美形ふたりの友情は目も心も潤しますな。@新人公演『桜華に舞え』
2016年9月13日 タカラヅカ 星組新人公演『桜華に舞え』観劇。
いやはや。
本公演でも鹿児島弁キツイのに、新公になるとお手上げだな。字幕なしの洋画を観ている気分で観る(笑)。まあ、聴き取れなくても話を追う分には問題ない。
そして、もひとつお手上げだったのは、役の多さ。
星組さん馴染みが薄いもんで、誰が誰やら。
これまた早々にあきらめました。せめて台詞が無理なく聞き取れれば意識を視覚のみに集中できるかもだけど、台詞は聞き取れないわわらわら出てすぐいなくなるわで、わたしには無理、アタマ悪いんだってば。
ということで、いつもにも増して、視野が狭いっす。真ん中あたりしか観てません。
本公演でも「役が多い」とは思っていたけど、ほら、本公演だとある程度見分けがついているから、わらわら出てきても意識する以前に認識出来るわけよ。自動的に「この役は**くん」とか仕分けして収めるところに収めている。だから、負荷が少ない。
新公はいちいち「誰?」となって、のーみそ本体から読み込みしなきゃで、ずっとういーんと起動音たててる感じというか、負荷が大きいのよ。で、「役多いわー、無理ー」となった。
『JIN-仁-』のとき、役が多くて目が足りなくて楽しかったな。
下級生まで見分けの付く組担なら、とても楽しい新公だと思う。
キムシンとか正塚とか、役が極端に少ない演出家の作品より、サイトーくん作品がいいよね、新公は特に!
初主演おめでとー!の、ぴーすけくん。
若くてきれいな桐野利秋! おー。
まず、そんなところに感心する(笑)。
なんかよく喋ってよく動いてる。
歌もふつうに歌えてるよね、芝居も出来てるよね、初主演なのによく出来てるよね、すごいね。
ハンサムだしガタイもよくてかっこよくて。
なるほどなー、と思うのに。
何故だ、今こうしてパソコンに向かっていて、顔が思い出せない……。
表情は思い出せるんだ。や、表情に対する、自分の感情を思い出せる、ということなのかな?
全組通して、新公主演するような位置の子は、本公演でも大抵見分け付いてるもんなんだけどな。で、新公主演が発表されると「ああ、あの子が!」となる。
で、ぴーすけくんだって名前と立ち位置は知っていたから「ああ、あの子」とわかった……が、舞台で見つけられていない……。
本公演で見つけられない・顔がおぼえられないので、主演を観ればわかるようになると期待したんだけど……「かっこいいわねー」ってオペラで追いかけていたのに……だ、大丈夫かわたし。
年寄りはつらい……海馬がどんどんポンコツになっている。
衣波隼太郎@あやなくんは、とてもベニーっぽい。線の細い、女顔の男の子。
剣客にも軍人にも見えないあたりが、とってもベニーテイスト。
こちらも破綻なく演じているし、歌っている。歌バウではいまいちだった印象なんだが、新公では毎回歌えるんだよな……って、芝居歌ならOKなのか?
ぴーすけくんと対照的に、あやなくんは本公演でもやたらめったら目に飛び込んでくる。
帽子かぶっていても、あ、今のあやなくんだー、とわかる。
顔は目立つんだが、表情はいまひとつかな?
「見せる」ための表情ではなく、「自分が今こう思っている」表情をしている感じ。
や、心のままの表情なんだろうけど、それではまだ伝わることが少ないし、えーっとその、あんまりきれいでないことが多いような。
せっかくの美形さん、心をどう表現すると効果的なのかを会得してくれると助かるなあ。や、観客として。
なまじ顔が目立つから、余計にそう思うのかも。あの顔で、所作も表情もいつも完璧に美しかったら、そりゃすごい武器ですぜ。
ぴーすけとあやなだと、親友設定が自然というか、そりゃ同期だもんな、と空気感に安心出来る。
腕の中で死ぬならどっちも美形がいい、新公はそこが楽しみと言っていた友人に、心から同意。
2作連続で、トドの腕の中でかしげが死んでいったよなあ、演出家が違っても同じことをさせてしまうくらい、美形の腕の中で美形が息絶える、のは鉄板シチュだよなと。
いやはや。
本公演でも鹿児島弁キツイのに、新公になるとお手上げだな。字幕なしの洋画を観ている気分で観る(笑)。まあ、聴き取れなくても話を追う分には問題ない。
そして、もひとつお手上げだったのは、役の多さ。
星組さん馴染みが薄いもんで、誰が誰やら。
これまた早々にあきらめました。せめて台詞が無理なく聞き取れれば意識を視覚のみに集中できるかもだけど、台詞は聞き取れないわわらわら出てすぐいなくなるわで、わたしには無理、アタマ悪いんだってば。
ということで、いつもにも増して、視野が狭いっす。真ん中あたりしか観てません。
本公演でも「役が多い」とは思っていたけど、ほら、本公演だとある程度見分けがついているから、わらわら出てきても意識する以前に認識出来るわけよ。自動的に「この役は**くん」とか仕分けして収めるところに収めている。だから、負荷が少ない。
新公はいちいち「誰?」となって、のーみそ本体から読み込みしなきゃで、ずっとういーんと起動音たててる感じというか、負荷が大きいのよ。で、「役多いわー、無理ー」となった。
『JIN-仁-』のとき、役が多くて目が足りなくて楽しかったな。
下級生まで見分けの付く組担なら、とても楽しい新公だと思う。
キムシンとか正塚とか、役が極端に少ない演出家の作品より、サイトーくん作品がいいよね、新公は特に!
初主演おめでとー!の、ぴーすけくん。
若くてきれいな桐野利秋! おー。
まず、そんなところに感心する(笑)。
なんかよく喋ってよく動いてる。
歌もふつうに歌えてるよね、芝居も出来てるよね、初主演なのによく出来てるよね、すごいね。
ハンサムだしガタイもよくてかっこよくて。
なるほどなー、と思うのに。
何故だ、今こうしてパソコンに向かっていて、顔が思い出せない……。
表情は思い出せるんだ。や、表情に対する、自分の感情を思い出せる、ということなのかな?
全組通して、新公主演するような位置の子は、本公演でも大抵見分け付いてるもんなんだけどな。で、新公主演が発表されると「ああ、あの子が!」となる。
で、ぴーすけくんだって名前と立ち位置は知っていたから「ああ、あの子」とわかった……が、舞台で見つけられていない……。
本公演で見つけられない・顔がおぼえられないので、主演を観ればわかるようになると期待したんだけど……「かっこいいわねー」ってオペラで追いかけていたのに……だ、大丈夫かわたし。
年寄りはつらい……海馬がどんどんポンコツになっている。
衣波隼太郎@あやなくんは、とてもベニーっぽい。線の細い、女顔の男の子。
剣客にも軍人にも見えないあたりが、とってもベニーテイスト。
こちらも破綻なく演じているし、歌っている。歌バウではいまいちだった印象なんだが、新公では毎回歌えるんだよな……って、芝居歌ならOKなのか?
ぴーすけくんと対照的に、あやなくんは本公演でもやたらめったら目に飛び込んでくる。
帽子かぶっていても、あ、今のあやなくんだー、とわかる。
顔は目立つんだが、表情はいまひとつかな?
「見せる」ための表情ではなく、「自分が今こう思っている」表情をしている感じ。
や、心のままの表情なんだろうけど、それではまだ伝わることが少ないし、えーっとその、あんまりきれいでないことが多いような。
せっかくの美形さん、心をどう表現すると効果的なのかを会得してくれると助かるなあ。や、観客として。
なまじ顔が目立つから、余計にそう思うのかも。あの顔で、所作も表情もいつも完璧に美しかったら、そりゃすごい武器ですぜ。
ぴーすけとあやなだと、親友設定が自然というか、そりゃ同期だもんな、と空気感に安心出来る。
腕の中で死ぬならどっちも美形がいい、新公はそこが楽しみと言っていた友人に、心から同意。
2作連続で、トドの腕の中でかしげが死んでいったよなあ、演出家が違っても同じことをさせてしまうくらい、美形の腕の中で美形が息絶える、のは鉄板シチュだよなと。