丸顔かわい子ちゃんたちの戦国時代。@新人公演『NOBUNAGA<信長>』
2016年6月28日 タカラヅカ 新人公演『NOBUNAGA<信長> -下天の夢-』観劇。
冒頭の「敦盛」はなく、シンプルに若き信長からスタート。
しょっぱなから、信長@暁くんの若さ全開で、勢いに満ちて気持ちいい。
新公演出も大野せんせ。
『一夢庵風流記 前田慶次』の例もあるので、なにかしら変えてくるだろうなとは思ったけど、「サヨナラ演出」を「未来ある若者へのエール」に変更していた……『一夢庵風流記』のときと同じく。
それはいいんだけど。
森蘭丸役をなくすことで感動ポイントが増えていて、複雑なキモチになった……。や、あーさ好きだから森蘭丸@あーさはうれしいんだけど、「やっぱこの役いらない、作品的に間違ってる」と作者自ら手がける新公で証明されちゃうとね……。
複雑だわ……。
それはともかく。
暁くんは堂々と信長を演じてました。このいかにも英雄然とした様子がいい。
暁くんで見たい役、というのが今までぴんときてなかったんだけど、そうか、こういうのが合うのか!と目から鱗。
若き英雄。
どーん、ばーん、とした役。(擬音に頼るのやめなさい)
明るさと強さ、「選ばれたるもの」だけが持つ「強い」役……ある種無邪気で傲慢な、それゆえにこそ輝く男。
『太王四神記II』とかいいかも。れおんくんバージョン。
と、若き英雄ドリームが広がったように、……トシ取ってからの信長はチガウっす……。
登場シーンはよかったのになあ。若者役はよかったのになあ。
晩年の信長は、童顔のせいで見た目はとっちゃんぼうや、そして、外見の不利さを覆すほどの圧倒的な演技力はなく……うーむ、難しい……。
本役のまさおさんだって別におっさんにはなってなくて、「フェアリーまさお☆」のままだったけどさー。だから暁くんが「ヒゲを付けた少年」でもいいのかもしんないけどさー。まさおはもうキャラ確立してて「仕方ない、だってまさおだもの」で済んでるところを、「それでは済まないんです、ふつうは」という現実を見せつけられた感じでなあ、いろいろといたたまれない。
うん、ほんと。言葉にしてようやく実感した。あの感覚は「いたたまれない」だ。
暁くん、歌も声も整ってきているし、新公では周りと比べてそれほど芝居がヘタだということもない。それなりに出来ているはずなのに、こうも画面にハマらないというか、無理がある感ゆんゆんなのは。
いたたまれない、んだなあ。
いつも通りのまさおの「キラキラ☆」だけでやれる役だったら、よかったのにね。暁くんの持ち味でそのままやれたのに。
持ち味にナイ役だとこんなに大変なことに。
いや、でも、大物感はあるので、今は単に学年が足りていない、というだけか。
経験だけは上級生スター並に与えられてきているけれど、本人はまだ下級生だもんなあ。
いつか大人になったらまた、こういう役にも挑戦して欲しい。
暁くんがいろいろ大変なことになっている上に。
ヒロインの帰蝶@小雪ちゃんがまた、大変なことに。
小雪ちゃんは美少女だし、実力あるし、すでにバウヒロ経験者だし、初新公ヒロインだからって別にどうってことないよね……と思って安心していたら、そうでもなかった。
いや、本人はどうってことなく演じていたのかもしれないが。
ただもう見た目が、気に毒なことになっていた。
そうか……帰蝶の衣装や髪型って、人を選ぶんだな……。
長身小顔のちゃぴだから着こなせるのであって、小柄で顔大きめ、子役テイストのかわい子ちゃんがやると、こんなに大変なことになるのか。
小雪ちゃんが美少女であることはわかってる。素顔だけでいうなら、ちゃぴよりわかりやすくかわいいのでは?
だけど、舞台の上で美しいかどうかは、また別なんだなあ。
さくらちゃんといい、どうして歌ウマ美少女の娘役は、みんなこう顔大きめなんだ……。舞台での頭身の低さが残念過ぎる。
『A-EN』の頃、「どうしてあーさ×小雪で、暁×くらげなんだろう。ヒロインは逆でもいいんじゃない? 見てみたいなー」と思ったこともあったけど。
や、物語のキャラクタ的に、そうあるべきなのはわかってたけど。それとは別に、学年的な意味で。ふつーダブル主演ワークショップって、上級生チームと下級生チームに分かれるから。下級生チームはヒロインも下級生だから。
「どうしてあーさ×小雪で、暁×くらげなのか」わかったわ……。
暁くんタイプに小雪ちゃんタイプを付けると、それぞれの欠点が相乗効果になるのだわ。
きれい系×かわいい系、キツネ系×タヌキ系、てな風に組合わせないと、タカラヅカ的につらいということなんだ。
冒頭の「敦盛」はなく、シンプルに若き信長からスタート。
しょっぱなから、信長@暁くんの若さ全開で、勢いに満ちて気持ちいい。
新公演出も大野せんせ。
『一夢庵風流記 前田慶次』の例もあるので、なにかしら変えてくるだろうなとは思ったけど、「サヨナラ演出」を「未来ある若者へのエール」に変更していた……『一夢庵風流記』のときと同じく。
それはいいんだけど。
森蘭丸役をなくすことで感動ポイントが増えていて、複雑なキモチになった……。や、あーさ好きだから森蘭丸@あーさはうれしいんだけど、「やっぱこの役いらない、作品的に間違ってる」と作者自ら手がける新公で証明されちゃうとね……。
複雑だわ……。
それはともかく。
暁くんは堂々と信長を演じてました。このいかにも英雄然とした様子がいい。
暁くんで見たい役、というのが今までぴんときてなかったんだけど、そうか、こういうのが合うのか!と目から鱗。
若き英雄。
どーん、ばーん、とした役。(擬音に頼るのやめなさい)
明るさと強さ、「選ばれたるもの」だけが持つ「強い」役……ある種無邪気で傲慢な、それゆえにこそ輝く男。
『太王四神記II』とかいいかも。れおんくんバージョン。
と、若き英雄ドリームが広がったように、……トシ取ってからの信長はチガウっす……。
登場シーンはよかったのになあ。若者役はよかったのになあ。
晩年の信長は、童顔のせいで見た目はとっちゃんぼうや、そして、外見の不利さを覆すほどの圧倒的な演技力はなく……うーむ、難しい……。
本役のまさおさんだって別におっさんにはなってなくて、「フェアリーまさお☆」のままだったけどさー。だから暁くんが「ヒゲを付けた少年」でもいいのかもしんないけどさー。まさおはもうキャラ確立してて「仕方ない、だってまさおだもの」で済んでるところを、「それでは済まないんです、ふつうは」という現実を見せつけられた感じでなあ、いろいろといたたまれない。
うん、ほんと。言葉にしてようやく実感した。あの感覚は「いたたまれない」だ。
暁くん、歌も声も整ってきているし、新公では周りと比べてそれほど芝居がヘタだということもない。それなりに出来ているはずなのに、こうも画面にハマらないというか、無理がある感ゆんゆんなのは。
いたたまれない、んだなあ。
いつも通りのまさおの「キラキラ☆」だけでやれる役だったら、よかったのにね。暁くんの持ち味でそのままやれたのに。
持ち味にナイ役だとこんなに大変なことに。
いや、でも、大物感はあるので、今は単に学年が足りていない、というだけか。
経験だけは上級生スター並に与えられてきているけれど、本人はまだ下級生だもんなあ。
いつか大人になったらまた、こういう役にも挑戦して欲しい。
暁くんがいろいろ大変なことになっている上に。
ヒロインの帰蝶@小雪ちゃんがまた、大変なことに。
小雪ちゃんは美少女だし、実力あるし、すでにバウヒロ経験者だし、初新公ヒロインだからって別にどうってことないよね……と思って安心していたら、そうでもなかった。
いや、本人はどうってことなく演じていたのかもしれないが。
ただもう見た目が、気に毒なことになっていた。
そうか……帰蝶の衣装や髪型って、人を選ぶんだな……。
長身小顔のちゃぴだから着こなせるのであって、小柄で顔大きめ、子役テイストのかわい子ちゃんがやると、こんなに大変なことになるのか。
小雪ちゃんが美少女であることはわかってる。素顔だけでいうなら、ちゃぴよりわかりやすくかわいいのでは?
だけど、舞台の上で美しいかどうかは、また別なんだなあ。
さくらちゃんといい、どうして歌ウマ美少女の娘役は、みんなこう顔大きめなんだ……。舞台での頭身の低さが残念過ぎる。
『A-EN』の頃、「どうしてあーさ×小雪で、暁×くらげなんだろう。ヒロインは逆でもいいんじゃない? 見てみたいなー」と思ったこともあったけど。
や、物語のキャラクタ的に、そうあるべきなのはわかってたけど。それとは別に、学年的な意味で。ふつーダブル主演ワークショップって、上級生チームと下級生チームに分かれるから。下級生チームはヒロインも下級生だから。
「どうしてあーさ×小雪で、暁×くらげなのか」わかったわ……。
暁くんタイプに小雪ちゃんタイプを付けると、それぞれの欠点が相乗効果になるのだわ。
きれい系×かわいい系、キツネ系×タヌキ系、てな風に組合わせないと、タカラヅカ的につらいということなんだ。