にきましたよ、ヨボヨボ。
次は、寿美礼サマなんだな、と思って覚悟して、その日もまた早朝から夜まで、こうやって立ちつくすんだなと思ってみたりで、イロイロイロイロつらかったり悲しかったり。
冬の別れは染み入るね。
心もだが、カラダにも過酷だね。
あと1週間強か。
この日のムラは、宙並び、星楽、ゆひバウ初日と、朝から晩まですごい人口密度でした。
並びは見てないけど、きっと宙ファンだけでなくたくさんの人たちが押しかけて来ていたのだろうし、退団者のいる星楽がすごいことになっているのも当然、また、人気のゆーひくんの初日だから、バウの出待ちもそりゃーすげえ人だった。
すっかり陽の暮れたムラに、シルエットがいっぱい。
タカラヅカって、すごいところだ。
いつもの時間、いつもの電車。
いつもの道を通って、できているだろう行列の最後尾を目指す。
三番街の並びの最後尾といえば、総合案内所の横のムービング・ウォークがない通路。三番街プレイガイドをスタート地点として、ぐるりと回ってコインロッカー前あたりがわたし的いつもの並び位置。
大劇もバウも、大体同じくらい。
大劇場公演はムラでの発売が主だから、梅田に並ぶ人は多くない。バウはムラでの発売がないので、その分にぎわう。
どちらにしろ最近は600人くらいが平均的かな。コインロッカー前が最後尾だと、それくらいの人数。
……2007-11-10の日記のコピペで悪いね。なにしろいつもの行動だから。
ゆーひくんのときは、いつもの場所に最後尾がなかった。いつもの場所をはるか超えて、進めども進めども最後尾がなくて青ざめた。
そして今回も。
いつもの時間にいつもの場所に行ったのに、最後尾がなかった。
つか。
行列自体が、なかった。
青ざめた。
並びの日にち、まちがえた? そんなバカな。前日デイジーちゃんから並び要請来てる、今日で間違いない。
あわてて、三番街プレイガイドの方へ向かった。
そう。並んでいる人数が少なすぎて、いつもの場所まで列が伸びなかったんだ。
よーやくたどり着いた最後尾、周囲の人たちが「人、少ないね」「少ないですね」とポツポツ話している。
並んだ人数は、なんと約350人だった。
通常600人ほどだから、半数強、ですか。どんだけ人気ないんだ、宙組。
しかしわたしは内心ガッツポーズ。
並んでいる人が少ない、つーことは、当たる確率が高い、とゆーことだ。
アタリの数は同じなわけだからなっ。
いちおートドファンの端くれ。最前列でトド様を見るぞっと。
180番位までを引けば、日にちさえ選ばなければ1列目の隅っこで見られるぞ。2分の1以上の確率じゃん?
苦手な石田作品だからとりあえず1枚だけ買って、あとの購入権利は宙組ファンのデイジーちゃんに譲って、と算段。
はりきって抽選して。
312番を引きました。
350人中、312番て!
フタ桁引くより難しいっつの!! どんだけくじ運ないんだわたし!!
「その台詞、前も聞きました」
嘆くわたしに、kineさんはクールに言う。
そうよ、いつものことよ。
でもね、すごいのはここからよ。
チケットの購入券は番号順に「9時」「10時」「11時」と時間が区切られている。
並んだ人数が少ないから、9時と10時の購入時刻の人がほとんどで、11時の人はあまりいないわけ。
312番のわたしは、もちろん11時。
抽選を終えて、デイジーちゃんとCANちゃんのところへ行ったの。
そしたらふたりも乾いた笑いと共に、見せるわけよ。11時の購入券を!!
引く方が難しいカス番号を、3人揃って引いたのよ?
どんな確率ソレって??
「買うなってことですかね、コレは」
「今日はもう帰れってことよね」
つーことで、3人揃っていつもの店で朝ごはんして、解散しました。
「朝ごはん食べるために来たのよね、あたしたち」
「そうよね」
と、慰め合いながら。
今日は星組千秋楽でもある。ゆーひくんバウの初日でもある。
星楽とゆひバウ初日チケット、両方手に入れていたわたしは、本気で悩んださ。どちらを観るか。
なんでズラしてくんないんだよバカ劇団め。
1時から『エル・アルコン』観て、ラストシーンをあきらめてバウへ直行、2時半から『ハリラバ』を観る。バウは大体1時間ほどだから、3時半過ぎには1幕が終わる。大劇2幕は3時過ぎから開始だから、ショーははじまってるけど草野ショーだし、ここはあきらめることにして、ショーが終わるのは4時過ぎか。とにかく退団者の挨拶にさえ間に合えばいいわけで……ああっ、これじゃダメだ、ゆーひくんの2幕が観られないっ。バウ2幕は4時くらいからはじまるっつの!
や、最初から最後まで、きちんと観たいのは当然で、キャストと他観客への礼儀だともわかっておりますが、どちらも選びがたくて、本気で悩んだのですよ。
星楽は立ち見だったので、途中退場可能だったしな。どーせわたし、後ろの壁にもたれて観るから、手すりにはいないし。誰かの視界を遮ることなく退場できる。
バウはもちろん座席だから、途中の入退場はできないと思っていた。星の退団者挨拶を聞いたあと、バウの2幕途中から入場はできない。
つーことで、断腸の思いでバウチケを手放す。しくしくしく。
ゆーひくんの初日は観たくて観たくて観たくてあきらめきれずにかなしくてくやしくて仕方ないのだけど、それでもっ、星の退団者を見送る方がわたしには重要だったのですよ。
で、退団者を見送るためにいつもならしない出待ちまでして。
ひとりならまずしないが、kineさんたちと一緒だったから、そのまま現役の出までなんとなく見送って。
早朝から夜まで、いったい何時間立ち通しだっただろう……。
ちょっと考えたくない。
トシなので、腰にきましたよ、ヨボヨボ。
次は、寿美礼サマなんだな、と思って覚悟して、その日もまた早朝から夜まで、こうやって立ちつくすんだなと思ってみたりで、イロイロイロイロつらかったり悲しかったり。
冬の別れは染み入るね。
心もだが、カラダにも過酷だね。
あと1週間強か。
この日のムラは、宙並び、星楽、ゆひバウ初日と、朝から晩まですごい人口密度でした。
並びは見てないけど、きっと宙ファンだけでなくたくさんの人たちが押しかけて来ていたのだろうし、退団者のいる星楽がすごいことになっているのも当然、また、人気のゆーひくんの初日だから、バウの出待ちもそりゃーすげえ人だった。
すっかり陽の暮れたムラに、シルエットがいっぱい。
タカラヅカって、すごいところだ。