初日との最大の変更点メモ。@るろうに剣心-明治剣客浪漫譚-
2016年2月8日 タカラヅカ 『るろうに剣心-明治剣客浪漫譚-』2回目に行ってきました。
いつもなら、雪組だけは初日の翌日、続けて観るんだけど。演者も客席も緊張ばりばりの初回と違い、その翌日は肩の力が抜けて舞台がぐんと良くなっている……変化していることが、多いから。続けて観るのは醍醐味。でもお金も時間もないから、そんなゼイタクをするのは贔屓組だけ。
と、決めているのに、今回はそれが出来なかった。
翌日は、花組『Ernest in Love』Bパターン初日だったんだもん。
梅田とムラは微妙に遠いのよねえ……。両方観ることはかなわず、それなら初日を取る。
んじゃ『るろ剣』の2回目はいつ行こう、さらに翌日? ……ちょお待て、『るろ剣』チケ難じゃん、日曜チケット取るの大変じゃん! 「初日の翌日を観る」という自分ルールのためになら、チケ難公演でもがんばって土曜日のチケット探すけど、それもない、いつでもいい、なら、チケット高い日に行くことないじゃん。
と、びんぼーゆえに早々に尻尾を巻き、幕が開いてから4日目の月曜日、今日になってようやく2回目です。
ちなみに、明日の火曜日は『Ernest in Love』Cパターンの初日なので、ますます今日『るろ剣』に行くしかない感じ(笑)。
……しかし我ながらひどいスケジュールだなー……5日間のうち4日観劇かー。
初日に引き続いて2階席。
2幕の剣心チームとお庭番衆たちのどたばた、観柳と斎藤の対決が銀橋~花道に変更されてた。
初日はほんと、音しか聞こえなくて……その音も、なにをやってるのかわかんないもので、2階席は騒然としてた。「なんだろう?」「なにが起こってるんだろう??」ってざわざわ。
ショーの客席降りなら、見えなくてもやっていることは想像がつくけど、芝居の客席降り……しかも、かなりの人数がなにかしらやっているとなると、置いてけぼりになった2階席はびびるよね。
わたしは基本いろんな席で複数回観るので、そのときなんも見えなくても「1階席の日に観ればいいや」と達観している。周りが腰を浮かして下を見ようとざわざわしている中、かえって背もたれに沈み込んで時間が経つのを待つ感じ。や、だって、そんなことしても見えないし、やることなくてヒマだし。
でも、1回しか観ない、それがたまたま2階席だった人にとっては、残念なことだろうなと思う。思わず腰を浮かせたり、前屈みになったり、隣と喋り出したりするのも、このときばかりは仕方ないと思う。
悪いの、演出だもん。
舞台だから、見えるモノと見えないモノがある。
このときの主人公の表情は上手席からしか見えない、代わりにヒロインの表情は下手席からしか見えない、てな風に。
懇切丁寧な映像作品じゃないんだから、いろんな角度からカメラが映してくれるわけじゃない。
だから、見えないモノがあるのは仕方ない、と割り切っている。
客席降りは、1階席でないと見えない。ナマ舞台だ、仕方ない。
と、思ってはいるけど、芝居の一場面を1階席でしか見えない場所でやるのは、ひでーなと思うよ。
どたばたしてるだけの、どーでもいい場面だったとしてもだ。
「どーでもいい」かどうか、2階席の人には判断さえ出来ないんだもの。
イケコみたいな超ベテランでも、そんな演出ミスを、今さらしちゃうんだねえ。
ミスだと認めたから、演出が変わって銀橋を使うようになったんでしょ?
2階席置いてけぼり演出も、前述の通りわたしはわりとどーでもよく受け取っている。世の中公平でないのがあたりまえ、2階に坐ってるのが自分の運命。気にしない。
あ、でもわたし、こういう場合の「つられ拍手」だけはしないことに決めている。
なんにも見えないのに、1階から拍手だけ起こることってあるでしょ? ショーの客席降りとか、たぶんスターさんがアドリブでなにかやったんだと思う。それに対して客席がウケている。
実際に目にして、ナニが起こったかわかって拍手している人はいいけれど、なんの見えてない、ナニが起こっているのかわからないのに、「劇場のどこかから拍手が聞こえる」「だから拍手しなきゃ」とは思わない。
見えないモノには、反応しようがない。
見えなくても、歌が終わったとか新たにはじまったとか、耳でわかることにはちゃんと拍手する。わたしにもナニが起こっているのかわかるから。
わかんないのに、「つられ拍手」は出来ないよ。
ナマ舞台だから、見えないモノがあることは当然だと思っている。見えないことは残念だとは思うけど、それに対して不満はない。そして、見えないモノに反応しないのも、当然だと思っている。
や、つられて拍手する人を悪いと言いたいわけじゃないのよ。見せてもらえてないのに、それでも空気を読んで拍手する人たちは善良ですわ。ただわたしが性格悪いのよ(笑)。
初日は、「1階席がなんか盛り上がって拍手してる」からって、2階席もなんとなく拍手してた。なんにも見えないのに。みんながするからする。首をかしげ、割り切れない顔をしながら、それでも楽しい雰囲気につられて。
まあそれはそれで、許容される範囲のことだったのかもしんないけどさ。あっという間のことだし。
でもともかく、演出が変更になったおかげで、2階席の人もちゃんと、自分の目で見て、自分でナニが起こっているのかを判断して、自分の意志で拍手することが出来るようになった。
まだ見えていない場所でなにかやってるらしい、ということもわかるんだけど、それでも、空っぽの舞台を見てぽかーんとしている、なんにもわかんないのに空気を読んでわからないまま拍手している、という悲しい事態だけは回避された。
2回観ても、駄作は駄作だなー。
それでも下級生までわんさか舞台に出てなんやかんや走り回っているから、そういう面では楽しい。
2回目の観劇は、点呼しているだけで終わった(笑)。
翼くんの出番チェックもしたわ!
いつもなら、雪組だけは初日の翌日、続けて観るんだけど。演者も客席も緊張ばりばりの初回と違い、その翌日は肩の力が抜けて舞台がぐんと良くなっている……変化していることが、多いから。続けて観るのは醍醐味。でもお金も時間もないから、そんなゼイタクをするのは贔屓組だけ。
と、決めているのに、今回はそれが出来なかった。
翌日は、花組『Ernest in Love』Bパターン初日だったんだもん。
梅田とムラは微妙に遠いのよねえ……。両方観ることはかなわず、それなら初日を取る。
んじゃ『るろ剣』の2回目はいつ行こう、さらに翌日? ……ちょお待て、『るろ剣』チケ難じゃん、日曜チケット取るの大変じゃん! 「初日の翌日を観る」という自分ルールのためになら、チケ難公演でもがんばって土曜日のチケット探すけど、それもない、いつでもいい、なら、チケット高い日に行くことないじゃん。
と、びんぼーゆえに早々に尻尾を巻き、幕が開いてから4日目の月曜日、今日になってようやく2回目です。
ちなみに、明日の火曜日は『Ernest in Love』Cパターンの初日なので、ますます今日『るろ剣』に行くしかない感じ(笑)。
……しかし我ながらひどいスケジュールだなー……5日間のうち4日観劇かー。
初日に引き続いて2階席。
2幕の剣心チームとお庭番衆たちのどたばた、観柳と斎藤の対決が銀橋~花道に変更されてた。
初日はほんと、音しか聞こえなくて……その音も、なにをやってるのかわかんないもので、2階席は騒然としてた。「なんだろう?」「なにが起こってるんだろう??」ってざわざわ。
ショーの客席降りなら、見えなくてもやっていることは想像がつくけど、芝居の客席降り……しかも、かなりの人数がなにかしらやっているとなると、置いてけぼりになった2階席はびびるよね。
わたしは基本いろんな席で複数回観るので、そのときなんも見えなくても「1階席の日に観ればいいや」と達観している。周りが腰を浮かして下を見ようとざわざわしている中、かえって背もたれに沈み込んで時間が経つのを待つ感じ。や、だって、そんなことしても見えないし、やることなくてヒマだし。
でも、1回しか観ない、それがたまたま2階席だった人にとっては、残念なことだろうなと思う。思わず腰を浮かせたり、前屈みになったり、隣と喋り出したりするのも、このときばかりは仕方ないと思う。
悪いの、演出だもん。
舞台だから、見えるモノと見えないモノがある。
このときの主人公の表情は上手席からしか見えない、代わりにヒロインの表情は下手席からしか見えない、てな風に。
懇切丁寧な映像作品じゃないんだから、いろんな角度からカメラが映してくれるわけじゃない。
だから、見えないモノがあるのは仕方ない、と割り切っている。
客席降りは、1階席でないと見えない。ナマ舞台だ、仕方ない。
と、思ってはいるけど、芝居の一場面を1階席でしか見えない場所でやるのは、ひでーなと思うよ。
どたばたしてるだけの、どーでもいい場面だったとしてもだ。
「どーでもいい」かどうか、2階席の人には判断さえ出来ないんだもの。
イケコみたいな超ベテランでも、そんな演出ミスを、今さらしちゃうんだねえ。
ミスだと認めたから、演出が変わって銀橋を使うようになったんでしょ?
2階席置いてけぼり演出も、前述の通りわたしはわりとどーでもよく受け取っている。世の中公平でないのがあたりまえ、2階に坐ってるのが自分の運命。気にしない。
あ、でもわたし、こういう場合の「つられ拍手」だけはしないことに決めている。
なんにも見えないのに、1階から拍手だけ起こることってあるでしょ? ショーの客席降りとか、たぶんスターさんがアドリブでなにかやったんだと思う。それに対して客席がウケている。
実際に目にして、ナニが起こったかわかって拍手している人はいいけれど、なんの見えてない、ナニが起こっているのかわからないのに、「劇場のどこかから拍手が聞こえる」「だから拍手しなきゃ」とは思わない。
見えないモノには、反応しようがない。
見えなくても、歌が終わったとか新たにはじまったとか、耳でわかることにはちゃんと拍手する。わたしにもナニが起こっているのかわかるから。
わかんないのに、「つられ拍手」は出来ないよ。
ナマ舞台だから、見えないモノがあることは当然だと思っている。見えないことは残念だとは思うけど、それに対して不満はない。そして、見えないモノに反応しないのも、当然だと思っている。
や、つられて拍手する人を悪いと言いたいわけじゃないのよ。見せてもらえてないのに、それでも空気を読んで拍手する人たちは善良ですわ。ただわたしが性格悪いのよ(笑)。
初日は、「1階席がなんか盛り上がって拍手してる」からって、2階席もなんとなく拍手してた。なんにも見えないのに。みんながするからする。首をかしげ、割り切れない顔をしながら、それでも楽しい雰囲気につられて。
まあそれはそれで、許容される範囲のことだったのかもしんないけどさ。あっという間のことだし。
でもともかく、演出が変更になったおかげで、2階席の人もちゃんと、自分の目で見て、自分でナニが起こっているのかを判断して、自分の意志で拍手することが出来るようになった。
まだ見えていない場所でなにかやってるらしい、ということもわかるんだけど、それでも、空っぽの舞台を見てぽかーんとしている、なんにもわかんないのに空気を読んでわからないまま拍手している、という悲しい事態だけは回避された。
2回観ても、駄作は駄作だなー。
それでも下級生までわんさか舞台に出てなんやかんや走り回っているから、そういう面では楽しい。
2回目の観劇は、点呼しているだけで終わった(笑)。
翼くんの出番チェックもしたわ!