キャスト覚え書き。@双曲線上のカルテ
2012年8月7日 タカラヅカ ちょっくら覚え書き。
『双曲線上のカルテ』キャストについて。
役名がなにひとつアタマに入ってないし、何年かあとに見直してもさらにわけわかんないだろうから、役者名だけで。
なんで劇団は、あすレオをコンビ売りしてくれないんだろう。
このふたりはなかなかどーして、似合うと思うんだ。
劇団から存在を抹殺された『仮面の男』ムラ版にて、作品はともかく、いろんな人から「ボール係のふたり」について話を振られた。
ひとりずつでもそりゃかわいいけど、ふたり揃うと素敵にキラキラしてたんだ。
レオくんとあすくんでは、本公演の役付からして差が付いてきているけど、それでも、もう少しさあ……。
別箱公演ではいつもふたり別々。
そしてあすくんは、役とか見せ場とかのない公演の方に割り振られる……。
レオくんは路線で、あすくんはそうではない、ってことなのかもしれないけど、あすくんスキーとしては切ないっす。
いや、『双曲線上のカルテ』にて、あすくんはちゃんと通し役をもらっている。だから、『フットルース』で名もなき学生のひとりをやることと比べてどうこうってわけでもないんだが。
あすくんにもあの学生服を着て、レオくんと絡んで欲しかったなー、なんて思うのことよ。
通し役、つってもこの『双曲線上のカルテ』の役ってみんな扱いが軽くてご都合主義で、わたしの個人的な好みから大きくかけ離れているもので、あすくんに限らずどの役にも、物言いたい気分になったりもする。
それでも、フィナーレでいい位置で踊ってたし、良かったのかなあ、あすくん……。
あすくんは十分うまいので、りーしゃ共々芝居に違和感なし。
もっと大きな役を演じるあすくんが見てみたいっす。
わたし的に不思議な手応えを感じるのが、りーしゃくん。
美貌の人としてビジュアルを愛でる専門、それ以上はあまり求めてなかったんだが(失礼な)、最近ほんとイイ味出してるなあと。
芝居がうまい、のとはチガウと思うの。芝居のうまいヘタは好みが大きいから、わたしの観点においては、という意味で。
だけどなんか、場にハマる。
チガウ、浮いてる、もぞっとする……でもその場違い感すら、ハマっている気がする。
たまたまそんな役が続いただけなのか、彼の持ち味なのか、実はものすごい才能なのか、見守りたい。
最近気になるひとり(笑)。
翔くんはほんと、うまくならないな(笑)。
ものすごかった『灼熱の彼方』に比べればうまくなった……けど、「若者が小器用になった現代において、びっくりするほど大根」と周囲を瞠目させたあのときから、『仮面の男』新公ではずーっとマシになっていたとはいえ、そっから先はあまり変わっていないような。
ほんとに、誰もが小器用でテレビタレントの子役だろうとアイドルだろうとそこそこの芝居をしている時代なのに、不思議なくらい不器用だなあ。
勢いでがなっている役はまだマシなんだけど、今回みたいな人格も個性もなさそーな好青年役、って、翔くんには鬼門かもなー。
母と息子の場面が長すぎて、どうしようかと思ったよ。
とりあえず、きれいなんだが……がんばってくれ……。
その、翔くんのお母さん役、夢華さん。
今、学年いくつだっけ……。
中年女性、あのはっちさんの愛人役がハマる、って、どんだけ。
下級生たちの中では、やっぱ安定してうまい人だと思う。
ただ、記号的なのは相変わらず。今回もまた、飲み屋の女将、愛人などの記号だけで存在していたような。
あのはっちさんが何故、夢華さんを愛人にしていたのか、昔の女で今はカタチがチガウのかもしれないが、それでも彼女に安らぎを求めているのか、そのへんがちっとも伝わらない。
だからもともと嘘くさい作品で嘘くさいキャラばっかなんだが、さらにご都合主義度が上がっている。イシダの大好きな移植ネタをやりたかっただけなんだろうな、みたいな。
基礎はある。どうやったらあとひとつ、ぱんとはじけられるんだろうか。
芝居って難しい。
加えて、翔くん相手の芝居は、無理があったなー。ひきずられちゃうのかな、文化祭風味っていうか。
『Shining Rhythm!』のときとか、かわいくなってきたと思ったけど(舞台人は舞台に立った数で垢抜けていく!)、今回は役のせいか、またビジュアルが落ちていたのは気になる。
五峰ねーさんがいくつになって華やか美人であるように、たとえおばさん役でも美しくしていいんだから。
しかし、フィナーレの歌は耳福だった……。
てゆーかこの芝居、歌が得意なゆめみ・にわにわ・朝風・カレン・あすが歌わず、歌が苦手と世間に認識されている人たちだけががっつり歌ってるんだよね……。
夢華さんだけか、歌ウマさんでちゃんと歌わせてもらったのって。
さらちゃんが、あまりに素敵な使われ方で吹いた。
あのHANACHANGの衣装着て、アイドル……。しかも素敵に昭和風。イタリアでも現代(よりは、少し前?)でもなく、日本の昭和時代。イシダだわ……。(『50/50』という、昭和時代な作品がありましたね……)
しかし、このアイドルちゃんのエピソードは、意味がわからなかった……。
るりちゃんもまたうまい子で、ついでにあのミニマムさも合わせてけっこー萌えにもつながる子だと思うんだが、今回はどう受け止めてイイかわからん……。
天使て……。
雛ちゃん桃花ちゃんという美女も、結局のところナースコスプレを楽しむだけに留まるのか。もったいない。
若手2大イケメンのかなとくんといぶきくんも、もったいない限り。
バウでくらい、もっと役が欲しいよなああ。
央雅くんもビジュアルを眺めるのみって感じっすか……。いや、ヤクザ(笑)役だけでなく、アルバイトも含めて。
ハウルに至ってはもお……。
今回、イシダ定番のおてもやんは出なかったけど、かわりにイシダの悪趣味を引き受けていたような。
本人楽しそうだからいいのか。
一度、ドシリアス大人芝居のハウルを見てみたい。
わたしの周囲限定かもしんないけど、「ハウル、ドS認定」されてるんだけど……そうなんですか? たしかに組本とか素敵すぎるコメントだけど。
『黒い瞳』以来、央雅くんとハウルが並んでいると、それだけでうれしいんですが(体格の差も含め)、たしかにハウルは攻に見える……。(えっ)
『双曲線上のカルテ』キャストについて。
役名がなにひとつアタマに入ってないし、何年かあとに見直してもさらにわけわかんないだろうから、役者名だけで。
なんで劇団は、あすレオをコンビ売りしてくれないんだろう。
このふたりはなかなかどーして、似合うと思うんだ。
劇団から存在を抹殺された『仮面の男』ムラ版にて、作品はともかく、いろんな人から「ボール係のふたり」について話を振られた。
ひとりずつでもそりゃかわいいけど、ふたり揃うと素敵にキラキラしてたんだ。
レオくんとあすくんでは、本公演の役付からして差が付いてきているけど、それでも、もう少しさあ……。
別箱公演ではいつもふたり別々。
そしてあすくんは、役とか見せ場とかのない公演の方に割り振られる……。
レオくんは路線で、あすくんはそうではない、ってことなのかもしれないけど、あすくんスキーとしては切ないっす。
いや、『双曲線上のカルテ』にて、あすくんはちゃんと通し役をもらっている。だから、『フットルース』で名もなき学生のひとりをやることと比べてどうこうってわけでもないんだが。
あすくんにもあの学生服を着て、レオくんと絡んで欲しかったなー、なんて思うのことよ。
通し役、つってもこの『双曲線上のカルテ』の役ってみんな扱いが軽くてご都合主義で、わたしの個人的な好みから大きくかけ離れているもので、あすくんに限らずどの役にも、物言いたい気分になったりもする。
それでも、フィナーレでいい位置で踊ってたし、良かったのかなあ、あすくん……。
あすくんは十分うまいので、りーしゃ共々芝居に違和感なし。
もっと大きな役を演じるあすくんが見てみたいっす。
わたし的に不思議な手応えを感じるのが、りーしゃくん。
美貌の人としてビジュアルを愛でる専門、それ以上はあまり求めてなかったんだが(失礼な)、最近ほんとイイ味出してるなあと。
芝居がうまい、のとはチガウと思うの。芝居のうまいヘタは好みが大きいから、わたしの観点においては、という意味で。
だけどなんか、場にハマる。
チガウ、浮いてる、もぞっとする……でもその場違い感すら、ハマっている気がする。
たまたまそんな役が続いただけなのか、彼の持ち味なのか、実はものすごい才能なのか、見守りたい。
最近気になるひとり(笑)。
翔くんはほんと、うまくならないな(笑)。
ものすごかった『灼熱の彼方』に比べればうまくなった……けど、「若者が小器用になった現代において、びっくりするほど大根」と周囲を瞠目させたあのときから、『仮面の男』新公ではずーっとマシになっていたとはいえ、そっから先はあまり変わっていないような。
ほんとに、誰もが小器用でテレビタレントの子役だろうとアイドルだろうとそこそこの芝居をしている時代なのに、不思議なくらい不器用だなあ。
勢いでがなっている役はまだマシなんだけど、今回みたいな人格も個性もなさそーな好青年役、って、翔くんには鬼門かもなー。
母と息子の場面が長すぎて、どうしようかと思ったよ。
とりあえず、きれいなんだが……がんばってくれ……。
その、翔くんのお母さん役、夢華さん。
今、学年いくつだっけ……。
中年女性、あのはっちさんの愛人役がハマる、って、どんだけ。
下級生たちの中では、やっぱ安定してうまい人だと思う。
ただ、記号的なのは相変わらず。今回もまた、飲み屋の女将、愛人などの記号だけで存在していたような。
あのはっちさんが何故、夢華さんを愛人にしていたのか、昔の女で今はカタチがチガウのかもしれないが、それでも彼女に安らぎを求めているのか、そのへんがちっとも伝わらない。
だからもともと嘘くさい作品で嘘くさいキャラばっかなんだが、さらにご都合主義度が上がっている。イシダの大好きな移植ネタをやりたかっただけなんだろうな、みたいな。
基礎はある。どうやったらあとひとつ、ぱんとはじけられるんだろうか。
芝居って難しい。
加えて、翔くん相手の芝居は、無理があったなー。ひきずられちゃうのかな、文化祭風味っていうか。
『Shining Rhythm!』のときとか、かわいくなってきたと思ったけど(舞台人は舞台に立った数で垢抜けていく!)、今回は役のせいか、またビジュアルが落ちていたのは気になる。
五峰ねーさんがいくつになって華やか美人であるように、たとえおばさん役でも美しくしていいんだから。
しかし、フィナーレの歌は耳福だった……。
てゆーかこの芝居、歌が得意なゆめみ・にわにわ・朝風・カレン・あすが歌わず、歌が苦手と世間に認識されている人たちだけががっつり歌ってるんだよね……。
夢華さんだけか、歌ウマさんでちゃんと歌わせてもらったのって。
さらちゃんが、あまりに素敵な使われ方で吹いた。
あのHANACHANGの衣装着て、アイドル……。しかも素敵に昭和風。イタリアでも現代(よりは、少し前?)でもなく、日本の昭和時代。イシダだわ……。(『50/50』という、昭和時代な作品がありましたね……)
しかし、このアイドルちゃんのエピソードは、意味がわからなかった……。
るりちゃんもまたうまい子で、ついでにあのミニマムさも合わせてけっこー萌えにもつながる子だと思うんだが、今回はどう受け止めてイイかわからん……。
天使て……。
雛ちゃん桃花ちゃんという美女も、結局のところナースコスプレを楽しむだけに留まるのか。もったいない。
若手2大イケメンのかなとくんといぶきくんも、もったいない限り。
バウでくらい、もっと役が欲しいよなああ。
央雅くんもビジュアルを眺めるのみって感じっすか……。いや、ヤクザ(笑)役だけでなく、アルバイトも含めて。
ハウルに至ってはもお……。
今回、イシダ定番のおてもやんは出なかったけど、かわりにイシダの悪趣味を引き受けていたような。
本人楽しそうだからいいのか。
一度、ドシリアス大人芝居のハウルを見てみたい。
わたしの周囲限定かもしんないけど、「ハウル、ドS認定」されてるんだけど……そうなんですか? たしかに組本とか素敵すぎるコメントだけど。
『黒い瞳』以来、央雅くんとハウルが並んでいると、それだけでうれしいんですが(体格の差も含め)、たしかにハウルは攻に見える……。(えっ)