英雄たち。@アーサー王伝説
2016年10月31日 タカラヅカ 月DC『アーサー王伝説』についてあれこれ。
予備知識ナシでライトヲタとして観劇するわたしは、大抵出演者を理解してません。
主演とヒロイン以外誰がでているのか、そもそも知らないことが多いし、観る前は知っていても、見はじめるとそんなの忘れていることが多い。残念なおつむの人ですから。
だもんで、あーさが出ていることを、忘れていた。
あーさが出ていることは知ってましたよ、ポスター出てるんだから。95期ファンの友人がやたらこだわってあーさあーさ言ってたし。
わかってたのに、実際見ているときは忘れてた。
だって、ぜんぜん出てこないんだもん。
いること忘れてた……。
でもんで、突然出てきたときは、笑った。
ぶはっ、て感じに、笑えた。
あまりの、美形ぶりに。
笑うとこじゃない。
笑うとこじゃないよ。
でも、緊張が過ぎるとおかしくなるというか、自律神経誤作動してしまうというか。
わたし微妙な位置の通路際だったんだけど、ここって客席登場した人が必ず立ち止まる場所で、いろんな人がわたしの真横で立ち止まって、その都度ひええってなってたんだけど。
油断ぶっこいてるとこに、突然あーさが立っていて。
坐ったまま、下から見上げて。
ぽかーん……。
美しすぎるだろうっ!! ありえないだろ。ずるいわあんなん。
あーさが美しすぎてそれだけで頭ぱーーん、笑えるわ(だって美しすぎる!)不条理な怒りが込み上げるわ(だって美しすぎる!)、もうわけわからん!!
すげー破壊力だわ……ぜえぜえ。
ちゃぴとあーさの並びがもー、夢のように美しくて。
勘弁してくれ……殺す気か……。
モーガン@みやるりはちょっと苦手だった。
というか、わたしこれ、2番手さんに求めてない……。
みやるりイロモノばっかでつらい。
モーガンはやり甲斐のあるいい役だと思うけど、でもって先にきゃーきゃー書いたあとでなんだけど、ランスロットをみやるりで見たかったなー。あーさ云々ではなく、正統派二枚目のみやるりが見たいのよ。
かといって、モーガンは娘役では無理だし、専科さんがこんな大きな役で出演するのもチガウ気がするし……海外ミュージカルは難しい。
メリアグランス@まゆぽん、かっこよかった!!
闇堕ちしてからのビジュアル、存在感に震撼した。
まゆぽんがこんな大きな役でいいの?!ってびびったけど、出番自体はあんましなかったね(笑)。出オチっぽい?
なんにせよときめいたわー。
悪役って華や押し出しがないと出来ないもの。まゆぼんがどんどん進化していってる!
最後に、たまきちの話を。
……ということで、気づく。
ああそうだわたし、コレ言ってない、たまきち、トップスターお披露目おめでとう。
東京でとっくにお披露目初日を迎えていて、大阪はふたつめの箱、しかもわたしは初日に観たわけでもナイ……から、「プレお披露目公演なんだ」って意識が抜けていた。
加えていうなら、「若いトップスターの産声」みたいなものが、舞台から感じられなかったことも、ある思う。
伝説の王を演じるたまきちは、堂々たる美丈夫ぶりで、初々しさやキラキラしさはないけれど、こうどっしりと地に脚を着けた剛健な感じが「いかにも王」という様子で、違和感がなかった。
作品の微妙さをぶっ飛ばす力技は得ていないようだけど、ドラマシティという劇場を満たすのに遜色ない真ん中ぶりだった。
ほんとのとこ、まだわたしはあまりぴんときていない。
まさおが卒業したんだなあ、ってことや、月組がたまきちの時代になっているのだということ。
嫌だと言っているわけでも、認めないと言っているわけでもなくて、ただ、実感がわかない。
月組はイレギュラー過ぎて、トップさんの横にいる2番手さん、を何年も何作も眺めて来て「次はこの人」と刷り込まれることがなかった。
それゆえの実感のなさだ。
『アーサー王伝説』は手放しで喜べる作品ではないけれど、それでも、若き王の物語は今のたまきちと新生月組に合っている。
客席から、たまきちトップおめでとう、観に行くからね! と拍手することのできるエンタメ作品。
予備知識ナシでライトヲタとして観劇するわたしは、大抵出演者を理解してません。
主演とヒロイン以外誰がでているのか、そもそも知らないことが多いし、観る前は知っていても、見はじめるとそんなの忘れていることが多い。残念なおつむの人ですから。
だもんで、あーさが出ていることを、忘れていた。
あーさが出ていることは知ってましたよ、ポスター出てるんだから。95期ファンの友人がやたらこだわってあーさあーさ言ってたし。
わかってたのに、実際見ているときは忘れてた。
だって、ぜんぜん出てこないんだもん。
いること忘れてた……。
でもんで、突然出てきたときは、笑った。
ぶはっ、て感じに、笑えた。
あまりの、美形ぶりに。
笑うとこじゃない。
笑うとこじゃないよ。
でも、緊張が過ぎるとおかしくなるというか、自律神経誤作動してしまうというか。
わたし微妙な位置の通路際だったんだけど、ここって客席登場した人が必ず立ち止まる場所で、いろんな人がわたしの真横で立ち止まって、その都度ひええってなってたんだけど。
油断ぶっこいてるとこに、突然あーさが立っていて。
坐ったまま、下から見上げて。
ぽかーん……。
美しすぎるだろうっ!! ありえないだろ。ずるいわあんなん。
あーさが美しすぎてそれだけで頭ぱーーん、笑えるわ(だって美しすぎる!)不条理な怒りが込み上げるわ(だって美しすぎる!)、もうわけわからん!!
すげー破壊力だわ……ぜえぜえ。
ちゃぴとあーさの並びがもー、夢のように美しくて。
勘弁してくれ……殺す気か……。
モーガン@みやるりはちょっと苦手だった。
というか、わたしこれ、2番手さんに求めてない……。
みやるりイロモノばっかでつらい。
モーガンはやり甲斐のあるいい役だと思うけど、でもって先にきゃーきゃー書いたあとでなんだけど、ランスロットをみやるりで見たかったなー。あーさ云々ではなく、正統派二枚目のみやるりが見たいのよ。
かといって、モーガンは娘役では無理だし、専科さんがこんな大きな役で出演するのもチガウ気がするし……海外ミュージカルは難しい。
メリアグランス@まゆぽん、かっこよかった!!
闇堕ちしてからのビジュアル、存在感に震撼した。
まゆぽんがこんな大きな役でいいの?!ってびびったけど、出番自体はあんましなかったね(笑)。出オチっぽい?
なんにせよときめいたわー。
悪役って華や押し出しがないと出来ないもの。まゆぼんがどんどん進化していってる!
最後に、たまきちの話を。
……ということで、気づく。
ああそうだわたし、コレ言ってない、たまきち、トップスターお披露目おめでとう。
東京でとっくにお披露目初日を迎えていて、大阪はふたつめの箱、しかもわたしは初日に観たわけでもナイ……から、「プレお披露目公演なんだ」って意識が抜けていた。
加えていうなら、「若いトップスターの産声」みたいなものが、舞台から感じられなかったことも、ある思う。
伝説の王を演じるたまきちは、堂々たる美丈夫ぶりで、初々しさやキラキラしさはないけれど、こうどっしりと地に脚を着けた剛健な感じが「いかにも王」という様子で、違和感がなかった。
作品の微妙さをぶっ飛ばす力技は得ていないようだけど、ドラマシティという劇場を満たすのに遜色ない真ん中ぶりだった。
ほんとのとこ、まだわたしはあまりぴんときていない。
まさおが卒業したんだなあ、ってことや、月組がたまきちの時代になっているのだということ。
嫌だと言っているわけでも、認めないと言っているわけでもなくて、ただ、実感がわかない。
月組はイレギュラー過ぎて、トップさんの横にいる2番手さん、を何年も何作も眺めて来て「次はこの人」と刷り込まれることがなかった。
それゆえの実感のなさだ。
『アーサー王伝説』は手放しで喜べる作品ではないけれど、それでも、若き王の物語は今のたまきちと新生月組に合っている。
客席から、たまきちトップおめでとう、観に行くからね! と拍手することのできるエンタメ作品。