なにがどう、じゃないけど、『どうぶつの森+』にハマってます。

 ちまちま金を貯めて、家を改築するのがたのしい……。

 そういや、パソコンの家を造るソフトって売れてるんだってねえ。
 家を造るったって、本当に家を建てるんじゃなく、パソコンの画面の中で、「理想の家」をちまちま作るという。
 理想の間取り、理想の家具。いろんな角度から眺めてうっとり。
 ……て、ソフト。

 「自分の家を持つ」ことが「夢」である、現代日本人ならではの文化よね。
 大の男たちが買っていくんだって。マイホーム作成ソフト。

 それと同じ感覚かな。
 家を造るのがたのしい。
 家を大きくするために、ちまちまちまちま、こつこつこつこつ、働くのは苦じゃない。
 ケチで貧乏性なわたしにぴったりのゲームだ……。

          ☆

 さて、WOWOWのオリジナル・ドラマ『俺は鰯』を見ました。

 まひるちゃんの宝塚退団後初仕事初主演ってことで、興味もあったし。

 なんか、予告編を見ているだけでおなかいっぱい、って感じだったんだけど……。

 わはは。

 ほんとにもー、予想通りの物語でした。

 よーするにだ、ダメダメな日常を送っている君が、ある日ある事件を境にハードボイルド、ヤクザと拳銃と女と金の世界へ巻き込まれる。ダメダメだったはずの君はハードボイルド、男の尊厳を懸けて戦い、強くなるのさ。
 ああ、男の夢。夢。夢。

 5万回は見た話なので、これで5万と1回目の鑑賞かな(笑)。

 日本のハードボイルドってなんでこー、ふつーの男が巻き込まれて開眼し、大人のステップをひとつ上がるのかしらね。
 そして巻き込まれる事件ってのはなんでこー、ヤクザがらみで拳銃BANGBANGなのかしらね。
 男の夢だからなのかしらね。

 ふつーの女の子が王子様に見初められる話と同じくらい、夢がむきだしで恥ずかしいんですけど。
 女は「白馬の王子様幻想」を「恥ずかしい」と思うのに、男はいつまでたっても「俺だってハードボイルド幻想」を恥ずかしく思わないのかしら。

 とりあえず、そーゆー恥ずかしい「男の夢」部分をのぞくと、「ただのキャラもの」だったので、役者のファンだけがたのしく見れば、それでいいでしょう。

 あ、個人的に、大沢たかおはもっと汚い方が好みです。

 

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