どんなところにもドラマはある。@王家に捧ぐ歌
2015年7月16日 タカラヅカ さて、宙組『王家に捧ぐ歌』。
初日、中日、新公、楽前、と万遍なく通って楽しみました。好きな作品だからねー、やっぱ楽しいわー。
ドラマチックな物語にどわわーっと感情移入して、ぐわーーっと泣く、そしてフィナーレで「タカラヅカ」を堪能して、「はー、いいもん観たわー!」と満足して帰路につく。
タカラヅカっていいな。
歌えないアムネリス様以外は、楽しんで観劇してます。……すまん、うらら様は今回パス。次回の彼女に期待。
最初、「どーすんだ?」と首をかしげたサウフェ@りくくんが、なんか愉快にイッちゃってて、これはこれで面白いなと思いました。
そして、マイ楽で気になったのは、女官役の女の子。
出来るだけいろんなとこを観よう! 定点観測ばっかしてんじゃねえ! と自分に檄を飛ばし、ふだん観ない人たちを眺めておりましたらば。
まるまるしたお顔の女官の女の子……頭痛が痛い、みたいな字面になるなー、街の男役の男役、みたいな。(どうでもいい)
アイーダ@みりおんをいたぶる、こわーい女官ズのみなさま。同じ髪型同じ衣装、宙組にうといわたしには、誰が誰だかさっぱりわかりませぬ。
わかるのはせーこちゃん、エビちゃん、ありさちゃん、ららちゃん……ぐらいかなあ。彩花まりちゃんはこの役では判別出来ないまま終わっちゃった。
えーと、残りの女官って何人だ? 動くからよくわかんない……点呼する間は止まっててー。なんて、勝手なことを考えつつ。
ふと気になったのが、アイーダに水ぶっかける女官。
その悪魔的な表情があざやかで。
こわっ、と、思った。
女官のみなさんみんなこわいんだけど、なかでもその子の顔は、ただ意地悪なんじゃなくて、「愉悦」があったのね。
なんかめっちゃこわい子がいる。いくら芝居とはいえ、すっげー顔するなああ。
と思って、そのあとも彼女を目で追っていると。
「おやめなさい!」
と、アムネリス様@うららちゃんが登場して、女官たちは一斉に控える。
他の女官たちが言葉通りにあわてて控えている中で、その子はすっげーわくわくしていた。
アムネリス様のいないところでしていた、いじめが見つかったというのに。
他の人たちが「やばっ」て感じにあわてているのに。
なんでこの子、うれしそうなの? わくわくしてるの?
すぐに、わかった。
そうか、この子、ほめられると思ってたんだ。アムネリスに刃向かった、いやしい奴隷に折檻したことを、「よくやりました」とほめてもらえると思ってる。
なのに、アムネリス様は、彼女が期待したのと反対のことを言いはじめる。
アムネリス様のお言葉を聞きながら、はじめはぽかーんと、次第にがーーん、と、すっげー傷ついた顔をする。
ほめられる! と、あんなにわくわくして、誇らしげにしていたのに。期待に反して叱られて、ショックを受けている。
呆然と、泣きそうにうなだれて。
それが次第と、上向きになっていく。
アムネリス様のお言葉を聞くうちに、どんどん感動していくんだ。
最後の方はもう、すっげーキラキラした目で、アムネリス様を見つめている。
うっとりと。崇拝の瞳で。
面白ぇ。
この子、めちゃくちゃ面白いわー!!
愉悦の顔でアイーダをいたぶっていたのもわかる。彼女にとっては正義、アムネリス様にほめていただける行為だったんだもの。
アムネリス登場時の、あのわくわくした顔。一転、傷ついて泣き出しそうな顔。そこからの立ち直りまで、物語がある。
てことで、1幕ラストもはじめて、舞台後方で動く背景みたいになっている女官を見ました。えーと、丸顔の子、丸顔の子……なんか複数丸い子がいるんですけど、下手のいちばん端の子であってる?
わたしのポンコツ海馬はなかなか人の顔をおぼえないのですよ。特に女の子がわかりにくくて。
いちばん端の子は、ラダメス@まぁくんの「あり得ない提案」に愕然、もんのすげーショックを受けてました。
許容量オーバーしたみたいで、灰になってた。ぼーぜん、って感じで、異を唱えたり怒ったりする余裕もないようだった。
あんだけアムネリス様に心酔しているのだから、アムネリスの想い人ラダメスのことも、神聖化していたんだろう。神に裏切られたとき、こんな顔になるのかな、って感じだ。
や、別の子だったらすまん。
幕間にプログラムを確認したんだけど、わたしが見分けの付いていない女官は6人もいて、そのうち彩花まりちゃんだけは「チガウ」とわかるので、残り5人……ダメだ、プログラム写真じゃ判別できねー。
花咲あいりちゃんか、瀬戸花まりちゃんだと思うけど……自信ナイ……。
ミクの方でつぶやいておいたところ、東宝公演になってから、東在住宙担友人から、答えをもらいました。
瀬戸花まりちゃんだそうです。
よかった、まだ新公学年だ。面白い芝居する子だ、これから新公でもチェックしてみよう。
初日、中日、新公、楽前、と万遍なく通って楽しみました。好きな作品だからねー、やっぱ楽しいわー。
ドラマチックな物語にどわわーっと感情移入して、ぐわーーっと泣く、そしてフィナーレで「タカラヅカ」を堪能して、「はー、いいもん観たわー!」と満足して帰路につく。
タカラヅカっていいな。
歌えないアムネリス様以外は、楽しんで観劇してます。……すまん、うらら様は今回パス。次回の彼女に期待。
最初、「どーすんだ?」と首をかしげたサウフェ@りくくんが、なんか愉快にイッちゃってて、これはこれで面白いなと思いました。
そして、マイ楽で気になったのは、女官役の女の子。
出来るだけいろんなとこを観よう! 定点観測ばっかしてんじゃねえ! と自分に檄を飛ばし、ふだん観ない人たちを眺めておりましたらば。
まるまるしたお顔の女官の女の子……頭痛が痛い、みたいな字面になるなー、街の男役の男役、みたいな。(どうでもいい)
アイーダ@みりおんをいたぶる、こわーい女官ズのみなさま。同じ髪型同じ衣装、宙組にうといわたしには、誰が誰だかさっぱりわかりませぬ。
わかるのはせーこちゃん、エビちゃん、ありさちゃん、ららちゃん……ぐらいかなあ。彩花まりちゃんはこの役では判別出来ないまま終わっちゃった。
えーと、残りの女官って何人だ? 動くからよくわかんない……点呼する間は止まっててー。なんて、勝手なことを考えつつ。
ふと気になったのが、アイーダに水ぶっかける女官。
その悪魔的な表情があざやかで。
こわっ、と、思った。
女官のみなさんみんなこわいんだけど、なかでもその子の顔は、ただ意地悪なんじゃなくて、「愉悦」があったのね。
なんかめっちゃこわい子がいる。いくら芝居とはいえ、すっげー顔するなああ。
と思って、そのあとも彼女を目で追っていると。
「おやめなさい!」
と、アムネリス様@うららちゃんが登場して、女官たちは一斉に控える。
他の女官たちが言葉通りにあわてて控えている中で、その子はすっげーわくわくしていた。
アムネリス様のいないところでしていた、いじめが見つかったというのに。
他の人たちが「やばっ」て感じにあわてているのに。
なんでこの子、うれしそうなの? わくわくしてるの?
すぐに、わかった。
そうか、この子、ほめられると思ってたんだ。アムネリスに刃向かった、いやしい奴隷に折檻したことを、「よくやりました」とほめてもらえると思ってる。
なのに、アムネリス様は、彼女が期待したのと反対のことを言いはじめる。
アムネリス様のお言葉を聞きながら、はじめはぽかーんと、次第にがーーん、と、すっげー傷ついた顔をする。
ほめられる! と、あんなにわくわくして、誇らしげにしていたのに。期待に反して叱られて、ショックを受けている。
呆然と、泣きそうにうなだれて。
それが次第と、上向きになっていく。
アムネリス様のお言葉を聞くうちに、どんどん感動していくんだ。
最後の方はもう、すっげーキラキラした目で、アムネリス様を見つめている。
うっとりと。崇拝の瞳で。
面白ぇ。
この子、めちゃくちゃ面白いわー!!
愉悦の顔でアイーダをいたぶっていたのもわかる。彼女にとっては正義、アムネリス様にほめていただける行為だったんだもの。
アムネリス登場時の、あのわくわくした顔。一転、傷ついて泣き出しそうな顔。そこからの立ち直りまで、物語がある。
てことで、1幕ラストもはじめて、舞台後方で動く背景みたいになっている女官を見ました。えーと、丸顔の子、丸顔の子……なんか複数丸い子がいるんですけど、下手のいちばん端の子であってる?
わたしのポンコツ海馬はなかなか人の顔をおぼえないのですよ。特に女の子がわかりにくくて。
いちばん端の子は、ラダメス@まぁくんの「あり得ない提案」に愕然、もんのすげーショックを受けてました。
許容量オーバーしたみたいで、灰になってた。ぼーぜん、って感じで、異を唱えたり怒ったりする余裕もないようだった。
あんだけアムネリス様に心酔しているのだから、アムネリスの想い人ラダメスのことも、神聖化していたんだろう。神に裏切られたとき、こんな顔になるのかな、って感じだ。
や、別の子だったらすまん。
幕間にプログラムを確認したんだけど、わたしが見分けの付いていない女官は6人もいて、そのうち彩花まりちゃんだけは「チガウ」とわかるので、残り5人……ダメだ、プログラム写真じゃ判別できねー。
花咲あいりちゃんか、瀬戸花まりちゃんだと思うけど……自信ナイ……。
ミクの方でつぶやいておいたところ、東宝公演になってから、東在住宙担友人から、答えをもらいました。
瀬戸花まりちゃんだそうです。
よかった、まだ新公学年だ。面白い芝居する子だ、これから新公でもチェックしてみよう。