陰影と色彩の深度・その3。@Shining Rhythm!
2012年7月6日 タカラヅカ 『Shining Rhythm!』、こあらった視点のまっつまっつ、その3。
第4章「魂のリズム」、中詰めのラテンメドレー。
グループごとにスターが次から次へと現れる、まっつステップのまっつは上手へハケて行ったあと、ちぎみみ銀橋時に再登場。
先にあゆっちをセンターとした娘役の総踊りがあり、そこへあとから合流するカタチ。
まっつはまっすぐセンターのあゆっちのところへ。
あ、あゆっちが相手役なんだ。
『インフィニティ』のあとなので、「おおっ」と思う。
正直、あゆっちとまっつは合っていない。
あゆっちの体格に、まっつが負けてしまう。男役芸で負けるとは思ってないが、単純に見た目が互いの短所を強調する。
まっつは小柄で華奢であること、あゆっちはその、娘役にしては横幅が大変分厚いこと。
第2章の「クールリズム」場面にて、ちぎくんも同じように、あゆっちと組むことで互いの短所を強調して大変そうだった。
小柄で細い男役と組んでいい娘さんぢゃないんだよなあ、あゆっち。
しかし、彼女がかわいくて華やかなことは確かだ。
彼女と組むと「おおっ、なんかキラキラだー」と思う。
キラキラ華やかなあゆっちを、まっつがこう、後ろから抱きしめたりするわけですよ。
あのやわらかそうなニクに触れるわけですよ。
それはそれで、独特の萌えがあります(笑)。
自分より肉厚な女の子をリードして踊る、華奢なまっつにも、どきどきします。オトコマエでときめきます。
あゆっちってなんつーかその……リアルなエロさがあるよなあ。
2番手のちぎくんがトップ娘役のみみちゃんと組んでいるから、3番手のまっつは娘2のあゆっちと組むことになる。
さすがは「上から順番1、2、3」の中村B、ブレがない。
で、カップルたちのダンスは奥から登場したキムくんの歌声に乗り、キムくんが銀橋回りしている間にカップルはばらけて、まっつたち少人数男子と娘役が残り、キムくんが本舞台に戻る頃には、ちぎくんが登場している。
舞台に戻ったキムは、ちぎを見つけてデュエットダンス。
トップと2番手の、男同士のダンス……ふつーならもっと萌えそうなもんだが、がしっと健康的っちゅーか体育会的というか……なんかチガウ……。
そこの場面を彩るのが、まっつの歌声。
前の場面から引き継いで残っているまっつが、朝風くんとか歌手属性の子たちのコーラスを背景にして、歌い出す。
んだが、まっつばっか見てるとイマイチなにが起こっているのかわかっていない。
キムちぎはいいの、トップ様と2番手様のダンスだもん、興味あります、振り向きもします。
問題はそこにつながるまでの流れが、なかなか理解できなかった。
さっきまであゆっちと踊ってたのに、気がついたら隣がコマくんになって踊ってる-。見晴らしいいなと思ってたら、舞台から人減ってる……?
んで、隣コマくんだったはずなのに、気がついたコマくんいないし。あれ? いついなくなったの?? なんで朝風くんとハウル?
あれ? いつの間にまっつひとり??
……オペラグラス、たまには下ろそうよ、っていう。
しかし、ここのまっつのソロが。
全編通して、いちばんイイ声。
いちばんの見せ場である「光と影」の銀橋ソロより、ある意味イイ声だと思ってます(笑)。
まっつの「にごり」のある発声。これわたし、大好物で。
『インフィニティ』の2幕最初、「キャリオカ」が生き生きしていたようなもんで。まっつ、このテのラテンソング得意だよね。
あとになるほど、がなりも利かせるよーになり、どんどん派手な歌い方になっていった。
しかもさー、歌ってる姿もさー。
なんで、エロいの?(笑)
ここでエロくすべきなのは、男同士で踊っているキムちぎで、ひとりで歌ってるまっつじゃないでしょ?
なのになんでひとりでエロいの?
たしかにその、ハゲシイアイを歌ってるわけですが、そんなひとりでくねらなくても……(笑)。
歌い終わりに、キムちぎの方にコナかける感じなのも、もお。ハァハァ。
いや、面白くていいです。
んで、歌い終わったら下手にはけて、そのあとまたすぐにわらわらっと男たちと一緒に出てくるし。
つーか中詰めみんな衣装一緒、お着替えなしで大人数、この出たり入ったり感がたまらなく中村B……(笑)。
いや、息つく暇もなくしょっちゃう出てきてくれるので、うれしいです。オペラ下ろすヒマがありません。
んで、中村B定番、男たちの群舞の奥から、トップ娘役率いる女の子たち登場、彼女たちの群舞に転換。男たちは左右に分かれて舞台を譲る。
まっつはさっきから下手にハケて下手から出てきて、また下手にハケて、下手から出てくる。
この、最後の登場時。
肩掛け羽根を付けている。
正式な名前わかんないや。長い羽根のショールみたいのを、片方の肩にだけ掛けているの。
あのボタンは、このためだったのか!!
初日、初見時。
オペラでまっつをガン見しながら、不思議だったの。
中詰めの着たきり黄色燕尾。その他のみなさんと同じ衣装なのはいつものこと、花組時代から見慣れているので気にならない。
ただ気になるのは、左肩に付いている黄色いボタン。アレなに?
思わず他の人の衣装もチェックしちゃったよ。なにか意味があるのかって。なにか飾りになるのかな? 身もフタもなくふつーに「ボタン」なんだけど?
他の人には付いてない。みんなふつーに燕尾ってだけ。ちぎくんには付いてるから、あとからナニか付け加えるのかな? 次の場面で上からナニか付けるの?
用事がなかったら、悲しすぎるな、だってあのボタン、変だもん。あんなところに付いてると。
その答えがわかり、膝を打った。
あの羽根って、ボタンで着脱するものなんだ!! 目からウロコ、今まで知らなかった!
や、ただ肩から掛けているだけだと思っていたわけじゃなく、単に、考えたことがなかった、興味もなかった。
で、一拍遅れて、感動した。
まっつが中詰めで、羽根付けてる。
ショーによってはみんな付ける、そういう意味の羽根じゃなくて。
2番手と3番手だけが付ける羽根を、まっつが付けている。
感動。
つか、感涙。
3番手になって1年と数ヶ月、はじめて3番手みたいにショーの中で羽根を付けさせてもらった……。
ありがとう中村B。上から順番1、2、3。
続く。
第4章「魂のリズム」、中詰めのラテンメドレー。
グループごとにスターが次から次へと現れる、まっつステップのまっつは上手へハケて行ったあと、ちぎみみ銀橋時に再登場。
先にあゆっちをセンターとした娘役の総踊りがあり、そこへあとから合流するカタチ。
まっつはまっすぐセンターのあゆっちのところへ。
あ、あゆっちが相手役なんだ。
『インフィニティ』のあとなので、「おおっ」と思う。
正直、あゆっちとまっつは合っていない。
あゆっちの体格に、まっつが負けてしまう。男役芸で負けるとは思ってないが、単純に見た目が互いの短所を強調する。
まっつは小柄で華奢であること、あゆっちはその、娘役にしては横幅が大変分厚いこと。
第2章の「クールリズム」場面にて、ちぎくんも同じように、あゆっちと組むことで互いの短所を強調して大変そうだった。
小柄で細い男役と組んでいい娘さんぢゃないんだよなあ、あゆっち。
しかし、彼女がかわいくて華やかなことは確かだ。
彼女と組むと「おおっ、なんかキラキラだー」と思う。
キラキラ華やかなあゆっちを、まっつがこう、後ろから抱きしめたりするわけですよ。
あのやわらかそうなニクに触れるわけですよ。
それはそれで、独特の萌えがあります(笑)。
自分より肉厚な女の子をリードして踊る、華奢なまっつにも、どきどきします。オトコマエでときめきます。
あゆっちってなんつーかその……リアルなエロさがあるよなあ。
2番手のちぎくんがトップ娘役のみみちゃんと組んでいるから、3番手のまっつは娘2のあゆっちと組むことになる。
さすがは「上から順番1、2、3」の中村B、ブレがない。
で、カップルたちのダンスは奥から登場したキムくんの歌声に乗り、キムくんが銀橋回りしている間にカップルはばらけて、まっつたち少人数男子と娘役が残り、キムくんが本舞台に戻る頃には、ちぎくんが登場している。
舞台に戻ったキムは、ちぎを見つけてデュエットダンス。
トップと2番手の、男同士のダンス……ふつーならもっと萌えそうなもんだが、がしっと健康的っちゅーか体育会的というか……なんかチガウ……。
そこの場面を彩るのが、まっつの歌声。
前の場面から引き継いで残っているまっつが、朝風くんとか歌手属性の子たちのコーラスを背景にして、歌い出す。
んだが、まっつばっか見てるとイマイチなにが起こっているのかわかっていない。
キムちぎはいいの、トップ様と2番手様のダンスだもん、興味あります、振り向きもします。
問題はそこにつながるまでの流れが、なかなか理解できなかった。
さっきまであゆっちと踊ってたのに、気がついたら隣がコマくんになって踊ってる-。見晴らしいいなと思ってたら、舞台から人減ってる……?
んで、隣コマくんだったはずなのに、気がついたコマくんいないし。あれ? いついなくなったの?? なんで朝風くんとハウル?
あれ? いつの間にまっつひとり??
……オペラグラス、たまには下ろそうよ、っていう。
しかし、ここのまっつのソロが。
全編通して、いちばんイイ声。
いちばんの見せ場である「光と影」の銀橋ソロより、ある意味イイ声だと思ってます(笑)。
まっつの「にごり」のある発声。これわたし、大好物で。
『インフィニティ』の2幕最初、「キャリオカ」が生き生きしていたようなもんで。まっつ、このテのラテンソング得意だよね。
あとになるほど、がなりも利かせるよーになり、どんどん派手な歌い方になっていった。
しかもさー、歌ってる姿もさー。
なんで、エロいの?(笑)
ここでエロくすべきなのは、男同士で踊っているキムちぎで、ひとりで歌ってるまっつじゃないでしょ?
なのになんでひとりでエロいの?
たしかにその、ハゲシイアイを歌ってるわけですが、そんなひとりでくねらなくても……(笑)。
歌い終わりに、キムちぎの方にコナかける感じなのも、もお。ハァハァ。
いや、面白くていいです。
んで、歌い終わったら下手にはけて、そのあとまたすぐにわらわらっと男たちと一緒に出てくるし。
つーか中詰めみんな衣装一緒、お着替えなしで大人数、この出たり入ったり感がたまらなく中村B……(笑)。
いや、息つく暇もなくしょっちゃう出てきてくれるので、うれしいです。オペラ下ろすヒマがありません。
んで、中村B定番、男たちの群舞の奥から、トップ娘役率いる女の子たち登場、彼女たちの群舞に転換。男たちは左右に分かれて舞台を譲る。
まっつはさっきから下手にハケて下手から出てきて、また下手にハケて、下手から出てくる。
この、最後の登場時。
肩掛け羽根を付けている。
正式な名前わかんないや。長い羽根のショールみたいのを、片方の肩にだけ掛けているの。
あのボタンは、このためだったのか!!
初日、初見時。
オペラでまっつをガン見しながら、不思議だったの。
中詰めの着たきり黄色燕尾。その他のみなさんと同じ衣装なのはいつものこと、花組時代から見慣れているので気にならない。
ただ気になるのは、左肩に付いている黄色いボタン。アレなに?
思わず他の人の衣装もチェックしちゃったよ。なにか意味があるのかって。なにか飾りになるのかな? 身もフタもなくふつーに「ボタン」なんだけど?
他の人には付いてない。みんなふつーに燕尾ってだけ。ちぎくんには付いてるから、あとからナニか付け加えるのかな? 次の場面で上からナニか付けるの?
用事がなかったら、悲しすぎるな、だってあのボタン、変だもん。あんなところに付いてると。
その答えがわかり、膝を打った。
あの羽根って、ボタンで着脱するものなんだ!! 目からウロコ、今まで知らなかった!
や、ただ肩から掛けているだけだと思っていたわけじゃなく、単に、考えたことがなかった、興味もなかった。
で、一拍遅れて、感動した。
まっつが中詰めで、羽根付けてる。
ショーによってはみんな付ける、そういう意味の羽根じゃなくて。
2番手と3番手だけが付ける羽根を、まっつが付けている。
感動。
つか、感涙。
3番手になって1年と数ヶ月、はじめて3番手みたいにショーの中で羽根を付けさせてもらった……。
ありがとう中村B。上から順番1、2、3。
続く。