印象に残ったのは3人。@Bow Singing Workshop~月~
2016年11月2日 タカラヅカ 「あちくんが面白かった」……という感想だけで終わってしまった、『Bow Singing Workshop~月~』。
というのも、月組さん、みんなうまかったんだわ。
みんなうまい、平均値が高い。……そのせいかもあまり記憶に残らない。
花組はカレーくんが、もともとの資質の上に、喉潰しててえーらいこっちゃ、だったし。
雪組はスター不足、なのに別格歌ウマ揃い、というわけでもなく。
星組はスターはちょい足りないけど職人ががっつり。
宙組は全体レベル高し、+スターもいるよ!
月組は、平均値高め安定、ただし職人もスターも控えめで、同じトーンで終始した、印象。
前に書いたと思うけど、暁くんをMCメンバーに入れるため、彼より上の「スター」も「職人」も出演させられず、下級生ばかり投入するはめになったせいだろうな。
下級生は達者な子たちだけど、まだ個性が乗る前だから、うまくてもそれ以上の感想や興味につながらない。
月組はほんと、暁くんを育てるためにいろんなことをナチュラルに犠牲にしていくなあ、と思う。容赦ないわ。
まあ、雪組の半端なひとりっ子政策もどうかと思うし、なにがいいのか、答えは出ない。
まあ、そんなわけで個々の出演者への印象が薄い。
麗泉里ちゃんがうまくてかわいかった。
最下の男の子4人、空城、天紫、彩音、礼華がかわいくて、足りないところを抱えつつも初々しくて、これからが楽しみだー。
風間くん、歌ウマなのか! ハンサムなのに歌もうまいとか。期待。
春海くん、『ダンディズム!』よかった、キャラも歌も好き。うって変わった『夢の浮橋』もいい。いろんなことが出来る人だな。
さくらちゃん、別格だなー。うまさとか、存在感とか。
はーちゃんはふつうにうまい。安定。安心。
ただ、なんつーんだ、規定値を超える跳ね上がり方はしないんだなあ、と。きれいにきちっとまとめてくれるから、いいんだけど。
ちょっとさみしいかな。
周旺くんを見ながら、花の峰果くん、星の遥斗くんを思い出した。
そして、みんなうまいけど印象薄いなあ、と思っていたところに、暁くんが登場するわけだ。
トップスターばりの演出をされる、1幕トリ。
曲は「奇跡~大きな愛のように~」。
これがもう。
素晴らしかった。
暁くんには驚かされる。
期待値が低いというか、最初に彼を認識したのが「今の素人、ナニ?!」って二度見するところからだったからねー。
ヘタ、という刷り込みがあるから、スタート地点がめっちゃひくいから、というのはあると思う。
にしても、た。見るたびに成長していて驚く。
今回も、期待してなかった。
彼をMCメンバーに入れて、1幕トリにする、それだけのために水面下で調整が行われたんだろうと思うと萎えるし、「あー、はいはい、トップ確定の人は違いますね、絶対失敗しないようにお膳立てしてもらえるんですよね」的なひがみ根性で、うがった見方をしてしまう。
それでも、だ。
ほんとに、いいんだもん、まいるわ。
劇団の依怙贔屓ゆえにふつうの何倍もの経験を積んでいるんだから、これくらい出来て当たり前。
かもしれないけど、ほんとに、出来てるんだもん。
1幕のトリ。
彼の絶唱で緞帳が下りる、という、トップスターですら経験出来るかどうかわからないような、特別な演出。
その役割を、彼はちゃんとこなしていた。
歌うまいし、空間埋めてるし。
ふわー、抜擢は伊達じゃないなー。
いやあ、スターはこうでないとね!
気持ちよく拍手したよー! やんややんや。
スターという人生を歩めと、入団時から決められた若者の刻む一歩。
脇で終わることが決められた人とどれほど重みがチガウのか、知りようもないことだけど。
一観客としては、彼の「すでに決められた道」がドラマチックかつハッピーなモノであればいいと思う。
わくわくしたいんだもの。
「月歌バウどうだった?」と聞かれ、最初に「あちくんが面白かった」と答える。「ありちゃんは?」と聞かれれば「良かったよー!」と答える。
そして、「全体としては、どうだったの?」と聞かれれば。
「ふたりを除いて、みんなうまかったよ!」と答える。
そのふたり、つーのは。
ひとりは先述の通り、あちくん。
歌ウマじゃないのにトップバッター任されて、歌う代わりに踊りまくった愉快なにーちゃん。
もうひとり、あからさまにヘタっつーか、素人混ざってますがいいんですか、とびびったのが、結愛かれんちゃん。
つか、名前読めねえ……。「結愛」で「ゆい」と読むのか。
彼女の場合、ギャップがすごかった。
最初にまず、美貌で目に付いたんだ。
あ、かわいい子がいる! って。タカラヅカっぽくない美貌。テレビタレントみたいな笑顔。
ぜんぜん知らない子だから、出番を楽しみに待った。歌バウに出るってことは歌ウマよね、こんなにかわいくて歌ウマなんて素晴らしいわ。
そして、歌を聴いて、ズコー!っとなる(笑)。
あ、なんか昨今めずらしい、歌残念さんだ……。
って、すごいよね。
歌えない子が歌で場面もらってる、のが、最近はめずらしいのよ?
どーしちゃったの、タカラヅカ!
以前は音痴しか歌わせてもらえなかったのに、今は逆なのよ? 歌劇団みたい! 嘘みたい!
とまあ、なつかしい気持ちになりました。
ので、とても印象に残った。結愛かれんちゃん。
とりあえずめっちゃかわいい。
ということで、月歌バウで強く印象に残ったのは。
あちくん。暁くん。結愛かれんちゃん。
というのも、月組さん、みんなうまかったんだわ。
みんなうまい、平均値が高い。……そのせいかもあまり記憶に残らない。
花組はカレーくんが、もともとの資質の上に、喉潰しててえーらいこっちゃ、だったし。
雪組はスター不足、なのに別格歌ウマ揃い、というわけでもなく。
星組はスターはちょい足りないけど職人ががっつり。
宙組は全体レベル高し、+スターもいるよ!
月組は、平均値高め安定、ただし職人もスターも控えめで、同じトーンで終始した、印象。
前に書いたと思うけど、暁くんをMCメンバーに入れるため、彼より上の「スター」も「職人」も出演させられず、下級生ばかり投入するはめになったせいだろうな。
下級生は達者な子たちだけど、まだ個性が乗る前だから、うまくてもそれ以上の感想や興味につながらない。
月組はほんと、暁くんを育てるためにいろんなことをナチュラルに犠牲にしていくなあ、と思う。容赦ないわ。
まあ、雪組の半端なひとりっ子政策もどうかと思うし、なにがいいのか、答えは出ない。
まあ、そんなわけで個々の出演者への印象が薄い。
麗泉里ちゃんがうまくてかわいかった。
最下の男の子4人、空城、天紫、彩音、礼華がかわいくて、足りないところを抱えつつも初々しくて、これからが楽しみだー。
風間くん、歌ウマなのか! ハンサムなのに歌もうまいとか。期待。
春海くん、『ダンディズム!』よかった、キャラも歌も好き。うって変わった『夢の浮橋』もいい。いろんなことが出来る人だな。
さくらちゃん、別格だなー。うまさとか、存在感とか。
はーちゃんはふつうにうまい。安定。安心。
ただ、なんつーんだ、規定値を超える跳ね上がり方はしないんだなあ、と。きれいにきちっとまとめてくれるから、いいんだけど。
ちょっとさみしいかな。
周旺くんを見ながら、花の峰果くん、星の遥斗くんを思い出した。
そして、みんなうまいけど印象薄いなあ、と思っていたところに、暁くんが登場するわけだ。
トップスターばりの演出をされる、1幕トリ。
曲は「奇跡~大きな愛のように~」。
これがもう。
素晴らしかった。
暁くんには驚かされる。
期待値が低いというか、最初に彼を認識したのが「今の素人、ナニ?!」って二度見するところからだったからねー。
ヘタ、という刷り込みがあるから、スタート地点がめっちゃひくいから、というのはあると思う。
にしても、た。見るたびに成長していて驚く。
今回も、期待してなかった。
彼をMCメンバーに入れて、1幕トリにする、それだけのために水面下で調整が行われたんだろうと思うと萎えるし、「あー、はいはい、トップ確定の人は違いますね、絶対失敗しないようにお膳立てしてもらえるんですよね」的なひがみ根性で、うがった見方をしてしまう。
それでも、だ。
ほんとに、いいんだもん、まいるわ。
劇団の依怙贔屓ゆえにふつうの何倍もの経験を積んでいるんだから、これくらい出来て当たり前。
かもしれないけど、ほんとに、出来てるんだもん。
1幕のトリ。
彼の絶唱で緞帳が下りる、という、トップスターですら経験出来るかどうかわからないような、特別な演出。
その役割を、彼はちゃんとこなしていた。
歌うまいし、空間埋めてるし。
ふわー、抜擢は伊達じゃないなー。
いやあ、スターはこうでないとね!
気持ちよく拍手したよー! やんややんや。
スターという人生を歩めと、入団時から決められた若者の刻む一歩。
脇で終わることが決められた人とどれほど重みがチガウのか、知りようもないことだけど。
一観客としては、彼の「すでに決められた道」がドラマチックかつハッピーなモノであればいいと思う。
わくわくしたいんだもの。
「月歌バウどうだった?」と聞かれ、最初に「あちくんが面白かった」と答える。「ありちゃんは?」と聞かれれば「良かったよー!」と答える。
そして、「全体としては、どうだったの?」と聞かれれば。
「ふたりを除いて、みんなうまかったよ!」と答える。
そのふたり、つーのは。
ひとりは先述の通り、あちくん。
歌ウマじゃないのにトップバッター任されて、歌う代わりに踊りまくった愉快なにーちゃん。
もうひとり、あからさまにヘタっつーか、素人混ざってますがいいんですか、とびびったのが、結愛かれんちゃん。
つか、名前読めねえ……。「結愛」で「ゆい」と読むのか。
彼女の場合、ギャップがすごかった。
最初にまず、美貌で目に付いたんだ。
あ、かわいい子がいる! って。タカラヅカっぽくない美貌。テレビタレントみたいな笑顔。
ぜんぜん知らない子だから、出番を楽しみに待った。歌バウに出るってことは歌ウマよね、こんなにかわいくて歌ウマなんて素晴らしいわ。
そして、歌を聴いて、ズコー!っとなる(笑)。
あ、なんか昨今めずらしい、歌残念さんだ……。
って、すごいよね。
歌えない子が歌で場面もらってる、のが、最近はめずらしいのよ?
どーしちゃったの、タカラヅカ!
以前は音痴しか歌わせてもらえなかったのに、今は逆なのよ? 歌劇団みたい! 嘘みたい!
とまあ、なつかしい気持ちになりました。
ので、とても印象に残った。結愛かれんちゃん。
とりあえずめっちゃかわいい。
ということで、月歌バウで強く印象に残ったのは。
あちくん。暁くん。結愛かれんちゃん。