大好きを数えよう・その3。@Shining Rhythm!
2012年6月17日 タカラヅカ 今さら『Shining Rhythm!』語り、の続き。
第4章は中詰め、ラテンメドレー。
ラテンだからといって、中村Bはエリマキトカゲ衣装にしたりしない。ストイックに燕尾服です、女子はドレスです。
ただし色は蛍光カラーです(笑)。
スターたちの歌い継ぎ、コマくんターンにひそかにツボる。
だって、コマくんを取り巻く美女たちの、学年……!
副組長から、いちばん下級生でもあゆみちゃん、という「大人の女」揃い。
中村B、ほんとに上から順番、ナニも考える気ナシ!
この雪組きっての強面……ゲフンゲフン、麗しのおねーさまたちをはべらして歌うコマくんの男っぷり!! がんばれコマ!
や、コマだから出来るんだよ、コマ以下の子だったら無理。
(おねーさまズの真ん中で歌うきんぐを想像して、身もだえる)
次のまっつのターンは、なんといっても大人数のまっつステップ。
ナガさんまで一緒になってやってるんだもんよ……すげえ。
ちぎみみ銀橋はえっと、歌が……。
みみちゃん、キムくんとだと歌がうまくなるけど、ちぎくんとだと一気にヘタになる……このふたり、見た目は美形同士なのに、歌わせちゃ駄目コンビなんだよなあ。
歌は気にしないで、キラキラした美貌を楽しむのだ。
んで、銀橋のふたりの後ろ、本舞台には黄色いドレスの女の子たちがぞろりと登場。センターはキラキラドレスのあゆっち。
ここの女の子たちの歩き方がかわいいの。特にあゆっち! 踊りながら歩くんだけど、その振りがかわいくて、いつもガン見してた。
あゆっちはこーゆードレスとこーゆーダンスは、ほんとかわいい。舞台全体に広がった女の子たちの、真ん中が似合う華やかさがある。
キムちぎの男同士のデュエットダンスの色気のなさは、なんなんだろう……。
キムくんもちぎくんも美形なのに、美しい絡みであるはずなのに、色気に欠けるために、なんとも残念感が漂う。
キムちぎが体育会系の先輩後輩スキンシップ(「先輩、よろしくお願いします!」「よしっ、かかってこい!」「オスッ!」)をしている横で、ひとりでエロくシャウトするまっつ。……不思議な図だわ。
キムは歪んだ真珠、正統派美形と正統派な「男同士ですよ、萌えていいんですよ」場面だと正しく輝きを発揮しない。
キムくんはなんつーんだ、もっとヤバイところで輝く人、醸す人だと思う。
その昔、ハマコと黒燕尾でタンゴ踊って「美少年とパトロン、しかも力関係は美少年が上、中年紳士は愛の下僕」的、シャレにならん背徳感を見せつけたように。
中詰めの最後はスターの銀橋ラインナップ、キムくんは客席登場。
ここではまつださんのきんぐいじりばかり見ていました。
2回きんぐに絡むんだけど、1回目はさらっと、2回目は笑顔で肩抱き……大変だな、きんぐ。まつださんに翻弄されるのは彼的運命?(笑)
あと、みみちゃんの腰を抱くまっつ!!
まつださんは両手に花、きんぐとみみちゃん、両方に手を出している。
きんぐにちょっかい出して、次のターンではみみちゃんの腰を抱いて、次またきんぐの肩を抱いて、みたいな調子。
や、他の人たちもみんな、隣の人となにかしらやってたんだと思うけど、視界固定だったもんで他はわかりませぬ(笑)。
中詰めのあと、クライマックス前のつなぎ場面は中村B定番のムード歌謡。
きんぐとあゆっち。
あゆっちにはやっぱこれくらいタッパのある男役相手でないと、体格的に以下同文。
ここのきんぐの歌はえーらいこっちゃ、おかしい、きんぐって確か歌える若手スター認識だったはず。新公主演していた頃はそう言われていたはず。
なのになんでこんなことになっちゃってるんだろう……ってくらい、歌が激ヤバだった。
曲が彼に合っていないのか、あゆっちとの相性なのか、とにかくすごかった……。
東宝まで行くと少しマシになっていて「よかったよかった」と言っていたら、東宝で初見だった人が「ええっ、あれで?!!」とさらに驚愕していたなあ。「マシになってアレなら、ムラはどんなことになっていたの」と。いやだから、すごかったんだよ、としか……。
てゆーかきんぐとあゆっち、って、新公主演コンビじゃん……。
なつかしいね……。
第5章「光と影」。ここがクライマックス、この作品で最も描きたかった場面。
他の章が全部「なんちゃらリズム」なのに対し、ここだけは「光と影」。
この場面、2階席から観るのがイイの。
最初の影のターン、歌うまっつと踊る彩彩を照らすライトの美しさ。
お馴染みのいろんな色の混ざったステンドグラスみたいなライトが、万華鏡みたいに照らしているんだけど、輝度が低いために全体的にはやっぱ「影」って感じなの。そこに、翔くんをすっと照らすライトが走るとか、ぞくぞくする演出。
ところでここのまっつの歌、彼は影なのよね、光はキムくん。でもって影であるまっつは「光が影を抱きしめる」と歌う。
つまり。
音月さんが未涼さんを抱きしめるってことですか。
黒尽くめのまっつさんを、キラキラのキムさんが後ろから抱きしめるわけですね。
毎回毎回、「なんちゅー歌詞や」と思って観てました(笑)。
実際、この歌詞のとこでまっつ、自分で自分を抱きしめるしね、そりゃあもうエロエロに。
あれってつまり……。
影たちの激しいダンスのあと、さーーっと光が射すように、まさに神々しく、光S@キムくんが登場する。
闇を払い、光が満ちる。
それは確かに、「光が影を抱きしめる」かのよう。
前述の通り、キムくんは正統派の腐った絡みで客席を萌えさせるタイプの男役さんぢゃない。美しいキムちぎがデュエットダンスしても、何故か健康的すぎて残念になる。
彼に耽美的なもの、腐ったモノを客の目に心に喚起させるには、正攻法じゃダメなんだな。
闇の中に光が射し、神々しい感動が満ちる……! のと同時に、「これって、闇の中で立ち尽くしているまっつを、光のキムくんが抱きしめている演出なんだ」と想像の翼を広げさせる、そーゆーストレートではない方法が必要なんだ!(笑)
観客の想像力、これに勝る演出はありませんから。
直接的に絡ませるより、ファンの萌えハートに丸投げした方が耽美なモノになるって!
すごい中村B! 萌えさせてもらったわ! ごちそうさまっす!!
……いやその、他の人がどうか知らんが、わたしは何重にも楽しみました、「光と影」。
キムくんの髪型には最初びっくりしたけど(笑)、すぐに見慣れたし、彼のあの素晴らしい歌唱力と真ん中力、「神」であることになんの疑問もない確固たる強さと存在感に感動しまくりでした。
この場面、大好き過ぎる。
第4章は中詰め、ラテンメドレー。
ラテンだからといって、中村Bはエリマキトカゲ衣装にしたりしない。ストイックに燕尾服です、女子はドレスです。
ただし色は蛍光カラーです(笑)。
スターたちの歌い継ぎ、コマくんターンにひそかにツボる。
だって、コマくんを取り巻く美女たちの、学年……!
副組長から、いちばん下級生でもあゆみちゃん、という「大人の女」揃い。
中村B、ほんとに上から順番、ナニも考える気ナシ!
この雪組きっての強面……ゲフンゲフン、麗しのおねーさまたちをはべらして歌うコマくんの男っぷり!! がんばれコマ!
や、コマだから出来るんだよ、コマ以下の子だったら無理。
(おねーさまズの真ん中で歌うきんぐを想像して、身もだえる)
次のまっつのターンは、なんといっても大人数のまっつステップ。
ナガさんまで一緒になってやってるんだもんよ……すげえ。
ちぎみみ銀橋はえっと、歌が……。
みみちゃん、キムくんとだと歌がうまくなるけど、ちぎくんとだと一気にヘタになる……このふたり、見た目は美形同士なのに、歌わせちゃ駄目コンビなんだよなあ。
歌は気にしないで、キラキラした美貌を楽しむのだ。
んで、銀橋のふたりの後ろ、本舞台には黄色いドレスの女の子たちがぞろりと登場。センターはキラキラドレスのあゆっち。
ここの女の子たちの歩き方がかわいいの。特にあゆっち! 踊りながら歩くんだけど、その振りがかわいくて、いつもガン見してた。
あゆっちはこーゆードレスとこーゆーダンスは、ほんとかわいい。舞台全体に広がった女の子たちの、真ん中が似合う華やかさがある。
キムちぎの男同士のデュエットダンスの色気のなさは、なんなんだろう……。
キムくんもちぎくんも美形なのに、美しい絡みであるはずなのに、色気に欠けるために、なんとも残念感が漂う。
キムちぎが体育会系の先輩後輩スキンシップ(「先輩、よろしくお願いします!」「よしっ、かかってこい!」「オスッ!」)をしている横で、ひとりでエロくシャウトするまっつ。……不思議な図だわ。
キムは歪んだ真珠、正統派美形と正統派な「男同士ですよ、萌えていいんですよ」場面だと正しく輝きを発揮しない。
キムくんはなんつーんだ、もっとヤバイところで輝く人、醸す人だと思う。
その昔、ハマコと黒燕尾でタンゴ踊って「美少年とパトロン、しかも力関係は美少年が上、中年紳士は愛の下僕」的、シャレにならん背徳感を見せつけたように。
中詰めの最後はスターの銀橋ラインナップ、キムくんは客席登場。
ここではまつださんのきんぐいじりばかり見ていました。
2回きんぐに絡むんだけど、1回目はさらっと、2回目は笑顔で肩抱き……大変だな、きんぐ。まつださんに翻弄されるのは彼的運命?(笑)
あと、みみちゃんの腰を抱くまっつ!!
まつださんは両手に花、きんぐとみみちゃん、両方に手を出している。
きんぐにちょっかい出して、次のターンではみみちゃんの腰を抱いて、次またきんぐの肩を抱いて、みたいな調子。
や、他の人たちもみんな、隣の人となにかしらやってたんだと思うけど、視界固定だったもんで他はわかりませぬ(笑)。
中詰めのあと、クライマックス前のつなぎ場面は中村B定番のムード歌謡。
きんぐとあゆっち。
あゆっちにはやっぱこれくらいタッパのある男役相手でないと、体格的に以下同文。
ここのきんぐの歌はえーらいこっちゃ、おかしい、きんぐって確か歌える若手スター認識だったはず。新公主演していた頃はそう言われていたはず。
なのになんでこんなことになっちゃってるんだろう……ってくらい、歌が激ヤバだった。
曲が彼に合っていないのか、あゆっちとの相性なのか、とにかくすごかった……。
東宝まで行くと少しマシになっていて「よかったよかった」と言っていたら、東宝で初見だった人が「ええっ、あれで?!!」とさらに驚愕していたなあ。「マシになってアレなら、ムラはどんなことになっていたの」と。いやだから、すごかったんだよ、としか……。
てゆーかきんぐとあゆっち、って、新公主演コンビじゃん……。
なつかしいね……。
第5章「光と影」。ここがクライマックス、この作品で最も描きたかった場面。
他の章が全部「なんちゃらリズム」なのに対し、ここだけは「光と影」。
この場面、2階席から観るのがイイの。
最初の影のターン、歌うまっつと踊る彩彩を照らすライトの美しさ。
お馴染みのいろんな色の混ざったステンドグラスみたいなライトが、万華鏡みたいに照らしているんだけど、輝度が低いために全体的にはやっぱ「影」って感じなの。そこに、翔くんをすっと照らすライトが走るとか、ぞくぞくする演出。
ところでここのまっつの歌、彼は影なのよね、光はキムくん。でもって影であるまっつは「光が影を抱きしめる」と歌う。
つまり。
音月さんが未涼さんを抱きしめるってことですか。
黒尽くめのまっつさんを、キラキラのキムさんが後ろから抱きしめるわけですね。
毎回毎回、「なんちゅー歌詞や」と思って観てました(笑)。
実際、この歌詞のとこでまっつ、自分で自分を抱きしめるしね、そりゃあもうエロエロに。
あれってつまり……。
影たちの激しいダンスのあと、さーーっと光が射すように、まさに神々しく、光S@キムくんが登場する。
闇を払い、光が満ちる。
それは確かに、「光が影を抱きしめる」かのよう。
前述の通り、キムくんは正統派の腐った絡みで客席を萌えさせるタイプの男役さんぢゃない。美しいキムちぎがデュエットダンスしても、何故か健康的すぎて残念になる。
彼に耽美的なもの、腐ったモノを客の目に心に喚起させるには、正攻法じゃダメなんだな。
闇の中に光が射し、神々しい感動が満ちる……! のと同時に、「これって、闇の中で立ち尽くしているまっつを、光のキムくんが抱きしめている演出なんだ」と想像の翼を広げさせる、そーゆーストレートではない方法が必要なんだ!(笑)
観客の想像力、これに勝る演出はありませんから。
直接的に絡ませるより、ファンの萌えハートに丸投げした方が耽美なモノになるって!
すごい中村B! 萌えさせてもらったわ! ごちそうさまっす!!
……いやその、他の人がどうか知らんが、わたしは何重にも楽しみました、「光と影」。
キムくんの髪型には最初びっくりしたけど(笑)、すぐに見慣れたし、彼のあの素晴らしい歌唱力と真ん中力、「神」であることになんの疑問もない確固たる強さと存在感に感動しまくりでした。
この場面、大好き過ぎる。