さて、月組『舞音-MANON-』『GOLDEN JAZZ』が今年のヅカ納め・観劇納めかなー、とか言ってましたが、結局『タカラヅカスペシャル2015-New Century,Next Dream-』に行ってきました。
 いつもは初日初回に行くのだけど、チケットが取れなかったので、ゆるく2日目の昼公演。どこでもいいや、取れた回、取れた席で観る~~。

 1回しか観られなかったので、記憶あやふや。
 わたし、ストーリーあるものは記憶のとっかかりになるけど、そうでない歌い継ぎ歌謡ショーとかおぼえるの苦手なのよ~~。

 てことで、ざっくりメモ程度の感想。順番もばらばら、記憶にあるまま手元メモに残っているまま。

・だいもん出番少ない。

 去年の『タカスペ』を基準とすると、出番少ないっす。
 てゆーか去年は明らかにおかしかったよね……。まぁくんとふたりでがんがん出てた……何番手なのかもわかんないよーな立場だったのにね……。
 ベニー休演で役割が増えてたんだろうなあ。

 理由はわかる、これがふつー、去年がおかしい。
 わかっていても、物足りない。
 だいもんもっと歌って~~。

・いちご白書の三日月藩……いちご白書て!!

 えーと、現代でも通じるんですか、「いちご白書」って。
 わたしは知識として知ってるけど映画は見たことナイし、「『いちご白書』をもう一度」も歌の意味がわからなくて(まず「いちご白書」がなんなのか知らないと、意味不明)、大人になってからよーやく理解した……くらい、遠い世界の話なんですが。歌えますけど(笑)。
 あ、わたしが無知なだけ? 中高生でもふつーに知ってる?

 わけわかんなかった、雪組パロ!(笑)
 わかんないけど、おかしかった!

 とりあえずわたしは、『星逢一夜』の晴興と源太の決闘シーンを全力でパロってくれたことに、腹筋がよじれました……。
 倒れた学生カポネ@だいもんに天野晴男警部@ちぎくんがハリセン投げて、だいもんがそれを拾って、ネクタイ巻き付けて腕に固定して……っていう、『星逢一夜』のドシリアス場面……それを、それを、ハリセンで……!!

 あの、刀を投げる晴興さんと、刀を腕に固定する源太、大好きだったのよ……あそこをギャグにするなんて……しかも、だいもんがもうすっげー熱量でドシリアスに演じてて……。
 どうしよう。いつか映像でもなんでも、『星逢一夜』のあの場面を見るときに、『タカスペ』思い出して爆笑してしまうかもしれない……。

 ちぎくんは全力でお笑いやって愉快な人だし、だいもんはくそ真面目にお笑いやっててそれがおかしいし。
 はー、愛しい。

 ところでれいこちゃん、目立たなすぎだ。
 モブになるとほんとにモブになる癖をなんとかしようよ……(笑)。


・デブに向かってデブって言った!!

 終演後、友人たちが「あれはナイよねー」「言っちゃいけないよねー」と話していた。
 月組パロディコーナー。
 まさおさんが、暁くんを「デブ」呼ばわりしたことについて、友人たちみんな震撼したらしい。
 いくらまさおが傍若無人キャラだからって、ありゃないだろう、と。
 わたしも、聞いた瞬間は客席で凍り付いた口だ。
 でも、舞台の上ではあまりにもあたりまえに「暁くん=デブ」で話が進んでいて……おかしい、いくらなんでもおかしいわ、タカラヅカでこんなことをするはずがない、と考え……思い至った。
 『A-EN』パロだ!!
 暁くんの役は「デブ」で「痩せなくてはならない」というキャラクタだった。『A-EN』のパロで、暁くんはデブ呼ばわりされてるんだ!
 てことで、わたしは終演後に「あれはナイよねー」と話す友人たちに、自説を披露した。
 ちなみに、『A-EN』の暁くんバージョンを観た友人はひとりもいない。
「知らないよー、そんな設定。バウまで観てない者からすれば、言葉通りに受け取るよ。他の子に言うなら本気じゃないってわかるけど、ありちゃんに言うとシャレにならない」
 ……だよねえ。

 暁くんも世間一般ではきっとスタイルよしさんなんだと思うけど、なにしろフェアリー界に生きるタカラジェンヌという異次元生物の中では決して痩せているとは言いがたく、こんな風にスターだらけのなかにぽーんと放り込むと体型と輪郭の素人ぶりが目に付くもんでなあ。
 まだ若いから仕方ないし、わざわざ言わないけど、やっぱり太いよねえ……と思っているところに、無邪気に舞台上で「デブ」と言われると、えええ、ソレ本人に言っちゃうの?! と、見ているこっちが焦った、という。
 類は友を呼ぶので、これはわたしとその周辺限定のことかもしれんが。

 メモ書きなので唐突に続く。

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