彼は属性「ハンサム」!@ヴァンパイア・サクセション』
2016年5月5日 タカラヅカ マカゼさん主演作、『ヴァンパイア・サクセション』 初日観劇。
作品は趣味に合わず、観ているのがつらかった。その話はもうしたくないので、キャスト感想に行く。
マカゼは昔から男前だったけど、容姿に学年が追い付いてきた感じやな~。
ほんっとにかっこいい。美しい。
イシダ作品は美しくないので、キャストの美しさが重要。ちぎくんがイシダ作品をその美貌だけで支えていたように、マカゼ氏が美しさだけで踏ん張っているさまを見て胸熱。
美しさ「だけ」ってマカゼに他はないっちゅーんかい、という意味じゃないよ。今言及しているのは「美しさ」の話。作品にも美しさが求められるタカラヅカですから。
たとえば「美しさ」を点数化して、作品100、キャスト100、合計200配点で、180点以上ないと「タカラヅカ」らしくない、それより低い点数なら、外部でいいじゃん、とかゆー基準だとすると。
イシダ作品はそもそも作品点を20とかしか作家が用意してなかったりするわけよ。植爺ですら40は用意してるよ、景子タンなんか他を犠牲にして150点とか配分してるよ、なのに20ですか!!てな。
この場合、「美しさ」点はキャストの肩にかかっちゃうわけですよ。作品点がMAXで20じゃあ、キャストが100点満点取っても成績は120にしかならないのに……「美しくない」という評価がキャストのせいになってしまう。
いつだって悪いのはキャストで、演出家は悪くない。駄作は出演者のせい。だってキャストは生徒で演出家は先生様。それがタカラヅカ。だから植爺は巨匠として現在に至る。演出家に責任があれば、植爺が今も現役の先生様でいるわけない、ザッツ・タカラヅカ☆
イシダ作品も同じ、「なんでタカラヅカでやってるのかわからない」ような作品でも、生徒が力尽くで「タカラヅカ!!」にしなくてはならない。その、美しさで。
マカゼはハンサムだけど、あまりファンタスティックな芸風のジェンヌではない認識だった。
生々しいとは思わないけれど、地に足着いた感は常にあったというか。
その曖昧さが魅力だとも思っていた。
そんな人がイシダ作品で主演を張ると、そうか、ファンタジーではなく、マンガ系になるのか(笑)。
2.5次元に挟まっちゃって、じたばたしている感。マンガになりきれているわけでなく、かといって現実感があるわけでなく、
架空の世界のふわふわと現実の世界の泥臭さを、絶妙に引きずって、マカゼ氏がくそ真面目にイケメンをやっている。
愛しいな。
こういうマカゼ氏がとても愛しい。
全編通して「マカゼの無駄遣いだっ、貴重な主演機会をこんなもんで浪費させやがって!!」という演出家への不満は渦巻きまくっていたけれど、マカゼはなにやったって「ハンサム」だからいいや。
ちょっと嘘くさいまでに「ハンサム」……ああ、それってとっても「タカラヅカ」。
わたしの愛する、「タカラヅカ」。
相手役の女子大生、まどかちゃんは……何故にああも丸い……。
イシダ作品は美しくないので、そこで「美しいヒロイン」をやるのは難しい。現代モノだとことさら変っ!な衣装着せられるし。イシダせんせの思うところの「ナウいヤングの服と髪型」な……大変だよな……。
にしても、あまりかわいく見えなくて残念。
若いから仕方ないんだろうけど、早く大人になって、しゅっと引き締まってくれないかなあ……。ヒロイン力はあるのだから、あとはビジュアル……きれいなら、それだけで説得力になるからなあ。
マカゼとまどかちゃんは、あまり似合いのカップルには見えなかった。
ヴァンパイアと少女、という異種族モノだから、違和感がある方が設定的には正しいんだろうけど……やっぱ衣装かなあ。
『Shakespeare』のときは別に、マカゼとまどかちゃんが並んでいても、特にナニも思わなかった。同じ筆遣いで描かれた絵だった。
なのに今回は、ふたりのキャラの画風が違いすぎて。
マカゼは大抵なに着てもオトコマエだけど、まどかちゃんは着こなせない服が多い。衣装と髪型によってはきれいなんだけど、そうでないときの違和感が大きい。
ちなみにわたし、おっさんと少女とか、別にOKな人っす。
ジャン・レノの『レオン』とか、トヨエツの『青い鳥』とか。ほら、『キャンディ・キャンディ』世代ですから! キャンディは丘の上の王子様と結ばれるのよ!(笑)
それにわたしゃ、佐々木丸美ファンですから、「おっさんと少女の恋愛」鉄板ですよ、基本ですよ。幼いヒロインが、10以上年上の青年に恋をして、高校生くらいになってから30男となった彼と再会し、本格的な恋がはじまるんですよ! 佐々木丸美作品ほとんどこのパターンだから!
マカゼがどんだけおっさんで、まどかちゃんがどんだけロリータでも、まったくかまわない。おっさんと幼女だから似合わないとは、思わない。
ただ。
今回のマカゼ氏とまどか嬢は、しっくりこなかった。
あー、いっそのことマカゼとまどかで『レオン』観たかったわー……。
絶対萌えたわー……。
イシダ作品でなければ、もっとときめきがあったかもしれない。……って、結局ソコに行き着くのか。
作品は趣味に合わず、観ているのがつらかった。その話はもうしたくないので、キャスト感想に行く。
マカゼは昔から男前だったけど、容姿に学年が追い付いてきた感じやな~。
ほんっとにかっこいい。美しい。
イシダ作品は美しくないので、キャストの美しさが重要。ちぎくんがイシダ作品をその美貌だけで支えていたように、マカゼ氏が美しさだけで踏ん張っているさまを見て胸熱。
美しさ「だけ」ってマカゼに他はないっちゅーんかい、という意味じゃないよ。今言及しているのは「美しさ」の話。作品にも美しさが求められるタカラヅカですから。
たとえば「美しさ」を点数化して、作品100、キャスト100、合計200配点で、180点以上ないと「タカラヅカ」らしくない、それより低い点数なら、外部でいいじゃん、とかゆー基準だとすると。
イシダ作品はそもそも作品点を20とかしか作家が用意してなかったりするわけよ。植爺ですら40は用意してるよ、景子タンなんか他を犠牲にして150点とか配分してるよ、なのに20ですか!!てな。
この場合、「美しさ」点はキャストの肩にかかっちゃうわけですよ。作品点がMAXで20じゃあ、キャストが100点満点取っても成績は120にしかならないのに……「美しくない」という評価がキャストのせいになってしまう。
いつだって悪いのはキャストで、演出家は悪くない。駄作は出演者のせい。だってキャストは生徒で演出家は先生様。それがタカラヅカ。だから植爺は巨匠として現在に至る。演出家に責任があれば、植爺が今も現役の先生様でいるわけない、ザッツ・タカラヅカ☆
イシダ作品も同じ、「なんでタカラヅカでやってるのかわからない」ような作品でも、生徒が力尽くで「タカラヅカ!!」にしなくてはならない。その、美しさで。
マカゼはハンサムだけど、あまりファンタスティックな芸風のジェンヌではない認識だった。
生々しいとは思わないけれど、地に足着いた感は常にあったというか。
その曖昧さが魅力だとも思っていた。
そんな人がイシダ作品で主演を張ると、そうか、ファンタジーではなく、マンガ系になるのか(笑)。
2.5次元に挟まっちゃって、じたばたしている感。マンガになりきれているわけでなく、かといって現実感があるわけでなく、
架空の世界のふわふわと現実の世界の泥臭さを、絶妙に引きずって、マカゼ氏がくそ真面目にイケメンをやっている。
愛しいな。
こういうマカゼ氏がとても愛しい。
全編通して「マカゼの無駄遣いだっ、貴重な主演機会をこんなもんで浪費させやがって!!」という演出家への不満は渦巻きまくっていたけれど、マカゼはなにやったって「ハンサム」だからいいや。
ちょっと嘘くさいまでに「ハンサム」……ああ、それってとっても「タカラヅカ」。
わたしの愛する、「タカラヅカ」。
相手役の女子大生、まどかちゃんは……何故にああも丸い……。
イシダ作品は美しくないので、そこで「美しいヒロイン」をやるのは難しい。現代モノだとことさら変っ!な衣装着せられるし。イシダせんせの思うところの「ナウいヤングの服と髪型」な……大変だよな……。
にしても、あまりかわいく見えなくて残念。
若いから仕方ないんだろうけど、早く大人になって、しゅっと引き締まってくれないかなあ……。ヒロイン力はあるのだから、あとはビジュアル……きれいなら、それだけで説得力になるからなあ。
マカゼとまどかちゃんは、あまり似合いのカップルには見えなかった。
ヴァンパイアと少女、という異種族モノだから、違和感がある方が設定的には正しいんだろうけど……やっぱ衣装かなあ。
『Shakespeare』のときは別に、マカゼとまどかちゃんが並んでいても、特にナニも思わなかった。同じ筆遣いで描かれた絵だった。
なのに今回は、ふたりのキャラの画風が違いすぎて。
マカゼは大抵なに着てもオトコマエだけど、まどかちゃんは着こなせない服が多い。衣装と髪型によってはきれいなんだけど、そうでないときの違和感が大きい。
ちなみにわたし、おっさんと少女とか、別にOKな人っす。
ジャン・レノの『レオン』とか、トヨエツの『青い鳥』とか。ほら、『キャンディ・キャンディ』世代ですから! キャンディは丘の上の王子様と結ばれるのよ!(笑)
それにわたしゃ、佐々木丸美ファンですから、「おっさんと少女の恋愛」鉄板ですよ、基本ですよ。幼いヒロインが、10以上年上の青年に恋をして、高校生くらいになってから30男となった彼と再会し、本格的な恋がはじまるんですよ! 佐々木丸美作品ほとんどこのパターンだから!
マカゼがどんだけおっさんで、まどかちゃんがどんだけロリータでも、まったくかまわない。おっさんと幼女だから似合わないとは、思わない。
ただ。
今回のマカゼ氏とまどか嬢は、しっくりこなかった。
あー、いっそのことマカゼとまどかで『レオン』観たかったわー……。
絶対萌えたわー……。
イシダ作品でなければ、もっとときめきがあったかもしれない。……って、結局ソコに行き着くのか。