初日だ新生花組だ、まとぶんおめでとー! の勢いに乗って、原作未読、プログラム買ってねえ、のポンコツ海馬の覚え書き、その2。

 『愛と死のアラビア』って、こんな話? の、続き。

 
・ベリーダンス来た〜〜。ナマ腹〜〜。
・黒装束一花、こええぇぇ。
・えーと、そもそもナニしにカイロのハーレムに来たんだっけ? トゥスンが意気揚々とママと妹のいるハーレムにトマスを連れてきたのよね。結婚がどうの言ってたっけ?
・「ママ、ボクの花嫁を紹介するよ、トマスだ」「あら、いい男ね。故郷の子守歌を歌ってちょうだい」「トマス、お近づきの印に歌います」「いい家庭で育ったのね、やさしい子だわ。こんなに気だてが良くてきれいな嫁なら歓迎よ」「ありがとうございます」
・「ちょっと待って、アタシはこの男が義兄になるなんて認めないわよ。命令よ、もっと歌いなさい!」
・歓迎ムードのなか、トゥスンの妹ナイリ@一花はS心を刺激されたらしい。トマスを見て「あのM男に相応しいのはアタシよ! 跪かせてやる!」とメラメラした。……ん? ちがった?

・ママだけじゃなく、パパもトマスをトゥスンの嫁として認めたみたいです。あ、パパは星原先輩です。中央に坐ってます。でーんと。
・トゥスンが大きなしっぽを盛大に振っているのはわかりやすいですが、じつはもうひとり、イブラヒム様も静かにこっそり、トマスを応援してます。彼はトゥスンのように好きな相手に「好き」とは言わないんです。ツンツンしちゃうんです。
・ドナルド@みわっちと再会。ドナルドくんも異国でふつーに生きてる柔軟な人ですな。
・何故かトマス・ドナルド・トゥスンのとんちんかんトリオで陽気な銀橋渡りがあります。なんかすごーく浮いてる……コレ、ほんとに必要なの? すげートホホ感。
・トマスはどんどんエジプト軍で出世しているようです。そりゃまー、太守の息子たちに愛されりゃ、地位も上がるわな。
・さて、トマスのためにナニかしたいイブラヒム、アノウドを彼に献上する。あー、なんか『野風の笛』見てる気分だなー。
・守ってくれるイスラムの男のいないアノウドは、奴隷になるしかない。トマスは「兄妹として」そばに置こうとするが、根っからイスラムのアノウドはそれが理解できない。
・てゆーかこのヒロイン、人格ない? 無垢……というか、それを通り越してちょっとアレなほどなにも考えていない微笑みがこわい。ええっと。
・ここでもイスラムと自分の常識の差にとまどうトマス。
・銀橋でなんか、愛の苦悩をお歌いになります。
・ちょっと待て。君らまだ恋愛以前の関係やん。なんでここで相愛以後の苦悩の歌?
・歌詞と物語の内容が合ってない……。萎え……。
・歌だけ先に作ったんだろうなあ。脚本いじりすぎて、整合性とかなくなっちゃったんだろうなあ。

・えーっと、トマスを「アタシのモノにしてやる! アタシに跪かないなら殺してやる!」と息巻いていたナイリ姫は、具体的にナニか行動を起こしたという説明もなく、次の出番では政略結婚が決まってジ・エンドでした。
・映画版『ガンダム』のイセリナみたいだな……。「ガルマ様の仇!」と出撃したはいいけど、次の瞬間どかーん、で終わった人……テレビ版ではアムロに銃を向けるところまで描いてあったんだけど、映画では時間の都合で彼女のエピソードは全カット、「なにしに出てきたの、この人」という描かれ方に終わった、という。
・とまあ、きっとなにかしらナイリちゃんにもエピソードはあったんだろうな、谷が描かなかったんだろうな、とは推察できます。
・なんにせよ、一花ステキ。

・しかしこの兄弟、みんなトマスLOVE、トマスが欲しい! なんですな。おそるべしDNA。両親公認だしな。
・でもトマスのダーリンはいちおートゥスンのようです。
・せっかくイブラヒムがやって来たのに、トマスはトゥスンのことばっか言います。……可哀想なイブラヒム。
・トゥスンがいちばんバカだと思うんだけど……。あのバカさがかわいいのはわかるが……。

・ところで悪役だという噂の、さおたさん。どーゆー立場の人だっけ、よくわかんないけど、エジプト太守@星原先輩が力を持つことを懸念し、優秀な婿であるトマスを排除しようと画策する。
・でも、ナニか具体的にやってたっけ? トマス嫌いな人@王子をたきつけたんだっけ? 王子は勝手にトマスに突っかかってたよーな気もするが。
・なんかけっこうなりゆき?て感じで、トマスと役名わからん@王子が決闘、卑怯な王子をトマスが殺してしまう。
・エジプト兵をイギリス人が殺したー! そんなイギリス人は処刑だー!! ……てな話に持っていくのがさおたさんの策略だったらしい?
・ちょっと待て、太守公認の決闘だったし、勝負がついたあと王子が卑怯にも後ろから斬りかかったから、トマスが仕方なく斬り殺したんじゃん。そんなのトマスのせいじゃない。
・トマス処刑、の決定に、トゥスンは大反対、這いつくばって彼の命乞い。
・イブラヒムはひたすらクール。トゥスンと違って理詰めでトマスを殺すべきではないと太守に進言する。
・トマスを愛するふたりの男。この温度差、行動の差がイイ。
・でも太守の決定は覆らない。「トゥスンが早まったことをしないか気を付けろ」とイブラヒムに言い渡すあたり、息子の性格わかってんなぁ、と思う。つか、トゥスンって……!

・牢獄の中で、なんかとてもきれーなお衣装のトマス。
・そこにさらにきれーなお衣装を差し入れ、すぐにいなくなるアノウド。
・真っ白な、花嫁衣装みたいです。
・まとぶんきれー。
・なんかすごーく、ヒロイン。
・あれ、チガウ?
・豊太郎@みわっちキターー!!
・白軍服のドナルドさん。トヨさんだー、トヨさんがいるよー。
・捕虜交換でイギリスへ帰れるそうな。トマスひとりを残していけず、逡巡する彼に、トマスは「気にせず帰れ」と言う。
・ここのトマス好きだー。ドナルドを生かして帰国させるために、わざと「伝言」のふりで心を伝える。男泣きしつつその気持ちを酌むドナルド。
・男同士の愛情描いてる10分の1でも、ヒロイン相手に描いてくれりゃあいいのに……とまた、『野風の笛』を思い出す。遠い目。
・次に登場するのはダーリンです。熱血駄々っ子トゥスン、姫君を助け出すべく参上!ああもー、壮くん好きだー。なんでこういつも、無駄にキラキラキラキラしてるんだろう!

 翌日欄に続く〜〜。


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