『星逢一夜』初日・初見時の感想をつらつら語る、その2。元が箇条書きメモなので、箇条書き風味。


 ながながと子役のまま物語が進み、ついにちぎくんは仲間たちと別れ、藩主の子としての務めを果たすために江戸へ。
 さあこれで時が流れて、次は大人になったちぎくんたちの話かな、と思いきや。

 まさかの江戸編もが、子どものままスタート。
 ちょ……っ、ウエクミ、マジで時間配分……! 大人になって恋愛するんでしょ? 描けるの? こんなにえんえん子どもやってて!!

 エマさんキターーッ!

 やー、いいなあ、エマさん。この別格感。専科さんはこうでなくちゃだわ。

 あすくん、ちぎパパ!
 あのちゃきちゃき喋りのあすくんが、ぼそぼそキャラやってる! つか、顔見えねえ!!
 しかし、顔伏せてぼそぼそ喋りしてるのに、台詞がしっかり聞こえる口跡の良さよ。さすがだわー。

 れいこかっけー。なんかすごくいい役?!

 せしこさんはいくつの役なんだろう?
 ちぎたさんの役と、ひとまわりくらい違うように見えるけど、子ども相手にいい大人がやることじゃないし……。

 星を見る案山子。
 や、なんかいいなあ、これ。

 で、次の場面になって。

 だいもんが、だいもんになってるーー!!

 おかしな言い方だが、第一印象。
 子役ではなくて、いつものだいもん。つまり、よーやく大人だーー!!

 髪型もふつーに……ふつー……か?
 なんだあの不思議なパーマヘア……?
 でもまあ、危惧したほど変じゃない……。いいのか……。

 きんぐ、どこにいたの?
 あんりちゃんといちゃつくきんぐを見て、彼が点呼から漏れていたことに気づく。きんぐスキーとしてあるまじきこと。

 ちぎくんも大人になってる。そして、翔くん、変わってナイ……。相変わらず時の流れを表現出来ない人だな(笑)。
 つかこの既視感。
 山田先生@『JIN-仁-』……!

 ちぎくんとみゆちゃんの再会シーンは、制作発表会のパフォーマンスで見た……場面だよな?
 ああ、そういえばポスターの衣装だ。

 三角関係、エマさんやせしこまで登場。何故かわたしはここで景子タンの『舞姫』を思い出す。星原先輩、元気かなあ。

 幻想シーンから現実の続きへ、もつれるふたりの前に、だいもん登場だーー!

 だいもん登場でわーっと思うのは、「三角関係キターーッ!」と思うから。
 やっぱ醍醐味じゃん。いちばん見られたくない最悪のタイミングでもうひとりが登場するの。キターーッ!だよね。これこそ三角関係のお約束、醍醐味だよね!

 と思うからこそ。
 だいもんがみゆちゃんをちぎくんに譲ることに、アゴが落ちる。
 オープニングダンスのアレはこういうことか!
 このシチュエーションでヒロイン譲る恋敵役……。土下座は衝撃。

 なんかまた派手に時間が飛んでる。
 ……あれ? かなとくんの出番というか、役割ってこの程度? 登場したときは本筋に絡んで来そうな、いい役に思えたのにな……。

 ちぎくんが正しいちょんまげ姿……月代姿なのに、けっこうあとから気づく。だって、違和感なさ過ぎて。似合うよなー、きれいだよなー。

 ちぎくんはきれいに大人になっているのに。

 だいもん・みゆ夫婦の老け込みっぷりに驚く。

 あー、うん、貧しい農村での暮らしは大変だよね。老け込むよね。わかるけど……。てゆーか子ども?! 3人もいるの?!
 すげー時間が飛んだので、子どもがいるのはわかる。想像出来る。3人いる、というのが想像の範囲外でびびった。や、史実以外で、ヅカのメイン夫婦が子だくさん、ての、見た記憶がなくてだな。
 夢の世界だから、かなあ。恋愛を描く劇団で、ヒロインに大勢子どもがいたら、ロマンスを盛り上げるのが難しいからなあ。

 だいもんの「ごちそうさん」はいいなあ。みゆちゃんすげー年配演技だけど、あたたかい。

 櫓、丈夫やな! まだあるのか……。あれから何年……何十年単位で時が流れているような?

 だいもん、土下座2回目。
 源太、ええ奴やなあ……。

 てゆーかこの話、どうやって収めるつもりなんだ……?
 退路がないというか、かなり描くのが難しい方向へいってないか?

 一揆場面の既視感。
 コレ見た、コレ知ってる、『月雲の皇子』だー。

 ちゅーちゃん役がいない……。わたし、『月雲の皇子』では、かなり彼女が気に入っているんだなー。ちゅーちゃんポジションの役がいると盛り上がるのになー。
 村人たちが、子役から書き続けてるわりにモブ臭強い。たぶん、多すぎるんだな。

 えっ、だいもん死ぬの?!

 と、同時に、『月雲の皇子』だーー! と思う。

 ああ、そうか。
 これって『月雲』の裏バージョンか。ちなつ主役バージョンだ。物語では大抵、反乱を起こす貧しい人々が主役。武力で押さえつける権力者は悪役。でもあえて、その悪役の悲哀を描こうとしたわけか。

 ふつーに考えれば、源太主役だよなあ。ちぎくんは「おいしい2番手役」「黒い役」だ。都会へ行って、冷たい権力志向者に変貌してしまった親友、ってやつだ。

 で、さらにここで思う。
 この話、どうやって収める気なんだ……?


 続く。

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