役割固定のヒロインと、発光するヒーローと。@新人公演『星逢一夜』
2015年9月18日 タカラヅカ 東宝新人公演『星逢一夜』観劇。
ムラで観たときは、ヒロイン泉@みちるちゃんと晴興@かなとくんの芝居の色が違うとは、特に感じなかった。
それよりかなとくんの喉の残念さが先に来ていたというか、みちるちゃんの芝居が本役のみゆちゃんそっくりだとか、それくらいしか思うところがなかった。
外見的に、大きなかなとくんの腕の中に、みちるちゃんがすっぽりはまっている感じとかに「きゃ~~♪」だったりして、それ以上は考えてなかった。
それが東宝では、「あれ? チガウ?」と思った。
主人公晴興と、ヒロイン泉。ふたりでひとつであるべきカップルの、色が違う。
互いのパーツがぴったり重なり合い、「運命のふたり」に見えない。
もともと合わない、別の世界の人間に見えた。ふたりが別れるのは仕方のないことだと思えた。
みちるちゃんの泉の繊細さは、かなとくんよりも、本役のちぎくん晴興と合うだろうなと思った。
……というか、そもそもみちるちゃんの泉は、本役みゆちゃんにそっくりなんだ。
本役まんまの役割を持った泉なんだから、そりゃ本役の晴興にぴったり合うわ。
かなとくんは、ちぎくんとは違った晴興だったんだな。それはもう、持って生まれたものの違いかもしんないけれど。
それでそのまま泉と晴興で恋愛したら、本公演通りにはならなかった、と。
うーん、どうせなら泉もみちるちゃんオリジナルで見てみたかったなあ。
これだけ大きな役を演じてなお、みちるちゃん自身がわたしにはよくわからなかった。うまい子なんだな、ということ以外。
ムラではたしか、源太@ひとこくんもまた、本役まんまだったよなあ。
が、東宝ではまったく別人になっていた。
本役だいもん源太でも、ムラ初日の源太でもなく。
発光する、ヒーロー源太。
一揆場面で村人たちに檄を飛ばす源太が、ぴかーー!と輝いていて。
目を疑った。
え、なにこのヒーロー。
ムラ初日の源太もたしかに頼り甲斐あるリーダーだったけど、みんなの大好きな源太だったけど、こんな輝き方はしてなかったよ?
これ完璧に、主役オーラ……。
ひとこ、すげえええ。
源太が、ヒーローだーー!
源太の輝きが強い分、晴興の影が深くなる。
正しいのは源太、間違っているのが晴興。ヒーローは源太、悪者が晴興。なのに正しい源太が悪の晴興に殺されちゃって可哀想……!
晴興の報われなさ倍増!!
源太攻の晴興受。源太正義ゆえの鬼畜、晴興自虐被虐泥沼GOGO!
……そんな素敵関係が脳裏にまたたきました(笑)。
ひとこ氏の白い光は容赦なくていいですな。彼自身の屈折も、白い光が影を消してしまい、自覚できなくしてしまうのですよ。
れいこひとこの色の違いは、実においしいコントラストです。
発光するひとこ、闇濃いれいこ。
れいひとで、『血と砂』切望。
できればダブルキャストで。前半日程と後半日程で、ガルラード兄弟入れて替えてください、両方観たいです。でもフィナーレは学年順固定で。れいこちゃん受確定で(笑)。や、男ふたりのダンスで、何故か上級生が受だったので、そこは入れ替えなしで、全日程れいこ受でお願いします。
あ、グァルディオラ刑事は朝風先輩でお願いします。他は無理です、絶対朝風先輩でっ!!(笑)
と、妄想配役に発展するくらい、ひとこ源太が素敵でした。
主役3人の絡み方が本公演とも、そしてムラ新公とも違っていて、とても楽しい新公でした。
ムラで観たときは、ヒロイン泉@みちるちゃんと晴興@かなとくんの芝居の色が違うとは、特に感じなかった。
それよりかなとくんの喉の残念さが先に来ていたというか、みちるちゃんの芝居が本役のみゆちゃんそっくりだとか、それくらいしか思うところがなかった。
外見的に、大きなかなとくんの腕の中に、みちるちゃんがすっぽりはまっている感じとかに「きゃ~~♪」だったりして、それ以上は考えてなかった。
それが東宝では、「あれ? チガウ?」と思った。
主人公晴興と、ヒロイン泉。ふたりでひとつであるべきカップルの、色が違う。
互いのパーツがぴったり重なり合い、「運命のふたり」に見えない。
もともと合わない、別の世界の人間に見えた。ふたりが別れるのは仕方のないことだと思えた。
みちるちゃんの泉の繊細さは、かなとくんよりも、本役のちぎくん晴興と合うだろうなと思った。
……というか、そもそもみちるちゃんの泉は、本役みゆちゃんにそっくりなんだ。
本役まんまの役割を持った泉なんだから、そりゃ本役の晴興にぴったり合うわ。
かなとくんは、ちぎくんとは違った晴興だったんだな。それはもう、持って生まれたものの違いかもしんないけれど。
それでそのまま泉と晴興で恋愛したら、本公演通りにはならなかった、と。
うーん、どうせなら泉もみちるちゃんオリジナルで見てみたかったなあ。
これだけ大きな役を演じてなお、みちるちゃん自身がわたしにはよくわからなかった。うまい子なんだな、ということ以外。
ムラではたしか、源太@ひとこくんもまた、本役まんまだったよなあ。
が、東宝ではまったく別人になっていた。
本役だいもん源太でも、ムラ初日の源太でもなく。
発光する、ヒーロー源太。
一揆場面で村人たちに檄を飛ばす源太が、ぴかーー!と輝いていて。
目を疑った。
え、なにこのヒーロー。
ムラ初日の源太もたしかに頼り甲斐あるリーダーだったけど、みんなの大好きな源太だったけど、こんな輝き方はしてなかったよ?
これ完璧に、主役オーラ……。
ひとこ、すげえええ。
源太が、ヒーローだーー!
源太の輝きが強い分、晴興の影が深くなる。
正しいのは源太、間違っているのが晴興。ヒーローは源太、悪者が晴興。なのに正しい源太が悪の晴興に殺されちゃって可哀想……!
晴興の報われなさ倍増!!
源太攻の晴興受。源太正義ゆえの鬼畜、晴興自虐被虐泥沼GOGO!
……そんな素敵関係が脳裏にまたたきました(笑)。
ひとこ氏の白い光は容赦なくていいですな。彼自身の屈折も、白い光が影を消してしまい、自覚できなくしてしまうのですよ。
れいこひとこの色の違いは、実においしいコントラストです。
発光するひとこ、闇濃いれいこ。
れいひとで、『血と砂』切望。
できればダブルキャストで。前半日程と後半日程で、ガルラード兄弟入れて替えてください、両方観たいです。でもフィナーレは学年順固定で。れいこちゃん受確定で(笑)。や、男ふたりのダンスで、何故か上級生が受だったので、そこは入れ替えなしで、全日程れいこ受でお願いします。
あ、グァルディオラ刑事は朝風先輩でお願いします。他は無理です、絶対朝風先輩でっ!!(笑)
と、妄想配役に発展するくらい、ひとこ源太が素敵でした。
主役3人の絡み方が本公演とも、そしてムラ新公とも違っていて、とても楽しい新公でした。