知りたいと思う、それがすべてのはじまり。@一夢庵風流記 前田慶次
2014年6月23日 タカラヅカ 『一夢庵風流記 前田慶次』の、ちょー個人的ツボを語る!!
てことで。
質問、質問!
誰か答えて。
庄司甚内@かなとくんって、どんな人?
よくわからないの。
わからないから、見てしまうの。
てゆーか釘付けレベルなの。
ちょっとコレってナニ、やばいわ、ツボ過ぎるんですけど彼!!
甚内くんには、台詞があまりない。
いつもパパの又左衛門さん@がおりとニコイチ。
パパに従順で、「甚内!」の一言でウメガイを投げる。なにソレ、ふたりの間に言葉いらないの? なにそれ、らぶらぶ?
概ね無口で無表情。
でも穏やかな性格ではないらしく、たまにクチを開くとけっこう毒舌で乱暴。
無口な分、口より先に手が出るらしく、ウメガイ投げちゃう。甚内様、危のうございます……まったくな。
そして、なんか知らんが、大きな瞳が、うるうるしている。
無口で腕が立ち、有事には誰より先に武器を取る、険呑な青年なのに……何故そんなに、いつも瞳がうるうるしてるんだっ。
犯罪だろそれはっ。けしからん!
でもって、パパが大好き。
パパにだけは、すっげー無邪気な笑顔を見せる。
なにそれひどい、反則よ、ありえないわ、萌えキャラ過ぎる!!
又左さんと甚内くんの登場シーンは、必見です。
慶次@えりたんが傾奇者相手に大暴れしてるあたりで、上手花道に出てきます。
ここでは甚内くん、すげー素直に笑ってます。大きな瞳キラキラさせてます。パパと仲良し過ぎます。
パパもそんな息子が可愛くて仕方ない様子です。
息子はパパよりでかいのに、子犬みたいになついてます。パパも自分より大きな男相手に目を細めてます。やだもうこいつら、いちゃいちゃしすぎ!!
そのかわいいふたりが、不穏な空気を感じるとさっと戦闘モードになるの。
パパの「甚内!」のひとことだけで、甚内くんはウメガイをばしっとな。
その変わりっぷりがたまらん。萌える。
慶次に向ける楽しそうな目も、重太夫@ともみんを鼻で笑うのも、いちいちかわいいです、素敵です。
そうやって慶次に好意を持ったっぽいのに、傀儡のアジトに慶次が現れたときは、甚内くんはあったりまえに刀に手をかけてるしね。
パパ以外、誰も信用してない。……だから、いちいち、いちいち、たまらんて!
でもって、そんだけパパが好きで、パパだけが世界の中心で。
なのに、そのパパの最期を見届けるのも、甚内くんの役目で。
パパに絶対服従だから、「お前は手を出すな」と言われたら、ほんとにもう、ナニもしないの。
ただ黙って、パパが決闘して負ける様を見ることになるの。
又左衛門さんが、マジいい男でねえ。いい男過ぎてねええ。
こんだけいい男が父親だと、そりゃ息子も大変だわ。
又左さんは、その生き方で、息子を育ててきたんだと思う。
口で説教するのではなく、自分の生き様を見せることで。
不器用かもしれない、間違っているのかもしれない。だけどその志一途な背中を見て、息子は育ってきた。誰よりも、父を愛して。尊敬して。
甚内へ遺言を残し、又左衛門は父としても傀儡の長としての役目も終える。すべては息子へ託した、
だから、又左衛門はひとりの男として、慶次と対峙する。
闘う必要なんかない。殺し合う必要なんかない。
慶次の敵となったのは傀儡の長として必要だったからだけど、こんだけぐたぐたになったあとで、慶次と命のやり取りをする意味はない。
だから、長としてではなく、ただの男として、刀を握る。
役目を背負って生きてきた父が、すべてを投げ捨てて、己が欲望のみに動いている。
「父は意地を押し通す」
意地を通すために死を選ぶとか、あり得ない。女性目線だとそうだよね。
だからこれは、ほんと男子脳で出来上がった作品で。
自分が心酔した男だからこそ、闘いたい。破れることはわかっている、死ぬことはわかっている、それでも、己れの腕を試したい、闘って死にたい。
そんな父親の姿を、黙って見守る息子。
意地を押し通して死ぬ父を目の前にした息子は、これからどう生きるのだろうか。
言われた通り手出しせずに、なにもせずに見守って、倒れた父にすがりついて泣きわめいて。
彼の慟哭が、激しすぎて。
慶次と敵対してからはずっと、険しい表情しか見せてなかったけど、登場したときは彼、笑ってたもの。ひとなつこいわんこみたいに、パパになついてたもの。
その無邪気な少年の顔が記憶にあるだけに。
そして、ラストシーン。
エピローグの合戦シーンにて、銀橋で主題歌を歌う慶次を取り囲むように、次々となつかしい人々が現れる。
そのなかに、庄司親子もいる。
出演者全員が舞台上に現れるのだが、よくある「全員集合」ではない。
死んだ人と生きている人は、きっちり線引きされている。
舞台上の台の上を通る、台の上にいる人は、この世にいない人。
庄司親子は下手から登場する。いつもそうであったように、ふたり連れ立って。そうそれは、見慣れた光景。
舞台の反対側、上手の台の上に雪丸@まっつが加奈@せしこの肩を抱いてラブく並んでいるのと、対照的。
見慣れない光景と、見慣れた光景。
でも、又左衛門ひとり、舞台奥へ進もうとする。
甚内は父を止める。「行かないで」と首を振る。
大きな瞳をうるうるさせて、「いやいや」をするみたいに、首を振るんだよちょっと!!
父は息子と別れ、ひとりで舞台奥の台の上へ。
父に置いてゆかれた息子は、キッ、と表情を改める。
そして、ひとりで歩き出す。
雪丸と加奈が手を取り合って歩いて行くのと反対に。反対方向に。
最後の「いやいや」がね……破壊力MAX。
ナニしてくれんだよ……萌え殺す気か。
登場シーンの、「パパにだけ見せる無邪気な笑顔」と、最後のこの「いやいや」は、セットですよ!
両方観てこそ、完結するのですよ!!
はー……。
わかんないわー。
甚内くんってナニ。
ナニあの素敵な萌えキャラ。
いまいちすぱっと答えの出ないところがもう、萌える。
たまらんわー。
てことで。
質問、質問!
誰か答えて。
庄司甚内@かなとくんって、どんな人?
よくわからないの。
わからないから、見てしまうの。
てゆーか釘付けレベルなの。
ちょっとコレってナニ、やばいわ、ツボ過ぎるんですけど彼!!
甚内くんには、台詞があまりない。
いつもパパの又左衛門さん@がおりとニコイチ。
パパに従順で、「甚内!」の一言でウメガイを投げる。なにソレ、ふたりの間に言葉いらないの? なにそれ、らぶらぶ?
概ね無口で無表情。
でも穏やかな性格ではないらしく、たまにクチを開くとけっこう毒舌で乱暴。
無口な分、口より先に手が出るらしく、ウメガイ投げちゃう。甚内様、危のうございます……まったくな。
そして、なんか知らんが、大きな瞳が、うるうるしている。
無口で腕が立ち、有事には誰より先に武器を取る、険呑な青年なのに……何故そんなに、いつも瞳がうるうるしてるんだっ。
犯罪だろそれはっ。けしからん!
でもって、パパが大好き。
パパにだけは、すっげー無邪気な笑顔を見せる。
なにそれひどい、反則よ、ありえないわ、萌えキャラ過ぎる!!
又左さんと甚内くんの登場シーンは、必見です。
慶次@えりたんが傾奇者相手に大暴れしてるあたりで、上手花道に出てきます。
ここでは甚内くん、すげー素直に笑ってます。大きな瞳キラキラさせてます。パパと仲良し過ぎます。
パパもそんな息子が可愛くて仕方ない様子です。
息子はパパよりでかいのに、子犬みたいになついてます。パパも自分より大きな男相手に目を細めてます。やだもうこいつら、いちゃいちゃしすぎ!!
そのかわいいふたりが、不穏な空気を感じるとさっと戦闘モードになるの。
パパの「甚内!」のひとことだけで、甚内くんはウメガイをばしっとな。
その変わりっぷりがたまらん。萌える。
慶次に向ける楽しそうな目も、重太夫@ともみんを鼻で笑うのも、いちいちかわいいです、素敵です。
そうやって慶次に好意を持ったっぽいのに、傀儡のアジトに慶次が現れたときは、甚内くんはあったりまえに刀に手をかけてるしね。
パパ以外、誰も信用してない。……だから、いちいち、いちいち、たまらんて!
でもって、そんだけパパが好きで、パパだけが世界の中心で。
なのに、そのパパの最期を見届けるのも、甚内くんの役目で。
パパに絶対服従だから、「お前は手を出すな」と言われたら、ほんとにもう、ナニもしないの。
ただ黙って、パパが決闘して負ける様を見ることになるの。
又左衛門さんが、マジいい男でねえ。いい男過ぎてねええ。
こんだけいい男が父親だと、そりゃ息子も大変だわ。
又左さんは、その生き方で、息子を育ててきたんだと思う。
口で説教するのではなく、自分の生き様を見せることで。
不器用かもしれない、間違っているのかもしれない。だけどその志一途な背中を見て、息子は育ってきた。誰よりも、父を愛して。尊敬して。
甚内へ遺言を残し、又左衛門は父としても傀儡の長としての役目も終える。すべては息子へ託した、
だから、又左衛門はひとりの男として、慶次と対峙する。
闘う必要なんかない。殺し合う必要なんかない。
慶次の敵となったのは傀儡の長として必要だったからだけど、こんだけぐたぐたになったあとで、慶次と命のやり取りをする意味はない。
だから、長としてではなく、ただの男として、刀を握る。
役目を背負って生きてきた父が、すべてを投げ捨てて、己が欲望のみに動いている。
「父は意地を押し通す」
意地を通すために死を選ぶとか、あり得ない。女性目線だとそうだよね。
だからこれは、ほんと男子脳で出来上がった作品で。
自分が心酔した男だからこそ、闘いたい。破れることはわかっている、死ぬことはわかっている、それでも、己れの腕を試したい、闘って死にたい。
そんな父親の姿を、黙って見守る息子。
意地を押し通して死ぬ父を目の前にした息子は、これからどう生きるのだろうか。
言われた通り手出しせずに、なにもせずに見守って、倒れた父にすがりついて泣きわめいて。
彼の慟哭が、激しすぎて。
慶次と敵対してからはずっと、険しい表情しか見せてなかったけど、登場したときは彼、笑ってたもの。ひとなつこいわんこみたいに、パパになついてたもの。
その無邪気な少年の顔が記憶にあるだけに。
そして、ラストシーン。
エピローグの合戦シーンにて、銀橋で主題歌を歌う慶次を取り囲むように、次々となつかしい人々が現れる。
そのなかに、庄司親子もいる。
出演者全員が舞台上に現れるのだが、よくある「全員集合」ではない。
死んだ人と生きている人は、きっちり線引きされている。
舞台上の台の上を通る、台の上にいる人は、この世にいない人。
庄司親子は下手から登場する。いつもそうであったように、ふたり連れ立って。そうそれは、見慣れた光景。
舞台の反対側、上手の台の上に雪丸@まっつが加奈@せしこの肩を抱いてラブく並んでいるのと、対照的。
見慣れない光景と、見慣れた光景。
でも、又左衛門ひとり、舞台奥へ進もうとする。
甚内は父を止める。「行かないで」と首を振る。
大きな瞳をうるうるさせて、「いやいや」をするみたいに、首を振るんだよちょっと!!
父は息子と別れ、ひとりで舞台奥の台の上へ。
父に置いてゆかれた息子は、キッ、と表情を改める。
そして、ひとりで歩き出す。
雪丸と加奈が手を取り合って歩いて行くのと反対に。反対方向に。
最後の「いやいや」がね……破壊力MAX。
ナニしてくれんだよ……萌え殺す気か。
登場シーンの、「パパにだけ見せる無邪気な笑顔」と、最後のこの「いやいや」は、セットですよ!
両方観てこそ、完結するのですよ!!
はー……。
わかんないわー。
甚内くんってナニ。
ナニあの素敵な萌えキャラ。
いまいちすぱっと答えの出ないところがもう、萌える。
たまらんわー。