さおたさん休演がショックです。
 わたしは初日しか観ていないけれど、さおたさんはいつも通りステキで年齢不詳で、すげーフェアリーな人として舞台にいました。
 代役云々という話ではなく、誰も代わりはできない貴重なスターさんだと思う。

 ゆっくり休んで、元気になって欲しい。
 でもって、矛盾してるかもしんないけど、早く舞台に戻ってきて欲しい。

 
 んでもって。

 初日の観劇感想は、芝居を初日の夜に、ショーをその翌日の昼には、書き終わっていたんだわ。
 長くなっちゃったからさ〜〜。1日3000文字くらいで順次UPして行きますわ。

 つーことで、以下、2日も前に書いた初日感想だ。

              ☆

 おぼえているうちに書いてしまおう、2回目の観劇で感想が上書きされる前に。
 まちがっておぼえていたり、忘れていたりしているのも、今のうちだけじゃん。リピートしたら、せっかく(?)ぐだぐだな記憶も正されちゃうわ(笑)。

 まとぶんトップおめでとー!公演初日観劇。

 震撼の、『Red Hot Sea』の感想+覚え書き。

 
 最初に言うと、わたしは、草野作品が理解できません。したくもないです。
 彼とは気が合いません。草野ショーだと観る前からテンションが落ちます。

 そーゆー人間なんで、まあ。
 駄作でもつまらなくても眠くてもかまわない。「生理的嫌悪感のない作品なら良いな」という、最低レベルの期待値で観劇しました。

 結論から言うと、「まっつがたくさん出ているから観る。他組なら1回で十分」です。

 だから、ダメなんですよ、草野ショーは。
 わたしの美意識とかけ離れているの。

 いつもの草野ショーでした。

 目新しさはなにもない。どっかで観た場面、どっかで聴いた音楽。過去作品の焼き直しとかリメイクとかインスパイアとか、言い方はどーでもいいけど、コレ5万回観たよな? てな、まったくもっていつも通りの草野です。

 だから、草野がダメなわたしは、まっつがいなかったら1回観ただけでもうたくさん、2度と観ていないと思う。

 反対に、草野作品大好き!! 血が躍るわっ! って人には、ど真ん中なショーじゃないでしょうか。

 
 とりあえず、『タカラヅカ絢爛III』と言っても、誰もが信じるでしょう。
 ちなみに、わたしは『タカラヅカ絢爛』が大嫌いです(笑)。『絢爛II』はまだマシだったけど、無印の方はぜんぜんダメっす。『絢爛』+『サザクロ』ってのが近いかな。

 作品的にはいろいろ思うところはあるんですが、発散系のショーなんで、出演者のパワーを愉しめます。
 もーみんな、かまわないからやっちゃって下さい。暴れちゃって下さい。
 花組万歳!! つーことで!

・舞台中央にボロボロのぽんぽん船が。
・プロローグ、シェル@みわっちのかわいらしさに、おどろく。
・あの人いくつですか、研12?! ありえない。
・ペドロ@ののすみ、ぽんぽん船から出てきたと思ったらすげー勢いで上手通路(81番横)をダッシュしていく。
・え、ソレだけ?!
・組長たちもいるんだが、なんかとってもおとなしく下手花道で釣り糸を垂れている。
・ぽんぽん船、動きます。上手花道に鎮座。

・オープニング、お魚ダンス、キターーッ!!
・ウロコウロコウロコ。ウロコがあるよーっ。ひえ〜〜。
・黄色オレンジピンク黄緑、とにかく全部蛍光カラーで1枚ずつ色分けされたウロコがびらびら付いたチュニックをみんな着ている。
・脱いで、そのチュニック脱いで〜〜!!
・ソレさえなければ、下はふつーにカラーのシャツスーツとかでしょ?
・人間の想像力の斜め上を行く色彩感覚。
・黄色とピンクのツートンカラー+ふわふわメルヘン・カツラ。脳天にはこれまたカラフルなトサカ。
・あはは・あはははは。
・まっつは黄緑です。あはは。あはははは。

・しょっぱなからあまりに草野全開で気が遠くなっていたので、まとぶさんが最初なにを着ていたかおぼえてません。
・でも、髪型(カツラ)がかっこよくて「まとぶさん、きゃ〜〜!」と思ったのはおぼえてる。
・ゆーひ・壮・まっつでトリオなんだ……愕然。あ、みわっちが草野ワンパタの狂言回し役だからか。
・スターのソロ歌い継ぎで、まっつもちゃんと順番が回ってきた。わざわざ出てきてちょろっと歌い、とっとといなくなるのは、次の場面の準備?
・ものすごい色彩、ものすごいセンス。
・このショーでいちばんお金を使ったのが、あの悪趣味極まりないウロコ・チュニックを組子全員分作ったこと、だったらどうしよう……。遠い目。

・暗転のあと、白スーツの男たち@ゆーひ、まつ+みつ。
・やーん、スーツ! スーツ!
・かっこいいっ。
・上手花道のぽんぽん船にいるみわっちから、サングラスを受け取るまつみつ。
・まっつ、髪型かっこいい。
・若ぶってる? ざっくりしたボリュームのある髪型。センターパーツじゃないけど、分け目アリで後ろへ流している。
・まっつがいつもとチガウ髪型してるなんて、レア〜〜。(まっつはいつも同じ髪型だと思い込んでいる)
・ゆーひさんを囲んでの銀橋。
・なんか、すごいもん見ている感じ……ゆーひの横に、まっつがいる……。
・この3人、詐欺師だよね? と、素で言ったらピュアゆーひファンさんに「もう詐欺師は勘弁して」と言われてしまった(笑)。
・でもなんか詐欺師っぽいー。
・男たちは本舞台にたどり着くと、カモメたちに迎えられる。
・ゆーひくんとカモメ@一花が踊る。なんか、一花が軽い。ほんとに翼があるみたい。
・ゆーひくんと一花ちゃんって、美しいなあ。体格差がまたいいんだ。
・まつみつもそれぞれカモメちゃんと踊り、カモメが大量増殖したあとは、彼女たちを従えて踊る。
・で、ゆーひくんが歌手です。
・ゆーひが歌って、まっつが踊っている……かなり本気で踊っている……なんつー不可思議な画面。
・真っ白でキレイ。

・ゆーひくんだけ残り、そこへ青い波がやってくる。
・青いロングコートみたいな衣装、青いビニールみたいなばさばさカツラで、壮くんがぺかーっと光を発する。
・ゆうひくんと壮くんはほんとに、光り方がぜんぜんチガウ……。ナニこの異世界感(笑)。
・でもゆーひくんと壮くん、どっちも長身で並ぶと迫力。きれい。
・白いカモメの女の子たちと白いゆーひくん、そして青い波の男たち。
・白と青が絡み合い、くるくる回ってとてもきれい。
・ここだっけ、ゆーひくんが灯台に持たれてポーズ取ってんの。ひとつ前だっけ?
・なにをするわけでもなく、灯台(舞台下手端にでかいセットがある)に手をついてもたれている姿がめっさかっこいいのっ。

・その灯台から、船長さんみたいな格好のまとぶん登場。
・歌いながらひとり銀橋を歩く姿に、郷愁をかき立てられる。
・『ドルチェ・ヴィータ!』……銀橋で歌っていた一等航海士@まとぶんの姿が脳裏で点滅する。
・あれから、ずいぶん遠くまで来たね。旅してきたね。
・つらかったり大変だったりした分、強くていい男になったね。
・あ、なにを歌ってるのか、歌詞はわけわかんない(笑)。
・つか、本舞台の奥を通っていく謎の船はナニ?!
・最初のぽんぽん船はずっと花道にあるし。別の船? いったい船何隻あるのよ、このショー?!(白目)

 翌日欄へ続く。


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