箇条書きだとかえって長くなるんだよな、どーでもいいことまで書いてしまうから。
 とゆーことで、まさかの3回目、新人公演『明智小五郎の事件簿―黒蜥蜴』箇条書き感想。

 場面は、黒蜥蜴の島、明智が正体を現すところから。

・あれ? まぁくんの光が、少なくなっている。
・明智の「プロポーズ」の歌は、聴かせどころのひとつのはずが、そりゃーもー、大変そうで。
・つたない歌を歌うことに必死になっている明智と、そんな歌を聴いているのかいないのか、なんか勝手にひとりで苦悩している黒蜥蜴と。
・ヲイヲイ、このふたり大丈夫か。
・でもまぁくん、歌の途中からまた発光しはじめる(笑)。へたくそなのに。
・黒蜥蜴も、途中から明智を見はじめる。
・あ、歌が終わるかどうかぐらいでよーやくこのふたり、目が合った。それまで、てんで勝手に演技してたのに。
・「おいで」のラヴシーンは好きだ。
・最初、案山子のよーだったのにね、まぁくん。同じように抱き合っていても、まぁくんの質量が冒頭とはちがってきている。
・さて、ののすみちゃん得意のひとり芝居。明智を兄だと知った黒蜥蜴ちゃんの苦悩と自殺。
・ののすみちゃん、ひとりの方が活き活きして見えるのは、新公でいっぱいいっぱいなのと、相手役の力不足も関係しているのだと思う。いまいち相手に合わせて演技していない。本人に余裕があるか、相手に実力があれば、またちがった黒蜥蜴を見ることが出来たんだろうなあ。そう思うと惜しいなあ。
・それにしても、黒蜥蜴の最期と明智の慟哭で、泣けたんですが。
・実は本公演では、まったく泣けません。オサ様の美声には酔いしれてますが、ソレだけです。唯一泣けるとすれば、むしろまとぶの「プロポーズ」だったりする(「マックス好き。素敵」「アレ、マックスぢゃないから!」ツッコミ役のドリーさんに突っ込まれ済)。
・歌下手なのに、まぁくん! それでもなんか、泣けるんですけど。なんかいろいろ大変なことになってるのに!! ついでにゆーと、髪型似合ってないし、なんかユニークな顔の明智なのに!
・まぁくんの光が、ぎゅいーんと放出されています。
・ああなのに、泣けているっつーに、横っちょに波越警部@かすがが出てくると「ああっ、楽園のヲトメのくせにー、またそんなくたびれたコートなんか着ちゃって、おじさん!(笑)」と気もそぞろに。
・連行されるめぐむを見送り、またまぁくんへ視界を戻す。

・ラストシーンの大合唱。人数少なっ。これだけでやってたんだ……楽園のヲトメたちは、あんなにたくさんいた気がするのに。
・アレは、インパクトの勝利か……。
・きらりちゃんのソロが、大変だー。
・『ファントム』でもすごかったよなあ、きらり……(笑)。その歌声で、どんなにソロパートが短くても注目を集めることが出来る。「ぇっ、今のものすごい声、なに?!!」と。タニちゃんと似た能力だな。
・葉子さん、前髪がふつーだ。オンザ眉毛(時代を感じさせる言葉)でなきゃいかんのかと思っていたよ。分け目を作ってもいいキャラだったんだ?
・メイド@彩音ちゃん、かわいー。
・明智が上着を脱がない。なんで? わざわざ一度脱いで、わざわざもう一度着る、のはオサ様ならではのファンサービス?!
・脱がなかったら、どーするつもりだ、最後の「立ち直った明智」の表現は?
・結局まぁくんは脱ぎ脱ぎプレイナシ(プレイゆーな)。
・きっちり背広を着込んだまま階段を下りてきて、襟を正したのみだった。
・並ぶと小林くん、やっぱでけぇな。
・コーラスの人々のなかに現れる黒蜥蜴の亡霊……人が少なく、階段上が空いているので、よく目立つ。
・結局、主役は黒蜥蜴だった。

 オサ様明智を相手に、ののすみ黒蜥蜴が見てみたいっす……。

 まぁくんはまだ「大人の男」だとか「辛抱役」はできないんだよなあ。いつかできるよーになるんだろうか……無理っぽ……ゲフンゲフン。
 ルーク@『MIND TRAVELLER』や、本役の帽子の書生さんの方が明智より絶対魅力的だー。ルークはともかく、書生にも負ける明智像って……。
 それでも、なんか不安定でわけわかんない魅力があるので、見ていてたのしい。わくわくする。

 そして、改めてこの芝居、トップと2番手が一切絡まないのだと痛感。
 明智、雨宮って男がいたこと、知ってる? 手下その1@本役だとまっつと同じ程度にしか思ってないんぢゃ?
 主人公にその程度としか認識されていない2番手の役って……。

 せっかく同期コンビなのよ、まぁくんとめぐむ!!
 華のまぁくんと実力のめぐむ。コンビとして互いにないものを補い合うことのできる、素敵コンビなのにー。雪組のテルキタみたいにさー。どっちも長身でスタイルよし、中卒で若さぴちぴちの研5(今年度研6)なのにー。めぐむは若く見えないけどー(笑)。

 ふたりががっつり絡む話が見たかったわ。

 長の期が研6という1学年少ない新公で、拙さも拡大されていたけれど、それでもなんかたのしかったっすよ。

 
「花組『ハロダン』がしゅん様中心だったらいいねえ」
「そんなの、絶対観に行くよー」
「しゅん様と、マメだったら、えらいことになるかも」
「ソレ、組ファンがこぞって駆けつけるよ?!」

 てな会話を、ドリーさんやnanaタンとかわしては、花組下級生を愛でておりますよ。

 がんばれー。


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